Enshroudedのチート・コマンドは使える?Cheat Engineと公式設定の違い

PCと抽象的な設定パネルでEnshroudedのコマンド可否の確認を表すイメージ

Enshrouded(エンシュラウデッド/霧の王国)では、標準機能として使えるチート用コンソールや、アイテムを直接付与する「give
item
command」の手順は確認できません。管理者になったり、チャットを有効にしたりすると使えるコマンドとしても案内されていません。

一方、Cheat
Engineでゲームの値を変更する非公式のチートテーブルは存在します。ただし、Keen
Gamesの公開利用規約は、ゲーム体験を変更するチートなどを禁止事項に挙げています。素材集めや戦闘を楽にしたい場合は、ゲーム内のRelaxed・Custom設定が先に候補になります。

以下は2026年10月4日時点のPC・Steam早期アクセス版、バージョン0.9.1.2を基準にした説明です。標準コマンド、外部ツール、通常の設定変更で何が違うのかを知ると、目的に合った方法を選びやすくなります。

Enshroudedのチートコマンドやアイテム付与は使える?

アイテム名と個数を入力して持ち物を増やす、という標準コマンドの使い方は案内できません。公式の管理資料が案内するのは、設定ファイルやプレイヤーの権限です。サーバー運営者の資料でも、標準の管理用コンソールやアイテム付与コマンドはないとされています。

give item
commandを入力する標準の場所は確認できない

サーバーを提供するGameServerKingsは、2026年9月28日更新の運用資料で、Enshroudedには管理用コンソールやチャットコマンドがなく、管理は設定ファイルとゲーム内の画面で行うと説明しています。通常のプレイヤー向けの説明であり、隠し開発機能や将来の追加まで断定するものではありません。

ほかのゲームで見かける「/give」などを、そのままEnshroudedのチャットへ入力する手順にはできません。アイテムIDの一覧が見つかった場合も、そのIDを受け付ける入力機能まで存在するとは限らないためです。

「コマンドで素材を増やしたい」のか、「採集にかかる時間を短くしたい」のかでも選択肢は変わります。後者であれば、通常のワールド設定で収集の負担を調整できます。

Admin権限とアイテムを作り出す機能は違う

Enshroudedの管理者権限は、プレイヤーの退室・参加禁止や、拠点などの操作を管理するためのものです。公式の権限説明に、管理者へ任意のアイテムを生成するコマンドが与えられるとは書かれていません。

専用サーバーを立て直したり、管理者用のパスワードで入り直したりすれば、アイテム付与の入力欄が解放されるという仕組みとしては扱えません。動画で所持数が増えていても、外部ツールを併用している可能性があるため、管理者権限だけの効果とは判断できません。

目次

Cheat
Engineとチートテーブルはゲーム外の変更ツール

「Enshrouded cheat」「how to
cheat」で見つかる方法には、ゲーム外のソフトを使うものが含まれます。Cheat
Engineと、それに読み込ませるチートテーブルは、ゲーム内のコマンド一覧とは役割が異なります。

Cheat
Engine本体と「.CT」ファイルの役割

Cheat
Engineは、動作中のプログラムが使うメモリ内の値などを調べるツールです。チートテーブルは、そのツールで扱う値や処理をまとめたファイルで、拡張子は「.CT」です。

実在する例に、Nexus Modsでsergey979氏が公開している「Enshrouded
Table」があります。作者は、Cheat Engine
7.2以降と組み合わせてゲームのメモリを変更するものと説明しています。紹介されている機能には、体力の維持、武器耐久の維持、材料なしでの製作、所持アイテム数の変更などがあります。

これらは作者が掲げる機能です。ゲーム本体に同名のコマンドがあることや、どのアイテムでもID指定で生成できることの根拠にはなりません。すでに持っている物の個数変更と、未所持の物を新規に付与する操作も、同じものとして扱えません。

