Modern UIは、Minecraft Java版の文字描画や画面効果、ツールチップなどを調整できるクライアント用MODです。対象版を導入してAction Centerを開き、フォント、文字の適用方法、背景効果を一つずつ確認すると、変更箇所を把握しやすくなります。
この記事ではMinecraft 1.21.1・NeoForge用3.13.0.1を対象に、導入、文字と表示の設定、競合や更新前の確認を説明します。2026年10月15日に正規配布情報と対象版に関する作者資料を確認しました。実機検証は行っていません。フォント、リソースパック、描画MOD、引き継いだ設定によって見え方は変わります。
Modern UIの対象版と導入条件を確認する
BloCamLimbのModern UI正規配布ページでは、文字の描画、フォントの切替、画面の背景効果などが紹介されています。対象はModern UI for Minecraftで、同名のリソースパックや非公式の派生版とは作者とプロジェクトを区別してください。
今回扱うのは1.21.1・NeoForge用3.13.0.1の配布ファイルです。対応欄には1.21と1.21.1が掲載されています。異なるゲーム版やFabric向けの機能・条件を、そのまま流用する手順にはしません。
| 確認項目 | この記事の対象 | 導入時の注意 |
|---|---|---|
| ゲーム・ローダー | Minecraft Java版1.21.1、対応するNeoForge | 選択ファイルの対応版を確認する |
| MOD本体 | Modern UI 3.13.0.1、release区分 | 作者と配布ファイルを照合する |
| Java | Minecraft 1.21.1を動かすJava 21環境 | 開発用コンパイラーの版と混同しない |
| 追加の必須MOD | 今回のNeoForge版では指定なし | 開発用ライブラリを別途集める必要はない |
| 導入側 | クライアント側 | 専用サーバーへの導入は不要 |
今回の配布には、Modern UIのコアや必要な描画・フォント用のライブラリをまとめる構成があります。通常利用のためにMavenの開発用JARを集めたり、ソースからビルドしたりする必要はありません。変更履歴に出てくる「ビルド用Java 25」も、Minecraft 1.21.1の利用者がJava 25へ変更すべきという意味ではありません。
文字描画やツールチップを変更するMODと併用する場合は、同じ役割を重ねていないかも確認します。導入前の構成と設定を保存しておきましょう。
NeoForgeへ導入してAction Centerを開く
NeoForge公式のクライアント導入案内を参照し、使用するゲーム版に合う環境を用意します。ゲームを終了し、ワールド・MOD・設定・キー設定と使用版をバックアップしてください。
実際に起動するプロファイルのゲームディレクトリを確認し、modsへ対象のNeoForge用通常JARを入れます。JARを展開したり、resourcepacksやdatapacksへ入れたりする導入ではありません。旧版の同一MODや別ローダー向けファイルの混在も確認します。
Windowsでは、初期設定のCtrl+KでAction Centerを開きます。ゲーム内のキー設定にあるModern UIの「Open Action Center」を確認できるので、開かない場合は現在の割り当てと競合を見てください。引き継いだ設定では初期キーから変わっている場合があります。
Action Centerを開いたらPreferencesへ進みます。対象版にはScreen、View、Font、Extension、Text (MC)というタブがあります。古い説明の「何ページ目」という位置だけに頼らず、設定したい機能のタブ名を見て操作すると探しやすくなります。
最初はコピーしたワールドやテスト用の構成で、画面を開く、閉じる、文字を読む操作を確認しましょう。クライアント側の表示設定なので、サーバー全体や他プレイヤーの表示まで同じように変える手順にはなりません。
Fontタブで使うフォントと代替フォントを選ぶ
PreferencesのFontタブでは、優先して使うフォントや、足りない文字を補うためのフォントを確認します。まず現在値を控え、既存のOSフォントや、利用条件を確認した手元のフォントファイルから選んでください。
| 項目 | 役割 | 設定時の確認 |
|---|---|---|
| Preferred Font Family | 優先して使う字体 | 正しいフォント名やファイルを選ぶ |
| Fallback Font Family List | 文字を補う代替フォントの一覧 | 日本語や必要な記号を含むか確認する |
| Default Font Behavior | Minecraft側の字体の扱い | Text (MC)のText Layoutで確認する |
対象のNeoForge版では、優先フォントの初期値はInter Frozen Mediumです。ただし、日本語や記号まで一つのフォントだけで必ず表示できるとは限りません。希望する字体を選んだ後は、英数字、ひらがな、漢字、記号など、普段使う文字を確認しましょう。
TrueType/OpenTypeのフォントを利用でき、登録済みのフォント名やファイルの場所を指定する仕組みがあります。TTC/OTCのように複数の字体を含むファイルは、登録したうえで使う字体を選ぶ点にも注意してください。
代替フォントは、優先フォントで不足する文字を補うために使います。日本語の一部が四角になる、記号だけ違う字体になる場合は、その文字が入ったフォントを代替の一覧へ含めているか確認します。フォント名だけを似た名前へ変えても、必要な文字が追加されるわけではありません。
追加フォントの登録は起動時に行う項目もあります。画面からの再読込や再起動が必要な場合は、その案内に従ってください。ゲームが使っているフォントファイルを実行中に移動・削除せず、追加したファイルの場所も控えておきます。
文字が変わらない場合はDefault Font Behaviorを見る
Preferred Font Familyを変えても、Minecraftのすべての文字が必ず同じ字体へ変わるとは限りません。Minecraft標準やリソースパックの文字の供給元を、どこまで残すかという設定も関わります。
PreferencesのText (MC)からText Layoutを開き、Default Font Behaviorを確認してください。対象版の設定定義では、初期値はOnly Excludeです。古い配布説明に出てくるKeep Allを、現在の初期値として扱わないようにします。
