確認日:2026年10月26日
Kenshiの建築MODは、今ある建物を置きやすくするものと、建てられる建物の種類を増やすもので選び方が変わります。傾斜地での配置が目的ならSlopeless、建築対象を増やしたいならForgotten Buildingsやmore building(HWB edition)が比較候補です。
ただし、配置できることと、完成後に人物が通行できることは別です。建物を地形に埋めたり、大型建物を追加したりする場合は、入口や階段の移動経路まで確かめる必要があります。
2026年10月26日に公式・配布元の情報を確認しています。各MODの変更範囲と作者の注意点を踏まえ、拠点で実現したいことに合うものを選んでください。
Kenshiの建築MODは配置条件と建築対象で選ぶ
建築中の不満が「置きたい場所に置けない」なのか、「建てたい種類がない」なのかによって、必要な変更は異なります。建築MODという共通の呼び方だけで選ぶと、期待した機能と実際の変更範囲がずれやすくなります。
傾斜地への配置と建物の追加は別の機能
Slopelessは、建築時の傾斜条件や設置制約を変更するMODです。起伏のある場所で建物を配置しやすくすることが中心で、建築物を大量に追加するものではありません。
一方、Forgotten Buildingsは、旧版Kenshiやプレイヤー以外の町にある建物・家具を建築対象に加えます。more building(HWB edition)も追加型の候補で、家だけでなく壁や橋を含む構成です。
たとえば、今ある建物を丘の斜面へ置きたいなら、まず配置条件を変える機能が目的に合います。橋や別の建物そのものが欲しいなら、設置制約の緩和だけでなく、追加される建築対象を確かめる必要があります。
| MOD | 主な変更範囲 | 選ぶ目的 |
|---|---|---|
| Slopeless | 傾斜条件・設置制約の変更 | 今ある建物を起伏のある土地へ配置したい |
| Forgotten Buildings | 建物・家具の追加と配置機能の変更 | 建築対象を増やし、配置の幅も広げたい |
| more building(HWB edition) | 家・壁・橋の追加 | 建物に加えて壁や橋も選びたい |
Forgotten Buildingsには、作者がSlopelessに似ていると説明する配置機能も含まれます。そのため、「配置を変えるもの」と「種類を増やすもの」が完全に別々とは限らず、追加型のMODが設置条件にも手を加える場合があります。
拠点で困っていることから候補を絞る
候補選びでは、建築一覧に欲しいものがないのか、既存の建物を置く段階で困っているのかを先に分けると、必要な機能が見えます。名称や紹介画像だけでなく、作者が説明する変更対象を基準にしてください。
- 既存の建物を傾斜地へ置きたいなら、Slopelessの配置機能を確認する。
- 町の建物や家具などを建築対象に加えたいなら、Forgotten Buildingsを確認する。
- 家・壁・橋をまとめて増やしたいなら、more building(HWB edition)を確認する。
建築対象が増えることは、すべてをすぐに建てられることと同じではありません。Forgotten Buildingsのように建築方法の習得を伴うものもあるため、追加内容と利用条件を合わせて見ることが大切です。
また、使いたい建物の見た目が気に入っても、通行に関する作者の注意が出ている場合があります。配置の自由度、建築対象の種類、完成後の経路という別々の点から選ぶと、目的との食い違いを減らせます。
Slopelessは傾斜条件を緩めても自動で水平にはならない
Slopelessの作者はGyropilotです。建物を置ける条件を緩める一方、配置中の建物が地面の傾きに追従する性質までなくなるわけではありません。
傾斜と高さは別々に調整する
Slopelessを導入しても、斜面へ置いた建物が常に水平になるとは説明されていません。作者は傾斜や高さを調整する操作を案内しているため、設置できる範囲が広がった後も、配置時の調整が必要です。
傾斜変更の既定キーは、Steamの説明では ]、Nexusの説明では ] and [ と表記されています。高さ調整は両方で - and = と案内されており、傾斜の変更と上下位置の変更を混同しないようにしてください。
高さについては、基礎が下に残る範囲で上下位置の許容幅を増やすと説明されています。建物の高さを無制限に変えられる機能として捉えず、基礎の位置も見ながら調整する必要があります。
これらは作者ページにある既定操作の表記です。日本語キーボードでの実際の割り当てはゲーム側の設定と配布ページで確認し、記号の見た目だけで使用するキーを決めないでください。
作者は、通常の建築操作で配置できる機能として説明しています。開発用ツールで建物を移動させることを前提にした導入ではないため、別の編集操作が必須だと考える必要はありません。
Steam版とNexus版は更新日だけで選ばない
SlopelessのSteam公開日は2019年5月13日、最終更新表示は2024年2月26日です。一方、Nexusの公開日は2019年5月17日、最終更新表示は2020年9月10日で、MOD側の番号は Version 6 となっています。
