シュルカーボックスを置かずに中身を確認したい場合は、Shulker Box Tooltipが候補になります。インベントリ内の箱にカーソルを合わせ、初期設定では左Shiftで簡易表示、左Alt+左Shiftで元の配置を表示できます。
この記事はMisterPeModderによるMinecraft Java版1.21.1・Fabric用5.1.9を対象に、2026年10月17日に正規配布情報と同版の作者ソースを確認してまとめたものです。実機検証は行っていません。ゲーム版やローダーが違うファイルでは、依存関係や設定が変わる場合があります。
中身を見るShulker Box Tooltipでできること
作者の正規配布ページで案内されているのは、持ち物画面で箱の内容をプレビューする機能です。資材用・食料用など複数の箱を運ぶとき、地面へ置いて開く前に、どの箱を使うか判断できます。
簡易表示では中身をコンパクトにまとめ、フル表示では各スタックが入っている位置を確認できます。箱の色に合わせてプレビューの色を変える設定もあります。アイテムの移動や自動整理、収納容量の拡張を行う操作とは別です。
5.1.9では、対応するコンテナデータを持つほかのアイテムの表示にも対応が加わっています。ただし、置いてあるチェストを遠くから透視する機能ではありません。通常のチェストを回収しただけで、中身のデータまで常にアイテムへ付くわけでもありません。
作者は、クリエイティブでCtrlを押しながらブロック取得を行い、中身の情報を保持したチェストなどを例に挙げています。別MODの収納も、データの持ち方や対応状況によって表示が変わります。
Java版1.21.1・Fabric用の通常版を選ぶ
今回の対象は1.21.1・Fabric用5.1.9の配布ファイルです。ファイル名はshulkerboxtooltip-fabric-5.1.9+1.21.1.jarで、通常リリースとして登録されています。
| 用意するもの | 対象・条件 | 選ぶときの注意 |
|---|---|---|
| ゲーム | Minecraft Java版1.21.1 | 統合版のアドオンと区別する |
| Java | Java 21の環境 | 別のJavaで起動していないか確認する |
| ローダー | 1.21.1用Fabric Loader | 対象版の最低条件は0.15.0以上 |
| 本体 | Shulker Box Tooltip 5.1.9 | Fabric用の通常JARを選ぶ |
| 必須API | 1.21.1用Fabric API | Fabric Loaderとは別に用意する |
| 設定画面用 | 1.21.1に対応するMod Menu | 任意。基本表示の必須条件ではない |
確認時点の組み合わせ例として、Fabric Loaderの安定版0.19.5と、Fabric API 0.116.17+1.21.1があります。MODパックを使う場合は、パックが指定する構成を優先してください。すべての併用MODとの動作を確認した組み合わせではありません。
作者の開発時のFabric LoaderやAPIの番号は、利用時の最低条件と同じ意味ではありません。また、Cloth ConfigやArchitectury APIを、この対象ファイルの必須前提として追加する案内にはなっていません。
Minecraft公式の1.21.1情報と、MOD側の対応版は分けて確認します。同じ作者にForge・NeoForge向けの配布があっても、この記事のFabric用JARをその環境へ流用する手順にはなりません。
起動するゲームディレクトリのmodsへ導入する
ゲームを終了し、元のワールド、mods、configと使用版の記録を保存します。普段の環境と分けた1.21.1用Fabricプロファイルを用意すると、更新前の構成へ戻しやすくなります。
Fabric公式のMOD導入手順に沿って、実際に起動するプロファイルのゲームディレクトリにあるmodsへ、本体と対応するFabric APIのJARを入れます。Windowsの標準構成なら%appdata%.minecraft\modsですが、保存先を変更している場合は、そのプロファイルのフォルダーが配置先です。
JARは展開せず、そのまま配置します。ダブルクリックして個別に実行したり、resourcepacksやワールドのdatapacksへ入れたりする作業ではありません。作者のREADMEにあるGradleやプラグイン登録の説明は、開発者向けです。
以前の本体がmodsに残っている場合は、バックアップ先へ移して重複を避けます。設定画面を使いたい人は、同じゲーム版に対応するMod Menuも任意で追加します。起動時はバニラのプロファイルを選び直さず、用意したFabricの構成を選んでください。
ShiftとAltで中身と元の配置を確認する
まず、中身を入れて回収したシュルカーボックスをインベントリに用意します。箱のアイコンにカーソルを合わせてから、次のキーを使います。いずれも初期設定の左側のキーが基準です。
| 操作 | 初期設定のキー | 確認できること |
|---|---|---|
| 簡易プレビュー | 左Shiftを押す | 中身をコンパクトな表示で確認する |
| フルプレビュー | 左Alt+左Shiftを押す | 各スタックを元のスロット配置で確認する |
| ツールチップの固定 | プレビュー中に左Ctrlを押し続ける | 押している間、ツールチップを固定する |
