『Core Keeper』のゲーム画面は、高解像度で細かく描き込まれているわけではありません。開発者の説明では、内部では 480×270の固定解像度 で描画し、それをモニターの解像度に合わせて拡大しています。そのため、4Kモニターで重要になるのは「4Kで描画できるか」ではありません。「拡大したときにぼけないか」と「PCが動作環境を満たしているか」の2点です。
この記事は、2026年10月10日時点の公式情報と開発者の説明をもとに書いています。筆者が実機でプレイしたり、fpsを測ったりした結果ではありません。仕様は今後のアップデートで変わる可能性があります。購入前やトラブルのときは、各出典の最新情報もあわせて確認してください。

要点まとめ
- 内部描画は480×270固定です。画面解像度に合わせて拡大されます。1440pのように整数倍にならない解像度では、ぼけが出ることがあります(開発者AMA)。
- Windows向けの必要スペックは、最低・推奨ともに Windows 10 64-bit / 8GB RAM です(Steamストア、2026年10月10日確認)。
- 4GB RAMは、公表されている最低要件の8GBに届きません。Windows 7は、Steamクライアント自体がサポートを終了しています。
- Macは開発対象外です。公式FAQによると、開発対象のPC OSはWindowsとLinuxだけです。
- 必要な空き容量の数値は、SteamストアのWindows向け動作環境欄に記載されていません。
- fpsは、公式FAQでPCが60fps、通常Switchが30fpsと案内されています。開発者AMAでは、Switch 2 Editionで60fpsになると説明されました。どちらも個々の環境での動作を保証する数値ではありません。
4K表示と内部解像度の関係
内部では480×270で描画し、画面に合わせて拡大する
Pugstormの技術責任者 Herman Appelgren氏は、2026年10月のAMA(質問会)で次のように説明しています(出典)。
- 通常のゲーム画面は、内部で480×270に固定して描画している
- その画像を、画面の解像度まで拡大して表示している
- 1440pなど、整数倍にならない倍率ではぼけが出ることがある
- 対策として、Display Settings(表示設定)の Integer Scaling(整数倍スケーリング) を勧めている
- 整数倍スケーリングにすると、画面の周囲に余白が出る場合がある
なお、AMAの回答には対象のバージョン番号が書かれていません。
主な解像度と倍率の目安
以下の倍率は、480×270を基準に記事側で計算したものです。公式が解像度ごとに表示品質を保証した表ではありません。
| 画面解像度 | 横の倍率 | 縦の倍率 | 整数倍か |
|---|---|---|---|
| 1920×1080(フルHD) | 4 | 4 | ○ |
| 2560×1440(1440p) | 約5.33 | 約5.33 | × |
| 3840×2160(4K) | 8 | 8 | ○ |
計算上、4K(3840×2160)はちょうど8倍になります。表示の仕組みだけで見れば、4Kは1440pよりも整数倍に収めやすい解像度です。ただし、この倍率だけで4K時のfpsは判断できません。SteamストアのWindows向け動作環境欄には、目標解像度や実測fpsの情報がありません。
ウルトラワイドについて
公式の固定FAQでは、ウルトラワイドに対応する計画は「現時点ではない」とされています(公式FAQ、2026年6月22日最終編集の表示)。
現行の必要PCスペック(Steam版)
2026年10月10日時点の、SteamストアのWindows向け要件です。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64-bit | Windows 10 64-bit |
| CPU | Intel Core i5-2300 / AMD Ryzen 3 1200 | Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 7 2700X |
| メモリ | 8 GB RAM | 8 GB RAM |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 460 / AMD Radeon HD 5850 | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti / AMD Radeon R9 280X |
| ストレージ | 記載なし | 記載なし |
確認時点で最上位にあった更新は「CK 1.3.0.6 – Hotfix」です。Steamの無料週末に参加したユーザーがワールドに入れない問題を修正した内容で、動作環境の変更には触れていません。
なお、Microsoftは、Windows 10の通常サポートが2025年10月14日に終了したと案内しています(Microsoft)。Steamの要件にはWindows 10と書かれていますが、OSのサポート状況は別に確認しておきましょう。
ケース別の注意点
ノートPCと内蔵GPU
Steamの要件欄には、内蔵GPUごとの対応一覧がありません。この要件欄だけでは、内蔵GPUごとの動作可否を判断できません。
GPUには、内蔵GPUと独立したGPU(ディスクリートGPU)があります。ノートPCでも独立GPUを積んだ機種があります(Microsoft)。「ノートPCだから動かない」とは言えません。自分のPCにどのGPUが載っているかを確認し、要件のGPUと見比べてください。