ローダー対応MODとの違いは、MODの種類と導入の仕組みも参照してください。

テーブルの版番号だけでは対応状況を判断できない

Enshrouded
Tableの公開ページでは、最終更新が2026年4月24日、掲載版が1.0.0となっています。この「1.0.0」はテーブル側の版であり、Enshrouded正式版1.0への対応表明ではありません。

また、「Cheat Engine
7.2以降」という要件は、使うツール本体の条件です。ゲーム側の0.9.1.2、テーブル側の1.0.0、Cheat
Engine側の番号は別々に見ます。

ゲーム0.9.1.2のHotfix
#42は2026年6月29日公開で、上記テーブルの更新日より後です。この前後関係だけで動作不能とも断定できませんが、現行版で各機能が使える保証にもなりません。作者の説明と、実際に動作を確かめた結果は区別して受け止めてください。

公開利用規約にはチートに関する禁止条項がある

Keen Gamesの「Terms of use for
Enshrouded」は、文書の日付を2023年6月5日としています。基準日に確認した公開版の3.3(f)には、ゲーム体験を変更するチート、MOD、ハックなどの作成・利用が禁止事項として列挙されています。

配布ページが存在しても、公式許可済みとは判断できません。この条項から「必ずBANされる」「ソロなら例外になる」といった結果や例外を独自に付け足すこともできません。採集や探索の負担を減らす目的なら、通常設定で調整できる範囲を先に確認しましょう。

チートで変えたい負担はCustom設定で調整できる

素材集め、武器の修理、霧の時間制限などには、ゲーム側が用意した調整項目があります。広く遊びやすくするならRelaxed、一部の負担だけを変えるならCustomを選ぶと、変更の目的を絞れます。

自分のワールドを退出してEditから変更する

ソロや自分がホストする既存ワールドでは、次の順で難易度を変更します。

  1. プレイ中のワールドから退出し、ワールド選択画面へ戻ります。
  2. 対象のワールドを選び、Editから難易度の編集を開きます。
  3. Relaxed、または個別に調整するCustomを選びます。
  4. 変更を保存し、同じワールドを開始します。

Relaxedは敵を減らし、資源や戦利品を増やすプリセットです。建築や気軽な探索を優先したいときに向きます。戦闘の強さは保ち、採集だけ軽くしたいならCustomが候補です。

設定はワールドを開始する前に変えます。参加中のゲストが、自分の設定画面からホストの世界を自由に変更する操作とは異なります。

素材の収集・無敵化・成長では調整先が違う

チートで実現したいことを、実際に困っている作業へ置き換えると設定を選びやすくなります。主な違いは次のとおりです。

やりたいこと 通常設定の候補 変わること・限界
採掘の手間を減らしたい Mining Effectiveness 一打で地形を削る量や資源の収量を調整する
戦利品から素材を集めやすくしたい Resources Gain Modifier 宝箱や倒した敵などから得る素材のスタック量を調整する
武器を修理する手間を減らしたい Weapon Durability OFFにすると武器が壊れなくなる
敵に先に襲われず探索したい Pacified Enemies 対象の敵は、こちらから攻撃するまで攻撃してこない。ボスは対象外
スタミナや霧の時間に余裕が欲しい Player Stamina/Shroud Time 最大スタミナや霧の滞在時間を増やす。無限化ではない
レベル上げを速めたい 戦闘・採掘・探索とクエストの経験値設定 それぞれの行動で得る経験値を調整する。任意レベルの直接付与ではない

採掘効果を上げる設定と、戦利品の素材量を増やす設定は別です。鉱石を掘る手数に困っているなら前者、敵や宝箱から集める素材の量に困っているなら後者から確認します。採掘一打の収量が増えることを、鉱脈全体から得られる総量が必ず同じ倍率になると読み替えることもできません。

また、敵の先制を抑える設定は、あらゆるダメージを消す無敵化ではありません。ボス戦まで同じ効果を期待せず、何を避けたいのかに合わせて選んでください。

倍率を変えた後も採掘や探索で素材・経験値を得る

資源や経験値の倍率は、採掘・戦闘・探索などで得る量を変えるものです。設定を保存した時点で、指定した素材が持ち物へ追加されたり、選んだレベルまで上がったりする付与コマンドではありません。

