確認日:2026年10月24日
ASAのクライオポッドMODは、公式の収納機能を使いやすくするものと、別の道具で生物を保管するものに分かれます。Cryofridgeから離れた場所で生物を出したいだけなら、本体設定の変更も選択肢です。
収納の自動化を求めるならPelayori’s Cryo Storage (Crossplay!)、Dinoballによる管理を求めるならDino Depotが候補になります。便利さを比べる前に、公式の充電条件と、収納した生物を失う条件を押さえておくと選びやすくなります。
公式・配布元などの情報は2026年10月24日に確認したものです。実機での検証は行っていないため、本体のバージョン、機種、ほかのMODとの組み合わせによる動作を保証するものではありません。
公式クライオポッドでできることと使えない場面
ASAにはCryopodとCryofridgeが公式機能として用意されており、生物の収納自体にMODは必須ではありません。追加されたのはASA 33.11で、どちらもレベル50でアンロックするエングラム、つまり作成方法を覚える項目です。
生物をアイテムとして保管する仕組み
Cryopodは、テイムした生物を氷の塊のような状態にしてアイテムとして保管する道具です。収納中の生物はトライブの生物上限に数えられず、食料の消費も止まるため、まとめて運ぶ用途にも使えます。
収納するときは空のCryopodを装備し、近くの生物に向けて数秒間長押しします。取り出すときは投げる操作になりますが、ASAでは取り出し側にもCryofridgeなどの条件があります。
「収納できたのに出せない」という状態は、収納操作と取り出し条件を分けて考える必要があります。生物をアイテムにできることと、どの場所でも展開できることは同じではなく、MODを探す理由もこの違いから整理できます。
ASAの低温ポッドMODを探している場合も、配布ページではCryopodという名称を目印にできます。ただし、「低温ポッド」がASA日本語版で使われる正式訳かどうかは未確認であり、ゲーム内の確定した表記としては扱えません。
収納対象と収納直前の条件
すべての生物を収納できるわけではなく、タイタン類、Rockwell、Dragon、Megapithecusなどは収納できない対象として挙げられています。特定の生物が入らないときは、収納操作だけでなく対象そのものの制限を確認する必要があります。
直前にダメージを受けた生物にも収納制限があります。ASA 33.11では60秒だった条件が59.5で30秒へ短縮されているため、初期実装時の説明だけでは現在の条件を読み違えることがあります。
生物に付けた装備も一律に同じ扱いではありません。ASA 38.18ではヘルメットとスキンがサドルと同じように収納後も残るようになっていますが、サドル上の建物については別の注意点があります。
公式仕様の根拠は、ARK公式コミュニティWikiのCryopodです。有志編集のWikiであることを踏まえ、版履歴の追加時点と、その後に変更された条件を区別して読む必要があります。
充電・Cryofridge・Cryo Sicknessの条件
公式クライオポッドの管理では、残りの充電、取り出す場所、取り出した直後の状態が別々の確認点になります。名前が似ているRefrigeratorとCryofridgeも役割が異なり、冷蔵庫に入れておけば充電できるわけではありません。
放電と取り出し範囲の違い
Cryopodは作成直後から放電し、プレイヤーやテイム生物のインベントリでは30日、Refrigeratorでは60日で充電が空になります。電源の入ったCryofridgeに入れると充電され、充電が0になると中の生物は死亡して元に戻りません。
Refrigeratorは放電までの期間を延ばす保管先で、Cryofridgeは充電する設備です。持ち運べる期間と、拠点で充電を維持する仕組みを同じものとして考えないことが、公式ポッドを使ううえでの基本になります。
Cryofridgeには設置後5分の起動待ちがあり、設置して電源を入れた直後から取り出せるとは限りません。公式の基本条件では、起動済みで電源の入ったCryofridgeの範囲6500以内で生物を出せます。
この6500は出典にある範囲の数値で、メートルへの換算は確認できません。距離の感覚を独自に換算するよりも、電源と起動状態を含めてゲーム内の条件を確かめる方が適切です。
Cryofridgeの容量は120スロットです。収納した生物をDisplay Caseに展示できる点も公式仕様に含まれますが、展示機能と、充電や展開を支えるCryofridgeの役割は分けて捉える必要があります。
クールダウンと敵のチェック
Cryo Sicknessはサーバー設定で既定では無効で、公式PvEでも無効とされています。有効な場合は、取り出した後の5分間のクールダウン中に別の生物を出すと、その生物が5分間気絶し、受けるダメージが10倍になります。
この説明は「取り出した生物が常に気絶する」という意味ではありません。Cryo Sicknessが有効かどうかと、クールダウン中の取り出しかどうかの条件が付くため、ポッドの故障と決めつけず設定を確認する必要があります。
