Valheim MODの入れ方・導入方法|BepInEx・Nexus Mods・Vortexを解説

PC画面とフォルダーのイメージを組み合わせたValheim MOD導入ガイドのイラスト

ValheimでMODを使う場合は、PC版へ非公式の拡張環境を追加して遊ぶ形になります。Iron GateはMODを公式サポートしておらず、公式1.0 FAQでもSteam Workshopとコンソール向けMODサポートは提供していないと案内しています。ゲーム更新後も同じMOD構成が動くとは保証されません。

導入時は、ゲーム版・配布版・OS・MOD版・依存関係を確認し、セーブや設定を保全してから作業するのが基本です。Windows版Steamを基本例に、r2modman系、手動導入、Nexus Mods・Vortexの3通りを順番に説明します。

目次

ValheimにMODを入れる前に確認すること

MOD導入では、ファイルを入れる前の確認がトラブル防止につながります。特にValheim本体、BepInEx、MOD、依存MODは別々に更新されるため、「全部最新版にすれば動く」とは限りません。

更新や削除をするときも同様です。MOD固有のアイテムや建築物などを保存するタイプでは、MODを外しただけで完全に元へ戻るとは限らないため、変更前の状態を残しておきます。

ゲーム版・配布版・OS・MOD版を確認する

導入前に、最低限次の情報を確認します。

  • Valheim本体のバージョン
  • Steam版かMicrosoft Store版か
  • Windows、Linux、macOSのどれか
  • BepInExPackのバージョン
  • 導入したいMODのバージョン
  • 必要な依存MODとそのバージョン
  • マルチでクライアント・サーバーのどちらへ必要か

同じValheimでも、Steam版とMicrosoft Store版、WindowsとLinuxでは導入条件が同じとは限りません。

また、MOD配布ページに「1.0対応」と書かれていても、現在のゲーム版との組み合わせまで作者が確認しているとは限りません。対象ゲーム版や変更履歴、依存関係の記載を優先してください。

セーブ・設定・MOD構成を保全する

導入、更新、削除の前には、現在使っているセーブを別の安全な場所へコピーしておきます。

すでにMODを利用している場合は、次の情報も残しておくと復旧や切り分けがしやすくなります。

  • セーブデータ
  • 使用中のMOD一覧とバージョン
  • MOD固有のデータ
  • 設定ファイル
  • 管理ツールのプロファイル情報

r2modmanなどの管理ツールを使っている場合、設定やログは現在起動しているプロファイル側の保存場所を確認してください。別プロファイルや手動環境のBepInEx/configを見て、現在の設定だと思い込まないことが大切です。

プロファイルの共有やエクスポートも、Valheimのセーブ自体をバックアップしたことにはなりません。

BepInEx・Nexus Mods・管理ツールの役割を分ける

ValheimのMOD導入では、いくつかの名前が出てきますが、役割は異なります。

BepInExは起動時にプラグインを読み込み、設定やログ、依存関係を扱うための基盤です。Valheim向けBepInExPackは、そのBepInExをValheim向けにまとめた配布物です。

r2modmanやVortexはMODの導入や有効化、更新などを管理するツールです。Nexus ModsはMODの配布サイトで、Vortexとは別物です。

2026年10月1日UTC確認時点では、Valheim向けBepInExPackの配布番号は5.4.2351、含まれるBepInEx本体は5.4.23.5です。Packの配布番号とBepInEx本体番号は区別してください。

r2modman系でValheim MODを導入する方法

管理ツールを使う場合は、MOD構成をプロファイル単位で分けられるのが利点です。BepInExPack作者も自動導入の選択肢としてr2modmanなどを案内しています。

基本の流れは、プロファイル作成→BepInExとMOD導入→MOD有効状態で起動→設定とログ確認です。

1. Valheim用のプロファイルを作る

r2modmanでValheimを選び、MOD用のプロファイルを作成します。

既存の環境へいきなり大量のMODを追加するより、最初は少数のMODから試したほうが問題を切り分けやすくなります。マルチ用、建築MOD用など、用途ごとにプロファイルを分ける方法もあります。