たとえば「建材集めは短くしたいが、戦闘の手応えは残したい」なら、採掘に関わる項目だけを調整し、同じ種類の素材を集めて負担を見直す方法があります。いくつもの項目を一度に変えるより、自分が短くしたかった作業に効いているかを判断しやすくなります。

専用サーバーの設定名は実行するコマンドではない

専用サーバーでは、enshrouded_server.jsonという設定ファイルでゲームの条件を管理します。検索結果に「playerStaminaFactor」などの文字列が出ても、チャットへ打ち込む命令ではなく、ファイル内の項目名です。

Customを選び、必要な項目を変更して起動する

管理するサーバーを停止し、元の設定ファイルをコピーして控えます。そのうえでgameSettingsPresetをCustomにし、gameSettings内にある目的の項目を編集して保存し、サーバーを起動します。公式資料では、Customを選んだ場合に個別の設定値が有効になるとされています。

たとえば最大スタミナはplayerStaminaFactor、霧の滞在時間はshroudTimeFactorです。公式資料にある上限と表示の関係は次のとおりです。

変更する量 専用サーバーJSONの上限値 ゲーム内の割合表示に換算
最大スタミナ 4 400%
シュラウド内の滞在時間 2 200%

JSONへ400や200を入れる例ではありません。倍率として4や2を使うため、画面のパーセントと取り違えないようにします。どちらも有限の上限であり、無限スタミナや無限滞在を指定する値ではありません。

数値が許容範囲を外れると上限・下限に収められ、選択肢にない文字列を入力するとサーバーが起動しない場合があります。変更後に起動できなくなったら、さらに項目を足す前に、最後に変えた箇所と控えた元の設定を照合してください。

プレイヤーの権限とワールドの倍率は別に管理する

専用サーバーのuserGroupsは、参加者にどの操作を認めるかを決める部分です。参加時に使うグループ用パスワードに応じて権限が割り当てられ、canKickBanはほかのプレイヤーを退室・参加禁止にする権限を表します。

一方、スタミナや資源量などの調整はgameSettings側です。Adminという名前のグループへ入ることと、ワールドの設定ファイルを編集できること、任意のアイテムを生成することは同一ではありません。

借りたサーバーの管理画面には、Consoleという名前のログ表示欄がある場合もあります。その名前だけを理由に、Enshroudedのアイテム付与コマンドを受け付ける画面だとは判断できません。ゲストとして遊んでいる場合は、変えたい負担をサーバー管理者へ伝えるのが先です。

外部変更後の不調は設定とセーブを分けて確認する

変更した倍率を戻す操作と、保存済みの持ち物や進行を復元する操作は別です。外部ツールで変更した後にセーブが正常に読み込めなくなるなどの問題が起きても、ツールを外せばすべて戻るとは限りません。

Keen
Gamesのセーブ管理資料は、データを変更する前に全セーブファイルを複製するよう勧めています。設定ファイルの控えだけでは、キャラクターやワールドを変更前へ戻すための備えにはなりません。

すでに異常が出た場合は、問題が起きた状態も別の場所へ保管してから、変更前の控えがあるかを確認します。手元の控えをすぐ上書きすると、戻せる候補を減らしてしまいます。保存先や戻す手順は、不具合とセーブデータの対処法で確認できます。

通常の進行や素材の集め方は、Enshroudedの総合攻略から探せます。

Enshroudedのチートはコマンド・外部ツール・公式設定を区別しよう

Enshroudedでは、標準のアイテム付与コマンドを使える手順は確認できません。Cheat
Engine用の非公式テーブルは実在しますが、通常の管理機能とは異なり、公開利用規約にもチートなどに関する禁止条項があります。

採集、修理、探索時間、成長の負担を軽くしたいなら、RelaxedやCustomで目的に合う項目を選べます。素材量の調整とアイテムの直接付与、最大値の増加と無限化、管理者権限と設定ファイルの編集を区別することが、迷わず調整するための手がかりになります。

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