4GB RAM
最低・推奨ともに8GB RAMです。4GBはこの公表値を下回ります。4GBで起動できるかどうかと、公表された最低要件を満たすかどうかは別です。
Windows 7・8
Steamクライアントは、2024年1月1日でWindows 7/8/8.1のサポートを終えています。古いOSで動き続けることも保証していません(Steamサポート)。ゲームの要件もWindows 10 64-bitです。
Mac・Linux・Steam Deck
公式FAQによると、開発対象のPC OSはWindowsとLinuxだけです。Steam Deckは認証済みとされています。Macは開発対象に入っていません。互換ツールなどを使った場合の動作可否は、このFAQでは案内されていません(公式FAQ)。
容量
SteamストアのWindows向け動作環境欄には、必要な空き容量の数値が記載されていません。インストールしたあとも、アップデートやセーブデータ、追加コンテンツによって使用量が増えることがあります(Steamサポート)。空き容量には余裕を持たせておきましょう。
PCとSwitch世代別のfps
| 環境 | 案内されているfps | 出典と注意点 |
|---|---|---|
| PC | 60fps | Fireshine Games FAQ。PC 1.0発売時期の情報を含むページです |
| Nintendo Switch | 30fps | 同上 |
| Nintendo Switch 2 Edition | 60fps(Switchの30fpsから向上) | 開発者AMA。バージョン番号の記載はありません。Fireshine GamesのFAQはSwitch 2を扱っていません |
これらは、各時期の公式FAQ・開発者回答で案内された数値です。どのPC構成やどの場面でも維持されることを保証した実測値ではありません。これらの案内から、4K時のfpsまでは判断できません。
自分のPC環境を確認する方法
いずれもWindows 10/11の手順です。
- OS・CPU・メモリ:「設定」→「システム」→「バージョン情報」で、CPU、メモリ(RAM)、32bit/64bit、Windowsのエディションを確認できます(Microsoft)。
- GPU:スタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」に
dxdiag.exeと入力します。「ディスプレイ」タブの「名前」欄にGPU名が出ます。ディスプレイのタブが複数ある場合は、それぞれ確認してください。名前が「Microsoft Basic Display Adapter」とだけ表示される場合は、実際のGPU名が特定できていない状態です(Microsoft)。 - 画面解像度:「設定」→「システム」→「ディスプレイ」でモニターを選び、「ディスプレイの解像度」を確認します(Microsoft)。ここで確認・変更するのはWindowsの画面解像度です。ゲームの内部描画解像度を変更する設定ではありません。
- 空き容量:Windowsの「設定」→「システム」→「ストレージ」で確認できます。SteamのSettings→Storage(「設定」→「ストレージ」に相当)では、ゲームのインストール先ドライブをドライブごとに確認できます(Steamサポート)。
- 実際のfps:SteamのSettings→In Game→Performance Monitor(「設定」→「ゲーム中」→「パフォーマンスモニター」に相当)で表示と詳細度を選ぶと、FPS、CPU、GPU、RAMの使用状況などをゲーム中に表示できます。平均fpsだけを見ていると、一瞬の引っかかりを見落とすことがあります。fpsの推移もあわせて見ましょう(Steamサポート)。
ゲームとSteamの設定名は、出典の英語表記を併記しています。現在の日本語UIの文言・配置は実表示未検証です。
解決しないときは
公式FAQでは、FAQで解決しない質問は掲示板に投稿するよう案内されています。開発者も、できる範囲で回答するとしています(公式FAQ)。バグ報告には個別の返信がないと案内されています。購入前の質問は、バグ報告ではなく掲示板に投稿するのがよいでしょう。
まとめ
Core Keeperは内部で480×270に描画し、それを拡大して表示します。4Kは計算上ちょうど8倍の整数倍です。一方、1440pでは整数倍にならず、ぼけることがあるため、Integer Scalingの利用が勧められています。
Windows向け動作環境の基本は、Windows 10 64-bitと8GB RAM、掲載されたCPU・GPUの条件です。4GB RAMは掲載された最低要件を下回り、Windows 7はSteamのサポート対象外です。Macは公式FAQの開発対象に含まれず、内蔵GPUごとの動作可否はSteamの要件欄だけでは判断できません。必要な空き容量の数値も、その欄には記載されていません。fpsは、PCが60fps、Switchが30fps、Switch 2 Editionが60fpsと案内されていますが、いずれも実測による保証ではありません。自分のPCのスペックを確認し、実際のfpsはパフォーマンスモニターで見るのが確実です。
出典の確認日:2026年10月10日。仕様は変わる可能性があります。
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