まだ導入するものを決めていない場合は、目的別のMOD候補と選び方から必要な機能を絞ってください。

2. BepInExPackとMODを導入する

Valheim用BepInExPackを導入したうえで、使いたいMODを追加します。

MODが別のパッケージを依存関係として要求している場合は、それも導入します。管理ツールが依存MODを自動で追加できる場合でも、作者が指定する対応ゲーム版や必要バージョンは確認してください。

r2modman作者が正規の配布元として案内するのはThunderstore、作者GitHub、Flatpak向けebkr.devです。作者と無関係な第三者サイトから管理ツールを取得しないようにします。

3. 使用するプロファイルからMOD有効状態で起動する

MODを導入したら、そのMODを入れたプロファイルを選び、管理ツールからMOD有効状態でValheimを起動します。

Steamの通常起動や別プロファイルから起動すると、インストール済みでも目的のMOD構成が読み込まれない場合があります。

4. 使用中プロファイルの設定とログを確認する

初回起動後は、MODが実際に読み込まれたか確認します。

設定ファイルやログを見る場合は、現在使用中のr2modmanプロファイルに対応するBepInExフォルダーを確認してください。手動導入したゲームルート側のBepInEx/configやログが、管理ツールで起動した環境と同じとは限りません。

ゲームがタイトル画面まで開いたことだけでなく、ログ上で対象MOD名、バージョン、依存関係エラーの有無まで見ます。

BepInExPackを手動で導入する方法

管理ツールを使わない場合は、BepInExPackをValheimのゲームフォルダーへ手動配置します。ここではWindows版Steamを基本例にします。

重要なのは、Packフォルダーそのものを1階層深く入れるのではなく、BepInExPack_Valheimの中身をゲームルートへ配置することです。

1. 既存環境を確認してBepInExPackを別フォルダーへ解凍する

BepInExPack作者は、手動導入を未改変のゲーム環境から始めるよう案内しています。ただし、そのためにセーブや重要なファイルを確認せず削除する必要はありません。現在の環境をバックアップしてから、BepInExPackのアーカイブをゲーム外の別フォルダーへ解凍します。

2. BepInExPack_Valheimの中身をゲームルートへ置く

解凍したBepInExPack_Valheimを開き、その中にあるファイルとフォルダーをValheimのゲームルートへ配置します。

次のようにPack名のフォルダーを丸ごと追加してしまう形は避けます。

Valheim/BepInExPack_Valheim/BepInEx/…

BepInExPack作者が指定する構造になるよう、ゲーム実行ファイルがあるルート側へ中身を移してください。

3. 一度起動してBepInExの生成物を確認する

配置後にValheimを起動し、BepInExが読み込まれているか確認します。

通常の初回起動ではBepInEx/configやBepInEx/LogOutput.logなどが生成されます。手動環境では、このゲームルート側のBepInExフォルダーが確認対象です。

手動で個別MODを入れる方法

BepInExPackの導入後は、個別MODを作者の指示どおりに配置します。単純なMODではDLLをBepInEx/plugins配下へ置くことがありますが、これを全MOD共通のルールにはできません。

