Valheimで新しい装備や建築物を作るには、素材だけでなく、用途に合った設備もそろえます。作業台を起点に設備を整え、進行に合わせて鍛冶場や精錬設備、風車、石切り台などを追加していく必要があります。
最初の作業台は木10で建てられますが、製作や修理に使うには屋根などの利用条件を満たす必要があります。さらに、作業台のレベルが足りない場合は、同じ拡張設備を増やすのではなく、Chopping BlockやTanning Rackなど異なるアップグレード設備を近くに配置します。
また、「溶鉱炉」と呼ばれる設備は役割を混同しやすいところです。鉱石や鉄くずを金属へ変えるSmelter、黒い金属などを加工するBlast Furnace、金属製の武器や道具を作るForgeは別の設備です。何を作りたいのかを先に確認すると、必要な設備を判断しやすくなります。
2026年10月2日に公開資料を確認し、MODを使わない通常の製作・建築を前提にしています。 材料や設備条件は非公式のValheim Database(gaming.tools)によるコミュニティ資料を参照しており、ページごとに1.0.7〜1.0.16のデータが混在するため、公式資料や実機測定と同じ扱いにはしていません。
Valheimの作業台は木10とハンマーから始める
作業台(Workbench)は、序盤のクラフトや建築を支える基本設備です。ハンマーを用意し、木10で設置します。基本の建築範囲は作業台を中心とする半径20mです。周囲で建築する機能と、設備を開いて製作・修理する機能では条件が異なり、製作・修理には屋根と十分な囲いが必要です。
作業台を使えないときは屋根を確認する
作業台を置いたのに製作画面を正常に利用できない場合は、まず設備の上部や周囲を確認します。
作業台で製作・修理を行うには、屋根と周囲の十分な囲いが必要です。屋根や囲いが不足すると製作・修理を利用できません。
序盤は次の順で作ると分かりやすいです。
- 木を集めてハンマーを用意する
- 木10で作業台を置く
- 作業台の周囲に壁と屋根を作り、十分な囲いを確保する
- 作業台を操作して製作できるか確認する
- 必要になったら拡張設備を追加する
屋根や家そのものの設計、構造強度、煙の逃がし方などは、作業台の機能とは別に考えると混乱しにくくなります。
作業場を建物として整えるときは、屋根・換気を含む拠点づくりの基本を確認してください。
装備は対応する設備を開いて修理する
耐久が減った武器や道具は、対応する作業台や鍛冶場などで修理できます。修理そのものに追加素材はかかりません。
- 修理したい装備を持ち、対応する設備へ行く
- 屋根と十分な囲いを確保し、アイテムに表示される修理設備レベルを満たすか確認する
- 設備を開いて修理操作を行い、装備の耐久が回復したか確認する
直せないときは、設備の種類、修理設備レベル、屋根や囲いを順に見直します。装備の品質と修理設備レベルは同じ意味ではありません。
作業台のアップグレードは異なる拡張設備を近くに置く
作業台にはレベルがあり、一部の装備作成や強化では一定以上の作業台レベルが必要になります。レベルを上げるには、作業台本体を作り直すのではなく、対応する拡張設備を周囲へ追加します。
代表的な作業台拡張は、切断台(Chopping Block)、皮なめし台(Tanning Rack)、手斧(Adze)、道具棚(Tool Shelf)です。
作業台アップグレード設備の材料
主要な拡張設備と材料は次のとおりです。
| 拡張設備 | 材料 | 建築時に必要な設備 |
|---|---|---|
| 切断台(Chopping Block) | 木10、火打石10 | 作業台 |
| 皮なめし台(Tanning Rack) | 木10、火打石15、革の切れ端20、鹿革5 | 作業台 |
| 手斧(Adze) | 上質な木10、青銅3 | 鍛冶場 |
| 道具棚(Tool Shelf) | 鉄4、上質な木10、黒曜石4 | 鍛冶場 |
いずれもハンマーで設置します。手斧と道具棚は作業台の拡張ですが、建てる際には鍛冶場が必要です。
異なる拡張を1種類ずつ有効につなぐとレベルが1ずつ上がり、基本レベル1から4種類でレベル5になります。同じ拡張を複数置いても、同じ作業台のレベルは重複して上がりません。
