ModernFixは、Minecraft Java版の起動処理やメモリ使用量を改善し、不具合を修正するMODです。導入すれば必ずFPSが倍になるというものではありません。最初は対応版をそろえ、既定設定で起動や読み込みの変化を確認しましょう。
この記事ではNeoForge用1.21.1の5.27.26を対象に、入れ方と設定の注意点を解説します。配布情報と作者資料は2026年10月15日に確認しました。実機導入や性能測定は行っていません。
ModernFixは起動・メモリ・不具合を改善するMOD
作者の正規配布ページでは、起動処理の最適化、メモリ使用量の削減、不具合の修正などを説明しています。起動に時間がかかるMOD構成で検討できる選択肢です。
クライアントとサーバーの導入はいずれも任意とされています。自分のゲームに入れる場合と、サーバーの処理を改善したい場合では対象が異なります。サーバーへ入れたことだけを理由に、参加者全員へクライアント側の導入が必須になるとは案内できません。
配布説明にある過去の高速化や省メモリの例には、ゲーム版や追加設定の条件があります。それを今回の1.21.1や自分の構成で必ず得られる数値として使わず、導入前後を比較してください。
対応版とNeoForge用ファイルを確認する
Minecraft版とNeoForgeを指定して、正規配布元で確認した結果は次のとおりです。
| Minecraft Java版 | 確認したModernFix | 配布条件 |
|---|---|---|
| 1.21.1 | 5.27.26+mc1.21.1 | NeoForge、release。追加の必須MOD指定なし |
| 26.3 | 対象条件の一覧にファイルを確認できず | 1.21.1用を流用しない |
作者の変更履歴では、5.26でFabricのサポートを終了し、その時点で1.20.1はForge、1.21.1はNeoForgeを対象にすると説明しています。プロジェクト全体にFabricやForgeの表示があっても、今選ぶファイルのローダーまで同じとは限りません。
また、5.27以降は変更に応じて配布版を作る方式になりました。GitHubのReleasesに表示された番号だけを最新と判断せず、正規配布元でゲーム版・ローダーを指定してください。追加必須MODの指定がなくても、対象のNeoForge環境は必要です。
Minecraft本体の情報は公式の1.21.1と26.3で確認できます。本体の更新とMODの対応は別に確認しましょう。
対象環境へ導入し既定設定で比較する
導入前にゲームとサーバーを終了し、ワールド、mods、configを保管します。NeoForge公式の案内に沿って1.21.1用の環境を用意し、起動するプロファイルのゲームディレクトリを確認してください。
- 対象のNeoForge用ModernFixを、その環境のmodsへ入れます。
- 旧ModernFixのJARが重複していないか確認します。
- クライアント、サーバーのどちらへ入れたか記録します。
- 最初は追加の最適化設定を有効にせず、コピーしたワールドで起動・読み込み・表示を確認します。
効果を比べるときは、ModernFix以外の条件をそろえます。比較のたびにMODやリソースパック、割り当てメモリまで変更すると、何が効いたか判断しづらくなります。
| 確認する場面 | そろえる条件 | 記録する内容 |
|---|---|---|
| ゲームの起動 | 同じMOD・パック・起動設定 | メインメニューまでの時間、エラーの有無 |
| ワールドへの参加 | 同じワールドのコピー、同じ構成 | 読み込み時間、停止や接続失敗の有無 |
| メモリと表示 | 同じ割り当て量、同じ場面 | 使用量の変化、テクスチャやモデルの欠落 |
一度の起動だけで結論を出さず、初回と再起動後の条件も分けて記録すると比較しやすくなります。これは確認方法の提案で、この記事で測定した結果ではありません。
設定ファイルとGA・Betaの違いを確認する
作者のStability Levels解説では、既定のGAと、試験中の機能を利用するBetaを分けています。最初はGAのままで確認しましょう。Betaは速度を最大にするための必須設定ではなく、互換性の問題や性能低下が起こる可能性もある区分です。