敵が近くにいる場合の条件も更新されています。ASA 33.11にはPvPで敵が3500以内にいると出せない条件がありましたが、33.15ではPvEの敵チェックが無効化され、55.23では公式PvPでも敵の近くで出せるようになっています。
したがって、初期の距離制限をすべてのゲームやサーバーへそのまま当てはめることはできません。充電不足、Cryofridgeの条件、Cryo Sickness、敵のチェックを分けると、何を変更したいのかが明確になります。
本体設定で変えられる制限とMODの使い分け
Cryofridgeの近く以外で出したい場合は、まず本体設定のDisableCryopodFridgeRequirementが目的に合います。自動収納や管理設備を必要とするかどうかを考える前に、困っている制限に対応する設定があるかを確認できます。
目的に対応する設定項目
次の項目はARK公式コミュニティWikiのServer configurationに記載されたものです。Trueは有効、Falseは無効を表しますが、項目名にDisableを含むものは、Trueにすると制限の方が無効になります。
| 設定名 | 既定値 | 変更したときの内容 |
|---|---|---|
| DisableCryopodFridgeRequirement | False | Trueで電源の入ったCryofridgeの範囲外でも使用可能 |
| DisableCryopodEnemyCheck | False | Trueで敵が近くにいても使用可能 |
| AllowCryoFridgeOnSaddle | False | TrueでプラットフォームサドルといかだにCryofridgeを設置可能 |
| EnableCryoSicknessPVE | False | Trueでクライオポッドのクールダウンを有効化 |
たとえばCryofridgeの範囲だけが不満なら、敵のチェックやCryo Sicknessまで同時に変更する必要があるとは限りません。それぞれが異なる条件を担当するので、欲しい変更を設定名に対応させて考えると整理しやすくなります。
AllowCryoFridgeOnSaddleは設備を置ける場所の設定で、生物を収納した際の建物の扱いを変えるという説明ではありません。似た場面で使う項目でも、設置と収納では対象となる処理が違います。
設定変更と保管機能の追加を分ける
本体設定は、公式のCryopodを使う際の条件を調整する選択肢です。一方、収納を自動化する道具や赤ちゃんを回収する設備、保管した個体を検索する仕組みを求める場合は、MOD側の追加機能を比較することになります。
- Cryofridgeの範囲外で使いたい場合は、本体の範囲条件を確認する。
- 生物の回収操作を変えたい場合は、自動収納の道具を比較する。
- 保管個体の情報表示や検索を重視する場合は、管理機能を見る。
この分け方なら、「ARKのクライオポッドMODが必要」という出発点から、どの作業を変えたいのかまで絞れます。機能が多いものを一律に選ぶよりも、既存の公式機能で満たせる部分と、追加したい部分を区切る判断ができます。
なお、本体設定の説明をそのまま独自の保管道具へ適用できるとは限りません。Dinoballのように別の仕組みで保管するMODでは、そのMODの配布ページにある設定説明が判断の基準になります。
Pelayori’s Cryo Storageは公式ポッドの拡張向け
Pelayori’s Cryo Storage (Crossplay!)は、公式のクライオポッドを基に設定や道具を追加するMODです。作者はpelayori、Project IDは928793で、配布ページの最終更新日は2026年7月30日と記録されています。
CryogunとCryo terminalの役割
追加されるものには、設定項目を増やしたクライオポッド、Cryogun、Cryofridge、Cryo terminal、Neuter gunがあります。収納だけを置き換えるというより、生物を回収し、保管し、管理するための道具を組み合わせる構成です。
Cryogunは生物を自動で収納する道具です。Cryo terminalにはクライオポッドの充電、赤ちゃんの自動回収、不要な生物の破棄などがあり、手に持つ収納道具と拠点側の管理設備で役割が分かれています。
Neuter gunには去勢・処分の機能があります。単に持ち運びを便利にするMODと捉えるよりも、生物管理に関わる操作をまとめて追加するMODと理解すると、必要な機能を選別しやすくなります。
配布元は「Now dinos don’t get deleted on restart!」や「Works with buffs like Shiny!」とも説明しています。これは作者が掲げている説明であり、どの本体バージョンやMOD構成でも再起動時の消失が起きないという保証には置き換えられません。
アンロック条件と設定の入口
使うにはエングラムのCryopodとCryofridgeをアンロックする必要があります。MODを有効にする操作と、ゲーム内で必要な作成方法を覚えることは別なので、道具が使えない場合はこの前提条件も確認します。
