確認日:2026年10月25日
FNFのモバイルMODは、公式本体のV-Slice向けであること、作者の対応バージョン、モバイル対応の記載を分けて確認して選びます。FNFという名前や「mobile」の表記だけでは、公式スマホ版に追加できる作品か判断できません。
追加しても表示されない場合は、実行環境の違い、対応API、必須の前提MOD、保存場所へのアクセスを順に確認すると、問題を整理できます。フォルダーを削除したり、対応番号を書き換えたりする前に、配布元の指定と手元の状態を照らし合わせることが大切です。
2026年10月25日に公式・配布元の情報を確認しています。作者がモバイル対応を案内している作品でも、現在のAndroid・iOS版での動作や、他のMODとの併用まで保証されるわけではありません。
FNFのモバイルMODはV-Slice向けかを最初に確認する
公式スマホ版へ追加するMODを探す際は、作品の知名度より、対象となる本体の違いが重要です。公式本体と別の実行環境を前提にした作品では、同じFNFのMODでも導入先が異なります。
公式本体とPsych Engine向けの作品を区別する
公式開発ブログでは、公式本体がコミュニティで「V-Slice」と呼ばれていることに触れています。配布ページにV-Slice向けと書かれているかは、公式モバイル版で使う候補を絞る入口になります。
一方、Psych Engine向けのMODパックは、そのまま公式本体で動かせるものではありません。公式リポジトリの不具合相談でも、ContributorがPsych Engine用の作品をV-Sliceで動かそうとしても動かないと説明しています。
この違いは、保存先の変更だけで解決できる問題とは分けて考える必要があります。作者が対象をPsych Engineとしているなら、公式スマホ版の配置手順を繰り返す前に、V-Slice対応版の有無を作者ページで確認してください。
名称に「mobile」が含まれていても、それだけで公式アプリへの追加用とは判断できません。配布物がMODフォルダーなのか、別のアプリや実行環境なのかまで確認すると、対象の取り違えを避けやすくなります。
公式アプリ・ブラウザー版・配布サイトの役割を分ける
Androidの公式アプリは「Friday Night Funkin’」、開発者表示は「The Funkin’ Crew Inc.」、識別子はme.funkin.fnfです。iOSは「Friday Night Funkin’ Mobile」、販売者表示は「The Funkin’ Crew Incorporated」となっています。
公式本体の入手先は公式GitHubの案内からたどれます。類似名のアプリを使っている場合は、MODの対応確認より先に、公式掲載と一致するかを見直してください。
また、ブラウザーで本体を遊べることと、ダウンロードしたMODを追加できることは別です。公式導入文書ではHTML5/Webへの導入をNopeと記載しており、スマホのブラウザーにもアプリ版と同じ手順を適用できるとは案内していません。
MODの入手先には、作者自身のGitHubやItch.io掲載があります。公式ブログからGameBananaへのリンクもありますが、GameBanana全体が公式運営のMOD配布サービスという意味ではないため、作品ごとの作者・対象本体・配布ファイルを確認します。
本体のバージョンは機種ごとの掲載を確認する
対応版を判断するときは、手元の本体と作者が指定する版を比較します。GitHubの先頭にある番号や、別の機種のストア表示を、全機種共通の最新版として使わないことが重要です。
GitHubとストアでは確認できる情報が異なる
2026年10月25日時点で確認できた表示は、配布先ごとに異なっています。次の表は各掲載の情報を並べたもので、すべての端末へ同じ版が配信されていることを示すものではありません。
| 確認先 | 確認できた表示 | 対応判断での注意点 |
|---|---|---|
| 公式GitHub | v0.8.7は2026年8月23日公開 |
Android限定の修正版と記載 |
| 公式GitHub | v0.8.6は2026年8月12日公開 |
確認時点でLatest表示あり |
| App Store | 更新履歴の先頭は0.8.8 |
該当更新日の年は確定できない |
| Google Play | 更新日は2026年9月10日 | 版番号は Google Play の掲載ページで確認してください |
このため、「公式の最新版は0.8.7だから、iPhoneでもその番号に合わせる」といった判断はできません。Android限定と明記された修正版と、iOSのストア掲載は分けて扱います。
iPhone・iPadの必要OSは、App StoreでそれぞれiOS 16.0以降、iPadOS 16.0以降と案内されています。一方、Androidの最低OSや端末別の対応可否は、手元の端末でGoogle Playの掲載を確認してください。
掲載元は公式リリース一覧、App Store、Google Playです。日付だけで対応を決めず、対象機種と版番号を組み合わせて読み取ります。