Only Excludeは、Default Font Rule Setに一致する既存の文字の供給元を除外する方式です。ルールに一致しないリソースパック独自の字体などは残るため、優先フォントを変えても、特定の部分だけ見た目が変わらない場合があります。
Keep Otherは標準のASCII・Unicode用の文字供給元を除き、ほかの供給元を残す選択です。Keep AllではUnicode用を除く既存の供給元を残します。どの文字を変えたいかに合わせ、現在のリソースパックと一緒に確認してください。
Only Include/Only Excludeで使うRule Setは、フォントの供給元を指定するためのルールです。ここへPreferred Font Familyの名前をそのまま入れる設定ではありません。基本のフォント選択を試す段階で、内容が分からないルールまでまとめて書き換える必要はありません。
Modern Text Engine自体が無効になっている場合も、Minecraft側の文字表示へ反映されません。この機能を切り替えたときには再起動が必要です。まず有効・無効の状態、フォントが読み込めているか、既存の文字供給元を残す設定を順に確認しましょう。
背景のぼかし・ツールチップ・音量の設定を確認する
Screenタブには、背景のぼかしやウィンドウが非アクティブになったときの動作などがあります。背景効果は一つずつ変え、元の値と比べると、見え方や重さの原因を把握しやすくなります。
Blur Effect、Additional Blur Effect、Override Vanilla Blur Effectは、適用する画面や役割が異なります。Modern UIの画面のぼかし、ほかの画面への追加、標準のぼかしの置き換えを同じスイッチだと考えないでください。対象版ではAdditional Blur Effectは標準で無効で、OptiFineの有無によって変わる初期値もあります。
画面を開くと重くなる場合は、まずModern UI側のぼかしを無効にして比較します。すべての描画MODやシェーダーで同じ負荷になると決めつけず、同じ場所・画面で設定を一つずつ確認してください。
ツールチップには角の丸み、背景や枠、タイトル表示などの項目があります。Legendary Tooltipsが検出された場合、対象版ではModern UI側の拡張ツールチップを初期状態で無効にする処理があります。表示が二重になる、形が期待と違う場合は、どちらの機能を使うかを確認しましょう。
また、ウィンドウを外したときには、フレームレートや音量を抑える設定があります。対象版の初期値では非アクティブ時のフレームレート制限は30、主音量の倍率は0.5、最小化時の音量倍率は0.25です。フォーカスを戻す前後で違いがある場合は、これらの項目も確認します。通常操作中のFPSを必ず増やす設定ではありません。
競合の確認と更新・削除前の準備
| 症状 | 確認する箇所 | 確認のポイント |
|---|---|---|
| Action Centerが開かない | キー割り当て・競合・起動ログ | Ctrl+Kから変更されていないか見る |
| 字体が変わらない | Font・文字エンジン・Default Font Behavior | 既存の字体を残す条件も確認する |
| 日本語の一部が欠ける | 優先・代替フォント | 必要な文字を含む字体が読み込めているか見る |
| 画面を開くと重い | 背景のぼかしと描画構成 | Modern UIの効果を一つずつ変更して比較する |
| ツールチップが重なる | 同じ役割の表示MOD | どちらの拡張機能を使うか決める |
| 別ウィンドウへ移ると音が小さい | 非アクティブ・最小化時の音量倍率 | フォーカスを戻した場合と比べる |
作者の互換性案内では、CaxtonやEmojifulなどと文字描画の役割が重なる場合、Modern Text Engineを無効にする対応が挙げられています。切替後は再起動して確認してください。片方だけ変更しても、別の文字描画機能が有効なままでは結果が異なる場合があります。
ImmediatelyFastとの併用も、使用版の条件を確認します。今回の3.13.0.1には、1.21.1でhud_batchingとModern UIのHUD内ツールチップが衝突する問題の修正が記載されています。一般の互換性案内に出てくる古い設定変更を一律に適用するのではなく、この修正と、ほかの描画設定の注意点を分けて確認してください。この修正だけですべての組み合わせを保証するものではありません。
描画エンジンやOpenGLの機能に関するエラーが出る場合は、実際の起動ログが示すGPU・ドライバー・必要機能を確認します。配布概要にあるGPU名や一般的な条件だけで、現在の環境でも必ずAction Centerを描画できると判断しないでください。
更新前にはゲームを終了し、ワールド・MOD・キー設定とconfig内のModernUIフォルダーを保存します。対象のNeoForge版ではclient.toml、text.toml、common.tomlやbootstrap.propertiesを扱います。字体のファイルを別に指定した場合は、その保存先も控えておきましょう。
新しいゲーム版・ローダー・MODの条件を確認し、コピー環境で画面の開閉、文字、ツールチップを順に確認してから普段の構成へ反映します。古い設定を無条件に上書きせず、変更した項目を照合してください。
削除するときは、Modern UIを必要とする別のMODがないかを確認してから、ゲームを終了し、本体JARを外します。残したい設定と手元のフォントファイルは保存し、無関係なファイルまでまとめて削除しないでください。
まとめ:文字と表示は一つずつ変更して確かめる
Modern UIの1.21.1・NeoForge用3.13.0.1では、Action CenterからPreferencesを開き、FontとText (MC)を分けて設定します。優先フォントを選んだ後は、代替フォントとDefault Font Behaviorも確認してください。
背景効果やツールチップは、同じ役割のMODとの重複を見ながら一つずつ調整します。変更前の設定を保存し、再起動が必要な項目や描画条件を確認して進めましょう。

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