日付だけを比べるとSteam側が新しく見えますが、作者の説明はNexus版のほうが新しいと案内しています。Steamの更新履歴には、2024年2月26日に実験的変更を戻した旨もあるため、最終更新日だけで内容の新旧を判断しないでください。
Version 6 はSlopeless自身の番号であり、Kenshi本体の対応番号ではありません。導入する配布経路を決める際は、更新日と版番号を別の情報として読み、作者が案内する変更内容を確かめてください。
配布元はSlopelessのSteam作者ページとNexus作者ページです。版の違いを詳しく見る場合は、Steamの更新履歴も参照できます。
地形への埋め込みと重ね置きは通行経路を別に確認する
Slopelessでは、従来の配置制約が緩んでも、建物の当たり判定や地形との関係は残ります。作者が挙げる既知の問題を踏まえると、置けた時点だけで判断せず、完成後の移動と見え方まで確かめることが重要です。
建物を重ねても重なった部分は通路にならない
作者は、建物同士を重ねた場合にも双方の当たり判定と表示が残ると説明しています。配置を妨げる制約が緩和されることと、重なった部分が人物の歩ける空間になることは別です。
重なった部分には移動経路がないため、建物を接触させれば室内同士を自由につなげられるとは判断できません。外から連続した建物に見える配置でも、内部を通り抜けられるかは別に確認してください。
これは、建築物を置く段階の判定と、人物が移動する経路の違いです。見た目を整えるための重ね置きを、そのまま通路や接続部分として使える機能に読み替えないことが大切です。
丘へ埋めたバルコニーとカメラの問題
作者は、バルコニー付きの建物を丘へ埋め込む場合に注意を求めています。上階へ進んだ人物が地表へ移動し、経路に問題が起こる例が挙げられているため、入口を通れるだけでは十分ではありません。
建物全体が斜面に収まっているように見えても、上階やバルコニーと地表が干渉する配置には別の問題があります。建物の形に応じて、地形に接する場所を確かめる必要があります。
また、崖に埋めた建物の内部を見る際には、カメラが丘にぶつかると説明されています。人物が移動できるかに加え、室内を確認するための視点を取れるかも、使い続けるうえで重要な点です。
建物ごとに安全な埋め込み量が決まっているとは案内されていません。一定の深さなら問題ないと決めず、地形と建物の組み合わせに応じて状態を確認してください。
壁は配置の可否と見た目を分けて判断する
Slopelessでは壁も配置可能になるものの、作者は見た目の問題が残るとしています。設置できる表示が出ても、壁の外観まで意図どおりに整う保証にはなりません。
斜面を使った拠点では、建物の向きや高さだけでなく、壁が地形とどう接しているかも確認対象です。配置の自由度が上がるほど、設置後の状態をそれぞれ確かめる意味が大きくなります。
- 配置できるかは、建築時の設置条件として確認する。
- 見た目が成立しているかは、地形や周囲の建物との重なりで確認する。
- 通行できるかは、入口・階段・上階・バルコニーなどの経路で確認する。
この区別は、Slopelessを入れれば地形との干渉がすべて解消するという誤解を避けるために必要です。作者の説明は配置条件の変更であり、あらゆる建物の経路を作り直すという意味ではありません。
Forgotten Buildingsは建物と家具を増やしたい場合の候補
Forgotten Buildingsは、Mechanicaが配布する建築対象の追加MODです。Slopelessと比べる際は、配置のしやすさだけでなく、何を建てられるようにするかが中心になります。
追加対象には大型建物や橋も含まれる
作者は、旧版Kenshiやプレイヤー以外の町の建物・家具を建築対象にすると説明しています。例として Outpost Citadels、Ashland Domes、橋、沼地のプラットフォームが挙げられています。
既存の建物を別の土地へ置くことより、建築の選択肢そのものを増やしたい場合に合う方向性です。建物だけでなく家具も含むため、追加内容をすべて同じ種類の建築物として数えないようにしてください。
作者の数量説明は、建物・家具400超に、別テクスチャの複製300を加えたものです。異なる家が700種類あるという意味ではなく、対象の種類と見た目違いの複製が含まれる数字として読む必要があります。
追加物の多くは建築方法を記したアイテムから習得し、そのアイテムを、その建物がある場所で購入または入手する仕組みです。購読しただけですべての追加物が即座に建築可能になるとは限らないため、利用条件を確認してください。
欲しい建物が建築一覧に出てこない場合は、追加される名前だけでなく、その建物の建築方法を習得する必要があるかを配布ページで確認してください。建築対象として存在することと、現在の状態で建てられることを分けて考えると、導入失敗との取り違えを防げます。
Slopelessとの併用順は作者の個別指定を優先する
Forgotten Buildingsには、Slopelessに似た配置機能も含まれます。そのため、両方を使う場合は機能が完全に独立していると考えず、作者が組み合わせを名指しした指定を確認する必要があります。
