Pipez MODは、アイテム・液体・エネルギーなどをパイプで運ぶMinecraft Java版向けMODです。つなぐだけでは搬送を始めず、搬出元の接続端をレンチで搬出設定へ切り替えるのが使い始めのポイントになります。
この記事ではMinecraft 1.21.1・NeoForge用1.2.31を対象に、導入、最初の接続、アップグレード、動かない場合の確認を説明します。選択ファイルの配布区分はbetaです。2026年10月15日に正規配布情報と対象版ソースを確認しました。実機検証や性能測定は行っていません。設定値や機械の入出力条件は、MODパックやサーバーによって変わります。
Pipezの対象版とbeta区分・前提条件を確認する
今回扱うのは、作者Max HenkelのPipezです。アイテム用、液体用、エネルギー用、Mekanism連携のガス用、各用途をまとめたUniversal Pipeがあります。
対象はNeoForge・1.21.1用1.2.31の配布ファイルです。ページのバージョン番号はneoforge-1.21.1-1.2.31で、配布区分はbetaです。対応ゲーム版とローダーを確認し、本番のワールドへ入れる前にコピーした環境で組み合わせを確かめてください。
| 確認項目 | この記事の対象 | 導入時の判断 |
|---|---|---|
| ゲーム | Minecraft Java版1.21.1 | 統合版のアドオンとは区別する |
| ローダー | 1.21.1対応NeoForge | 別ローダー用JARを混ぜない |
| Pipez本体 | 1.2.31、beta区分 | 通常release区分と混同しない |
| 追加の前提MOD | 選択ファイルでは別途必須の指定なし | 任意連携の名前と必須条件を区別する |
| マルチプレイ | クライアント・サーバー双方で必要 | 管理者と参加者で構成をそろえる |
JEI、Jade、The One Probe、Mekanismは、選択ファイルの任意連携です。通常のアイテム搬送を始めるために、すべてを追加する必要はありません。ガス用パイプではMekanismとの連携条件を確認します。
開発用の設定にCorelibの名前が出てきますが、対象版では組み込む形で使われています。無関係なCoreライブラリを利用者が探して追加する手順にはしません。別のMinecraft版へ導入する場合は、その版の配布ファイルと前提条件を改めて確認してください。
同じ版の本体を実際のmodsへ導入する
NeoForge公式の導入案内を参照し、Minecraft 1.21.1に対応するNeoForgeとJava環境を用意します。導入先は、起動するプロフィールが実際に使うゲームディレクトリのmodsです。
- ゲームとサーバーを終了し、ワールド・MOD・設定・使用バージョンを控えてバックアップします。
- 起動するプロフィールとゲームディレクトリを確認します。
- 正規配布ページのゲーム版・NeoForge・beta区分を照合し、対象の通常JARをmodsへ入れます。
- 同じMODの古いJARが重複していないか確認します。
- コピーしたワールドやテスト用ワールドで起動し、小さな構成から接続を確かめます。
JARを展開したり、リソースパックやワールドのdatapacksへ入れたりする必要はありません。別のプロフィールのmodsに置いた場合、目的の環境には読み込まれません。
マルチプレイではサーバー側と参加者側で対応する版をそろえます。すでにMODパックやサーバー指定がある場合は、その組み合わせを優先してください。
アイテムパイプとレンチを作って接続する
最初は、チェスト2個をアイテムパイプでつなぐ構成から始めると、機械固有の入出力設定と切り分けやすくなります。搬出元のチェストへ、少量の不要な資材を入れて確認しましょう。
対象版のアイテムパイプのレシピは、鉄インゴット6個、ドロッパー2個、レッドストーン1個で16本です。作業台の上段・下段を鉄インゴットで埋め、中段をドロッパー・レッドストーン・ドロッパーにします。
レンチは火打石2個と棒2本で作ります。上段中央に火打石、中段中央に棒・右に火打石、下段左に棒を置く配置です。MODパックでレシピが変更されている場合は、その環境のレシピ表示も確認してください。
アイテムを運ぶときはアイテムパイプを使い、チェスト同士へ途切れなく接続します。液体やエネルギーには、それぞれの用途に対応するパイプと受け口が必要です。Universal Pipeを使う場合も、設定する搬送対象を区別します。
搬出元の接続端をレンチで切り替える
作者の説明でも、Pipezは搬出に設定しないと何も運ばないと案内されています。パイプが見た目につながっていても、それだけで動作開始とは限りません。
- レンチを手に持ちます。
- 搬出元のチェストへ接している、パイプの端の部分を狙います。
- スニークしながら右クリックし、その接続端を搬出状態へ切り替えます。
- 搬入先のチェストは通常の接続状態にして、資材が届くか確認します。
