Soulmaskのサーバーの立て方・設定|専用・プライベートサーバーの運用

木の机に置かれたサーバー機とバックアップ用ドライブ、熱帯の集落と仮面を映すモニターのAI生成概念画

Soulmaskで自分たちのルールを使い、ホスト役のプレイ時間に左右されずに遊びたいなら、専用サーバーを用意する方法があります。SteamCMDでサーバー用ファイルを取得し、起動時の名前・参加パスワードと、ゲーム内の経験値や採集倍率を分けて設定します。

WindowsとLinuxでは取得するサーバーのアプリ番号が異なります。以下は2026年10月11日時点のSteam正式版1.0系を対象に、独立技術作者Sara Serenityの公開手順と、事業者の自社運用手順をもとにした構築例です。全環境での動作や、記載した人数での性能を保証するものではありません。

木の机に置かれたサーバー機とバックアップ用ドライブ、熱帯の集落と仮面を映すモニターのAI生成概念画
AI生成の概念画。公式画像・実際のゲーム画面ではありません。

アイキャッチはAI生成の概念画です。公式画像・実際のゲーム画面ではありません。

目次

Soulmaskのローカル・専用・公式サーバーはどう違う?

友人と同じ時間だけ遊ぶか、別々の時間にも共有ワールドへ入りたいかで選び方が変わります。専用サーバーはゲームを操作するクライアントとは別のサーバープログラムを動かす方式で、常時利用したいならサーバー側を稼働させておく必要があります。

遊び方 運営する人 向いている使い方
ローカルのホスト型協力プレイ 一緒に遊ぶホスト 予定を合わせて友人と遊ぶ
自分のPC・サーバー機の専用サーバー 自分 ファイルと設定を自分で管理する
レンタルの専用サーバー 契約者と事業者 自宅機の常時稼働を避け、管理画面で運用する
公式サーバー ゲームの運営側 運営のルールで他のプレイヤーと遊ぶ

公式Steamページも、ソロ、友人との協力、ルールを調整するプライベートサーバー、公式サーバーを案内しています。ここでの「プライベート」は自分たちが管理する環境を指します。パスワードで仲間だけに参加を制限したい場合は、起動時に参加用パスワードを設定します。Soulmaskの公式プレイ方式

「日本サーバー」を探す場合も、公式の地域区分とレンタル事業者の設置地域は別です。国内設置か、仲間からの応答時間、使いたいマップ、セーブのダウンロードや復元ができるかを確認して選びます。日本語の管理画面だけで国内設置とは判断できません。

Windowsで専用サーバーを取得して起動する

Windowsの例では、サーバー用アプリ番号は3017310です。ゲーム本体の2646460やLinux用の番号と取り違えず、SteamCMDとサーバーの保存先を先に決めてから進めます。

SteamCMDでWindows用ファイルを取得する

  1. SteamCMDを展開し、一度起動して自己更新を終えます。入力待ちになったらquitで終了します。
  2. サーバー用の空フォルダーを作ります。以下の例はC:\SoulmaskServerです。
  3. SteamCMDのあるフォルダーから、次の取得コマンドを実行します。別の保存先を使う場合はパスを置き換えます。
steamcmd.exe +force_install_dir "C:\SoulmaskServer" +login anonymous +app_update 3017310 +quit
  1. 出力に取得エラーがないことを確認します。次の起動準備は、サーバーの保存先を開き、そこで行います。

Sara SerenityのWindows手順は、サーバーのルートにあるDLLを実行ファイルのフォルダーへコピーし、ラッパーではなく内部の実行ファイルを直接起動する方式です。これは作者が説明するSteam初期化問題への対応を含む手順で、ゲーム開発元の全Windows環境に対する保証ではありません。技術作者のWindows導入手順

サーバー名と参加・管理者パスワードを分ける

サーバーの保存先を作業フォルダーにした状態で、次の内容を起動用の.batファイルへ記入します。ExampleRoomは表示名、二つのパスワードはそれぞれ別の自分用の値へ変更してください。

cd /d "C:\SoulmaskServer"
copy /Y *.dll WS\Binaries\Win64\*.dll
set SteamAppId=2646460
WS\Binaries\Win64\WSServer-Win64-Shipping Level01_Main -log -server -UTF8Output -forcepassthrough -SteamServerName="ExampleRoom" -PSW="ChangeJoinPassword" -adminpsw="ChangeAdminPassword" -MaxPlayers=10 -PORT=8777 -QueryPort=27015 -EchoPort=18888

最初のcdの保存先も、取得時に指定したフォルダーに合わせます。Level01_Mainは雨林のCloud Mist Forestです。砂漠のマップ名はDLC_Level01_Mainですが、マップやDLCの利用条件を合わせたうえで指定します。例の10人は設定値であり、手持ちのPCが10人を快適に処理できるという測定結果ではありません。