配布ZIPに独自フォルダーや付属データがある場合は、作者指定の階層を維持してください。

1. MOD作者の導入手順と依存関係を確認する

まず配布ページやREADMEで、必要なファイルと依存MODを確認します。

MODによってはBepInExだけでなくJotunnなどの追加依存を要求します。MOD本体だけが正しく置かれていても、必要な依存が不足していれば読み込めません。

2. DLLだけではなく付属ファイルも指定どおり配置する

単一DLLだけで動くプラグインもありますが、次のような付属データを必要とするMODもあります。

  • Bundles
  • JSONやマニフェスト
  • 設定ファイル
  • 画像
  • 独自フォルダー

たとえばMore World Locations AIOは、手動導入時にBundlesやマニフェストを含む所定の構造を要求します。

そのため、ZIPからDLLだけを抜き出してすべてplugins直下へ入れるのではなく、作者が指定したフォルダー名と階層を保ったまま配置するのが基本です。

3. 起動後に設定とログを確認する

導入後にValheimを起動し、対象MODが読み込まれているかBepInExログで確認します。

ゲームが起動できても、特定MODだけが依存不足やバージョン違いで読み込みを停止している場合があります。

Nexus Mods・VortexでValheim MODを導入する方法

Nexus ModsからMODを入れる場合は、Vortexを使って管理する方法があります。Nexus Modsは配布サイト、Vortexは管理ツールなので、BepInExが不要になるわけではありません。

Valheim用Vortex拡張には旧資料も残っているため、現在利用している拡張とアーカイブ済みの旧拡張を混同しないことも必要です。

1. VortexでValheimを管理対象にする

VortexでValheimを管理対象として認識させ、現在使われているValheim Support拡張の状態を確認します。

現行拡張はSteam版とMicrosoft Store版の検出を扱い、BepInExの準備やplugins、configへの配置を管理する設計です。

ゲームをうまく検出できない場合も、いきなり既存ファイルを削除せず、まず管理対象のゲームパスや拡張状態を確認します。

2. 現在のBepInEx環境を確認する

Vortex拡張側でBepInExを準備できる場合でも、そこで取得・同梱されるローダーが現在のValheimや使用予定MODに適合するとは自動的に保証されません。

特に1.0以前や更新途中の古い説明にあるBepInExを、そのまま1.0対応済みと判断しないでください。利用時点の拡張説明、BepInExPack、MOD作者の対応条件を照合します。

3. MODと依存関係をインストールして有効化する

Nexus Modsから目的のMODをVortexへインストールし、必要な依存関係も確認します。

インストール後は、対象MODが有効になっているかを確認してください。

4. Deployしてゲームへ反映する

Vortexでは、MODのインストールとDeployは別工程です。

Deployによって有効なMODのファイルがゲーム側へ反映されます。「ダウンロード済み」「Installed」と表示されているだけで導入完了とは判断せず、Deployまで行ったか確認します。

5. 起動後にログを確認する

Deploy後にValheimを起動し、BepInExログで対象MODが読み込まれているか確認します。

Vortexで管理している場合も、設定やログは実際にVortexが使っている環境側を確認してください。

旧Vortex拡張の情報を現在の手順へ流用しない

以前使われていたNexus-Modsのgame-valheimリポジトリは2026年5月20日にアーカイブされています。

現在のValheim Support拡張とは別なので、古いREADMEに書かれた「latest」や同梱ローダーを、現在のValheim 1.0系でも対応済みである根拠にはできません。Vortexを使う場合は、現在導入している拡張の説明を基準にしてください。

MODが読み込まれないときはログまで順番に確認する

MODが反映されない場合は、同じファイルを何度も上書きするより、ゲーム版、起動環境、依存関係、配置、ログの順に確認したほうが原因を絞り込みやすくなります。

特に管理ツール利用時は、別プロファイルや手動環境のログを見ていないかも確認してください。

1. バージョンと起動環境を確認する

まずValheim本体、BepInExPack、MOD、依存MODのバージョンを確認します。

r2modman系なら、目的のMODを入れたプロファイルからMOD有効状態で起動しているかも確認してください。

2. 依存関係とファイル階層を確認する

次に、必要な依存MODが不足していないか、無効化されていないかを見ます。

手動導入では、BepInExPackを1階層深く入れていないか、MOD付属ファイルを省いていないか、作者指定フォルダーを崩していないかも確認します。

VortexではDeploy済みかどうかも確認対象です。

3. BepInExのログを確認する

LogOutput.logでは、読み込まれたプラグインやエラーを確認できます。

対象MODの名前とバージョン、依存関係エラー、読み込み失敗が記録されていないか確認してください。管理ツールの場合は、現在使用中のプロファイルに対応するログを見ます。

