Cobweb MODは、Crystal NestのMODで共通の設定や登録処理を使うためのライブラリです。別のMODから前提として要求された場合は、そのMODと同じMinecraft版・ローダーに合うCobwebを用意します。
この記事では、Java版Minecraft 1.21.1・NeoForge向けのCobweb 1.4.0を扱います。対象ファイル名には「1.21」とありますが、正規配布情報では1.21.1も対応対象です。
作者の配布情報と対象タグの公開ソースを確認した解説で、実機での動作は検証していません。クモの巣の見た目や操作を変える同名・類似名のMODとは区別して紹介します。
CobwebはCrystal NestのMODで使う共通ライブラリ
Cobwebの正規配布情報では、Crystal Nestの共通APIとして説明されています。ゲーム内の登録処理や設定を、複数のローダーにまたがって扱いやすくするための土台です。
対象版の作者ドキュメントには、共通の設定システム、登録システム、ゲーム内IDの取得、リソースパックを扱う仕組みなどが挙げられています。これらはMOD開発で利用する機能であり、プレイヤーがCobwebだけを入れて操作する新しい装置や専用レシピではありません。
「Cobwebを入れたのに何も増えない」という場合も、まずは何のMODがCobwebを必要としているのか確認してください。実際に遊ぶ機能は、その利用元のMODが追加します。Cobwebを入れるだけで、ほかのすべてのMODが別ローダーでも動くようになるわけではありません。
正規プロジェクトは、作者がCrystal Nest、ModrinthのIDがdQcfqGblのものです。クモの巣を強調表示するMODなどを、前提ライブラリの代わりに入れないよう注意しましょう。
1.21.1ではNeoForge用1.4.0の配布条件を確認する
対象はCobweb 1.4.0・NeoForge用の通常配布ファイルです。ファイル名はcobweb-neoforge-1.21-1.4.0.jarですが、配布情報のゲーム版には1.21と1.21.1が指定されています。
| 項目 | 今回の条件・例 | 確認すること |
|---|---|---|
| Minecraft | Java版1.21.1 | 配布ページの対応ゲーム版にも1.21.1があるか |
| Java | Java 21 | 古いゲーム版向けのJava条件を流用しない |
| ローダー | NeoForge 21.1.250を例に使用 | Minecraft 1.21.1用のNeoForgeを選ぶ |
| Cobweb | NeoForge用1.4.0 | ファイル名とローダーを合わせる |
| 追加の必須MOD | このNeoForge版には宣言なし | 利用元MODの前提条件は別に確認 |
対象版のNeoForge用定義で必須として挙げられているのは、MinecraftとNeoForgeです。この版のCobwebを動かすために、Fabric APIやCloth Configなどを一括追加する必要はありません。
表のNeoForge版は導入例です。すでにMODパックで遊んでいるなら、パックが指定するローダーとCobwebの組み合わせを優先してください。Cobwebに依存するMODが、別のライブラリやCobwebの特定の版を要求する場合もあります。
同じ「1.4.0」という番号でも、別のMinecraft版向けのファイルがあります。番号だけを見て選ばず、ゲーム版・ローダー・利用元MODの要求を合わせて確認しましょう。
通常のJARを使用するゲームフォルダーのmodsへ入れる
導入の基本はNeoForge公式のクライアント向け案内で確認できます。MOD用のプロフィールはゲームフォルダーを分けておくと、普段の構成と区別しやすくなります。
- ゲームを終了し、ワールド、
mods、config、options.txtをバックアップします。 - Minecraft 1.21.1のNeoForgeプロフィールと、そのゲームフォルダーを確認します。
- 正規配布元で、今回のゲーム版・NeoForgeに対応するCobwebの通常JARを選びます。
- 使用するゲームフォルダーの
modsへJARを置き、Cobwebを必要とするMODの条件もそろえます。 - NeoForgeのプロフィールで起動し、まず読み込みエラーが出ないか確認します。
MODのJARはそのまま配置します。解凍したり、MODのJARを直接実行したり、resourcepacksへ入れたりする必要はありません。
ゲームフォルダーを複数使っている場合は、正しいファイルでも配置先を間違えると読み込まれません。ランチャーで起動しているプロフィールと、追加したmodsの場所を照合してください。普段使うワールドは、先にコピーで確認しましょう。
設定はCobwebを利用するMODと設定の種類を確認する