更新内容とMOD対応を同じ意味にしない
v0.8.6にはPolymodの修正や、iOSでキーボード接続時にフリーズする問題の修正が記載されています。v0.8.7では、AndroidでFNFC譜面を開く際のクラッシュなどが修正されています。
ただし、これらは個別の修正内容であり、すべてのMODの不具合を解消するという案内ではありません。「本体を更新すればどのMODでも使える」とまとめず、目的のMODがその版に対応しているかを別に確認する必要があります。
本体の更新後に動かなくなった場合も、更新日だけを原因の証拠にはできません。更新前後の本体の版と、作者の対応表記を照合すれば、まず互換性を確認すべき状況なのかを整理できます。
作者ページの説明が古い場合は、MODの配布ファイルや更新案内も確認してください。本体が新しいことと、そのMODが新しい本体に対応していることは、それぞれ別の条件です。
api_versionとmod_versionで互換性を読み分ける
MODの説明に複数のバージョン番号があるときは、それぞれが何を示すかを区別します。特にapi_versionとmod_versionを混同すると、MOD自身の更新番号を本体の対応版だと思い込む原因になります。
メタデータにある対応情報の意味
公式のMOD形式では、フォルダー内の_polymod_meta.jsonに説明や対応情報を記載します。このファイルにあるapi_versionは本体との互換性判定に使う値で、mod_versionはMOD自身の版番号です。
たとえば、MOD自身の版が2.0.0でも、本体の2.0.0を要求しているという意味ではありません。作者が示す対応APIと、そのMODの更新番号を別々に読み取ってください。
api_version:本体との互換性判定に使われる値。mod_version:MOD自身の版番号。dependencies:読み込みに必要な必須の前提MOD。optionalDependencies:任意の前提MOD。
公式メタデータ解説には、作成時点の最新版として0.6.3への言及があります。この数値を2026年10月の最新版と受け取らず、ファイルの仕組みの説明と、現在の配布版の情報を切り分けてください。
現在の公式ソースで確認できるAPI_VERSION_RULEは>=0.8.0 <0.9.0です。ただし、これはソース上の判定条件であり、各ストアの配布版や個別MODの全機能について、実動を保証する値ではありません。
公式ソースのコメントでは、小規模な更新はMODへ影響することが少ない一方、大きな更新では影響する場合があると説明されています。番号の近さだけで結論を出さず、作者の対応案内を合わせて確認します。
前提MODと読み込み順も必要条件になる
dependenciesに指定された必須の前提MODがないと、読み込みに失敗します。目的のMODだけを入れている場合は、作者が別のMODを必要条件として挙げていないかを確認してください。
公式解説では、依存先を先に読み込むための並べ替えも説明されています。読み込み順は単なる表示順の好みではなく、必要なMODを先に使える状態にする関係があるため、他のMODとの組み合わせも対応確認の対象になります。
取得できたメタデータに依存指定がない場合も、それだけで追加条件が一切ないとは断定できません。配布ページやREADMEに別の条件がないかまで確認すると、ファイル内の情報と作者の案内を照合できます。
読み込まれないからといって、api_versionの数字だけを書き換える方法は推奨できません。互換性の判定に使う値を変えても、MODの機能自体が現在の本体へ対応することは保証されないためです。
各項目の説明は公式メタデータ解説、判定条件は公式ソースで確認できます。
目的別のMODは機能と対応根拠をセットで選ぶ
画面配置を変えたいのか、プレイ中の情報を増やしたいのかによって、見るべき作品は異なります。ただし、欲しい機能があることと、現在の公式スマホ版に対応していることは別に判断します。
画面配置を変えるV-Slice Middlescroll
JugieNoobによるV-Slice Middlescrollは、ノーツの中央配置や、判定・コンボ表示の移動に対応するMODです。作者READMEには、相手ノーツの半透明化・非表示、ノーツ演出の切り替えなども説明されています。
モバイル移植への協力者としてMofoyへの謝辞があり、作者側でモバイル対応が明示されています。画面上の配置や表示を調整したい場合に、対応条件を確認する候補になります。
メタデータの値はapi_version: 0.8.0、mod_version: 2.0.0です。取得できたメタデータに依存指定はありませんが、すべての条件で追加要件がないと判断せず、作者の案内も確認してください。
入手先は作者リポジトリと2.0.0配布ページです。作者READMEではZIPをmodsへ置くよう案内しており、一般的な展開方式とは配布形態の扱いが異なります。
作者がモバイル対応を示していても、現在のAndroid・iOS版での全機能や、複数MODの併用まで確認されたという意味ではありません。配置の変更を目的に選び、利用する本体との対応を確かめてください。
