Alternate Currentは、Minecraft Java版のレッドストーンダストの計算と更新を最適化するMODです。回路の負荷だけでなく、更新順序の変化も確認してから使いましょう。すべての装置が同じ動作のまま軽くなると決めつけないことが大切です。
この記事ではFabric用1.21.1のmc1.21-1.9.0を中心に、導入先と設定、既存回路の確認方法を解説します。配布情報と作者資料は2026年10月15日に確認しました。実機導入、回路の動作や性能の測定は行っていません。
Alternate Currentはレッドストーンダストの処理を変える
作者の正規配布ページでは、レッドストーンダストの電力計算と、周囲へ出す更新の数を最適化すると説明しています。ダストが何度も計算し直す処理を減らし、ネットワーク全体で電力を計算する仕組みです。
また、ダストの更新順序を、設置場所に左右されにくい予測可能な順序に変えます。これは既存回路を確認するうえでも重要です。更新順序に依存する装置では、導入前後で出力や動作を比較してください。
対象は主にレッドストーンダストの処理です。描画の重さや、すべてのサーバー負荷をまとめて解決するMODとして扱わず、どこに負荷があるかを分けて考えましょう。
対応版とFabric用ファイルを確認する
Minecraft版とFabricを指定して、正規配布元で確認したファイルは次のとおりです。
| Minecraft Java版 | 確認したAlternate Current | 配布条件 |
|---|---|---|
| 1.21.1 | mc1.21-1.9.0 | Fabric・Quilt用、release。追加の必須MOD指定なし |
| 26.3 | mc26.3-1.9.0 | Fabric・Quilt用、release。追加の必須MOD指定なし |
同じ1.9.0でも、Minecraft版が違えば選ぶファイルは異なります。この記事の導入・設定はFabric用1.21.1を中心に説明します。ForgeやNeoForge向けには、そのローダーに対応する別ファイルを選んでください。
1.21系向けの作者の依存定義には、alternate-current-plusとの競合指定もあります。同じダスト処理を置き換えるMODを、名前の近さだけで重ねて入れないようにしましょう。
Minecraft本体の情報は公式の1.21.1と26.3で確認できます。本体とローダー、MODファイルの対応をそろえてください。
導入先は専用サーバーまたはシングルプレイの環境
正規配布元は、導入先をサーバー側とシングルプレイとして案内しています。専用サーバーの回路処理を変える場合は、管理するサーバー側へ入れます。一般参加者のクライアントへ入れるだけで、接続先のダスト処理が変わるわけではありません。
シングルプレイでは、自分のFabric環境へ入れることで、内部サーバー側の処理に適用します。専用サーバーへ導入した場合、参加者全員へのクライアント側導入を必須にするMODではありません。
- ゲームとサーバーを終了し、ワールド、mods、設定を保管します。
- Fabric公式のMOD導入案内に沿って、対象ゲーム版のFabric環境を確認します。
- 専用サーバーのmods、またはシングルプレイで使うゲームディレクトリのmodsへ、対応JARを入れます。
- 旧Alternate CurrentのJARが重複していないか確認します。
- ワールドのコピーで起動し、設定と主要な回路の動作を確認します。
マルチでは、管理者がサーバーの構成と利用者の装置を確認してから導入を進めてください。
コマンドとワールド内の設定ファイルを確認する
1.21系向け1.9.0の作者のコマンド処理では、次の操作を確認できます。これらのコマンドには権限レベル2以上が必要で、マルチでは管理者が操作します。
| コマンド | 確認・変更すること | 使う場面 |
|---|---|---|
/alternatecurrent |
有効・無効の状態を確認する | 最初の状態確認 |
/alternatecurrent on |
有効にする | コピーした環境での動作確認 |
/alternatecurrent off |
無効にする | 変更前後を比較する |
/alternatecurrent updateOrder |
現在の更新順序の設定を確認する | 回路の違いを調べる |
作者の設定処理では、初期状態は有効です。設定ファイルはワールド直下のalternate-current.confで、enabledとupdate-orderを保存します。
まず現在の状態と更新順序を記録し、既定の設定で確認してください。更新順序の値を無作為に変更すると、何が原因で装置の動作が変わったか追いづらくなります。なお、offでの比較と、MOD自体を外した状態を完全に同じ条件とは扱いません。
既存回路は更新順序と出力をコピーで確認する
導入前のワールドとMOD構成を保管し、そのコピーで確認を進めます。特に、複数の信号が近いタイミングで動く装置や、設置位置による更新順序に依存していた装置は、動作を記録して比べましょう。
確認するのは、レバーを入れた直後の反応、一定時間動かしたときの出力、停止させたときの状態などです。ピストン装置、仕分け回路、クロックなど、自分の世界で重要なものから確認すると、影響を把握しやすくなります。ワールドを再度開いた後の状態も確認してください。
負荷を比較する場合は、同じワールド、同じ装置、同じ起動状態でそろえます。装置の数や稼働条件まで変えると、Alternate Currentによる違いを判断できません。軽くなったかだけでなく、目的の動作と出力が保たれているかも確認しましょう。
作者ページの高速化の数値は、個別の条件による説明です。この記事では、自分の環境で得られる倍率や、測定済みの結果として案内していません。
起動・コマンドの問題と更新・削除の確認
起動と導入先、操作の権限、回路の動作を分けて確認します。
| 症状 | 最初に確認すること | 次の確認 |
|---|---|---|
| 起動しない | Minecraft版・ローダー・対象JAR | 旧JARの重複、競合MOD、ログ |
| マルチで変化が分からない | 接続先サーバーへ導入されているか | 有効状態と実際に稼働している回路 |
| コマンドを使えない | 1.21系向けの構成と操作権限 | 管理者側の導入状態 |
| 回路の出力が変わる | 有効状態と更新順序の設定 | 保管したコピーとの動作比較 |
更新・削除の前は、ゲームとサーバーを終了し、ワールドとMOD構成、設定を一式保管します。ワールド内のalternate-current.confも含めて残してください。装置内のアイテムや、動かしたままの回路の状態も確認しましょう。
MODを外しても、すべての装置が期待どおりに動くとは保証できません。まずコピーで起動と主要回路を確かめ、問題があれば保管した世界と構成へ戻せる状態で進めます。26.3へ移る場合も、1.21.1用JARを流用せず、対応する配布ファイルとその版の条件を確認してください。
まとめ:Alternate Currentは回路の動作も合わせて確認する
Alternate Currentは、レッドストーンダストの計算や更新を最適化するMODです。専用サーバーまたはシングルプレイの環境へ、対応するゲーム版・ローダー用のファイルを導入します。
1.21系向け1.9.0では、管理者用コマンドで状態を確認し、ワールド直下の設定も保管できます。更新順序に依存する回路はコピーで動作と出力を比較し、負荷だけで判断しないようにしましょう。更新・削除前は、ワールドと元の構成を一式残してください。

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