設定にはGameUserSettings.iniと設定画面の方法があり、配布元は設定画面を推奨しています。「R」、つまりリロードボタンを長押しし、クライオポッドのラジアルメニューから開く流れが案内されています。
Rという表記は配布元にある操作案内で、コンソールの具体的なボタン配置までは確認できません。Cross-Platformの表示から対応機種を判断することと、各機種で設定画面をどう操作するかを判断することは分けておく必要があります。
設定やコマンドの詳細は作者のGoogleスプレッドシート、既知の不具合は作者のDiscordで案内される構成です。個々の設定名や初期値が確認できない部分を、公式ポッドの設定から推測して埋めることはできません。
導入を検討する入口は、Pelayori’s Cryo Storage (Crossplay!)の配布ページです。公式ポッドの使い方を基に、自動回収や充電を含む管理機能を増やしたい場合に比較しやすい候補です。
Dino DepotはDinoballによる保管と情報管理向け
Dino Depotは作者自身が「Not a cryopod cryo mod」と説明しており、クライオポッドとは別にDinoballで生物を保管します。作者はDelilahEve、Project IDは942024、配布ページの最終更新日は2026年8月15日です。
保管中の表示と収納時の扱い
Dinoballには中の生物が表示され、ツールチップ、つまり項目に添えられる説明表示で詳しい情報を確認できます。保管することに加えて、収納済みの個体を見分けながら扱うことも比較の軸になります。
収納時に生物のアイテムをプレイヤーへ移す機能と、プラットフォームサドル上の建物を回収する機能もあります。どちらも設定した場合の機能として記載されており、導入すれば初期状態で必ずその扱いになるとは言えません。
とくに建物の回収は、公式クライオポッドと比較するときに重要な相違点です。公式仕様で失われるものを扱う機能があっても、MOD側で対応する設定を有効にした状態かどうかを区別する必要があります。
Depot Terminalと管理者向け機能
管理設備のDepot Terminalには、赤ちゃんの自動回収、受精していない卵の生産、検索などが用意されています。受精していない卵の生産を、赤ちゃんを増やす機能と混同せず、記載された用途に沿って理解することが大切です。
ほかにDino Digitizerと、管理者による復元機能のAdmin Recoveryがあります。ただし、復元という名称だけで、あらゆる原因による消失を必ず戻せるとは判断できず、対応範囲は配布元の説明を確認する必要があります。
Dino Depotには200以上の設定項目があります。数が多いことは管理方法を選べる材料ですが、必要な設定を確認せずに機能一覧だけで選ぶと、期待した収納時の処理と実際の設定が一致しない可能性があります。
| 比較点 | Pelayori’s Cryo Storage (Crossplay!) | Dino Depot |
|---|---|---|
| 保管の基本 | 公式ポッドを基に機能を拡張 | Dinoballを使用 |
| 回収・管理の道具 | Cryogun、Cryo terminalなど | Dino Digitizer、Depot Terminalなど |
| 注目する用途 | 収納操作と充電・自動回収の拡張 | 保管情報の表示と検索・管理 |
| 読むべき条件 | エングラムのアンロックと設定案内 | 設定時に働く機能と復元の説明 |
比較の際はDino Depotの配布ページを基準にできます。公式ポッドの設定を変えるだけでは得られない保管表示や管理設備が必要かどうかが、選ぶ際の判断点です。
導入前の準備とゲーム内での有効化
導入前にはセーブデータのバックアップを取ってください。保存場所や具体的なバックアップ方法は確認できていないため、設定ファイルの場所をセーブデータの場所として案内することはできません。
対応表示を確認してから有効にする
ASAのMODはCurseForgeで配布され、ゲーム内のMODブラウザからダウンロードします。CurseForgeアプリはASAに対応していないため、アプリに追加する手順ではなく、ゲーム内の操作を使います。
両候補の配布ページにはPlatform: Cross-Platformの表示があります。これはPC・Xbox・PlayStation向けに用意されるMODの目印で、作者が公開時に選択する仕組みはARK:SA x CurseForgeで説明されています。
Xbox・PlayStationではMODの合計容量に20GBの上限があり、カスタムコスメも含まれます。個別MODの容量は確認できていないため、候補の数だけで上限内に収まると判断することはできません。
ゲーム内では、次の順に進めます。ASAではMODを既存のゲームに追加できないとCurseForgeサポートが案内しているため、新しいゲームを作って有効化する流れです。
- 「Mods list」を開き、利用規約に同意して「Browse mods」へ進む。
