Figura MODは、Minecraftのプレイヤーに独自の3Dモデルやアニメーションを使えるようにするMODです。自分で試すだけならローカルのアバターを選び、友達に見せるときはUploadでクラウドへ送ります。 見る側にもFiguraが必要で、通常のスキンのように未導入の全員へ同じ姿が表示される仕組みではありません。
導入例はJava版1.21.1・Fabric用の通常公開版0.1.6です。2026年10月16日に作者の配布情報、ドキュメントと対象版ソースを確認しました。実機へのMOD導入、アバターの実行、クラウドへのアップロードは行っていません。
Figuraはプレイヤーのモデルや動きを変えるMOD
Figura作者の正規配布ページでは、プレイヤーモデルの形や動きなどを拡張できるJava版クライアントMODとして案内されています。モデルにはBlockbench形式を使い、必要に応じてLuaのスクリプトで動作を加えます。基本のひな型はゲーム内のAvatar Wizardで作れます。
導入先は自分のMinecraftクライアントです。アバターを共有するために、参加先のMinecraftサーバーへFiguraを必須MODとして入れる必要はありません。ただし、友達がその姿を見るには友達側のFiguraと、アバターを取得するクラウドへの接続も関わります。
見た目の大きさや姿が変わっても、サーバーのゲームルールや利用規約が変わるわけではありません。マルチプレイでは、アバターやスクリプトの利用が認められる範囲で使ってください。
1.21.1・Fabric用0.1.6をmodsへ導入する
1.21.1用0.1.6の通常公開ファイルは、Fabric用のJARです。ForgeやNeoForge用にも同じゲーム版のファイルがありますが、ローダーに合うファイルを選んでください。ここではFabricでの導入を説明します。
| 項目 | この導入例 |
|---|---|
| ゲーム | Minecraft Java版1.21.1 |
| ローダー | Fabric。選択例は公式一覧でstableの0.19.5 |
| Figura | 通常公開版0.1.6+1.21.1 |
| ファイル | figura-0.1.6+1.21.1-fabric-mc.jar |
| Java | Minecraft1.21.1に合わせてJava21 |
| 前提MOD | この最小構成でFabric API一式やMod Menuの追加指定はない |
対象版は必要なFabric APIの個別モジュールやLua用ライブラリなどを同梱しています。アバターを使うためにSodium、Iris、GeckoLibを一律に追加する必要はありません。別のMODが要求するFabric APIなどは、そのMOD側の条件に従って残します。
導入前にはゲームとランチャーを閉じ、ワールド、mods、config、既存のfiguraフォルダーと起動構成を保存してください。別のゲームフォルダーに1.21.1用の構成を作れば、普段の環境を残して試せます。
- Fabric公式のWindows導入手順に従い、1.21.1用のFabric起動構成を用意します。
- 正規配布元のFabric用Figuraの通常JARを、その起動構成のmodsへ置きます。
- 同じFiguraの旧版を重ねず、Fabricの起動構成でテスト用ワールドを開きます。
Fabric公式のMOD導入案内では、Windowsの標準の導入先は%appdata%\.minecraft\modsです。独自のゲームフォルダーを指定した場合は、その中のmodsを使います。FiguraのJARを解凍したり、単独実行したりする手順ではありません。
対象版の定義では、ImmediatelyFast、Canvas、Immersive Portalsが競合として挙げられています。初回から描画MODを多数重ねず、Figuraだけの構成で起動を確かめてください。0.1.6の変更履歴にはSodium関連のクラッシュ修正もありますが、すべての版の組み合わせでの動作保証ではありません。
Avatar Wizardでアバターのひな型を作る
ワールドに入ってからポーズメニューを開くと、既定では右側にFiguraの三角形のボタンが表示されます。ボタンの位置は設定や他のMODによって変わる場合があります。Figuraの画面を開いたら、一覧の新規作成ボタンからAvatar Wizardへ進みます。
作者のアバター作成案内と0.1.6の作成処理では、名前を入力したあと、モデルとスクリプトの項目を選ぶ流れです。最初にプレイヤー型のひな型を作る場合は、次の順で設定できます。
Nameにアバター名を入力します。Include a Modelを有効にし、Player Modelを選びます。Include a Scriptを有効にします。- 自作モデルへ置き換える場合は
Hide Vanilla Playerを選びます。 - 作成を実行し、開いた保存フォルダーのファイルを残します。
Hide Vanilla Playerは、モデルとスクリプトを含めたプレイヤーモデルの構成で選べる項目です。元のプレイヤーを非表示にする処理はひな型のスクリプトへ書かれるため、初回からLuaを手入力する必要はありません。Minecraft本体のファイルを消す操作ではありません。
作成後はFiguraの一覧からローカルのアバターを選び、プレビューとゲーム内の姿を確かめます。モデルを細かく編集したい場合にBlockbenchを使います。0.1.6ではBlockbench5.0以降のプロジェクトファイルへの対応も変更履歴で案内されています。
アバターはfiguraのavatarsフォルダーで管理する
標準の保存先は、使用中のゲームフォルダー内のfigura/avatarsです。Figura画面のフォルダーボタンから開くと、独自のゲームフォルダーを使っている場合も保存場所をたどれます。Figura自体の保存先を変更している環境では、その設定先が使われます。
作者のファイル形式の説明では、アバター名のフォルダーまたはZIP内にavatar.jsonなどを置きます。MODのJARとアバター用のファイルは、保存先も役割も異なります。
| ファイル | 役割 | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
