マイクラで押しているキーやマウス操作を画面へ表示したい場合は、Clean Keystrokesが候補になります。移動キー、ジャンプ、スニーク・ダッシュ、左右クリックとCPS、マウスの動きをHUDへまとめ、操作説明や動画で使える表示を作ります。
この記事はPasiによるMinecraft Java版1.21.1・Fabric用1.1.2を対象に、2026年10月17日に正規配布情報と同版の作者の1.21.1系ソースを参照しました。実機検証は行っていません。同じキーストローク表示でも、別作者のMODや別のゲーム版では、前提と設定が異なります。
Clean Keystrokesはキー入力を見せるHUD
Clean Keystrokesの正規配布ページでは、WASD、スペース、スニーク、ダッシュ、左右のマウスボタンとマウスの動きを表示する機能が案内されています。操作を画面上で見せたい人向けのクライアントMODです。
例えば移動しながらジャンプする場面で、どの操作が重なっているかを視聴者へ示す用途に使えます。キーを自動で押したり、クリックを増やしたりする機能とは別です。チャットの文章やPC上のすべてのキーを表示する汎用キーボード画面でもありません。
Keystrokesという名前には複数のMODがあります。この記事の対象はPasiのClean Keystrokesで、Canelex系の古いForge向けMODや、別クライアントに付属するHUDとは分けて扱います。別のクライアントアプリを追加する手順にはしません。
1.21.1用の本体とFabric API・YACLをそろえる
対象は1.21.1用の通常版1.1.2です。ファイル名はclean-keystrokes-1.1.2+mc1.21.1.jarで、Fabric向けとして配布されています。
| 構成 | 対象版の条件 | 選ぶときの確認 |
|---|---|---|
| ゲーム | Minecraft Java版1.21.1 | 統合版のアドオンと分ける |
| Java | Java 21以上を要求する対象版 | 実際に使う1.21.1環境を確認する |
| ローダー | Fabric Loader 0.18.4以上 | 開発時の番号と最低条件を分ける |
| 必須API | 対応するFabric API | 1.21.1用の配布を選ぶ |
| 必須の設定ライブラリ | YACL 3.8.2以上 | 1.21.1・Fabric用を選ぶ |
| 設定画面への入口 | Mod Menuは任意 | 対応するゲーム版を確認する |
配布情報の依存関係欄が空でも、前提MODが不要という意味ではありません。対象版の作者ソースではFabric APIとYACLを要求しています。Cloth Configを、YACLの代わりとして追加する手順ではありません。
YACLの導入例は、3.8.2+1.21.1-fabricの通常版です。あわせてFabric Loaderの安定版0.19.5、Fabric API 0.116.17+1.21.1を確認しました。MODパックでは指定構成を優先します。併用環境全体を実機で検証した例ではありません。
Minecraft公式の1.21.1情報と、MODごとの対応版を分けて確認します。設定ライブラリの番号だけを見て、違うゲーム版向けのJARを流用しないようにしてください。
起動するゲームディレクトリのmodsへ導入する
ゲームを終了し、元のワールド、mods、config、optionsと使用版を保存します。最初は普段の環境と分けたゲームディレクトリを使い、コピーしたワールドで表示を確認します。
Fabric公式の導入手順に沿って、実際に起動する1.21.1用Fabricプロファイルのmodsへ、本体、Fabric API、YACLの通常JARを入れます。Windowsの標準構成は%appdata%.minecraft\modsですが、保存先を変更していれば、そのプロファイルのmodsが対象です。
JARは展開せず、そのまま置きます。個別にダブルクリックして実行したり、resourcepacksやワールドのdatapacksへ入れたりする作業ではありません。古い本体が残っている場合は、バックアップ先へ移して重複を避けます。
設定画面を使いたい場合は、1.21.1に対応するMod Menuも任意で追加します。用意したFabricプロファイルで起動し、ワールドへ入ったら、まず右上の標準配置で表示されるかを確認してください。
Mod Menuから位置・大きさ・色を調整する
Mod Menuの一覧からClean Keystrokesの設定を開きます。作者の対象版では、GeneralとAppearanceの設定が用意され、位置、大きさ、表示する行、色などを扱えます。
対象版の設定定義では、初期位置は右上、倍率は1.0、配色はClassicです。最初は位置と倍率だけを変え、文字やマップと重ならない場所を探します。
| 設定 | 調整する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| Position | 四隅またはCustom | 任意の位置はCustomを選ぶ |
