Entangled MODは、離れた場所のブロックをEntangled Blockへ結び付け、アイテム・液体・エネルギーなどの入出力に利用するMinecraft Java版向けMODです。Binderで接続先を選び、そのBinderでEntangled Blockを右クリックするのが基本の手順です。
この記事ではMinecraft 1.21.1・NeoForge用1.3.21を対象に、導入、材料、接続と解除、設定や不具合の確認を説明します。2026年10月15日に正規配布情報と対応する作者ソースを確認しました。実機検証は行っていません。MODパックやサーバー設定、接続する機械によって利用条件は変わります。
Entangledの対象版と前提MODを確認する
SuperMartijn642の正規配布ページでは、ブロック同士を結び付けて入出力に利用する仕組みが紹介されています。配線を離れた場所から扱ったり、元のブロックの接続面を別の位置へ増やしたりする用途があります。
元のチェストの中身を複製したり、結び付けただけで資源を生み出したりするMODではありません。元のブロックを接続先として扱うため、実際に中身を出し入れする機械やパイプの条件も確認します。
今回の対象はNeoForge用1.3.21の配布ファイルです。mc1.21という表記のファイルですが、対応ゲーム版には1.21と1.21.1が掲載されています。
| 確認項目 | この記事の対象 | 導入時の注意 |
|---|---|---|
| ゲーム・ローダー | Minecraft Java版1.21.1、対応するNeoForge | Fabric用やForge用のJARを混ぜない |
| MOD本体 | Entangled 1.3.21、release区分 | 別のゲーム版向けファイルとは区別する |
| Java | Java 21 | 実際に起動するプロファイルを確認する |
| Core Lib | 1.1.17以上、1.2.0未満が必須 | 同じゲーム版・NeoForge用を選ぶ |
| Config Lib | 1.1.6以上が必須 | 任意として省略しない |
| マルチプレイ | サーバーと参加者の両方へ導入 | 管理者と使用構成・接続先を確認する |
前提はSuperMartijn642’s Core LibとSuperMartijn642’s Config Libです。確認時点では、1.21.1・NeoForge用のCore Lib 1.1.25とConfig Lib 1.1.8が条件に収まります。既存のMODパックへ追加するときは、すでに入っている使用版を照合し、同じライブラリを重複させないでください。
NeoForge環境へ本体と前提MODを入れる
NeoForge公式のクライアント導入案内を参照し、ゲーム版に合うNeoForgeとJavaを用意します。今回の本体の実行条件はNeoForge 21.0.78-beta以上ですが、使うMinecraft 1.21.1に対応するNeoForgeを選んでください。
- ゲームとサーバーを終了し、ワールド・MOD・設定・使用版を控えてバックアップします。
- 実際に起動するプロファイルのゲームディレクトリを確認します。
- Entangled、Core Lib、Config Libの対応する通常JARをmodsへ入れます。
- 古い同一MODのJARや別ローダー用ファイルが混在していないか確かめます。
- コピーしたワールドかテスト用ワールドを起動し、追加ブロックとBinderを確認します。
JARを展開して中身を配置したり、リソースパックやdatapacksへ入れたりする導入ではありません。JadeやThe One Probeなどとの表示連携と、本体の必須ライブラリは区別してください。今回のファイルを動かすために、表示用MODまで必ず追加するという意味ではありません。
マルチプレイではサーバーと参加者の構成をそろえ、自分が管理する設備など許可された接続先で使います。未導入のサーバーへ、自分のクライアントだけで遠隔接続機能を追加するものではありません。
Entangled BlockとBinderを作る
使うのはEntangled BlockとEntangled Binderの2種類です。通常レシピでは次の材料を使います。MODパックで変更されている場合は、その環境のレシピ表示と照合してください。
| 作るもの | 1個分の材料 | 用途 |
|---|---|---|
| Entangled Block | エンダーパール4、黒曜石4、木のチェスト1 | 接続先の入出力を別の位置から扱うブロック |
| Entangled Binder | エンダーパール2、黒曜石2、ダイヤモンド1 | 接続先の選択と登録に使う道具 |
対象版のBlockレシピは、中央が木のチェスト、四隅がエンダーパール、上下左右が黒曜石です。エンダーアイとエンダーパールを取り違えないようにします。
Binderは次の配置です。
- 上段:空欄・エンダーパール・ダイヤモンド
- 中段:空欄・黒曜石・エンダーパール
- 下段:黒曜石・空欄・空欄
どちらも用意したら、最初は入出力の分かる単純な設備で確認すると操作を切り分けやすくなります。たとえば、チェストを接続先にし、ホッパーなどを使って少量のアイテムを出し入れする構成から確かめましょう。これは確認用の構成例で、実機での動作確認結果ではありません。
接続先を選んでブロックへ登録する
操作は、接続先を選ぶ段階とEntangled Blockへ登録する段階に分かれます。
- 使いたい場所へEntangled Blockを設置します。
- Entangled Binderを手に持ちます。
- 元のチェストや機械など、接続先にしたいブロックを右クリックします。