旧版向けの比較例として読むFancy HUD
Fancy HUDは、曲の経過時間・残り時間、Time bar、判定数、毎秒ノーツ数などを表示するMODです。HUDとは、プレイ中に画面へ出す情報表示のことで、作者のメタデータ表記はKoffinz、GitHub名はk0ffinzです。
作者リポジトリの既定の線はv1で、メタデータはapi_version: 0.5.3、mod_version: 1.2.3となっています。これは現在の公式ソースで確認できる対応API範囲とは異なります。
そのため、表示機能の例としては参考になりますが、現行モバイル版の推奨候補として扱うことはできません。最新版での動作とモバイル対応は確認できず、Releasesにも配布版が存在しない表示でした。
| 作品 | 主な目的 | 対応確認で重要な点 |
|---|---|---|
| V-Slice Middlescroll | ノーツや判定・コンボの配置調整 | モバイル対応の明示あり。APIは0.8.0 |
| Fancy HUD | 時間・判定数などの情報表示 | APIは0.5.3。現行モバイル向けの推奨候補にはできない |
この比較で重要なのは、機能の多さによる順位付けではありません。同じV-Slice向けでも対応APIやモバイル対応の記載が異なるため、作品名だけで導入可否を決めないことです。
曲やキャラクターを追加する作品を選ぶ場合も、作者がMobile用の配布物を用意しているか、必要な本体の版と前提MODを示しているかを確認してください。配布状態を確認できない作品は、現在入手して使える候補として扱わない判断が必要です。
配置を確認するときは保存領域と配布形式を見直す
対応する作品でも、ゲームが配置したファイルを読めなければ読み込まれません。導入前にはプロフィール・セーブデータのバックアップを取り、MODは一つずつ追加して動作を確かめてください。
バックアップの保存場所や公式の復旧手順は、一律の案内を確認できません。利用環境での方法を確認してから進め、セーブや実績・メダルへの影響がないとは判断しないでください。
AndroidはOPEN DATA FOLDERから開く場所を優先する
Androidでは、公式手順書と開発者の補足で、保存先への入り方に違いがあります。手順書は/sdcard/Android/obb/me.funkin.fnf/modsを示しますが、これを全端末共通の現行固定パスとして扱うことはできません。
開発チームのMemberであるKarimAkraは、2025年10月12日の回答で、Options内のボタンからゲームのデータフォルダーを開き、そのウィンドウからMODを移す方法を案内しています。項目の英語表記はOPEN DATA FOLDERです。
配置状態を見直す際の基本の流れは、公式版を初回起動し、対応するMODを作者から取得してZIPを展開し、この項目から開いた場所のmodsへMODフォルダーを置く、という順序です。その後、ゲームを終了して再起動します。
一般のファイル管理アプリでAndroid/data/me.funkin.fnfへ直接配置すると、保存領域の制限によってゲームが読めない場合があります。ファイルが画面上で見えていても、ゲームから読み取れる状態とは限らない点が重要です。
この補足は公式リポジトリIssue #5366の開発者回答で確認できます。端末によって画面や移動操作が同じとは限らないため、特定のファイル管理アプリの購入や、特殊な権限変更を共通の必須手順に加えることはできません。
iPhoneの保存先とZIPの例外を区別する
iPhoneでは、初回起動後にFilesアプリのOn My iPhone → Friday Night Funkin → modsへ、ZIPから展開したMODフォルダーを配置します。配置後は再起動し、必要に応じてアプリを強制終了するよう公式文書で案内されています。
iPadの保存場所の正式表示は、同文書で独立して説明されていません。iPhoneの原文表記をそのままiPadの画面名へ置き換えず、端末上の表示と公式導入手順を照らし合わせてください。
ZIPについては、展開方式を基本にしつつ作者指定を確認します。公式変更履歴は0.3.2でZIPファイルシステム対応を記載し、ZIPのルートにメタデータを置くよう説明しているため、「ZIPは絶対に読み込めない」ともいえません。
一方で、ZIP対応があることだけを理由に、すべての配布物を圧縮したまま置くのも適切ではありません。一般の手順と個別作品の指定を混ぜず、作者がどの形で配布・配置を案内しているかを確認します。
公式の基本方式はMODフォルダーの配置であり、APKの追加インストールを必須にする案内ではありません。配布物が別アプリになっている場合は、公式本体へ追加するMODかどうかに立ち戻って判断してください。
動かない症状は読み込み前後を分けて調べる
動作確認では、「MODが表示される」「曲が始まる」「最後まで正常に遊べる」を同じ状態として扱わないことが大切です。どこまで進むかを整理すると、配置や認識の問題と、読み込み後の不具合を混同せずに確認できます。
