Rhino MODの導入方法と前提条件・起動エラーの対処

Rhino MODの導入方法と前提条件・起動エラーの対処を表すAI生成の概念画。実際のゲーム画面ではありません。

Rhino MODは、KubeJSなどのMODがJavaScriptを扱うために使うライブラリです。Rhinoだけを入れても、レシピ変更や新しいアイテムが自動で追加されるわけではありません。

対象はLat/latvian.devが配布するMinecraft用のRhinoです。Java版Minecraft1.21.1・NeoForgeを例に、配布版の選び方、JARの配置、KubeJSとの関係、エラーと更新時の注意を説明します。作者の配布情報・ソース・文書を確認した内容で、実機での動作やスクリプトの実行は検証していません。

目次

RhinoはKubeJSなどが使うJavaScriptエンジン

Rhino作者の配布説明では、MozillaのRhinoをMinecraftのMOD向けに調整したJavaScriptエンジンと案内されています。JavaScriptで書かれた処理を利用側MODが動かすための土台です。

代表的な利用側はKubeJSです。KubeJSはスクリプトによるレシピ・タグの変更や、アイテム・ブロックの追加などを扱います。Rhinoはその実行を支える側で、プレイヤー向けの設定やスクリプトの置き場所はKubeJSなどの利用側MODに従います。

「Rhinoが必要」と表示された場合は、その要求元のMODを確認してください。Rhino用の鉱石を探したり、専用キーで機能を有効化したりする手順はありません。また、別作者のサイを追加するMODや、Minecraftと無関係な同名ソフトとは区別します。

作者は、Java15で削除されたNashornに依存しないことも説明しています。これは古いJavaへ戻すという意味ではありません。今回のMinecraft1.21.1とRhinoの対象環境では、Java21を使います。

1.21.1用の通常版と利用側MODの要求を確認する

導入例は、Rhino 2101.2.7-build.85の通常配布です。ダウンロードするJARの名前はrhino-2101.2.7-build.85.jarで、配布表示にある+Rhino-1.21という末尾をファイル名に書き足す必要はありません。

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確認するもの 今回の導入例 併せて確認する点
ゲーム Java版Minecraft1.21.1 利用側MODも同じ版に対応しているか
ローダー NeoForge・1.21.1用 パックが指定する版を優先します
NeoForgeの版の例 21.1.250 Rhinoの最低版を示す番号ではありません
Java Java21 起動プロファイルのJavaを確認します
Rhino 2101.2.7-build.85 利用側MODの要求範囲を満たすか
配布区分 release・通常版 2.8 betaとは区別します

Minecraft公式の1.21.1案内はゲーム本体についての情報です。MODの組み合わせは、Rhinoと利用側MODそれぞれの対応条件を確認します。

このRhinoの配布は、同じJARにFabric・Forge・NeoForgeの対応情報を持っています。ただし、Rhinoが複数ローダーへ対応することと、KubeJSや併用MODが同じ組み合わせで使えることは別です。今回は1.21.1・NeoForgeの条件にそろえます。

2026年10月16日の確認時点では、2.8系のbuild.91はbetaとして掲載され、言語機能や内部処理の変更が案内されています。通常版2.7の説明と混ぜず、既存パックでは指定版を優先してください。大きい番号のファイルへ一律に替えれば、スクリプトまでそのまま動くとは限りません。

Rhino自身の配布には追加の必須MODが指定されていません。一方、KubeJSの1.21.1用build.377の配布依存欄には、Rhinoに加えてBetter Advanced Tooltipsも掲載されています。RhinoとKubeJSの2ファイルだけで全構成が完成すると決めず、使う版の依存欄を読んでそろえます。

RhinoのJARは起動するプロファイルのmodsへ置く

導入前にゲームを終了し、ワールド、mods、configを保存します。既存のKubeJSパックでは、設定やスクリプトが入るkubejsフォルダも一緒に保存してください。

  1. 起動するプロファイルがMinecraft1.21.1・NeoForge用か確認します。
  2. そのプロファイルのゲームディレクトリを確認します。
  3. 利用側MODが要求する版に合う、作者配布のRhino JARを選びます。
  4. 対象ゲームディレクトリのmodsへJARを配置します。
  5. 利用側MODと、その版で必要な前提MODもそろえて起動します。

NeoForge公式のクライアント手順では、MOD用プロファイルのゲームディレクトリを分け、その中のmodsへMODファイルを置く方法が案内されています。別のプロファイルのmodsへ入れても、今回起動する構成には読み込まれません。

JARを解凍したり、RhinoのJAR自体を直接実行したりする必要はありません。resourcepacksやワールドのdatapacksへ置くファイルでもありません。スクリプトの.jsファイルを、Rhino導入の代わりにmodsへ入れないでください。

以前のRhinoを更新する場合は、同じMODのJARが複数残らないようにします。旧ファイルはバックアップとしてmodsの外へ保存し、起動時に読み込むRhinoは対象の1ファイルにそろえます。

