『Stellar Blade(ステラーブレイド)』の主人公イヴを見て、「実在する女性がモデルなの?」「顔まで同じ人を3Dスキャンしたの?」と気になった人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、イヴのボディモデルは韓国のモデル、シン・ジェウン(Shin Jae-eun)氏です。一方、イヴの顔はシン・ジェウン氏をそのまま再現したものではなく、SHIFT UPが独自に制作したオリジナルデザインです。
つまり、「イヴ=シン・ジェウン氏を全身そのままデジタル化したキャラクター」という理解は正確ではありません。ボディの3Dスキャンと、ゲーム向けに作られた顔や衣装、髪型などが組み合わされて現在のイヴが作られています。
ステラーブレイドのイヴのモデルはシン・ジェウン
イヴの実在モデルとして公式関係者から名前が確認されているのは、韓国のモデルであるシン・ジェウン氏です。
ゲームディレクターのキム・ヒョンテ氏はPush Squareのインタビューで、シン・ジェウン氏をイヴの制作に使用したことを認めています。ただし、モデルになった範囲を正しく理解しておく必要があります。
シン・ジェウンの身体を3Dスキャンしている
イヴの制作では、シン・ジェウン氏の身体を3Dスキャンし、ボディラインの参考として使用しています。
キム・ヒョンテ氏によると、開発チームが目指していたキャラクターにシン・ジェウン氏の体型が合っていたことが起用理由です。
そのため、ゲーム内のイヴに見られるプロポーションには実在するモデルのスキャンデータが土台として使われています。単にイラストだけを参考にしてゼロから体型を作ったわけではありません。
イヴの顔はシン・ジェウンではない
特に間違えやすいのが、イヴの顔までシン・ジェウン氏をスキャンしたわけではないという点です。
キム・ヒョンテ氏は、スキャンしたのは身体であり、顔についてはSHIFT UPが社内で独自に制作したものだと説明しています。
したがって、
- ボディの基礎:シン・ジェウン氏の3Dスキャン
- 顔:SHIFT UPによるオリジナルデザイン
- 髪型や衣装:ゲーム向けにデザイン
- 最終的なキャラクター表現:CGモデルとして調整
という関係で考えると分かりやすいです。
「イヴのモデルはシン・ジェウン」という情報と、「本人と顔があまり似ていない」という印象は矛盾していません。そもそも顔については本人をそのまま再現する設計ではないためです。
イヴはどんなキャラクター?
イヴは『Stellar Blade』の主人公であり、プレイヤーが操作する第7空挺部隊の兵士です。
宇宙のコロニーから地球へ降下し、未知の生命体「ネイティブ」によって荒廃した地球を取り戻す任務に参加します。プロジェクト内のリサーチ資料でも、コロニー生まれの第7空挺部隊兵であり、本作の主人公として位置づけられています。
地球降下直後に第7空挺部隊が壊滅する
イヴが所属する第7空挺部隊は、地球奪還作戦の開始直後にネイティブの激しい攻撃を受けます。
危機に陥ったイヴは地上で活動している回収屋アダムに助けられ、その後はエンジニアのリリーとも行動を共にします。
PlayStation公式でも、イヴはコロニーから地球へ降下し、第7空挺部隊の壊滅後にアダムに救助され、ザイオンへ向かう主人公として紹介されています。
ザイオンでは「天使」と呼ばれる
地上の人々から見ると、宇宙のコロニーから高度な技術とともに現れる空挺部隊の兵士は特別な存在です。
PlayStation公式では、ザイオンの住民がイヴを「天使」と呼ぶことも紹介されています。荒廃した地球の住民とは装備や外見が大きく異なることも、イヴの存在感を強めています。
終盤の正体やエンディングに関わる設定まで踏み込むと重大なネタバレになるため、ここでは序盤から分かる範囲に留めます。
イヴが「かわいい」と注目されるキャラクターデザインの特徴
「ステラーブレイド イヴ かわいい」という検索では、単純にシン・ジェウン氏に似ているかどうかだけでなく、イヴ独自の顔や髪型、衣装デザインに関心を持っているケースもあります。
実際には、実在モデルのボディとSHIFT UP独自のキャラクターデザインを組み合わせているため、イヴの外見すべてをシン・ジェウン氏由来と考えるのは適切ではありません。
荒廃した地球とのギャップも意図されたデザイン
PlayStation.Blogのインタビューでキム・ヒョンテ氏は、イヴが宇宙から地球へ来た人物であり、荒廃した地上にいると異質に感じられるようデザインしたと説明しています。
乾燥して崩壊した地球に対し、イヴは艶やかで洗練された印象を持つキャラクターとして描かれています。単に外見を華やかにするだけでなく、コロニーと地球の文化・技術の違いを視覚的に表すデザインでもあります。
長いポニーテールもイヴを象徴する要素
イヴの外見で印象に残りやすいのが、非常に長いポニーテールです。
戦闘中にはイヴ自身だけでなく髪も大きく動くため、回避やコンボといった高速アクションの動きを強調する視覚的な要素になっています。
さらにナノスーツ、眼鏡、イヤリングなどを変更できるため、同じイヴでもプレイヤーの好みに合わせて外見を変えられます。
プレイヤーから見える姿も意識して制作されている
『Stellar Blade』は三人称視点で進むため、ゲームプレイ中はイヴの後ろ姿を見る時間が長くなります。
キム・ヒョンテ氏はGamesRadar+のインタビューで、プレイヤーが頻繁に見る部分であることから、キャラクターの後ろ姿にも特に注意を払ったと説明しています。
顔だけを作り込むのではなく、シルエットや髪の動き、ナノスーツを含む全身の見え方までゲーム画面を前提に設計されているわけです。
イヴのモデルで間違えやすいポイント
イヴには実在人物の3Dスキャンが使われていますが、「モデル」という言葉だけが広まったことで情報が混同されやすくなっています。
特に、顔・身体・声・追加衣装のモデルは同じ話ではありません。
「シン・ジェウンの顔をスキャンした」は誤り
イヴの顔はSHIFT UPによるオリジナルです。
シン・ジェウン氏はイヴのボディモデルであり、顔のモデルではありません。
そのため、本人の写真とイヴを比較して「顔が違う」と感じるのは自然です。
追加衣装では別のモデルが参加した例もある
発売後に追加されたコンテンツでは、イヴ関連のモデリングに別の人物が参加した例もあります。
Push Squareは、後の追加衣装などでコスプレイヤーのユン・ソルファ氏がボディダブルとしてモデリングに参加したと報じています。
ただし、これはオリジナル版イヴのボディモデルがシン・ジェウン氏ではなくなったという意味ではありません。
「イヴの元になったモデルは誰?」という質問への答えは、シン・ジェウン氏です。
ステラーブレイドのイヴは実在モデルのボディとオリジナルの顔を組み合わせている
『Stellar Blade』のイヴは、韓国のモデルシン・ジェウン氏の身体を3Dスキャンして制作されたキャラクターです。
一方で、イヴの顔は本人をスキャンしたものではなく、SHIFT UPが独自にデザインしています。したがって、「シン・ジェウン氏がイヴのボディモデル」という表現がもっとも正確です。
荒廃した地球と対照的な外見、長いポニーテール、多数のナノスーツ、戦闘時のシルエットまで含めて設計されていることが、イヴ独自の魅力につながっています。

コメント