作者は、SlopelessをForgotten Buildingsより上に置くよう案内しています。逆順にすると一部の建物を配置できなくなるため、この組み合わせでは相対的な位置関係が重要です。
Slopeless単独の説明には読み込み順の下部に置く指定がありますが、それだけで併用時の並びを決めないでください。全体の中で下寄りに配置する話と、Forgotten Buildingsに対して上に置く話は、別の条件として扱えます。
Forgotten Buildingsの公開日は2019年3月10日、更新日は2020年5月29日です。対応する本体番号、必須の前提MOD、既存セーブへの導入や取り外しの条件は、Forgotten Buildingsの作者ページで確認してください。
more building(HWB edition)は家・壁・橋をまとめて追加する
more building(HWB edition)は、Stilldollが配布する追加MODです。家に加えて壁や橋を含むため、拠点に欲しい構造物の種類から比較できます。
建物名だけでなく収録範囲を見る
作者が挙げる追加対象には、Ancient Lab、Outpost s-V、Concrete Wall、Metal_Arch_Bridge などがあります。住宅だけを増やすものとして捉えると、壁や橋を含む構成を見落としてしまいます。
Forgotten Buildingsと比較する場合も、追加数の大小だけで決めるより、欲しい建築対象が収録されているかを確かめるほうが目的に直結します。建物を増やしたいという希望を、家なのか壁なのか橋なのかまで具体化しておくと選びやすくなります。
一方で、Slopelessとの具体的な相対順序や、すべての追加建物にどのような効果が及ぶかは、配布ページの案内を確認してください。Forgotten Buildingsとの併用指定を、そのまま別のMODの組み合わせへ当てはめることはできません。
公開日は2018年6月1日、更新日は2021年6月5日です。この更新日は配布物の履歴であり、本体の対応バージョン番号を示す情報ではありません。
大型建物には作者が挙げる経路の不具合がある
作者は、Defensive wall V、Ancient citadel、Ancient factory、研究所・監獄の派生物などで、経路の不具合が起こりやすいと案内しています。大型建物を建てる目的で選ぶ場合は、追加対象だけでなくこの注意も合わせて読む必要があります。
建て直し、保存・再読込、Importによって直る可能性が挙げられていますが、解決を保証する説明ではありません。作者は元の保存データを保護するよう求めており、修復を試す際も元の状態を残すことが前提です。
配置自由化MODを併用すれば、この経路問題まで解消すると結び付けないでください。配置条件を緩める働きと、追加建物の中を人物が移動できるかは異なる問題です。
Slopelessで地形との重なりを調整した場合でも、追加建物側にある注意がなくなるわけではありません。大型建物で経路が成立しないときは、配置の見直しだけで解決すると決めず、対象の作者が挙げる対処を確認してください。
収録内容と不具合の案内は、more building(HWB edition)の作者ページで確認できます。対応する本体番号、前提MOD、既存セーブへの条件も、導入前に同じ配布元で確かめてください。
建築MODの導入は保存データを保護して一つずつ進める
導入前には、プロフィール・セーブデータのバックアップを取ってください。複数の建築MODを使う場合も、一つずつ追加して動作を確かめる流れにすると、どの変更で状態が変わったかを見分けやすくなります。
Steam Workshopでの基本的な導入の流れ
Steam Workshopでは、作者の配布ページから購読し、Kenshi起動時のランチャーで使用するMODを選択します。配布ページの公開状態と購読可否を確認してから進め、表示される案内に従ってください。
- プロフィール・セーブデータのバックアップを取る。
- 作者ページで変更範囲、対応条件、前提MOD、読み込み順を確認する。
- 使用するMODを購読し、ランチャーで選択する。
- 一つずつ導入し、目的の建築機能と完成後の状態を確かめる。
読み込み順は、ランチャーでMODを読み込ませる並びです。建築MOD同士でも作者指定が異なるため、一般的な置き場所だけでなく、併用相手についての個別指定を優先して確認してください。
Kenshi Steam Workshopには、購読機能の条件として Kenshi v0.92.0+ が記載されています。ただし、これは各建築MODの対応本体番号ではなく、Workshop購読に関する最低条件です。
SlopelessにはNexusからの配布経路もありますが、Steam外のファイルをすべて同じ手順で導入できるわけではありません。手動導入では、使用する版の作者説明に従ってください。
保存先を見分ける補助として、BEEP Kenshi Mod Managerの作者READMEは、ローカルMODを {GamePath}/Mods/、Workshopを steamapps/workshop/content/233860/、読み込み順の保存先を {GamePath}/data/mods.cfg と記載しています。これは外部管理ツール作者の説明であり、フォルダの場所だけで手動配置の条件がそろうという意味ではありません。
