Valheim Plusは、スタミナや重量、クラフト、建築など多数の要素を個別に調整できるMODです。この記事では、元のValheimPlusから派生したGrantapher版を対象にします。
2026年10月1日時点で、作者の互換表の最上段に掲載されている組み合わせはValheim 1.0.15(n-40)・BepInExPack 5.4.2350・ValheimPlus 0.10.2.0です。現在のValheim 1.0.16は互換表に掲載されておらず、動作確認済みとは扱えません。作者も、互換表にない組み合わせを動作する前提にしないよう求めています。
Valheim Plusは生活改善・建築・数値調整をまとめて変更できる
Valheim Plusは、1つの機能を追加するだけのMODではありません。プレイヤー性能、アイテム、クラフト、建築など幅広い項目を設定でき、必要な機能だけを個別に有効化して使います。
導入直後からすべての変更が適用されるわけではなく、Grantapher版では初期状態の設定はオフです。
スタミナ・食事・重量などを調整できる
代表的な設定には、次のようなものがあります。
- スタミナ関連
- 食事効果の持続時間
- プレイヤーの持ち運び重量
- アイテム重量
- アイテムの最大スタック数
- インベントリの行数
- 建築精度や構造強度
ゲームバランスに大きく影響する項目も含まれるため、最初から多数の設定を変更するより、必要な機能だけ有効化したほうが不具合の原因を追いやすくなります。
0.10.0.0以降のplayerInventoryRowsは、ゲーム側で得た行数を縮める固定値ではなく、最低値として扱われます。古いV+向けの説明をそのまま現行版へ当てはめないよう注意してください。
近くのチェストを使ったクラフトや建築に対応する
Valheim Plusには、近くのチェスト内にある素材をクラフトや建築へ利用する設定があります。
拠点で素材を手持ちへ移す回数を減らせるため、大量のクラフトや建築を行う場合に便利です。ただし、バニラの素材管理を変更する機能なので、マルチではサーバー側の設定との整合も確認する必要があります。
建築物の回転や配置も細かく調整できる
建築関連では、通常より細かな回転や配置調整、建築物の編集などを利用できます。
構造強度などゲームルールに関わる設定もあるため、単なる見た目変更だけではありません。建築機能だけが目的なら、PerfectPlacementのように類似機能を個別提供する別MODもあります。
必要な機能だけを追加したい場合は、建築補助など目的別のMOD候補も比較できます。
0.10.2.0では極北関連の設定も追加された
ValheimPlus 0.10.2.0では、Frigid KilnやFrost Foundryに関する設定が追加されています。
また、大雪や溶岩による建築物へのダメージを止める個別設定もあります。古いnoWeatherDamageの説明から、すべての天候・環境ダメージを一括で防げると判断しないでください。
Valheim Plusは作者の互換表にある組み合わせを確認して使う
この記事で扱うのはGrantapher版ValheimPlusです。同じ「Valheim Plus」という名前でも、元プロジェクトや古い解説、別のforkが検索結果に混在することがあります。
導入時はMOD名だけでなく、配布者、ValheimPlusの版、Valheim本体、BepInExPackの組み合わせまで確認してください。
作者表の最上段は1.0.15・Pack 5.4.2350・V+ 0.10.2.0
2026年10月1日時点で作者の互換表の最上段にある組み合わせは、次の通りです。
| 項目 | 作者表の組み合わせ |
|---|---|
| Valheim | 1.0.15(n-40) |
| BepInExPack | 5.4.2350 |
| ValheimPlus | 0.10.2.0 |
これは「1.0.15以下なら何でも互換性がある」という意味ではなく、この3つを組み合わせた行が作者表に掲載されているという意味です。
Valheim 1.0.16はこの表にありません。未掲載だから必ず起動しないとも断定できませんが、動作確認済みとして扱うこともできません。作者は互換表にない組み合わせを動作する前提にしないよう求めているため、導入直前に最新版の互換表を確認してください。
Valheim Plusは初回起動後に現在の設定ファイルを編集する
Valheim Plusを使うにはBepInEx環境を用意し、先に作者の対応表でValheim本体・BepInExPack・V+の組み合わせを確認します。管理ツールを使う場合はValheim用プロファイルでGrantapherのValheimPlus_Grantapher_Temporaryを選び、MOD有効状態で一度起動して終了すると設定ファイルが生成されます。生成後は必要な項目だけ有効化し、再起動して反映を確認します。
BepInEx環境の準備から確認したい場合は、BepInExとMODの導入手順を参照してください。
現在の設定先はorg.bepinex.plugins.valheim_plus.cfg
V+0.10系で編集する設定ファイルは、次のファイルです。
BepInEx/config/org.bepinex.plugins.valheim_plus.cfg
r2modmanなどの管理ツールを利用している場合は、ゲーム本体のフォルダーではなく、現在使用しているプロファイル内のBepInEx/configに設定ファイルがある場合があります。
「ゲームフォルダーのconfigを編集したのに反映されない」という場合は、実際に起動しているプロファイルを確認してください。
旧valheim_plus.cfgは移行後の編集先ではない
古いValheim Plusで使われていたvalheim_plus.cfgは、0.10系では現在の編集先ではありません。
旧設定は初回起動時に移行され、valheim_plus.cfg.migratedとして残ります。設定変更は、新たに生成されたorg.bepinex.plugins.valheim_plus.cfg側で行います。