設置時の接続表示と作業台のレベルを確認し、上がらない場合は作業台へ近づけて置き直します。建築範囲内にあるだけで、拡張が有効になるとは限りません。
溶鉱炉・鉄溶鉱炉・鍛冶場は加工対象で使い分ける
鉱石を精錬するSmelterは、日本語表記では溶解炉とも呼ばれます。黒い金属くずなどを扱う鉄溶鉱炉(Blast Furnace)、金属製品を製作する鍛冶場(Forge)とは用途が異なります。
大まかには「鉱石やくずを金属へ変える設備」と「完成した金属から装備や道具を作る設備」に分けて覚えると分かりやすくなります。
| 設備 | 主な役割 |
|---|---|
| 溶解炉(Smelter) | 鉄くず・銅鉱石・スズ鉱石・銀鉱石などを精錬 |
| 鉄溶鉱炉(Blast Furnace) | 黒い金属くず、Flametal Oreなどを精錬 |
| 鍛冶場(Forge) | 金属を使った武器・道具・設備などを製作 |
溶解炉(Smelter)は序盤から中盤の金属精錬に使う
溶解炉(Smelter)は、作業台の建築範囲内でハンマーを使い、石20とスルトリングの核5で設置します。
鉄くず、銅鉱石、スズ鉱石、銀鉱石などを、石炭を使って金属へ加工する設備です。
たとえば黒い森で銅やスズを入手しても、鉱石のままでは金属装備の材料として使えません。Smelterで精錬してから、Forgeで加工する流れになります。
鉱石を掘る道具がまだない場合は、つるはしの作り方と採掘できる素材から準備できます。
そのため、「鉱石を持っているのに武器のレシピが作れない」という場合は、素材発見だけでなく精錬工程まで終わっているか確認してください。
加工前の原料が足りない場合は、素材・鉱石の入手場所と加工方法から採集先を確認できます。
鉄溶鉱炉(Blast Furnace)は黒い金属などに使う
Blast FurnaceはSmelterの完全な上位互換として置き換える設備ではなく、加工対象が異なります。
鉄溶鉱炉は石20、スルトリングの核5、鉄10、上質な木20で設置し、建築時には職人テーブル(Artisan Table)が必要です。石炭を燃料に、黒い金属くずやFlametal Oreなどを精錬します。
職人テーブルは木10とドラゴンの涙2で作ります。通常進行ではモデル(Moder)を倒してドラゴンの涙を入手してから準備します。
黒い金属くずをSmelterへ入れようとしても目的の加工はできません。逆に、Smelterで扱う素材まで何でもBlast Furnaceへ移せばよいという考え方もしないほうが安全です。
素材ごとに適した精錬設備を使い分けます。
鍛冶場(Forge)は鉱石を溶かす設備ではない
Forge(鍛冶場)は、精錬済みの金属などを使って金属製品を作るクラフト設備です。
鍛冶場は石4、石炭4、木10、銅6で、作業台の建築範囲内にハンマーで設置します。製作・修理に使うときは屋根と十分な囲いを確保してください。
つまり基本的な金属加工は、
「鉱石・鉄くずを集める → Smelterなどで金属にする → Forgeで装備や道具を作る」
という流れです。
この違いを覚えておけば、「溶鉱炉を作ったのに剣が作れない」「鍛冶場を作ったのに鉱石を投入できない」といった混乱を避けやすくなります。
溶鉱炉の配置は投入と回収の動線を確保する
溶解炉や鉄溶鉱炉を並べるときは、鉱石と石炭を投入する場所へ近づけるか、加工後の金属を回収できるかを確認します。チェストを近くに置けば運ぶ手間を減らせますが、通常のAuto-pickupでチェストから炉へ自動投入されるわけではありません。
最初に少量の原料と石炭を入れて動作を確認してから、増設すると扱いやすくなります。建築時は必要な設備の範囲内に置き、設置プレビューで地面や支持状態も確認してください。
風車と石切り台は進行後の加工・建築に使う
クラフト設備には武器を作るものだけでなく、食材加工や建築を広げるための設備もあります。
代表的なのがWindmill(風車)とStonecutter(石切り台)です。どちらも序盤からすぐ必要になるものではなく、対応素材や前提設備をそろえてから使います。
風車は大麦を大麦粉へ加工する
風車は主に大麦を大麦粉へ加工する設備です。