Cobwebには、利用するMODの設定を共通の仕組みで登録するAPIがあります。対象版の設定ヘルパーでは、COMMON、CLIENT、SERVERをNeoForgeの各設定種別へ登録しています。
| 設定の種類 | 確認する対象 | 取り違えやすい点 |
|---|---|---|
| CLIENT | プレイヤー側の設定 | 自分の表示設定と接続先の設定を分ける |
| COMMON | 利用元MODの共通設定 | 全員の値が自動で同じになるとは限らない |
| SERVER | ワールドを動かす側の設定 | 専用サーバーでは管理者側の設定を確認 |
プレイヤーが変更したいのは、通常はCobwebを使うMOD側の設定です。設定ファイル名や項目、変更を反映する方法は、そのMODの説明で確認してください。
Cobweb専用の設定ボタンや、決まった名前の設定ファイルが必ず生成されるとは限りません。見つからないことだけを理由に導入失敗と判断したり、自分で想像した名前のファイルを作ったりする必要はありません。
また、リソースパックを扱うAPIがあることと、プレイヤーが何かのパックを有効にしなければCobwebを使えないことは別です。利用元MODから指定されている操作があるかを確認しましょう。
マルチプレイでは参加者とサーバーで必要条件をそろえる
対象配布情報では、Cobwebはクライアント・サーバーの両方で必要とされています。Cobwebに依存するMODを使う構成では、参加者側とサーバー側のゲーム版・ローダー・必要なCobweb版をそろえてください。
専用サーバーの導入先は、そのサーバーフォルダー内のmodsです。参加者のPCへ追加するだけでは、サーバー側の不足は解消しません。サーバーの基本的なMOD導入はNeoForge公式のサーバー向け案内も参照できます。
シングルプレイでは、自分のゲーム内でワールドを動かすため、使用中プロフィールのゲームフォルダーへ導入します。別に専用サーバーを用意する必要はありません。
サーバーの設定を変えたい場合も、参加者のPC側だけ変更して接続先へ反映されるとは考えないでください。変更するファイルの種類と、実際に管理する側を確認します。ほかのMODの導入先まで一律に同じとは限らないため、クライアント専用MODをまとめてサーバーへコピーする方法は避けましょう。
不足・版違いのエラーと更新・削除の確認点
| 症状 | 先に確認する点 | 対応の目安 |
|---|---|---|
cobwebが必要と表示される |
実際に使っているプロフィールとmods |
対応する通常JARを正しい場所へ置く |
| Cobwebの版が合わない | 利用元MODが要求するバージョン | ゲーム版と要求範囲の両方を合わせる |
| 読み込み時にローダーのエラーが出る | NeoForge用か、別ローダー用か | 名前が似ていてもファイルを取り違えない |
| サーバー参加時に不足が出る | 両側の必要MODと版 | サーバー管理者と導入内容を照合する |
| 設定が見つからない | どのMODの何の設定を探しているか | 利用元MODの説明と設定種別を確認 |
| 更新後にエラーが出る | 新旧JARの重複と利用元MODの対応 | 更新前の構成と要求条件へ戻って確認 |
エラーにCobwebのクラス名が含まれていても、原因がCobwebだけとは限りません。利用する側のMODが古いAPIを前提にしているなど、版の組み合わせが影響することもあります。起動ログの最初のエラーと、両方の対応条件を確認してください。
更新時はゲームやサーバーを終了し、ワールド・MOD・設定を保存します。利用元MODも対応するCobweb版かを確認し、同じMODの新旧JARを重複させずに入れ替えます。コピーしたワールドで確認してから、普段の環境へ反映しましょう。
削除する場合は、残したいMODがCobwebを要求していないか調べます。依存するMODを残したままCobwebだけ外すと、不足エラーになります。利用元MODも削除する場合は、そのMODが追加したブロックやデータの扱いを作者の案内で確認してください。起動エラー対策として、設定フォルダーやワールドをまとめて削除することは避けましょう。
まとめ:Cobwebは依存先とゲーム版を合わせて導入する
Cobwebは、Crystal NestのMODで使う共通ライブラリです。Minecraft 1.21.1で今回のNeoForge版1.4.0を使うときは、Java 21と対応するNeoForgeを用意し、正しいゲームフォルダーのmodsへ通常JARを入れます。
導入後の機能や設定は、Cobwebを利用するMOD側から確認します。マルチプレイでは必要な版を両側でそろえ、更新・削除前にはワールドと構成一式を保存しておきましょう。

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