| avatar.json | アバターとして識別するためのメタデータ | これだけで3Dモデルが完成するわけではない |
| model.bbmodelなど | Blockbench形式のモデル | .bbmodelとしてモデルを保存する |
| script.luaなど | 動きや表示処理を加えるスクリプト | アバター読込時にFigura内で実行される |
| avatar.png | Figuraの一覧に出るアイコン | プレイヤーのスキンそのものを指定する画像ではない |
一覧に出ない場合は、実際のアバターフォルダーにavatar.jsonがあるか、名前がavatar.json.txtになっていないかを確かめます。Wizardで作ったフォルダーを基準にすると、モデルやスクリプトとメタデータの位置をそろえられます。
テクスチャはモデル側への登録も関わるため、PNGを適当に置くだけで見た目が変わるとは限りません。保存時はavatar.jsonだけでなく、モデル・テクスチャ・スクリプトを含むアバターのフォルダー全体をコピーしてください。
配布アバターにはスクリプトが含まれる場合があります。作者と内容、利用・再配布条件が確認できるものを使い、不明な実行ファイルを追加する手順には進まないでください。他人のキャラクターモデルを許可なく再公開することも避けます。
友達に見せるアバターはUploadでクラウドへ送る
ローカルのアバターを選んでいる間は、PC上で編集したモデルやスクリプトの保存が自分の表示へ反映されます。友達へ見せる姿は、クラウドへ送ったアバターです。作者のマルチプレイ案内でも、ローカルとアップロード済みのコピーを区別しています。
| 操作 | 何が起きるか | ローカル編集との関係 |
|---|---|---|
| 一覧からローカルアバターを選択 | PC上のファイルを使う | 編集・保存を反映して試せる |
| Upload | アバターをクラウドへ送り、そのコピーを装備 | 以後のローカル編集が自動送信されるわけではない |
| Reload | クラウドのアバターを再取得・装備 | 保存したばかりのローカル編集を読む操作ではない |
| Delete | アップロード済みアバターをクラウドから削除 | PC上の元フォルダーやワールドは削除しない |
共有するときは、自分で作ったものや、共有の許可があるアバターをローカルの一覧から選びます。表示と内容を確かめたうえでUploadを使ってください。説明や作者名などのメタデータにも、公開したくない情報を入れないようにします。
Upload後にさらに編集するときは、ローカルのアバターを選び直して編集します。完成後、共有するコピーを更新するためにUploadします。編集途中でReloadを押すと、クラウドの古いコピーへ表示が戻ったように見えることがありますが、それだけでPC内の編集ファイルが消えたわけではありません。
閲覧側にもFiguraとクラウド接続が必要です。ステータス表示の4つ目は接続状態で、赤い×はクラウドに接続していない状態を示します。自分のプレビューだけでは、友達にも同じように見えていることの確認にはなりません。
表示されない原因と更新・削除時の戻し方
メニューがない場合、一覧に出ない場合、友達に見えない場合では原因が異なります。まずどこまで表示できているかを分けて確かめてください。見た目が違うという理由だけで、権限や安全用の制限を一括で外す必要はありません。
一覧にあるのに姿がおかしい
アバターとして一覧に出ても、モデルがなければ独自の姿は描画されません。元のプレイヤーとモデルが重なる場合は、Wizardのモデル・スクリプトとHide Vanilla Playerの組み合わせを見直します。元の姿だけを隠し、置き換えるモデルを用意していない場合も表示を確かめてください。
0.1.6では、スクリプトエラーがあるアバターのアップロードは既定で止まります。対象版のUploadボタンの処理もエラー状態を判定しています。エラー内容、サイズの表示、接続状態を確かめ、エラーを直してから共有してください。制限を無効にして送る方法で対処しないでください。
自分には見えるのに友達には違って見える
Uploadしたコピー、友達側のFigura、接続状態を確かめます。閲覧側のPermissionsは、その人が他人のアバターをどう表示するかを制限する設定です。自分の設定を変えても、友達側の表示制限を強制的に変えることはできません。
盾の表示は権限で止められている機能、赤い×はスクリプトエラーなどを調べる手掛かりです。誰の画面で何が止まっているかを確かめ、表示されないというだけで権限をすべてMaxへ変更しないでください。
クラウドのアバター共有には、正規のMinecraftアカウントの認証とUUIDも関わります。オフラインモードなどでUUIDが合わない場合に、認証を無効化したり回避用ツールを足したりする手順は使わないでください。
更新・削除前にはアバターの元データも保存する
ゲーム終了後に、ワールド、mods、configとfiguraフォルダーを保存します。更新するJARはMinecraft版とローダーをそろえ、同じFiguraの旧版を重ねません。旧追加MODも含めて、対象版の互換条件を満たす構成へ戻せるようにしてください。
FiguraのJARを外しても、クラウドへ送ったアバターまで削除したことにはなりません。共有もやめたい場合は、MODを外す前にFiguraのDeleteでクラウドのコピーを削除し、成功表示を確かめます。ローカルのアバターは手元に保存し、他のMODが使う前提MODまでまとめて削除しないでください。
まとめ:Figuraはローカル編集とクラウド公開を使い分ける
Figuraは、Java版のプレイヤーモデルや動きを拡張するクライアントMODです。1.21.1・Fabric用0.1.6を選び、Avatar Wizardで作ったひな型はfiguraのavatarsフォルダーで管理します。
ローカルの選択・編集と、友達に見せるUploadは別の操作です。Reloadはクラウドのコピーを読むため、編集途中の表示にも注意してください。共有前に内容と利用条件を確かめ、更新・削除時には元のアバターファイルも保存しましょう。

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