起動用ファイルを実行したら、ログを見ながら読み込みを待ちます。途中でプロセスが終了した場合は、そのまま外部接続の設定へ進まず、WS/Saved/Logs/WS.logのエラーを確認します。技術作者の起動・設定表

Linuxでは専用アプリ番号と起動方法を切り替える

Linux用の専用アプリ番号は3017300です。ここで示すのは作者がbashとDebian 12で試した手順をもとにした例で、Windows用ファイルをそのままLinuxで動かす説明ではありません。

SteamCMDを用意し、サーバーを動かすユーザーが保存先を読み書きできる状態にしてから取得します。例の/home/soulmask/serverは自分の保存先へ置き換えてください。

steamcmd +@sSteamCmdForcePlatformType linux +force_install_dir /home/soulmask/server +login anonymous +app_update 3017300 +quit

取得したサーバーのフォルダーを作業場所にして、Linux側ではWSServer.shを起動します。

./WSServer.sh Level01_Main -server -log -forcepassthrough -UTF8Output -SteamServerName='ExampleRoom' -MaxPlayers=10 -PSW='ChangeJoinPassword' -adminpsw='ChangeAdminPassword' -Port=8777 -QueryPort=27015 -EchoPort=18888

常時稼働させたい場合は、作者のsystemd手順も参照できます。ただし起動するユーザー、作業フォルダー、停止処理を自分の環境に合わせる必要があります。初回から自動再起動だけに頼らず、手動で起動・正常終了・再起動を確かめてから運用へ移す順が扱いやすいです。作者のLinux導入・起動手順

サーバー設定は起動オプションとGameXishu.jsonを分ける

サーバーの表示名や接続先と、採集・経験値などのゲームルールは別の設定です。どちらを変えるかを先に決めれば、倍率を変えたいだけなのに接続設定まで書き換えることを避けられます。

名前・人数・パスワードは起動ファイルで管理する

例では-SteamServerNameが表示名、-PSWが参加用、-adminpswが管理者用です。-MaxPlayersは参加上限、-PORTはプレイヤー接続用、-QueryPortはサーバー一覧からの問い合わせ用です。変更後は、参加者にも正しい接続先を伝えます。

作者は、-serveridを使う場合は参加者がキャラクターを作る前に固定するよう説明しています。既存サーバーのIDを後から変えると、プレイヤーデータへアクセスできなくなる場合があります。単独サーバーをクラスタへ変更する際も、IDや保存方式を思いつきで変えないでください。作者のサーバーID・起動設定説明

倍率は管理者メニューから変更し、保存を待つ

Game Host Brosの自社サーバー手順では、参加後にコンソールでgm key 管理者パスワードを入力し、管理者メニューで認証してからOpen coefficient settingsを開きます。経験値や採集倍率を変更し、保存が終わってから再起動します。同社は標準の自動保存待ちを7分と案内していますが、別の保存設定まで一律7分とは扱えません。事業者の係数設定手順

通常の専用サーバーで使う設定ファイルは、サーバー保存先のWS/Saved/GameplaySettings/GameXishu.jsonです。作者の説明では-coefでテンプレートを選ぶ場合、保存名がGameXishu_テンプレート名.jsonに変わります。編集するファイルを先に確かめ、停止中に元ファイルをコピーしてから変更します。設定ファイルの保存先、作者のテンプレート設定説明

Steamの商品紹介に複数のゲームモードがあることと、専用サーバーで同じモードをすべて選べることは別です。作者の現公開手順には専用サーバーのカスタムモード制限が記載されているため、古いCustomGameModeの数値をコピーするだけで部族・勇者モードへ切り替えられるとは判断しないでください。

接続にはIP・ゲーム用ポート・参加パスワードを使う

サーバーが起動していても、プレイヤーのいる場所から通信できなければ参加できません。同じLANから参加する場合と、インターネット越しに参加する場合で、入力するIPと確認するネットワーク条件が変わります。

SoulmaskでOnline GameからConnect to the server directlyを選び、サーバーIP、ゲーム用ポート、設定していれば参加パスワードを入力します。上の起動例のゲーム用ポートは8777です。27015は問い合わせ用なので、直接参加の欄へ取り違えて入力しません。事業者の直接接続手順

同じLANではサーバー機のローカルIP、外部の友人には公開側のIPと設定したゲーム用ポートを使います。自宅で外部参加を受ける場合は、ルーターとファイアウォールで、使用しているゲーム用・問い合わせ用のUDP通信がサーバーへ届くかを確認します。別の番号を指定したら、起動設定と通信設定も合わせます。

作者の例のEchoPort=18888は管理用で、外部へ転送する対象ではありません。RCONなどの管理接続も、参加用の接続とは分けます。ファイアウォール全体を無効にして試すのではなく、対象の通信と接続先を確認してください。作者の接続・ネットワーク説明