- 使うMODを探して「Install」を選び、インストール後に新しいゲームを作る。
- 「Mod settings」から「Available mods」を開き、「Activate mod」を選ぶ。
- 「Active mods」に表示されることを確認し、シングルプレイまたは非専用セッションを開始する。
必要なMODがあるサーバーへ参加する場合は、「Join Game」で対象を選ぶと必要MODの一覧が表示されます。「Join」で未導入分をまとめて入れる方法が、CurseForgeサポートの導入手順に記載されています。
設定と動作条件の確認
INIファイルという設定用の文書を編集する場合は、ゲームを閉じてから作業します。GameUserSettings.iniやGame.iniを起動中に編集すると変更が戻されるため、ゲーム内設定とファイル編集を同時に進めないようにします。
専用サーバーでは、起動オプションの-mods=にCurseForgeのProject IDをカンマ区切りで指定する方式です。サーバー起動時にMODが自動更新されるため、インストールした時点の情報だけで動作状態を固定して考えることはできません。
動かない場合は、配布ページの必要条件、最終更新日、設定、ほかのMODとの組み合わせを確認します。機能名が似たMODを追加する前に、有効化の状態と候補固有の条件を切り分ける方が、問題の所在を整理できます。
収納した生物を失わないための注意点
保管MODは生物を日常的に預けるため、追加時だけでなく外すときの扱いが重要です。公式クライオポッドについて書かれた消失条件と、各MOD固有の保管方式に関する説明を混ぜずに確認する必要があります。
MOD削除とサドル上の建物
MODの生物を公式クライオポッドへ収納したまま、その生物のMODを外すと、生物の情報であるクラスが失われます。MODを入れ直しても出せなくなり、出そうとするとアイテムが消えるとWikiは注意しています。
これは「あとで同じMODを戻せばよい」とは考えられない消失条件です。外したいMODが収納道具のMODなのか、生物を追加するMODなのかを区別し、生物の情報が必要な状態で削除を進めないことが判断の前提になります。
公式ポッドでプラットフォームサドル上に建物を載せた生物を収納すると、建物は壊れ、素材も戻りません。建物の回収機能を求めてDino Depotを選ぶ場合も、その設定に関する配布元の説明を確認してから扱う必要があります。
- MOD生物を収納した状態で、生物側のMODを外そうとしていないか確認する。
- 公式ポッドでサドル上の建物を残せると思い込んでいないか確認する。
- 復元機能の名称を、すべての消失への保証として受け取らない。
ASEのDino Storage v2は別作品向けで、外す前にすべての生物を出す必要があり、MODなしでサーバーを起動すると削除されると案内されています。これはSteamワークショップの配布ページの注意で、ASAの保管MODへ具体的な復元方法まで転用することはできません。
赤ちゃん・妊娠と更新後の動作
公式クライオポッドで赤ちゃんを収納すると、刷り込みのタイマーと食料の消費が止まります。一方、妊娠中のメスを収納すると妊娠がリセットされるため、成長を一時停止する場面と妊娠中の場面では結果が異なります。
自動回収を備えるMODでは、回収対象とその後の保管の扱いを配布元の設定に沿って確認します。公式ポッドで起きる処理が、独自の保管方式でもすべて同じように働くと断定することはできません。
Super Cryo StorageやConfigurable Cryopodsなどは名前が確認されていても、詳しい内容や対応機種は未確認です。収納制限を外す機能がありそうな名前だけを根拠に、具体的な代替候補として勧めることはできません。
また、WikiのASAロードマップにはUnreal Engine 5.8 Upgradeが2026年10月28日予定と記載されています。確認日時点では未実施の予定であり、実施後の各MODの動作は確認できません。
大型更新後はMODが動かなくなる可能性があります。配布ページの更新日は互換性の保証ではないため、使う本体の状態と作者の案内を合わせて確認する必要があります。
まとめ
ASAの公式クライオポッドは生物を保管・運搬でき、Cryofridgeの範囲制限などは本体設定で変更できます。自動回収や管理設備を求めるなら、公式ポッドを拡張するPelayori’s Cryo Storage (Crossplay!)と、Dinoballを使うDino Depotで目的を分けて選べます。
選択の基準は、制限を調整したいのか、収納操作を変えたいのか、保管情報を管理したいのかです。導入前にバックアップを取り、必要なアンロックや設定を確かめてから有効化してください。
公式ポッドの充電切れ、サドル上の建物の消失、収納中のMOD生物を残したままのMOD削除は、とくに重要な確認点です。更新日や対応表示だけで動作を保証せず、本体とMODの条件を合わせて判断することが大切です。

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