スクリプトを使う場合はKubeJS側の配置先を確認する

Rhinoだけでは、KubeJSのスクリプト用フォルダは生成されません。KubeJSを使う場合は、KubeJSを導入して起動したゲームディレクトリ内に作られるkubejsフォルダを確認します。

KubeJS作者の案内では、スクリプトを用途別のフォルダへ分けています。ファイルをどこへ置いたかによって読み込まれるタイミングが異なるため、すべてを同じ場所に集めないでください。

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kubejs内のフォルダ 主な用途 読み込みの区別
startup_scripts アイテム・ブロックの登録など ゲームの再起動が必要な処理があります
server_scripts レシピ・タグやサーバーイベントなど ワールド読み込みなど、サーバーリソースの読み込み時
client_scripts ツールチップやJEI・REI関連など クライアントリソースの再読み込み時

特にStartup Scriptsの作者文書では、ゲームの完全な再起動を必要とする処理を扱っています。アイテム登録を変えた後に、単なる再読み込みだけで全部反映されるとは考えないでください。

MODパックに最初から含まれるスクリプトは、そのパックのレシピや進行を作っている場合があります。書き換える前にパックの説明を読み、元のフォルダを保存します。RhinoのJARを開いて、中へスクリプトを追記する方法ではありません。

起動エラーとスクリプトエラーを分けて確認する

起動前に依存MODの不足が表示される問題と、起動後にスクリプトのファイル名・行番号が表示される問題では、確認する場所が違います。まずエラーに書かれた要求版やファイルを確認してください。

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表示・症状 最初の確認先 対応の方向
rhinoが必要と表示される 起動対象のmods JARの置き先と読み込みを確認します
Rhinoの必要版を満たさない 利用側MODの依存条件 ゲーム版・ローダーも含めてそろえます
重複したMODの表示 RhinoのJARが複数ないか 使わない版をmodsの外へ保存します
スクリプトの構文・イベントのエラー 表示されたファイルと行番号 KubeJSの対象版と書き方を確認します

スクリプトのエラーでは、そのコードが対象のKubeJS版に合っているか、使うイベントや機能が対応しているかを調べます。Rhinoを別版へ替えることだけで、誤った構文や別の版向けの書き方が直るわけではありません。

動作が変わった場合は、Minecraft、Java、ローダー、Rhino、KubeJSやアドオンの版と、最後に変更したスクリプトを控えます。変更前のファイルに戻したコピー環境と比べると、MOD更新によるものか、スクリプト編集によるものかを分けやすくなります。

Rhinoを入れたのに新しいアイテムが増えない、という場合は、利用側MODやスクリプトがその追加を行っているかも確認してください。Rhino単体で目に見える追加がないことは、導入失敗の根拠にはなりません。

マルチプレイと更新・削除は利用側の構成に合わせる

Rhino単体の配布情報では、クライアント・サーバーとも任意側に指定されています。これを根拠に、どのMODパックでも片側だけでよい、あるいは全環境で両側必須、と一律には判断できません。

必要な導入先は、Rhinoを使うMODと処理内容で決まります。KubeJSにもサーバー用・クライアント用・起動時の処理があり、新しいアイテムやブロックを共有する構成などは、参加者側を含めたパックの指定に従います。管理者が配布している構成を基準に確認してください。

専用サーバーでは、NeoForge公式のサーバー手順に沿って、サーバー側のゲームディレクトリとmodsを確認します。PC側のプロファイルへ置いたファイルが、そのまま別の専用サーバーにも反映されるわけではありません。

更新前にはゲームとサーバーを終了し、ワールド、MOD、設定、スクリプトをまとめて保存します。まずコピー環境で、起動だけでなく、使っているレシピやスクリプトの処理も確認してください。通常版からbetaへ替える場合も、パック側の指定や言語機能の変更を確認します。

アンインストール前には、Rhinoを必要とするMODとアドオンを洗い出します。それらを残したままRhinoだけを削除すると、依存条件を満たせなくなる可能性があります。

KubeJSも外す場合は、独自のアイテム・ブロックやレシピに影響することがあります。共有ライブラリだからワールドの内容まで無条件に安全とは判断せず、コピーで確認し、問題が出た場合は対応するワールドとMOD・設定・スクリプトの組み合わせへ戻してください。

まとめ:Rhino MODは必要とするMODと版をそろえる

Rhino MODは、KubeJSなどがJavaScriptを使うための土台です。必要とするMODの対応版と依存条件を確認し、起動するプロファイルのmodsへ作者配布のJARを配置します。

通常版2.7 build85と2.8 betaを区別し、マルチプレイや更新・削除は利用側MODとパックの構成に合わせてください。変更前にはワールドとMOD・設定・スクリプトを保存し、コピー環境から確認すると戻しやすくなります。

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