Nvidium MODの導入と対応GPU・Sodiumの条件

Nvidium MODの導入と対応GPU・Sodiumの条件を表すAI生成の概念画。実際のゲーム画面ではありません。

Nvidium MODは、対応するNVIDIA GPUの機能を使って、Minecraftの地形描画を置き換えるMODです。Sodiumが必須で、GPUとMODの版が合わない環境では効果を得られません。 Irisでシェーダーパックを使っている間も、Nvidiumの描画は無効になります。

導入例はJava版1.21.1・Fabric用の通常公開版Nvidium0.3.1とSodium0.5.11です。2026年10月16日に作者の配布情報と対象ソースを確認しました。新しいベータ版とは条件を分けており、実機への導入、描画の比較、FPS測定は行っていません。

目次

Nvidiumは対応するNVIDIA GPUで地形描画を変える

Nvidiumは、Sodiumの地形描画にNVIDIA固有のOpenGL拡張を使うMODです。作者の正規配布ページでは、メッシュシェーダーに対応するTuring世代以降のGPUを条件にしています。NVIDIA製ならどれでも使えるわけではありません。

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GPU・環境 Nvidiumの条件
GeForce GTX 16シリーズ 作者が示す対象世代。必要な拡張への対応も条件
GeForce RTX 20シリーズ以降 作者が示す対象世代。実際に使用中のGPUとドライバーにも依存
GeForce GTX 10シリーズなどの旧世代 「NVIDIA製」という理由だけでは対象にならない
AMD・Intelなどの非NVIDIA GPU Nvidiumの描画は動作せず、自動的に無効になる
統合版・家庭用ゲーム機 このJava版Fabric用ファイルの導入先ではない

対象世代のPCでも、ゲームが内蔵GPUで動いている場合は、そのGPU側の条件で判定されます。PCの仕様にNVIDIA GPUが載っていることと、MinecraftがそのGPUを使っていることを分けて確かめてください。

描画を変えるクライアント側のMODなので、マルチプレイでも導入先は自分のPCです。サーバー側へNvidiumを入れて、全員のFPSやサーバー処理を改善する仕組みではありません。参加先のMOD利用ルールも適用されます。

作者は、メッシュシェーダーの利用によってMinecraftが予期せず終了する可能性も案内しています。対応GPUであっても安定動作や一定のFPS向上が保証されるものではありません。

1.21.1用0.3.1はSodium0.5.11と組み合わせる

Nvidium0.3.1の配布情報は、Minecraft1.21と1.21.1を対応版に含め、必須ファイルとしてSodium0.5.11を指定しています。Sodiumのファイル名がmc1.21でも、この指定ファイルの対応一覧には1.21.1が含まれます。

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項目 この導入例
ゲーム Minecraft Java版1.21.1
ローダー Fabric。選択例は公式一覧でstableの0.19.5
Nvidium 通常公開版0.3.1:nvidium-0.3.1.jar
Sodium 0.5.11:sodium-fabric-0.5.11+mc1.21.jar
Java Minecraft1.21.1の実行条件はJava21
Fabric API この最小構成では一式の追加指定なし。他のMODが要求する場合は別途必要

Minecraft1.21.1の公式実行メタデータでは、Java21が指定されています。ランチャーがその版に用意する実行環境を使ってください。

Nvidium0.3.1の変更履歴には、Sodium0.6.0と非互換であることが明記されています。ゲーム版だけをそろえてSodiumを新しい版へ差し替えると、この組み合わせから外れます。

一方、確認時点には0.4.1-beta10の1.21/1.21.1用ファイルもあり、そちらはSodium0.6.13を指定しています。0.3.1が最新のファイルという意味ではありません。通常公開版の0.3.1と、新しいベータ版を区別し、NvidiumとSodiumを対応する組で選んでください。

対象版のSodiumには、必要なFabric APIの個別モジュールが同梱されます。Fabric API一式を無条件の必須追加にする必要はありませんが、同居する別のMODが要求しているFabric APIは残します。

Fabric環境のmodsへ導入して有効化を確かめる

導入前にMinecraftとランチャーを閉じ、ワールド、mods、configと起動構成を保存してください。普段の構成とはゲームフォルダーを分けた1.21.1用環境なら、元の構成を残して試せます。既存のSodiumを置き換える場合も、先に退避用のコピーを作ります。

  1. Fabric公式のWindows導入手順に従い、Minecraft1.21.1用のFabric起動構成を作ります。
  2. 正規配布元から、表のNvidium0.3.1とSodium0.5.11の通常JARを選びます。同じMODの別版を重ねて入れません。
  3. その起動構成が使うゲームフォルダーのmodsへ、2つのJARを置きます。
  4. Fabricの起動構成でゲームを開き、テスト用ワールドとビデオ設定を確認します。

Fabric公式のMOD導入案内では、Windowsの標準フォルダーは%appdata%\.minecraft\modsです。起動構成でゲームフォルダーを変更した場合は、変更先のmodsを使ってください。JARを解凍したり、単独実行したり、resourcepacksへ置いたりする手順ではありません。

Sodiumのビデオ設定画面が表示され、GPUが対応判定を通るとNvidiumの設定ページが追加されます。この設定のためにMod MenuやCloth Configを追加する必要はありません。

