確認日:2026年10月24日
ASAのブリーディングMODは、親のよい能力を子へ受け継がせたい場合に選択肢になります。Better Breedingは継承の仕組みを変え、Best Baby Treat (Breeding improvement)は生まれた赤ちゃんへおやつを与えてステータスを整える方式です。
突然変異を新しく起こすことと、親が持つ能力を子へ残すことは同じではありません。欲しいのが新しい突然変異なのか、最良の能力の継承なのか、育成作業の補助なのかを分けると、必要な機能が見えてきます。
公式・配布元などの情報は2026年10月24日に確認したもので、実機での検証は行っていません。突然変異の参考WikiにはASA向けの更新が必要という注記があるため、確率や継承条件は出典の説明として読み、現在のASAで検証済みの数値とは区別してください。
突然変異の発生と継承を分けて考える
突然変異は、テイム生物どうしの繁殖で生まれた子に起きる、ランダムなステータスの上昇と色の変化です。繁殖の結果を変えるMODを比較する前に、新たな変異の発生と、親からの継承を区別しておく必要があります。
発生確率とカウンターの条件
ARK公式コミュニティWikiのMutationsでは、子1匹につき最大3回の判定があり、それぞれ2.5%と説明されています。両親とも突然変異カウンターが20未満なら、少なくとも1回起こる確率は7.31%とされています。
7.31%は「少なくとも1回」の確率で、すべての判定が成功する確率や、狙ったステータスに変異が起こる確率ではありません。判定回数の説明から、毎回必ず狙いどおりの能力を得られると考えることはできません。
突然変異カウンターは母系と父系の合計で捉え、両親とも20を超えると突然変異が起きないと出典は説明しています。ただし、確認できた記述は20未満と20超の条件であり、ちょうど20の場合の扱いまでここから補うことはできません。
片方の親だけが条件を満たす場合の確率なども、確認できた情報にはありません。条件の一部が違う組み合わせに、7.31%という数値をそのまま適用することはできず、境界や例外の判断には追加の確認が必要です。
追加されるレベルと親から受け継ぐ値
突然変異1回につき、そのステータスへ2レベルが加わり、色の領域が1か所ランダムに変わると説明されています。ASAでは加わったレベルをmutated levelsとして扱うため、野生の基礎ステータスと変異分を分けて考える必要があります。
ASA本体の説明には、突然変異用のカウンターがあり、基礎ステータスとは別に継承されるという記載があります。一方、Mutationsのページでは、強い方の野生ステータスと突然変異レベルが55%の確率で一緒に選ばれ、強い方と弱い方を組み合わせられないとされています。
別に管理されることと、実際の継承時にどの組み合わせが選ばれるかは、同じ説明ではありません。ページには更新が必要との注記もあるため、これらの記述をつなぎ合わせて、現在のASAの細部まで確定した独自の法則を作ることはできません。
本体側の情報源はARK: Survival AscendedのWikiページです。カウンターの仕組みを理解する材料にしつつ、継承の確率と、新しい突然変異が発生する確率を取り違えないことが重要です。
繁殖MODは継承を変える場面で選ぶ
親のよい値を子へ残したい場合、Better BreedingとBest Baby Treat (Breeding improvement)は比較しやすい候補です。ただし、どちらも「新しい突然変異を無条件に発生させるMOD」として説明されているわけではありません。
生まれる際の継承か、おやつによる変更か
Better Breedingは、両親の最も高い野生レベルと突然変異を子へ必ず受け継がせるという仕様です。生まれた子の継承結果を変えることが中心で、テイム後に振ったレベルは継承対象に含まれません。
Best Baby Treatは、生まれた赤ちゃんに専用のおやつを与えると、両親の最良の基礎ステータスと突然変異を受け継がせる方式です。赤ちゃんと両親の距離条件があるので、アイテムを使う場面まで含めて比較する必要があります。
| 比較点 | Better Breeding | Best Baby Treat (Breeding improvement) |
|---|---|---|
| 変更の入口 | 親から子への継承 | 赤ちゃんへ専用のおやつを与える |
| 中心となる仕様 | 最も高い野生レベルと突然変異の継承 | 最良の基礎ステータスと突然変異の付与 |
| 確認する対象条件 | テイム後のレベルは非対応 | 両親の100メートル以内、既定では成体に無効 |
| 主な設定 | Blacklist、ExcludedStats | GiveTraitsなど |
| 既知の不具合 | 一部の赤ちゃんで値の表示が正しくない | おやつの後に食料が0になる場合がある |
Better Breedingを選ぶかどうかは、繁殖時の継承にどの程度介入したいかで考えられます。Best Baby Treatを選ぶ場合は、対象の赤ちゃんにアイテムを使う方式と、その際に必要な条件が希望に合うかが判断点になります。
ゲームバランスに関わる変更