設定ファイルは対象環境のconfig/modernfix-mixins.propertiesです。作者の1.21.1向け設定処理も、既定のGAと、変更後の再起動を案内しています。設定画面を利用できる場合は、ローダーのMODメニューから確認できます。
Wikiにあるstability_level=BETAは、試験中の機能を選ぶ設定です。通常の導入に追記する必要はありません。MODパックの設定を変更する場合は、元の値を保存し、何を変えたか記録してから再起動してください。
最適化項目をすべて有効にする方法も避けましょう。作者の機能一覧には、通常プレイ向けではないデバッグ項目や、多くの環境で性能が悪化する項目もあります。項目名にperformance関連の語があっても、自分の用途で有効とは限りません。
Dynamic Resourcesは互換性を確認して使う
Dynamic Resourcesの作者FAQでは、ブロックやアイテムのモデルを起動時にすべて読み込む方式から、必要に応じて読み込む方式へ変える機能と説明しています。起動やメモリへの効果が期待されますが、モデルを独自に変更するMODとの互換性があるため、初期状態では無効です。
試す場合、作者が案内する項目はmixin.perf.dynamic_resources=trueです。まず設定を保管し、この変更だけを加えて再起動します。起動できない、モデルのテクスチャが欠けるなどの問題が出た場合は、追記した行を戻し、保管した元の設定で再起動してください。
Dynamic Resourcesの有効化とGA・Betaの選択は、同じ設定ではありません。Betaへ変えることを、Dynamic Resourcesを使うための共通手順にしないでください。既定の状態で問題なく遊べるかを先に確認してから、必要な機能だけを検討しましょう。
起動不良・表示の問題と更新・削除の確認
問題が出たときは、MODの版違い、追加設定、ほかの描画MODを順に切り分けます。
| 症状 | 最初に確認すること | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 導入直後に起動しない | Minecraft版とNeoForge用JARの一致 | 旧JARの重複、ログ、既知の互換性 |
| 設定後に起動しない・表示が欠ける | 最後に変えた項目 | Dynamic Resourcesを含む追加設定を元へ戻す |
| 設定が反映されない | 編集した環境とファイル | ゲームの再起動、MODパック側の設定 |
| 軽くなったか分からない | 比較場面と導入先 | 起動時間・読み込み・メモリを別々に記録する |
| マルチで問題が出る | 問題が起こる側の構成とログ | ゲーム版・ローダー・他MODの差 |
作者はOptiFineとの併用を公式サポート対象にしていません。描画系MODと組み合わせる場合は、すべて対応すると決めつけず、それぞれの条件を確認してください。
また、General FAQにあるForgeの設定再読み込みに関する説明を、NeoForgeの全環境へそのまま適用しないようにしましょう。古いJEI・REI併用時のレシピブックの変更も、作者は5.16.0より前の話として区別しています。
互換性のため自動的に無効になる項目もあります。無効表示を見て一律に強制有効化せず、作者の説明と使用中のMOD構成を確認してください。問題を報告するときは、Minecraft版、ローダー、ModernFix版、他MOD、変更した設定とログを整理すると状況を伝えやすくなります。
更新や削除の前も、ワールド・MOD構成・設定を一式保管します。変更を戻す際は、ほかのMODの設定までまとめて削除せず、ModernFixで変えた内容を確認してください。コピーした環境で確かめ、問題があれば保管した構成へ戻せる状態で進めましょう。
まとめ:ModernFixは対応版と既定設定から確認する
ModernFixは、起動処理やメモリ、不具合への改善を目的とするMODです。今回確認した1.21.1向け5.27.26はNeoForge用で、26.3へ流用する案内はできません。
まずはGAの既定設定で導入前後を比較し、起動時間、ワールドの読み込み、メモリと表示を別々に確認しましょう。Dynamic Resourcesなどの追加設定は互換性を確かめてから試し、更新や削除では元の構成と設定を保管してください。

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