- 搬出状態の部分を通常の右クリックで開き、必要ならアップグレードや設定を確認します。
操作対象は、チェスト側へ伸びたパイプの接続端です。パイプ中央や、パイプ同士のつなぎ目を操作すると、別の接続操作になります。
対象版では、すでに搬出している接続端をレンチで再びスニーク操作すると、搬出解除と切断につながります。パイプ同士の接続も切断・再接続できるため、動かなくなった場合は、どの部分を狙って操作したか確認してください。搬出を解除するとアップグレードが外れて落ちる処理もあるので、周囲のアイテムを回収します。
チェスト2個では動いても、機械につなぐと動かない場合は、機械側の搬出・搬入面やスロットの条件を確認します。接続面が見えることと、その面から対象物を取り出せることは別です。
アップグレードで速度・分配・フィルターを設定する
パイプの速度や使える設定は、搬出側のアップグレード段階によって変わります。何も入れていない状態でも基本の搬送はできますが、フィルターなどの追加機能には段階の条件があります。
| 段階 | 使える設定の目安 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| Basic | レッドストーン制御 | 信号条件で動作を切り替えたい場合 |
| Improved | 上記と分配方式 | 複数の搬入先への配り方を変えたい場合 |
| Advanced | 上記とフィルター | 搬送する種類を絞りたい場合 |
| Ultimate | 上記の設定と、段階に応じた搬送量 | 設定値と受け入れ先の能力も確認する |
Basic Upgradeの通常レシピは、鉄インゴット4個、鉄塊4個、レッドストーン1個です。作業台の四隅を鉄インゴット、中央をレッドストーン、残る4マスを鉄塊にします。Infinityも存在しますが、作者の説明では標準状態で通常クラフトできる段階ではありません。
分配方式には、近い搬入先から、遠い搬入先から、順番に配るRound Robin、ランダムがあります。搬入先が満杯だったり受け入れ条件を満たさなかったりする場合もあるため、どの方式でも必ず同量を入れられるという意味ではありません。
Advanced以上のフィルターでは、登録した対象を通すホワイトリストと、除外するブラックリストを使い分けます。ただし、対象版のアイテムパイプは空のホワイトリストでも搬送する挙動があります。 「登録を空にすれば全部停止する」とは考えず、登録後に少量で条件を確認してください。
設定とフィルターはアップグレード側に保存されます。別の搬出端へ移すときは、以前の条件が残っていないか確認します。搬送量や間隔はサーバー設定でも変えられるため、アップグレード名だけから実際の毎秒搬送量や動作の軽さを断定しないでください。
動かない場合の確認と更新・削除前の準備
| 症状 | 主な確認箇所 | 見直し方 |
|---|---|---|
| つながるが何も運ばない | 搬出元の接続端 | レンチで搬出設定になっているか確認する |
| レンチ操作後に止まった | 切断状態と狙った部分 | 接続端・中央・パイプ同士のつなぎ目を区別する |
| 機械につないだときだけ動かない | 機械の入出力面と搬入先 | 面の設定、空き容量、搬送する種類を確認する |
| 設定やフィルターを変えられない | アップグレード段階 | 目的の設定を使える段階か確認する |
| 信号条件で止まる | レッドストーンモード | 通電条件や常時停止の状態を確認する |
| 別の物まで運ばれる・対象が届かない | フィルターと搬入先 | モード・登録条件・搬入先の空きを確認する |
更新前には搬送元の機械などを止め、搬出端の位置やフィルター、アップグレードを記録します。その後ゲームとサーバーを終了し、ワールド・MOD・設定・元のバージョンを一式でバックアップしてください。コピーした環境で起動、接続、設定、搬送を確認してから本番へ反映します。
削除する場合も搬入・搬出を止め、必要なアップグレードなどを回収してから、バックアップと関連MODの依存確認を行います。Pipezを外したままワールドを保存すると、追加したパイプや設定を失う可能性があります。再導入だけで必ず戻るとは考えないでください。任意連携MODは別の設備でも使っている場合があるため、一緒にまとめて削除しないようにします。
まとめ:Pipezは接続後の搬出設定から始める
Pipezは、搬出側の設定とアップグレードを使ってアイテムなどを運ぶMODです。今回のMinecraft 1.21.1・NeoForge用1.2.31はbeta区分なので、対象版と組み合わせを確認し、コピーした環境で試してから使います。
最初はチェスト2個の小さな構成で、接続端の搬出設定を確認しましょう。基本の搬送ができたら、必要な段階のアップグレードで分配やフィルターを追加すると、問題の原因を切り分けやすくなります。

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