Searchables MODの入れ方|検索用ライブラリ・Fabric API・エラー

Searchablesの用途・対応版・注意点を示す編集部作成の概念図

Searchablesは、Minecraft MODの検索・絞り込み・入力補完を支えるライブラリです。作者jaredlll08は、単体では何もせず、利用するMODの検索体験を改善する共通部品だと説明しています。今回確認したFabric用ファイルにはFabric APIが必要です。検索欄を追加したい場合は、その機能を実装するMOD本体も別に必要になります。

2026年10月14日にゲーム公式情報、作者の正規配布説明、公開READMEと対応ファイルを確認しました。筆者による実機起動、検索欄の操作、すべての依存元MODとの互換性確認は行っていません。本記事はMinecraft用Searchablesを対象にしています。

目次

Searchablesは対応するMODの検索を支えるライブラリ

作者の配布ページでは、要素の属性に基づく絞り込みと、自動補完のための機能を紹介しています。SearchablesがMinecraftのすべての画面へ、勝手に検索欄を追加するわけではありません。使うMODがライブラリを組み込んでいることが前提です。

作者READMEには、色や形の属性を持つ要素を絞り込む開発用の例があります。例えばcolor:redのような表現は、その例で定義された属性を検索するための説明です。どのMinecraft画面でも使える共通コマンドとして紹介するものではありません。

検索できる対象や入力方法は、Searchablesを使っているMOD本体の実装によって変わります。ライブラリを導入しただけで、ワールド内のすべてのチェストや未知の場所を検索できるツールになるとは考えないでください。

目的や状態 調べる対象
必須依存としてSearchablesを求められた MOD本体の必要な版とSearchablesの対応ファイル
検索欄を使いたい 検索機能を提供するMOD本体
入力補完が出ない 対応する画面とMOD本体の仕様
単体で入れたが変化がない 作者が説明するライブラリの役割

Fabric用はゲーム版とFabric APIを合わせる

2026年10月14日にSearchablesの配布ファイル一覧で、以下のFabric用releaseを確認しました。両方のファイルでFabric APIが必須依存に記載されています。

Minecraft Java版 確認したSearchables版 必須依存MOD
1.21.1 1.0.2 Fabric API
26.3 1.0.3 Fabric API

Fabric APIも、対象のMinecraft版に対応するものを選んでください。Searchables自身の番号はゲームの番号とは別です。同じ1.0.3という表示を見かけても、対象ゲーム版やローダーを確認せずに選ばないようにします。

依存元MODが要求するSearchablesの版の範囲にも注意します。ゲーム版が合うだけで、要求を満たすすべての組み合わせが保証されるわけではありません。エラーに必要な版が表示されているなら、それを基準に配布条件へ戻って確認します。

Minecraft公式の26.3公開情報はゲーム本体の案内です。ForgeやNeoForgeを使う場合は、そのローダー向けのSearchablesファイルと依存関係を確認してください。Fabric用のJARやFabric APIを、別のローダーへ混ぜる手順ではありません。

導入はクライアントの対象modsへ行う

今回確認したSearchablesの作者配布情報では、クライアント側を対象としています。プレイするプロファイル内へ、必要とするMOD本体と合わせて導入します。専用サーバーの管理機能を増やしたり、サーバーの権限を変更したりするためのライブラリではありません。

  1. Minecraftを終了し、現在のMODと設定をコピーします。構成全体を更新する場合はワールドも保存します。
  2. Searchablesを必要とするMOD本体のゲーム版、ローダー、要求するライブラリ版を確認します。
  3. 作者配布ページで対応するSearchablesと、そのファイルの必須依存を選びます。
  4. 対象のゲームディレクトリ内のmodsへJARを置きます。展開せず、同じライブラリの旧版を二重に残さないようにします。
  5. 正しいプロファイルで起動し、MOD本体の検索画面と起動ログを確認します。

Fabric公式の導入説明にある標準の場所は、Windowsで%appdata%\.minecraft\modsです。macOSは~/Library/Application Support/minecraft/mods、Linuxは~/.minecraft/modsが標準の例です。独立したMODパックのプロファイルでは、その指定フォルダーを使います。

ランチャーのどの構成を起動するかと、JARを置いた場所が一致しているかを確かめてください。ダウンロードフォルダーやリソースパックのフォルダーへ置くだけでは、MODの導入と同じにはなりません。

見つからないエラーと検索機能の不調を分ける

「Searchablesが見つからない」という起動時のエラーと、起動後の検索結果が期待と違う状態では、確認する対象が変わります。まず起動条件を満たしてから、検索画面の仕様を調べます。

状態 最初に確認すること
必須ライブラリがないと表示 対象mods内に正しいSearchablesがあるか
必要な版が違うと表示 MOD本体が要求する範囲と導入版
Fabric APIが足りない 対応するゲーム版のFabric API
同じMODが重複している 旧版と新版のJARが残っていないか
起動するが検索欄がない MOD本体がその画面に検索機能を提供するか
補完や絞り込みだけが期待と違う MOD本体の入力仕様と対象データ

画面によって機能が異なることを、ライブラリの故障だとすぐに判断しないでください。検索対象、属性名、並べ方は利用するMODによって変わり得ます。MOD本体の使い方を確認し、再現する入力と画面を記録します。

作者へ報告する場合は、公式Issuesにゲーム版、ローダー、Searchables、利用するMODの版を添えます。検索結果の問題なら、何を入力してどのような結果になったかを説明できると、起動エラーとは違う問題として伝えられます。

マルチでも検索する画面とサーバーの役割を区別する

クライアント側のライブラリを入れることで、サーバー側の不足を自由に解消できるわけではありません。参加先に指定のMODパックがある場合は、その構成と版を確認してください。依存元MODがサーバー側にも必要かどうかは、そのMODの作者案内で別に調べます。

Searchablesを必要とする画面があるとしても、検索できる内容は画面を提供するMODの仕様に従います。管理者の許可していないデータを見たり、接続先のアクセス制限を回避したりする方法として扱うものではありません。

更新・削除は使っているMOD本体から判断する

更新前にSearchablesとFabric APIの現在のJAR、設定、依存元MODの構成を保存します。新しいライブラリが依存元の要求範囲に入るかを確認し、旧版と新版を二重に置かずに入れ替えてください。ゲーム版の更新では、依存元MODとローダーの対応も必要です。

Searchablesを外す場合は、必要とするMODがほかに残っていないかを調べます。利用するMODが一つとは限らないため、一つの本体を削除しただけで共通ライブラリも不要になるとは決めつけません。Fabric APIもほかのMODが使うなら残します。

設定やワールドを一括削除する必要はありません。元の構成へ戻せるファイルを残し、更新後や削除後の起動と、必要な画面の操作を確認します。Searchablesは、対応するMODが求める検索の共通部品として、依存関係をそろえて使いましょう。

※サムネイルは編集部作成の概念図です。実際のゲーム画面や公式画像ではありません。

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