Iron Chests MODは、銅・鉄・金などのチェストと、設置済みのチェストを強化するアイテムを追加します。収納枠を増やすなら鉄・金・ダイヤモンド、開かずに中身の一部を見たいならクリスタルという選び方ができます。
対象はprogwml6・cpw・alexbegt系統のMinecraft Java版1.21.4・NeoForge用16.2.2です。2026年10月16日に正規配布情報と公開直前の同系列の作者ソースを参照しました。実機検証は行っていません。別のゲーム版や同名の別実装では、対応環境や種類、レシピが異なる場合があります。
Iron Chestsの対象版と同名MODの違い
Iron Chestsの正規配布ページでは、配布者と対応ゲーム版を選びます。同名のFabric向け実装やIron Chests: Restockedは別プロジェクトです。名前が似ていても、導入するファイルや説明を混ぜないようにします。
今回の対象は1.21.4・NeoForge用16.2.2の配布ファイルです。「1.21系」というだけで1.21.1向けとして流用できるものではありません。新しいゲーム版向けの配布も、それぞれ別の環境です。
| 構成 | 対象 | 導入時の区別 |
|---|---|---|
| ゲーム | Minecraft Java版1.21.4 | 統合版のアドオンと分ける |
| ローダー | 1.21.4用NeoForge | Forge・Fabric用と混ぜない |
| MOD | Iron Chests 16.2.2 | 配布者と個別ファイルを確認する |
| 追加の必須API | 対象ファイルに追加指定なし | レシピ表示MODを必須扱いしない |
| 導入側 | クライアント・サーバーの両方 | 管理者と参加者の構成を揃える |
作者の対象版の開発構成はJava 21を使います。NeoForgeの開発時の番号と、利用できる環境の条件は同じ意味ではないため、対応する1.21.4用の案内に合わせます。
追加シュルカーボックスは、作者が別MODのIron Shulker Boxesへ分けています。Iron Chestsを入れるだけで、大容量シュルカーボックスまで揃うとは限りません。
NeoForgeのmodsへIron Chestsを導入する
NeoForge公式の導入案内に沿って、1.21.4用の起動プロファイルを用意します。普段のバニラ環境と分けたゲームディレクトリを使うと、MODや保存データの組み合わせを管理しやすくなります。
ゲームとサーバーを停止し、元のワールド全体、MOD、設定、データパックと使用版を保存します。対象の通常JARを、実際に起動するプロファイルのゲームディレクトリにあるmodsへ入れます。JARを展開したり、ワールドのdatapacksへ入れたりする手順ではありません。
専用サーバーを使う場合は、そのサーバーのmodsにも対応するファイルを入れます。自分のクライアントだけに追加して、未導入のサーバーで金属チェストを使えるようになる構成ではありません。
古いIron ChestsのJARや、別ローダー向けの同名ファイルが残っていないかを見てから起動します。最初はワールドのコピーでチェストの作成・開閉と保存を試し、既存の倉庫へ反映します。
チェストの容量とクリスタルの特徴
対象系統の作者の容量定義では、次の収納枠が設定されています。数字はアイテムの総個数ではなく、インベントリの枠数です。
| 種類 | 収納枠 | 特徴 |
|---|---|---|
| 銅 | 45 | 金属チェストの初期段階に使える |
| 鉄 | 54 | 銅からも通常の木製チェストからも進める |
| 金 | 81 | 鉄より収納枠が増える |
| ダイヤモンド | 108 | 金から強化して容量を増やせる |
| クリスタル | 108 | 透明で中身の一部を外から表示する |
| 黒曜石 | 108 | ダイヤモンドと収納枠は同じ |
| 土 | 1 | 通常の土だけを入れる特殊な枠 |
例えば鉄の54枠は「54個しか入らない」という意味ではありません。1枠に積める個数は、そのアイテムのスタック上限に従います。道具のように重ならない物と、まとめて積める素材では、収納できる総個数が変わります。
クリスタルは、開く前に中身の一部を見分ける用途に向きます。全108枠の内容を一度に外へ表示する仕組みではなく、ダイヤモンドから変えても容量そのものは増えません。
金属チェストは、それぞれ独立した収納です。横に置けば木製のラージチェストのように自動で連結し、表の容量がさらに倍になる、と考えないようにします。土チェストも汎用倉庫の上位版ではありません。