最良の値を確実に継承できるようにすることは、元の確率に従って繁殖する場合と比べてゲームバランスを大きく変えます。単に表示が見やすくなる便利機能とは異なり、子が得る能力の決まり方そのものに関わる変更です。
そのため、便利そうな機能をすべて有効にするより、変えたい部分を先に決める方が選びやすくなります。野生レベルの継承を整えたいのか、特定のステータスは元の扱いに残したいのか、特性まで継承させたいのかで必要な設定は変わります。
- 親のよい能力を受け継ぐ部分を変えたいなら、継承対象を確認する。
- 生まれた赤ちゃんを選んで変更したいなら、おやつの方式と条件を見る。
- 餌やりや刷り込みだけを補助したいなら、継承変更とは別に考える。
両候補を併用した場合に、処理がどの順で働くかは確認できません。機能が似ていることを理由に効果が加算されると考えず、それぞれの仕様と必要条件から採用範囲を決める必要があります。
Better Breedingの継承対象と設定
Better BreedingはSilentrizzによるASA向けMODで、Project IDは941697、PlatformはCross-Platformです。配布ページに記録された最終更新日は2025年5月26日であり、確認日に更新されたという意味ではありません。
野生レベルとテイム後のレベルの違い
両親の最も高い野生レベルと突然変異を子へ必ず受け継がせるというのが、配布元の説明です。ここでいう必ずはMODが掲げる継承仕様であり、どの環境でもMOD自体が必ず動くという動作保証ではありません。
テイム後に振ったレベルの継承には対応していません。親の画面で見える数値が高いことだけを理由に、その数値が丸ごと子へ移ると期待すると、対象となる野生レベルとの違いを見落とします。
判断するときは、育てた親の現在の能力と、子が受け継ぐ対象を分けます。すでにテイム後の育成で増えた部分まで含めて継承したい場合、Better Breedingの説明だけではその希望を満たすとは言えません。
ARKの突然変異MODを探す目的でも、新規変異を増やすことと、既存の変異を受け継ぐことを区別する必要があります。配布ページに書かれた継承機能から、突然変異の発生確率まで変わると推測することはできません。
対象外にする生物とステータス
設定は[BetterBreeding]のBlacklistとExcludedStatsが確認されています。Blacklistは対象外にする生物をゲーム内の正式名で指定し、ExcludedStatsはMODの対象外にするステータスを指定する項目です。
どちらも対象を除く設定ですが、生物単位かステータス単位かという違いがあります。ある生物だけ元の継承に残す判断と、全体のうち特定の能力だけをMODの処理から外す判断を分けて考えられます。
ただし、実際に記入する生物名やステータス指定の一覧、複数指定時の書式は確認できていません。設定名が分かっていることから、具体的な設定例まで独自に作ることはできず、値の書き方は配布元で確認する必要があります。
継承の変更を一部に限定する考え方は、元の繁殖の条件をどこまで残すかを考える材料になります。ゲームバランスの変化を受け入れる範囲に合わせ、MODを有効にするかどうかと、対象をどう設定するかを別に判断できます。
根拠はBetter Breedingの配布ページです。必要な効果が継承対象に含まれるかを読み、見た目のレベル表示だけで仕様を評価しないことが大切です。
Best Baby Treatの作成・距離条件・特性設定
Best Baby Treat (Breeding improvement)はZonks01によるASA向けMODです。Project IDは942989、PlatformはCross-Platform、配布ページの最終更新日は2025年11月24日と記録されています。
赤ちゃんに与えるおやつの準備
専用のおやつBest Baby Treatは、調理鍋のCooking Potで作ります。材料はStimulantを1個、ファイバーを20個で、水も必要とされ、エングラムはレベル8、0ポイントでアンロックします。
この作成条件は、MODを有効にしたこととは別に確認する項目です。おやつを使う仕組みなので、継承結果を変えたい赤ちゃんが生まれた後に、そのアイテムを与える操作が必要になります。
赤ちゃんは両親の100メートル以内にいることが条件です。片方だけが近くにいる場合の扱いを推測せず、配布元が示す両親との位置関係を満たしているかを確認する必要があります。
既定では成体には効かず、設定で変更可能とされています。成体へ適用するための具体的な設定名や値は確認できていないため、赤ちゃん向けの条件をそのまま成体へ拡張した案内はできません。
材料が用意できること、エングラムを覚えていること、対象が条件に合うことは、それぞれ別の確認点です。おやつの所持だけで効果が得られると考えず、使用対象と両親の状態を合わせて確認できます。
特性の継承と追加アイテム
Best Baby Treatは両親の最良の基礎ステータスと突然変異を受け継がせ、設定によってtraits、つまり特性も継承できます。ただし、特性の受け継ぎは強すぎる可能性があるため、既定では無効です。