材料は石20、木30、鉄の釘30で、Artisan Tableが前提になります。また、稼働速度は風や周囲の遮蔽の影響を受けます。
そのため、風車を建物で完全に囲い込むような配置では、期待どおりに動かない場合があります。設置後は実際に回転し、投入した素材が加工されているか確認してください。
1.0系のデータでは、オート麦の種(Oat Seeds)を風車でオート麦(Oats)へ加工し、できたオート麦を改めて投入してオート麦粉(Oat Flour)へ加工する2段階もあります。種を一度入れるだけで、粉まで自動で続けて加工されるという意味ではありません。
投入素材と回収品を取り違えないよう、加工後のアイテム名を確認して次の工程へ進めてください。
石切り台は石造建築を増やすための設備
Stonecutter(石切り台)は、石を使った建築を進めるための設備です。
材料は木10、鉄2、石4で、作業台の建築範囲内にハンマーで設置します。石の壁や床を建てたい場所の近くへ石切り台を置き、ハンマーの建築メニューから必要な石材建築を選んでください。石切り台を開く操作と、近くでハンマーを使って石を建築する操作は別です。
鉄を入手できる段階になると、木造だけだった拠点から石造建築へ選択肢を広げられます。
ただし、石切り台を作れば建物の支持や強度を考えなくてよくなるわけではありません。石建築でも部材のつながりや支持状態は別に確認する必要があります。
抹消機は不要品を処分する「ゴミ箱」で、処理後は元に戻せない
抹消機(Obliterator)は、不要なアイテムを処分する設備です。鉄8、銅4、稲妻の石(Thunder Stone)1で、鍛冶場の建築範囲内にハンマーで設置します。レバーを引いて処理すると、投入品は所定の比率で石炭へ変換され、変換に足りない端数も消えます。処理した元のアイテムを取り戻す機能はありません。
抹消機のレバーを引く前に中身を確認する
誤って装備や必要素材を処分しないよう、次の順に操作します。
- 必要な装備や素材を別のチェストへ移す
- 不要品だけを抹消機へ入れ、中身をもう一度確認する
- レバーを引く
- 落雷が起こる設備の近くから離れる
抹消機は作動時に落雷を発生させ、近くにいるとダメージを受ける危険があります。処理後は元に戻せないため、レバーを引く前の確認を省かないでください。
バリスタとTrapは拠点防衛に使えるが味方にも注意する
Valheimには敵への対処を補助する設置設備もあります。代表例がBallista(バリスタ)とTrapです。
どちらも置けば無条件で安全になる設備ではありません。自分やテイム生物が通る場所との位置関係も考えて設置します。
バリスタは弾薬を補充して使う
Ballistaは弾薬を補充して利用する防衛設備です。
材料は黒い金属10、ユグドラシルの枝(Yggdrasil Wood)10、Mechanical Spring(機械バネ)3で、作業台の建築範囲内にハンマーで設置します。木の矢弾(Wooden Missile)など、バリスタ用の弾薬を補充して使います。
標準状態では対象にプレイヤーやテイム生物も含まれるため、味方だけを自動的に避ける安全装置として通路へ置くのは危険です。トロフィーを使った対象指定もあります。
設置するときは、生活動線や家畜の移動範囲と射線を分けることを意識してください。
罠(Trap)は踏んだ対象を挟む設置式設備
罠(Trap)は黒い金属5、青銅の釘10、Mechanical Spring(機械バネ)1で作り、作業台の建築範囲内にハンマーで設置します。
敵の侵入経路へ置く用途が考えられますが、プレイヤーが頻繁に通る場所へ無造作に配置すると自分の移動にも影響します。
なお、「ドワーフトラップ」や素材回収施設と呼ばれるものと、このTrapは別物です。
グレイドワーフ自動収集とAuto-pickupは別の仕組み
自動収集には、足元のドロップを拾う機能と、敵の素材を集める施設があります。チェストから設備への自動供給を行うMODも別の仕組みなので、どの作業を自動化したいかで区別してください。
少なくとも、次の3つは分けて考えます。
| 呼ばれ方 | 内容 |
|---|---|
| Auto-pickup | 地面に落ちているアイテムを自動で拾うゲーム機能 |
| グレイドワーフ回収施設 | 敵スポナーを利用してドロップ品を回収する建築上の仕組み |