表示されないときはファイル名と必須条件を見る
MODが認識されないときは、作者の指定と実際に配置した内容を照合します。確認の入口を増やしすぎず、対象本体・対応版・必須条件・読み取りの順に整理してください。
- 対象の実行環境が、公式本体のV-Sliceと一致しているか。
- 作者の対応表記が、利用する本体の版に合っているか。
- 必須の前提MODが不足していないか。
_polymod_meta.jsonが正しい名前で存在するか。- 配置後にゲームを終了し、再起動したか。
メタデータのファイル名は、末尾まで確認する必要があります。公式解説では、誤って_polymod_meta.json.txtにしないよう注意されており、似た表示でも同じファイル名とは限りません。
Androidでメタデータを読めない場合は、内容の誤りだけでなく、保存領域の制限も考慮します。開発者回答には、modsを削除して手作業で作り直した際、読み取り権限を失った可能性についての説明があります。
そのため、フォルダー削除と作り直しを定番の解決策にはしないでください。公式の手順で開いた場所に置かれているかを先に確認し、メタデータの数字を書き換える操作とも切り離して考えます。
起動後の不具合は到達した状態を整理する
MODが表示されても、曲の開始後に止まるなら、少なくとも「まったく認識されない」とは症状が異なります。作者の対応版や更新案内を確認するときも、どの時点で問題が起きるかを具体的に把握しておくと比較しやすくなります。
MODを一つずつ追加して確かめる流れなら、追加前後の違いを追いやすくなります。ただし、一つで動いた作品でも、別のMODとの組み合わせや読み込み順によって同じ結果になるとは限りません。
確認時には、本体の版、MOD自身の版、作者の対応API、前提MODの有無を分けて控えておくと役立ちます。「最新版を使っている」という表現だけでは、どの本体と配布物を組み合わせたのか判別できないためです。
スマホ版のログ保存場所、キャッシュ削除、MODを一つずつ外す公式の標準手順は確認できません。別のゲームやPC版の対処法をそのまま当てはめず、作者・公式の案内で利用環境に合う方法を確認してください。
Mod Menuの試験機能を通常スマホ版の操作と混同しない
ゲーム内の管理画面を紹介する情報を見つけても、通常配布版に実装済みかを確認する必要があります。公式ブログが発表した機能と、手元のスマホ版で使える操作は、同じ時点のものとは限りません。
EnabledとDisabledは試験版の説明として読む
2026年8月3日の公式開発ブログでは、Mod Menuが次の大型更新で正式公開する試験機能として紹介されています。提示された試験版はWindows・MacOS・Linux向けで、通常スマホ版に正式実装済みとは確認できません。
試験版ではEnabledとDisabledを切り替え、DONEで適用する操作が説明されています。この操作を現在のモバイル版の共通手順として案内したり、スマホ利用者へEnterやCtrlキーを使うよう求めたりすることはできません。
また、試験版の表示では、依存されるMODが下に置かれます。これは画面上の並びについての説明であり、メタデータ解説にある実行時の読み込み順と同じ意味で受け取らないようにしてください。
管理画面がないことだけで導入失敗と判断しない
通常の公式導入文書は、MODを配置して再起動すると検出する方式を案内しています。紹介動画や試験版と同じ管理画面が見当たらないことだけでは、手元の導入が失敗した証拠にはなりません。
通常モバイル版で共通して使える無効化ボタン、競合時の優先順位を編集する画面、依存関係の自動取得は確認できません。作者が前提MODを指定している場合も、ゲームが自動で取得すると決めつけずに配布案内を確認します。
管理操作を探すときは、説明が通常配布版向けなのか、試験版向けなのかを見ることが先決です。対応機種と公開状態が違う説明を使わなければ、存在を確認できない設定を探し続けることを避けられます。
まとめ:対応環境と作者の指定を照合して選ぶ
FNFのモバイルMODは、V-Slice向けか、作者が利用する本体の版とモバイル対応を案内しているかを確認して選びます。api_versionは互換性判定、mod_versionはMOD自身の版を示すため、必須の前提MODと合わせて読み分けてください。
画面配置を変える候補には、作者がモバイル対応を示すV-Slice Middlescrollがあります。一方、Fancy HUDのように旧版向けのAPIが指定された作品は、V-Slice用という説明だけで現行スマホ版に対応すると判断できません。
動かない場合は、対応版、前提MOD、ファイル名、保存領域、再起動を順に確認します。導入前のバックアップと一つずつの動作確認を行い、フォルダー削除や番号の書き換えで解決を急がず、最新の対応条件と配布状態は作者・公式のページで確かめてください。

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