招待コードを使う場合、作者の手順ではサーバーログのSERVER UNIQUE IDを探します。そのコードをサーバー選択画面へ入力し、設定してあれば参加パスワードも使います。サーバー一覧に出ないことと、直接接続できないことは切り分けて調べます。招待・直接接続の説明

バックアップしてから更新し、復元先のマップを合わせる

更新や設定変更をする前に、正常に停止した時点のセーブと設定を退避します。サーバーの取得ファイルを更新することと、ワールドを復元できる状態にすることは別の作業です。

停止・バックアップ・更新・再起動の順で進める

  1. 参加者へ停止予定を伝えます。
  2. 作者の手動起動例では、サーバーのコンソールでCtrl+Cを使い、保存して終了するのを待ちます。ウィンドウを強制終了する方法で代用しません。
  3. WS/Savedフォルダーと、起動用ファイルを別の場所へコピーします。
  4. Windowsなら3017310、Linuxなら3017300を指定した取得コマンドでサーバーファイルを更新します。
  5. 再起動し、参加者のゲームクライアントも更新してから、同じワールドへ参加できるかを確認します。

保存間隔を指定する場合、作者の説明では-savingはワールドをメモリ上のデータベースへ反映する間隔、-backupはそのデータベースをディスクのworld.dbへ書く間隔です。名前だけで同じ動作と考えず、通常の保存と、事故から戻すための世代バックアップも分けます。作者の停止・更新・保存説明

Game Host Brosの自社環境では、管理画面のSettingsにあるAuto Updateを有効にして更新する手順が案内されています。これは同社の管理画面の操作で、他社や自前サーバーへ同じボタン名を当てはめるものではありません。自社サーバーの更新手順

world.dbは雨林と砂漠で保存先が違う

雨林のセーブはWS/Saved/Worlds/Dedicated/Level01_Main/world.db、砂漠はWS/Saved/Worlds/Dedicated/DLC_Level01_Main/world.dbです。復元するときはサーバーを止め、今のファイルも退避してから、同じマップのバックアップを対応する場所へ戻します。設定ファイルも戻す場合はGameXishu.jsonなど、実際に使っていた保存名を合わせます。事業者のマップ別復元手順

ローカルPCからの移行では、同社は%LOCALAPPDATA%\WS以下のSteam ID、2646460\AutoGames、対象ワールドの招待コードに対応するフォルダーを確認する手順を示しています。元のworld.dbと設定を残し、移行先のマップを合わせてからコピーします。元ワールドをすぐ消さず、移行先で確認してから切り替えると戻しやすくなります。ローカルセーブからの移行手順

Nitrado・Docker・サーバーマネージャーは手順を混ぜない

レンタルの管理画面と自前の起動ファイル、非公式の管理ツールでは、設定する場所が異なります。同じSoulmaskサーバーでも、他社の手順をそのまま移して使うと、保存先やポートを取り違える原因になります。

Nitradoで利用を考えている場合、現在のSoulmask個別提供条件と固有の設定操作は本稿では確認できていません。契約前にSoulmaskの提供、利用できるマップ、設定ファイルへのアクセス、バックアップと復元の方法を同社で確認してください。上のGame Host Brosの画面操作をNitradoの操作として読み替えないでください。

HaruHostは、サーバーの導入・取り込み、設定、バックアップ、更新や再起動の管理を案内する第三者ツールです。手作業の起動ファイルを減らしたい場合の候補ですが、同ツール全体の機能がSoulmaskの全構成で使えるとは限りません。無料の機能と有料条件も、使う機能ごとに確認します。HaruHost自身のSoulmask向け説明

Dockerにはjsknnr/soulmask-dedicated-serverのような非公式イメージがあります。作者のREADMEでは、永続ボリュームを/home/steam/soulmaskへ割り当て、例ではUDP27050・27051を使います。自前の8777・27015の例と混ぜず、環境変数、コンテナのポート、接続先を合わせる必要があります。

ただし、このREADMEにはマップを一つとする古い説明も残っており、正式版1.0・Patch20や砂漠DLCでの互換性は確認できていません。現在版での構築手順として無条件にコピーせず、対応する更新と保存方法を確かめられる場合に検討する選択肢です。非公式Dockerイメージ作者のREADME

Soulmaskの専用サーバーは、起動・設定・保存を分けて運用する

自前で立てる場合はWindowsとLinuxの番号を合わせ、名前・パスワード・ポートを決めて起動します。ゲーム内の倍率は別に設定し、保存を待ってから再起動します。外部参加にはゲーム用ポートへ到達できる接続先が必要です。

運用の基本は、正常停止してセーブと設定を残し、更新後に同じマップへ参加できるか確かめることです。レンタルや非公式ツールを選ぶときも、操作主体と対象版を合わせて手順を使いましょう。ゲーム本編の進め方はソウルマスク攻略・Wikiガイドを参照してください。

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