| 自動供給MOD | チェストなどから設備へ素材を自動供給するMOD機能 |
グレイドワーフ回収施設はTrapというアイテムではない
グレイドワーフ素材回収施設は、本編に存在するスポナーを残し、発生する敵を処理して木や石などのドロップを集める建築上の応用です。
設置式Trapという名前の設備とは別で、プレイヤーとの距離、敵の発生上限、スポーンできる空間などに左右されます。
特定の形に作れば必ず同じ速度で素材が増える設備ではないため、古い設計図の毎時収量などをそのまま前提にしないほうがよいでしょう。
Auto-pickupは設備への自動投入ではない
本編にはAuto-pickupの切り替えがありますが、これは地面のアイテムを拾うための機能です。
チェスト内の鉱石をSmelterへ自動投入したり、石炭を自動補給したりする仕組みとは異なります。そうした設備間の自動供給を利用している動画や構成では、MODが使われていないかも確認してください。
ランタンと鉄火鉢は照明として使い分ける
ランタンや火鉢は、拠点を照らすための道具や設置物です。装備を製作する作業台の拡張とは用途が異なるため、使いたい照明ごとの材料と設置条件を確認します。
ドヴェルグのランタンは黒い炉で作る
ドヴェルグのランタン(Dvergr Lantern)は、青銅2、スルトリングの核1、水晶1を使い、黒い炉(Black Forge)レベル1で作ります。通常の鍛冶場(Forge)とは製作設備が異なります。
鉄火鉢はヒルディルで買う器を使って設置する
鉄火鉢の材料となるIron Pitは、ヒルディル(Hildir)から1個75コインで購入できます。購入したIron Pit1個と木1を用意し、ハンマーで鉄火鉢(Iron Fire Pit)を設置します。燃料は木です。
吊り火鉢や立て火鉢は別の建築物で、こちらは鍛冶場を前提に設置し、石炭を燃料にします。鉄火鉢という名前だけを見て、鉄のインゴットから直接作る設備だと取り違えないようにしてください。
鎌は作物の収穫に使う道具
鎌(Scythe/大鎌)は作物を収穫する道具です。初回製作には大鎌の柄(Scythe Handle)1と銀6を使い、鍛冶場レベル2が必要です。
大鎌の柄は、モデル(Moder)討伐後に沼の魔女(Bog Witch)から1個200コインで購入できます。作業台のレベルを上げる拡張設備とは用途が異なるので、収穫用に作りたい場合はこちらの材料をそろえてください。
クラフト設備が使えないときの確認順
設備が使えないときは、建てられないのか、製作・修理できないのか、投入した素材が加工されないのかを先に分けます。次の順で確認すると、必要のない設備の作り直しを減らせます。
- 設備と素材の組み合わせを見る。鉄くずは溶解炉、黒い金属くずは鉄溶鉱炉など、投入先を確認する
- 建築材料を発見済みか、必要数を持っているか、ハンマーと前提設備がそろっているかを確認する
- 製作・強化・修理それぞれの要求設備レベルを見る。作業台拡張は種類の重複と接続を確認する
- 製作・修理に使う作業台や鍛冶場の屋根と囲いを確認する
- 加工設備の燃料・原料、風車の風や遮蔽、バリスタの専用弾など、その設備に必要な条件を確認する
まとめ|Valheimの作業台とクラフト設備は役割を分けて使う
Valheimのクラフトは、作業台一つですべてを完結させる仕組みではありません。作業台を木10で始め、Chopping BlockやTanning Rackなどでレベルを上げ、進行に応じてSmelter、Forge、Blast Furnace、Windmill、Stonecutterと設備を増やしていきます。
鉱石を金属へ変える設備と、その金属から装備を作る設備を分けて覚えることが、クラフトで迷わないコツです。抹消機は処理後に元のアイテムを戻せない設備、バリスタやTrapは味方にも注意が必要な防衛設備として扱い、自動収集についてもAuto-pickup・敵の回収施設・MODによる自動供給を混同しないようにしてください。
ゲーム全体の特徴やほかの遊びも知りたい場合は、Valheimの基本情報とゲーム全体の流れを確認してください。

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