- Binderの説明に表示されるブロック・座標・ディメンションを確認します。
- 選択情報を持った同じBinderで、設置したEntangled Blockを右クリックします。
先に元のブロックを選び、後でEntangled Blockへ登録する順序です。別のブロックを選び直したあとに登録すると、意図した接続先と変わる場合があります。表示される選択先とメッセージを確認してください。
登録後は、Entangled Block側へ必要な搬入・搬出手段を接続します。結び付ける操作だけで、対象内のアイテムが自動で全部移動するわけではありません。パイプやホッパーの動作、元の機械の入出力面、受け取り側の空きも確認します。
この導入例では、接続先の入出力を扱う使い方を中心にしています。Entangled Blockを通常の右クリックで触れば、遠方の機械の操作画面が何でも開く、と考えないでください。機械ごとの画面操作まで一律に中継する保証はありません。
また、今回のNeoForge用ソースでは、AE2とRefined Storageの名前空間のAPIを中継対象から外しています。対応する入出力の仕組みには制限があるため、すべての追加MODへ同じように接続できるとは判断しないでください。複雑な循環接続から始めず、接続先が分かる短い構成で確認しましょう。
接続解除と距離・ディメンションの設定を確認する
設置したEntangled Blockの接続を外すときは、ホットバーの空きスロットを選び、空の手でスニークしながらEntangled Blockを右クリックします。機械や輸送が動いている場合は、先に安全に止めてから操作してください。
一方、Binderが覚えている選択先を消す操作は、Binderを持ってスニークしながら空中へ右クリックです。こちらは道具の選択情報を消す操作で、すでに登録したEntangled Blockの接続解除とは別です。
主な設定ではallowDimensionalが標準でtrueとなり、異なるディメンション間の新しい接続を許可します。maxDistanceは標準で-1で、同じディメンション内での接続距離に上限を設けない設定です。これらを変更しても、既に結び付いているブロックには影響しない旨が作者の設定定義に記載されています。
距離の上限がないことと、両側の設備が常時稼働することは分けて確認します。離れると設備が止まる場合は、接続元とEntangled Block側のチャンクの稼働状態も調べてください。本体を設置するだけで、あらゆる設備の読み込み維持まで完了すると考えないことが大切です。
renderBlockHighlightやrotateRenderedBlockは、接続先の強調表示や内部の回転表示に関する設定です。見え方の変更と、接続そのものの許可設定は区別します。
接続できない場合と更新・削除前の確認
| 困っている状態 | 確認する箇所 | 見直し方 |
|---|---|---|
| 起動できない | ゲーム版・ローダー・本体・前提MOD | Core LibとConfig Libの条件を照合する |
| 選択していないと表示される | Binderに残っている選択情報 | 接続先を選んでからBlockへ登録する |
| 距離や別次元のエラーが出る | maxDistance、allowDimensional、接続先 | サーバー設定と選んだ座標を確認する |
| 接続しても使えない | 対象ブロック、タグ、入出力方式 | 対象外設定と機械側の面指定を調べる |
| 離れると設備が止まる | 双方のチャンクと設備の稼働条件 | 接続情報と設備の常時運転を分けて見る |
| Binderを消したのに接続が残る | 道具の選択解除か、Blockの接続解除か | 空の手でBlock側を解除する |
対象版の設定定義にはuseWhitelistもあります。標準ではfalseで、entangled:invalid_targetsのタグを対象外リストとして扱います。trueではそのタグの中だけを許可するため、タグが空なら有効な接続先を作れません。表示を隠すrender_blacklistとは役割が違います。
元のブロックを壊したり、同じ位置へ別の機械を置いたりした場合も、接続先を確認し直します。座標が合っているだけで、前と同じ入出力条件が保たれるとは限りません。
更新前は輸送を止め、重要なアイテムや液体などを元の設備から回収します。ゲームとサーバーを終了して、ワールド・MOD・設定と元の使用版を保存してください。接続先の座標とディメンションも控え、コピー環境で接続・解除・入出力を確認します。
本体を削除する場合は、先に接続を解除して追加ブロックや道具を回収します。Entangled Blockのアイテムには、単独でクラフトして接続情報をリセットするレシピもありますが、元の機械の内容物を回収する手段としては扱わないでください。MODを外したまま保存すると追加データを失う可能性があり、再導入だけで元に戻るとは限りません。
まとめ:Entangledは選択先と解除操作を確認する
Entangledは、Binderで選んだブロックを別の場所から入出力に利用するMODです。今回の1.21.1・NeoForge用1.3.21では、本体と2つの前提MODをそろえ、元のブロックを選んでからEntangled Blockへ登録します。
接続後は機械の入出力条件と対応範囲を確認し、解除するときは空の手でBlock側を操作してください。Binderの選択情報、設置したBlockの接続、設備の稼働条件を分けて確認すると、問題の原因を追いやすくなります。

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