対象版のデバッグ表示には、有効時にUsing nvidium renderer:から始まる版情報が追加されます。F3画面のこの行も、JARを置いただけで終わらず、Nvidiumの描画が使われているかを確かめる手掛かりになります。

Irisでシェーダーを使う間はNvidiumが無効になる

Nvidiumは、Irisがシェーダーパックを使用しているかを調べ、その間は自分の描画を無効にします。IrisのJARが存在するだけで常に無効になる、という条件とは異なります。対応GPUでも、シェーダーパックを有効にした状態ではNvidiumの効果を重ねて得られません。

対象版の設定画面の定義には、シェーダーによって無効になっていることを示す表示があります。シェーダーを使わず地形描画を試す場合は、Iris側でパックの使用を止め、Nvidiumの有効表示を再確認してください。

ただし、シェーダーを切ればどの版のIrisでもSodium0.5.11と組み合わせられる、という意味ではありません。Irisにも対応するSodiumの指定があります。最初はNvidiumと指定Sodiumの構成で確認し、Irisを残す場合は、Iris側の対応条件もそろえます。

設定はVRAM上限と地形の保持距離から調整する

最初は既定設定で表示を確かめ、同じ場所・描画距離で変更前後を比べてください。複数の項目を一度に変えると、表示の変化やクラッシュの原因を切り分けにくくなります。以下は0.3.1の設定で、新しいベータ版の項目を混ぜていません。

Automatic memory limitはGPU側のメモリを使う

Automatic memory limitは既定で有効です。Nvidiumが利用可能なVRAMから地形用の上限を計算します。ランチャーで指定するJavaのメモリとは別なので、Javaへの割り当てを増やしても、GPUのVRAM自体は増えません。

手動のMax gpu memoryは、自動設定を切った場合に編集できます。作者の画面説明では、設定を閉じて開き直す操作も案内されています。GPUの容量を超える固定値を入れず、最初は自動設定から試してください。

上限に達すると、Nvidiumは保持している地形描画を減らします。これは実際のワールドからブロックを削除する動作ではありません。VRAMを増やせば必ず速くなる、という設定でもありません。

Region Keep Distanceは既に読み込んだ地形の保持に関わる

Region Keep Distanceの既定値32は、画面上ではVanillaと表示されます。Minecraftの描画距離を強制的に32チャンクへ変える指定ではありません。値を上げると、通常の読み込み範囲から外れた地形の描画を保持する動作に関わります。

最大側のKeep Allも、VRAMを使わず無限に地形を表示する設定ではありません。サーバーから未受信の地形を新たに送らせたり、未探索の地形を生成したりする機能とは分けてください。まずVanillaのまま動作を確かめ、保持範囲を広げる場合は負荷と表示を比べます。

Disable nvidiumは再起動後に戻る

Disable nvidiumは、比較や不具合の切り分けに使える一時的な無効化です。作者の画面説明では、保存されず、ゲームの再起動後には再び有効になるとされています。継続して外したい場合は、終了後にNvidiumのJARを退避します。

起動しない場合と更新・削除は元の構成で切り分ける

起動前の依存関係エラー、設定ページが出ない状態、起動後の描画不具合では確認先が異なります。まず、導入した版とGPUの対応判定から切り分けてください。作者が案内する予期しない終了の可能性もあるため、クラッシュを繰り返して設定を強制適用する使い方は避けます。

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症状 確認する内容 元に戻す方法
起動前にMODのエラー 1.21.1・Fabric・Sodium0.5.11、同じMODの重複 退避した元の組み合わせへ戻す
Nvidiumページがない 対応GPU、使用中のGPU、必要なOpenGL拡張の判定 無効化判定を迂回せず、対応環境を確認
Nvidiumの有効表示がない シェーダーパック使用、一時的な無効化 シェーダー使用状態と設定を戻して再確認
保持範囲を変えて不安定 VRAM負荷と変更した設定 自動メモリ・Vanillaの状態へ戻す
設定変更後から起動・表示が不調 Nvidiumの設定ファイルと直前の変更 終了後に対象ファイルを保存・退避する

ログのNot all requirements met, disabling nvidiumは、必要な拡張を満たさず無効になったことを示します。GPU名だけで対応を決めつけず、実際の使用GPUとメーカー提供のドライバー情報を確認してください。非対応判定を無視する改造や、不明な高速化ソフトの追加で対処しないでください。

設定ファイルはゲームフォルダー内のconfig/nvidium-config.jsonです。初期状態で試す場合は、ゲーム終了後にそのファイルをコピーして退避します。configフォルダー全体や、他のMODの設定まで削除する必要はありません。

更新時はNvidiumだけでなく、指定されるSodiumも同時に照合します。ベータ版へ進む場合はベータであることを踏まえ、元の環境を保存して別構成で試してください。削除時は終了後にNvidiumのJARを外し、他のMODが使うSodiumやFabric APIは残します。

まとめ:NvidiumはGPUとSodiumの対応版をそろえる

Nvidiumは、メッシュシェーダーなどの必要な拡張に対応するNVIDIA GPUで動く地形描画MODです。Java版1.21.1の通常公開版0.3.1では、指定されたSodium0.5.11と組み合わせます。

Irisでシェーダーを使用している間はNvidiumの描画が無効になります。導入後は有効表示を確かめ、メモリと地形保持は既定設定から調整してください。更新・削除の前には元の構成とワールドを保存し、対応する版の組み合わせを保ちましょう。

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