鉄チェストとアップグレードの作り方
新しい鉄チェストを作る場合は、作業台の中央に木製チェストを置き、周囲を鉄インゴット8個で囲みます。一方、設置済みの木製チェストを強化するアイテムは、中央が板材1個です。
作者のレシピ定義では、本体を作るレシピと強化アイテムのレシピが別にあります。同じ素材で囲む場合でも、中央に置く物まで同じとは限りません。
| 作りたい物 | 中央の材料 | 周囲の材料 |
|---|---|---|
| 鉄チェスト本体 | 木製チェスト1個 | 鉄インゴット8個 |
| 木製から鉄への強化アイテム | 板材1個 | 鉄インゴット8個 |
| 鉄から金への強化アイテム | 鉄インゴット1個 | 金インゴット8個 |
| 金からダイヤモンドへの強化アイテム | 金インゴット1個 | 左右にダイヤ2個、上下の各段にガラス計6個 |
| ダイヤモンドからクリスタルへの強化アイテム | 黒曜石1個 | ガラス8個 |
金からダイヤモンドへの強化アイテムは、中央に金インゴット、その左右にダイヤモンドを置き、上段と下段をガラスで埋めます。ダイヤモンド2個とガラス6個をすべて自由な位置へ置く不定形レシピではありません。
クリスタルチェスト本体を作るときの中央はダイヤモンドチェストです。強化アイテムを作るときの黒曜石とは区別します。材料タグやレシピはMODパックなどで変更される場合があるため、使っている環境に表示されるレシピが基準になります。
設置済みチェストを中身ごと強化する
強化アイテムを手に持ち、対応する設置済みチェストへ使用します。通常のマウス操作なら右クリックです。先にチェストを壊してから使う物ではなく、元の収納を置き換える仕組みです。
主な経路は、木製から銅または鉄、銅から鉄、鉄から金、金からダイヤモンドです。ダイヤモンドからはクリスタルまたは黒曜石へ進めます。木製から金へ直接進むなど、強化元と強化先が合わない組み合わせには使えません。
作者の強化処理では、中身と名前、向きを新しいチェストへ移します。通常のサバイバルでは強化アイテムを1個消費します。ただし、別MODのすべてのチェストへ同じ処理が使えるわけではありません。
誰かが開いているチェストや、プレイヤーが開けないチェストは強化できません。マルチプレイでは利用者全員が画面を閉じてから操作します。反応しないときに繰り返し壊すより、強化元・画面の開閉・アクセス条件を照合します。
木製のラージチェストは、左右両方が一度に強化される前提にしないでください。大切な中身を一時保管へ移し、単体の木製チェストで経路を確かめてから使うと、左右の収納を取り違えずに進められます。強化処理が中身を移す設計でも、バックアップの代わりにはなりません。
開かない場合と更新・削除前の準備
チェストが開かない場合は、上にふたを塞ぐブロックがないか、猫が座っていないかを見ます。対象の処理では上のブロックの条件と座っている猫が開閉を妨げます。容量が増えたことと、どんな置き方でも開けることは別です。
強化だけができない場合は、手に持ったアイテムの強化元、他のプレイヤーによる開封、アクセス条件を順に確かめます。チェスト本体と強化アイテムのクラフトを取り違えていないかも見直します。
起動できないときは、ゲーム版、NeoForgeの系統、同名MODや古いJARの重複をログと照合します。配布元が違うファイルを名前だけで入れ替えると、既存のブロックや保存データが同じように扱われるとは限りません。
更新前にはゲームとサーバーを停止し、ワールド全体、プレイヤーデータ、MOD、設定、データパックと元の使用版を保存します。コピー環境で中身・開閉・強化と保存を確かめてから反映します。
削除前は、追加チェストの中身を十分な空きのあるバニラの収納へ移します。MODを外すだけで金属チェストや中身が通常のチェストへ自動変換される保証はありません。また、チェストを壊しても、中身入りの持ち運べる収納として回収できるとは考えないようにします。元のJARだけでなく、変更前のワールドへ戻せる保存が必要です。
まとめ:容量と強化先を選んで倉庫を広げる
Iron Chestsは、対象のゲーム版とローダーを揃えたうえで、容量を増やしたい収納へ段階的に使えます。鉄54枠、金81枠、ダイヤモンド108枠が目安になり、クリスタルは同じ108枠で中身の一部を表示する選択肢です。
本体と強化アイテムのレシピを分け、設置済みチェストには強化元の合うアイテムを使います。誰も開いていない状態で操作し、更新や削除の前は中身とワールドを保存しておくと、倉庫の移行にも備えられます。

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