問題が起きたログは次回起動で更新される前に別名で保存しておくと、不具合報告にも使いやすくなります。外部へ共有する場合は、パスに含まれるユーザー名など個人情報が残っていないか確認してください。

DisplayBepInExInfoがなくても失敗とは限らない

ValheimDisplayBepInExInfoは、BepInExのバージョンや読み込みプラグイン数をメニューへ表示する補助プラグインです。

以前のPackでは表示を見て導入確認する解説もありましたが、現在は独立配布されています。そのため、タイトル画面にBepInEx情報が出ていないことだけで、BepInEx自体が失敗しているとは判断できません。

最終的には実際のBepInExログを確認してください。

Windows Steam版以外は作者の現行手順を確認する

この記事の手動導入はWindows版Steamを基本例にしています。Linux、macOS、Microsoft Store版では起動方法や配置条件が異なる可能性があります。

Windowsのコピー手順だけをそのまま別OSへ流用せず、BepInExPackと各MOD作者が現在案内している対象環境を確認してください。

Linuxは専用の起動スクリプトを使う

Valheim向けBepInExPackでは、Linux向けに専用の起動スクリプトを使う手順が案内されています。

Windowsと同じようにファイルを置いて通常起動するだけとは限らないため、利用中のPackに記載されたLinux手順を優先します。

Apple Silicon MacはRosetta経由の条件がある

BepInExPackの説明では、Apple Silicon MacについてRosetta経由でValheimを起動する条件が案内されています。

ゲーム本体が起動できることと、BepInExやMODが読み込まれることは別なので、Macでは対象環境の作者手順を確認してください。

Microsoft Store版もMOD側の対応条件を確認する

VortexのValheim拡張はMicrosoft Store版の検出も扱いますが、各MOD作者がSteam版とMicrosoft Store版の双方を確認しているとは限りません。

ゲーム本体の版番号だけで判断せず、配布版について作者が条件を示している場合はその記載を優先します。

マルチプレイではMODを入れる範囲を個別に確認する

ValheimのMODは、すべてがクライアントだけで動くわけでも、すべてがサーバーと参加者全員に必要なわけでもありません。必要な導入範囲はMODごとに異なります。

マルチで使用する場合は、作者の説明にあるClient、Server、Both、全参加者必須、設定同期などの条件を確認してください。

サーバーと参加者の両方に必要なMODもある

たとえばEpicLootの作者は、専用サーバーと参加クライアントの双方へMODと依存MODを導入するよう案内しています。

このようなMODでは、参加者ごとに構成やバージョンが異なると正常に利用できない可能性があります。

一方、表示などクライアント側だけに作用するMODもあるため、「MODは全部サーバーにも必要」「全部参加者全員に必要」とは一般化できません。

Valheim Plusを導入する場合は、Valheim Plusの対応表とマルチ用設定で必要な環境を個別に確認してください。

まとめ:Valheim MODの入れ方は導入後のログ確認まで行う

ValheimのMOD導入は、バックアップ→ゲーム版・配布版・MOD版・依存関係の確認→BepInExとMODの導入→MOD有効状態で起動→設定とログ確認の順で進めるとトラブルを切り分けやすくなります。

r2modman系では使用中プロファイル、手動導入ではゲームルートのBepInEx、VortexではDeployと現在の拡張環境を確認してください。最新のBepInExを入れただけですべてのMODが動くわけではないため、作者が確認していない組み合わせは未確認として扱い、更新や削除の前にもセーブと設定を保全して利用します。

ゲーム全体の特徴や遊び方は、Valheimの基本情報とゲーム全体像で確認できます。

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