既存セーブの扱いはMODごとに異なる
Slopelessの作者は、既存セーブで利用でき、New Game や Import は不要と説明しています。傾斜条件を変えるためだけに、新規開始やImportを必須とする案内ではありません。
ただし、この説明はSlopelessについてのものです。Forgotten Buildingsやmore building(HWB edition)にも同じ条件が適用されると考えず、それぞれの作者ページで既存セーブへの導入条件を確認してください。
また、導入できることと、後で外した際に元の状態へ戻せることは同義ではありません。取り外し後の既存セーブの扱いは対象MODの案内に従い、導入前のバックアップを残しておいてください。
MODは本体の対応版や併用条件に左右され、ゲーム更新後に動かなくなる可能性もあります。配布ページの最終更新日だけで互換性を判断せず、本体番号と作者の対応案内を照らし合わせる必要があります。
公式Steamニュースには、2024年4月1日公開の Kenshi 1.0.68 Patch Notes があります。この告知の存在は、各建築MODが本体 1.0.68 に対応することを示すものではありません。
建築MODが反映されないときは症状ごとに確認する
「建築できない」という状態には、MODが読み込まれていない場合、建築方法を習得していない場合、配置後の通行に問題がある場合が含まれます。何が起きているかを分けてから、関係する条件を確かめてください。
建築一覧・設置条件・移動経路を取り違えない
Forgotten Buildingsの追加物が建築一覧に見当たらないときは、まず建築方法を記したアイテムによる習得条件を確認してください。MOD全体が反映されていないのか、特定の建築対象だけが使えないのかでも、確認する場所が変わります。
SlopelessとForgotten Buildingsの併用で一部の建物を配置できない場合は、両者の上下関係を確認してください。作者が具体的に挙げる逆順時の問題なので、配置操作を繰り返す前に見直す価値があります。
建物は置けるものの人物が移動できないなら、設置条件ではなく経路の問題として見る必要があります。地形へ埋めたバルコニー、建物同士の重なり、大型追加建物など、作者が注意する条件に当てはまるかを確認してください。
- 一覧に出ない場合は、読み込み状態と習得条件を見る。
- 配置できない場合は、対象MODの配置機能と併用順を見る。
- 通行できない場合は、地形との干渉と建物側の経路の注意を見る。
見た目だけに問題がある場合も、クラッシュや読み込み失敗と同じ対処にまとめないことが大切です。Slopelessの壁や崖への埋め込みでは、作者が外観やカメラの問題を別に挙げています。
MODが見えない場合とクラッシュ時の案内
Steam掲示板の固定投稿 Known Issues & Fixes は、更新後にMODが見えなくなった場合にSteamとPCの再起動を案内しています。これはモデレーターShidanによる案内で、建物の建築方法の習得や通行条件とは別の確認項目です。
一般的なクラッシュについては、ゲームファイルの整合性確認と、互換性のないMODの無効化が勧められています。整合性確認はゲームファイルの状態を点検する操作ですが、作者が挙げる建物固有の経路問題まで解決する保証ではありません。
複数導入後に問題が出た場合は、対応本体番号、前提MOD、読み込み順、作者の互換性説明を見直してください。単独の導入条件を満たしていても、組み合わせによって動かない場合があります。
建て直しやImportなど、保存状態に関わる対処を試す場合も、元の保存データを保護したうえで進めます。再インストールを検討する場合には、同じ固定投稿でもセーブ保護が求められています。
一般的な不具合の案内は、Known Issues & Fixesで確認できます。建築対象ごとの注意は各作者ページと照らし合わせ、症状に関係する対処を選んでください。
まとめ:配置の自由度と建物の種類を目的に合わせて選ぶ
Kenshiの建築MODは、傾斜地へ既存の建物を置きたいならSlopeless、建築対象を増やしたいならForgotten Buildingsやmore building(HWB edition)が比較候補です。欲しい機能を配置条件と追加対象に分けると、選びやすくなります。
Slopelessは自動で建物を水平にするものではなく、重ね置きや地形への埋め込みでは通行と見た目の確認が必要です。Forgotten Buildingsには建築方法の習得条件とSlopelessとの併用順があり、more building(HWB edition)には大型建物の経路に関する注意があります。
導入前にプロフィール・セーブデータを保護し、一つずつ動作を確かめてください。対応本体番号、前提MOD、公開・購読状況は配布ページで確認し、更新日だけで互換性を判断しないことが大切です。

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