特性を有効にする設定は[BestBabyTreat] GiveTraits=trueです。MODを入れることと、この設定を有効にすることは別であり、初期状態から特性も受け継ぐと考えることはできません。
ステータスと突然変異の継承を求めるだけなら、特性まで有効にするかは独立して判断できます。能力に関わる変更を追加するほど元の繁殖との差が広がるため、希望する遊び方と設定の対象を一致させる必要があります。
ほかにも、ステータスを低い方の親へ合わせるおやつ、性別を変えるおやつ、繁殖・刷り込み・テイム用のケーキが追加されます。能力を高い方へそろえる用途だけのMODではありませんが、各アイテムの細かい条件や効果量は確認できません。
配布元は、MODを外しても、変更済みの赤ちゃんのステータスと突然変異は残ると説明しています。これは変更済みの値についての説明で、追加アイテムや未変更の個体まで同じように残ると広げて扱うことはできません。
根拠はBest Baby Treat (Breeding improvement)の配布ページです。削除しても残る範囲が明記されている点と、ほかのMODにも同じ性質があるとは言えない点を分けて読めます。
既知の不具合は表示と食料の問題に分ける
繁殖MODでは、効果がないように見える場合と、育成中の食料に問題が起きる場合で確認点が異なります。Better BreedingとBest Baby Treatには、それぞれ別の既知の不具合が記載されています。
Better Breedingの赤ちゃんの表示
Better Breedingでは、レベルを強制更新したMOD生物の赤ちゃんで、再起動またはクライオまで値が正しく表示されないことがあります。配布元の説明は表示に関するもので、表示だけを根拠に継承処理が失敗したと断定することはできません。
また、自動クライオや捕獲系MODで赤ちゃんをすぐ回収すると、表示データが正しくないことがあり、取り出すと直るとされています。出生直後の回収と、個体の情報表示が関わる組み合わせとして確認する必要があります。
ここでの回復方法の記載は、既知の表示問題に対する配布元の案内です。原因が別の不具合や、消失した生物まで同じ操作で元に戻ると保証するものではありません。
自動回収を使っている場合、継承の結果と回収後の表示を分けて確認すると、配布元の説明と照らし合わせやすくなります。値が異なって見える段階で、別の繁殖MODを重ねれば直ると判断する根拠はありません。
Best Baby Treatの食料が0になる問題
Best Baby Treatでは、おやつを与えた後に赤ちゃんの食料が0になる場合があるとされています。配布元は、与える前に食料を持たせておくよう案内しており、おやつの材料とは別に育成中の食料を確認する必要があります。
この問題は、能力が希望どおりになったかどうかとは別です。ステータスの変更が目的でも、使用後の食料の扱いについて配布元が注意を示しているため、その条件を含めて利用を判断します。
- 表示値の問題は、Better Breedingの既知の条件と照合する。
- おやつの使用前は、Best Baby Treatの食料に関する案内を確認する。
- 対象や条件が違う問題へ、別MODの対処法をそのまま当てはめない。
どちらも、すべての赤ちゃんに常に起きると説明されているわけではありません。一方で、起きないことも保証できないため、既知の条件を読んだうえで導入前にバックアップを取る必要があります。
動作を判断するときは、本体のバージョン、機種、他のMODとの組み合わせも確認します。既知の不具合として説明できる範囲と、それだけでは原因を確認できない範囲を分けることが、無理な断定を避ける基準になります。
餌やり・ふ化・情報表示を補助する選択肢
継承結果そのものを変えなくても、繁殖に関わる作業を補助するMODがあります。育成の負担を減らしたいのか、親や子の能力を確認したいのかで、継承MODとは別の選び方ができます。
Cybers Structures QoL+の繁殖関連設備
Cybers Structures QoL+ (Crossplay)には、Mutator、Propagator、Nanny、Hatcheryが含まれます。Mutatorは性別の指定や入れ替え、繁殖の許可、成長の一時停止などに関わり、Propagatorはクライオポッド内での繁殖・突然変異に対応すると説明されています。
Nannyは赤ちゃんの刷り込みと餌やり、Hatcheryは卵のふ化と回収を担当します。これらは継承を変えるMODと役割が重なるとは限らず、どの育成作業を補助したいかに合わせて見る機能です。
たとえば食料の管理を補助したい目的と、最良の値を子へ受け継がせたい目的では必要な機能が違います。設備の存在からBest Baby Treatの既知の食料問題まで自動で解消できると判断することはできません。
このMODは多数の建築物やレシピも含むため、繁殖だけに限定された小さな変更とは言えません。必要なのが特定の育成機能なら、追加される内容と設定を合わせて検討する必要があります。
根拠はCybers Structures QoL+ (Crossplay)の配布ページで、最終更新日は2026年10月5日です。作者はCyberAngel、Project IDは940975、PlatformはCross-Platformと記録されています。