例えば、必要な石材が入っている箱を探すなら簡易表示、どの位置に道具を分けているか見たいならフル表示、と使い分けられます。初期設定ではAltだけを押しても、フル表示を要求する操作にはなりません。
コンパクト表示は元の配置と同じではありません。また、同じ種類でもコンポーネントの情報が違う物を別々に扱う設定が初期値です。エンチャントや名前が違う物まで、必ず一つの表示へ合算されるとは考えないようにします。
キーや常時表示、表示モードの入れ替えは設定で変更できます。以前に設定を変えた環境では、上の表より、現在の設定と画面に出るキー説明を優先してください。Ctrlの固定も、箱を開いて中身を取り出す操作ではありません。
設定画面と表示されない場合の確認点
Mod Menuを導入した場合は、一覧からShulkerBoxTooltipを選び、歯車の設定ボタンを開きます。設定ファイルはゲームディレクトリ内のconfig/shulkerboxtooltip.json5です。直接編集する場合はゲームを終了し、変更前のファイルを保存します。
対象版の作者の設定定義では、プレビューは初期状態で有効、常時表示とモード交換は無効です。表示位置やテーマも変更できます。見づらいときは、まず位置や表示モードを一つずつ調整します。
| 症状 | 先に確認すること | 切り分けの目安 |
|---|---|---|
| キーを押しても出ない | 本体の読み込み、プレビュー有効化、現在のキー | 中身のある通常のシュルカーボックスで確認する |
| 箱によって表示が出ない | 空ではないか、中身のデータを持っているか | すべての収納アイテムが同じ条件ではない |
| 簡易・フルが逆になる | モード交換の設定 | 初期設定から変更されていないか見る |
| 表示が重なる | 位置設定、ほかのツールチップ系MOD | コピー環境で併用を一つずつ確認する |
| 起動できない | ゲーム版、ローダー、Fabric API、重複JAR | エラーに記載された不足や対応版を照合する |
空の箱は、表示対象のアイテムがありません。また、未確定の戦利品テーブルを持つアイテムでは、中身のプレビューを出さない処理があります。戦利品情報の表示設定を変えても、将来出るアイテムを確定して透視する機能にはなりません。
別MODの箱だけ表示されない場合は、まず通常のシュルカーボックスで切り分けます。すべての設定を消したり、無関係な前提MODを増やしたりする前に、対象版と表示対象の違いを確認すると原因を絞れます。
マルチプレイとエンダーチェストの表示条件
通常のインベントリ内のシュルカーボックス表示は、クライアント側の導入で使う構成です。正規配布情報でもサーバー側の導入は任意とされています。ただし、参加先でクライアントMODが許可されているかは、サーバーのルールを確認してください。
一方、自分のエンダーチェストのプレビューは、サーバー側の追加情報を使う機能です。クライアントだけへ導入した状態で、どのサーバーでも表示できるとは限りません。
作者のエンダーチェスト表示処理では、クライアントのサーバー統合、サーバーのクライアント統合、同期方法が条件になります。双方に対応する本体があり、同期が有効で、中身が空でないことを確認します。他人のエンダーチェストを指定して見る機能ではありません。
同期方法の初期値はACTIVEで、内容が変わると同期します。PASSIVEはプレビューを開く際に更新し、NONEでは同期しません。対象の統合・同期設定には再起動が必要な指定があります。
参加者が自分の設定画面でサーバー用の項目を変えても、接続先の設定は変更できません。通常の箱は表示されるのにエンダーチェストだけ出ない場合は、管理者へ導入状況と同期設定を確認します。
更新・アンインストール前に保存するもの
更新前はゲームと、管理している場合はサーバーを停止し、ワールド全体とプレイヤーデータ、mods、config、使用版を保存します。番号が大きいファイルでも、違うゲーム版向けなら1.21.1の置き換えには使えません。
本体とFabric APIの対応を揃え、コピー環境で通常の箱、キー設定、ほかの表示MODとの併用を確認します。サーバー連携を使う環境では、自分のエンダーチェスト表示も確認してから本番へ反映します。
削除する場合は、本体のJARを特定してmodsから外します。Fabric APIやMod Menuは、ほかのMODが使っていれば残します。設定もすぐに破棄せず、元の配置先が分かる形で保存しておくと戻しやすくなります。
このMODの表示機能を外すことと、別MODが追加した収納を外すことは分けて扱います。ほかの収納MODのブロックや中身まで安全に変換される保証にはなりません。問題が起きた場合に備え、変更前のワールドとMOD・設定の組み合わせを戻せる状態を残します。
まとめ:箱を置く前に中身と配置を確認する
Shulker Box Tooltipは、インベントリ内のシュルカーボックスを見分けるためのMODです。対象のゲーム版・ローダーとFabric APIを揃え、初期設定なら左Shiftで簡易表示、左Alt+左Shiftで配置を確認できます。
表示されないときは、空の箱、現在のキー、設定、対象アイテムのデータを順に見ます。エンダーチェストはサーバー連携の条件も必要です。通常の箱と追加機能を分けて確認し、更新・削除前の保存を済ませてから構成を変えてください。

コメント