基本的な流れは次の通りです。
- Valheim Plusを導入する
- MOD有効状態で一度起動する
- ゲームを終了する
- org.bepinex.plugins.valheim_plus.cfgを確認する
- 必要な機能だけ有効化する
- 再起動して反映を確認する
更新や大きな設定変更の前には、Valheimのセーブ、V+設定、使用中MODの一覧と版を別に保存しておくと復旧しやすくなります。
Configuration Managerならメインメニューから変更できる
対応するConfiguration Managerを追加すると、設定ファイルを直接開かず、メインメニューからValheim Plusの項目を変更できます。
ただしConfiguration ManagerはV+本体の標準設定画面ではなく、追加で利用するツールです。
作者説明では、ワールドを読み込んでいる間は設定が読み取り専用になります。変更する場合はメインメニューへ戻り、必要項目を調整してからワールドへ入り直してください。
マルチではServer節と参加者のV+環境をそろえる
Valheim Plusをマルチプレイで使う場合、作者はサーバーと全参加者へのV+導入を案内しています。MODの版だけでなく、サーバー側でどの設定を同期するかも確認が必要です。
特にServer節の有効化、enforceMod、serverSyncsConfigは役割が異なります。
Server節を有効にして同期機能を使う
サーバー側の同期機能を使うには、まずServer節を有効にします。
そのうえで、必要に応じてenforceModやserverSyncsConfigを設定します。Server節を無効にしたまま、これらの項目だけ変更しても意図した同期にはなりません。
enforceModは参加者のV+版をそろえるための設定
enforceModを有効にすると、同じValheim Plusバージョンを使う参加者に制限できます。
参加者ごとに異なるV+版を使っている状態を防ぎたい場合に使う設定です。ゲーム本体や他MODの互換性まで自動的に保証する機能ではありません。
serverSyncsConfigはサーバー設定を接続中に使わせる
serverSyncsConfigを有効にすると、接続している間はサーバー側のV+設定を利用します。サーバーから切断すると、プレイヤー自身の設定へ戻ります。
ただし、すべての設定が同期されるわけではありません。作者説明では、キーバインド、HUD、FOVなどはローカル設定のまま維持されます。
同じV+を導入しているのに挙動が違う場合は、版だけでなくServer節、enforceMod、serverSyncsConfigの状態も確認してください。
Valheim Plusは重複機能を持つMODとの競合に注意する
Valheim Plusは変更できる範囲が広いため、同じ部分を書き換える別MODと競合する可能性があります。BepInExで読み込まれたことだけを理由に、問題なく併用できるとは判断できません。
V+側だけでなく、組み合わせるMODの作者が公開している互換情報も確認してください。
Equipment and Quick Slots利用時はInventory節を確認する
Grantapher版の説明では、Valheim Plusのプレイヤーインベントリ行設定とEquipment and Quick Slotsが競合する可能性があります。
併用する場合は、V+のInventory節を無効化する方法が案内されています。同じ機能を複数MODへ担当させないようにすると、設定トラブルを減らしやすくなります。
DualWieldはGrantapher版V+との同一プロファイル併用不可とされている
DualWieldの作者配布ページでは、Grantapher版Valheim Plusと同じプロファイルで使用しないよう明記されています。
このように、V+側に記載がなくても相手側の作者が競合条件を示している場合があります。新しいMODを追加するときは、そのMOD側の互換情報も確認してください。
動かない場合は版・設定先・ログを順に確認する
Valheim Plusが読み込まれない、設定が反映されない、マルチへ参加できない場合は、設定値を何度も変える前に環境を切り分けます。
特にValheim 1.0.16は作者互換表に未掲載なので、問題が起きても直ちに設定ミスと判断しないでください。
確認する順番の例は次の通りです。
- Valheim本体のバージョン
- ValheimPlusのバージョン
- BepInExPackのバージョン
- 実際に起動したMODプロファイル
- 編集しているconfigの場所
- 競合するMODの有無
- BepInExのLogOutput.log
不具合が発生したセッションのLogOutput.logは、次回起動前にコピーしておくと確認しやすくなります。外部へ共有する場合は、ファイルパスにユーザー名などが含まれていないかも確認してください。
また、Valheim Plusを削除するだけで、変更したインベントリや建築状態などが必ず元通りになるとは限りません。更新・設定変更・アンインストールの前にはセーブと設定をバックアップし、使用している版の作者手順を確認してください。
まとめ:Valheim Plusは作者互換表と設定ファイルを確認して使う
Valheim Plusは、生活改善、建築、重量やスタミナなど多数の項目を個別に変更できるMODです。Grantapher版0.10系ではorg.bepinex.plugins.valheim_plus.cfgを使い、必要な項目だけ有効化して再起動します。
2026年10月1日時点で作者表の最上段はValheim 1.0.15(n-40)・BepInExPack 5.4.2350・ValheimPlus 0.10.2.0の組み合わせで、1.0.16は動作未確認です。マルチではServer節と同期設定、参加者のV+版をそろえ、変更前にはセーブと設定をバックアップしておきましょう。
ゲーム全体の特徴や遊び方は、Valheimの基本情報とゲーム全体像で確認できます。

コメント