Super Spyglass Plusによる情報確認
Super Spyglass Plusは、向けた生物のステータスや突然変異、受精卵、生まれる前の赤ちゃんの情報などを表示します。継承する値そのものを変えるのではなく、親や子の状態を把握するための候補です。
設定はGameUserSettings.iniの[SuperSpyglassPlus]で、PCではAlt+Homeで設定画面を開くと案内されています。生物の情報を見る目的と、繁殖の結果へ介入する目的を分ければ、必要以上に継承の仕組みを変えずに選ぶ判断もできます。
Super Spyglass Plusの配布ページでは、作者はkavan87、Project IDは929420です。最終更新日は2026年5月28日、PlatformはCross-Platformですが、情報表示があるだけで既知の表示不具合を必ず判別できるとは言えません。
Breeding StopperやBreeding Assistantなど、一覧で名前だけ確認されている候補もあります。ただし、個別ページの機能や条件は未確認なので、名前から突然変異の確率変更や自動育成の機能を補って勧めることはできません。
導入と設定変更はバックアップ後に進める
継承を変えるMODを入れる前に、セーブデータのバックアップを取ってください。具体的な保存場所と手順は未確認のため、設定ファイルのパスをセーブデータの場所として代用することはできません。
必要条件を確認して有効化する
ASAのMODはCurseForgeで配布され、ゲーム内のMODブラウザからダウンロードします。CurseForgeアプリはASA非対応であり、アプリで管理する手順とは分ける必要があります。
Cross-Platformは、作者が選択するとPC・Xbox・PlayStation向けに用意される仕組みです。両繁殖MODにはこの表示があり、仕組みの根拠はARK:SA x CurseForgeですが、組み合わせごとの動作を保証する表示ではありません。
Xbox・PlayStationではMODの合計容量に20GBの上限があり、カスタムコスメも含まれます。個別MODの容量は確認できていないので、導入本数だけで上限内かどうかを判断することはできません。
CurseForgeサポートは、ASAではMODを既存のゲームに追加できないと案内しています。配布元の必要条件や既知の不具合を確認した後、新しいゲームを作って有効にする流れです。
- 「Mods list」を開き、利用規約に同意して「Browse mods」から対象を探す。
- 「Install」を選び、インストール後に新しいゲームを作る。
- 「Mod settings」の「Available mods」で対象を選び、「Activate mod」を実行する。
- 「Active mods」に表示されることを確認し、シングルプレイまたは非専用セッションを始める。
MODが有効なサーバーへ参加する場合は、「Join Game」で対象を選び、必要MODの一覧から「Join」で未導入分を入れられます。根拠はCurseForgeサポートの導入手順です。
設定ファイルと更新後の確認
GameUserSettings.iniなどの設定ファイルを編集する場合は、ゲームを閉じてから作業します。起動中に編集すると変更が戻されるという説明があるため、書き換えた値が反映されない場合には編集時の状態も確認します。
この注意の根拠はServer configurationです。設定名は分かっていても、値の指定方法まで確認できていない項目については、配布元の案内なしに設定例を作ることはできません。
Better Breedingには2025年5月26日以降の更新を確認できておらず、更新日だけで現行本体への対応は判断できません。WikiではUnreal Engine 5.8 Upgradeが2026年10月28日予定とされ、確認日時点では未実施で、更新後の各MODの動作は未確認です。
大型更新の後には動かなくなる可能性があるため、必要条件、最終更新日、既知の不具合、他のMODとの組み合わせを確認してください。動作しない原因を切り分ける際も、変更済みの個体が残る範囲を別のMODへ広げて考えないことが必要です。
まとめ
ASAの繁殖では、突然変異を新しく起こすことと、親の能力を子へ継承することを分けて考える必要があります。Wikiの確率には条件が付き、ASA向けの更新が必要という注記もあるため、現在の動作を保証する数値としては扱えません。
Better Breedingは最良の野生レベルと突然変異の継承を変え、テイム後に振ったレベルは対象外です。Best Baby Treatは赤ちゃんへおやつを与える方式で、両親との距離や、既定で無効の特性設定を確認する必要があります。
両者には表示値や食料に関する既知の不具合があり、ゲームバランスも大きく変わります。導入前にバックアップを取り、継承の変更と育成作業の補助を分けて、希望する遊び方に合う範囲を選んでください。

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