| Scale | HUDの大きさ | 対象版は0.5~2.0倍の範囲 |
| Horizontal Position | 横の位置 | 0%が左、100%が右 |
| Vertical Position | 縦の位置 | 0%が下、100%が上 |
| Show Sneak/Sprint Row | スニーク・ダッシュの行 | 不要な場合に行を省く |
| Presets | 配色の組み合わせ | 色を個別調整する前に選ぶ |
横・縦の位置はCustomを選ぶと調整できます。特に縦方向は、0%が画面上端ではない点に注意してください。ドラッグで動かせると決めつけず、位置の項目から変更します。
配色プリセットを変えると、個別の色や虹色の設定も切り替わります。自分の色を作る場合は、先にプリセットを選び、その後で調整すると、設定を上書きしてしまう状況を避けられます。設定ファイルはconfig/clean-keystrokes.jsonです。
キーの点灯・CPS・マウス軌跡の見方
移動の表示は、Minecraft側のキー割り当てを参照します。標準ならWASDですが、操作キーを変更した場合は、その割り当てと表示を合わせて確認します。スニーク・ダッシュの行にはSNK・SPRという短い表示が使われます。
押したときのアニメーションは初期状態で有効です。Tick Synced Key Pressesは初期状態で無効で、有効にするとゲームのティックに合わせたキー状態を表示します。移動速度や、実際の入力を速くする設定ではありません。
作者のHUD処理では、左右クリックの表示とCPS、中央のマウス軌跡を分けています。CPSは直近約1秒の入力カウントで、サーバーが受け付けた攻撃回数やダメージの測定値ではありません。
攻撃・使用のキーを標準の左右マウスから変更した場合も、すべての再割り当てが同じようにCPSへ反映されるとは限りません。まず標準の左右クリックで切り分けてください。マウス軌跡は視点の動きを基にしており、移動したワールド内の経路を表示する地図ではありません。
表示されない・操作と合わない場合の確認
まずワールド内で、F1によるHUD非表示や通常のF3デバッグ表示を解除して確認します。タイトル画面や、チャット・インベントリなどを開いている状態では、表示条件が通常の操作中と異なります。
| 症状 | 先に確認する点 | 切り分け方 |
|---|---|---|
| HUD自体が出ない | 本体・API・YACL、F1・F3 | ワールド内の標準状態で確認する |
| 設定画面が見つからない | Mod Menuと対応版 | 本体の表示と設定への入口を分ける |
| マウスのCPSが0になる | 別の画面を開いていないか | 画面を閉じて通常操作と比較する |
| 位置や大きさが合わない | Position・Scale、ほかのHUD | 一つずつ変更して確認する |
| 色が見づらい | 配色、透明度、背景 | まずClassicなどのプリセットへ戻す |
対象版は、何らかの画面を開いている間、マウスのCPS表示を通常操作中と同じには扱いません。インベントリ内でのクリック数が期待と違っても、すぐ読み込み失敗とは判断しないようにします。
起動できない場合は、ログの不足や対応版を本体・Fabric API・YACLと照合します。設定を直接変える場合はゲームを終了し、元のファイルを保存してください。ワールドやconfig全体をまとめて削除する必要はありません。
マルチプレイと更新・削除前の準備
正規配布ではクライアント側が対象で、サーバー側は非対応とされています。自分の画面の操作表示を変えるため、専用サーバーへ導入したり、参加者全員へ同じMODを要求したりする手順ではありません。利用するサーバーのクライアントMODの規則も確認します。
更新前はゲームを終了し、ワールド全体、MOD、設定、optionsと使用版を保存します。本体だけでなくFabric API、YACL、設定画面に使うMod Menuも、同じゲーム版への対応を確認します。
コピー環境で位置・キー表示・CPSを確認し、動画に使う場合は録画側での見え方も確認してから普段の環境へ反映します。表示が増えるだけでFPSが上がるとは限りません。
削除する場合は本体のJARを特定して外し、設定を戻せる形で保存します。Fabric APIやYACL、Mod MenuはほかのMODが使っていれば残してください。別のコンテンツ追加MODまで同じ手順で安全に外せるという意味ではないため、変更前の組み合わせを保管します。
まとめ:標準表示を確認してから配置を整える
Clean Keystrokesは、移動キーや左右クリックなどを見せるHUDです。今回の1.21.1・Fabric構成では、本体とFabric API・YACLを揃え、まずワールド内の右上に出る標準表示を確認します。
その後に位置・倍率・配色を調整し、CPSをサーバーの攻撃回数と混同しないようにします。表示が消えた場合はF1・F3や開いている画面も確認し、更新・削除の前には元の設定と版を保存してください。

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