ポケモンプラチナのバグ技全集|今も使える裏技と注意点まとめ

ポケモンプラチナには、発売から17年以上が経過した現在でもコミュニティで研究され続けているバグ技が数多く存在します。

「なぞのばしょ」や「Tweaking」といった有名なバグから、道具増殖やメタモンの変身バグまで、どれがプラチナで使えてどれが修正済みなのか、情報が入り乱れて混乱している方も少なくないでしょう。

この記事では、ポケモンプラチナにおけるバグ技の全体像を整理し、今も実行可能なもの、DP時代に修正されたもの、そして2025年以降に新たに発見されたものまでを網羅的に解説していきます。

バグ技を使わずに幻のポケモンを手に入れるDNSエクスプロイトの手順や、スピードラン(RTA)での活用事例、セーブデータ破損のリスクについても詳しく取り上げていますので、参考にしてみてください。

目次

ポケモンプラチナとは?バグ技を知る前の基本情報

ポケモンプラチナのバグ技を正しく理解するには、まずゲームの基本情報と、前作ダイヤモンド・パールとの関係を押さえておく必要があります。

修正されたバグと残存するバグの区別がつかないまま情報を鵜呑みにすると、最悪の場合セーブデータを失うことにもなりかねません。

発売日・対応ハード・ダイヤモンドパールとの違い

ポケットモンスター プラチナは、2008年9月13日に発売されたニンテンドーDS用RPGです。

開発はゲームフリークが手がけ、株式会社ポケモンが発売、任天堂が製造・販売を担当しました。

希望小売価格は税込4,800円で、シンオウ地方を舞台にした第4世代のポケモンシリーズに属しています。

パッケージポケモンはギラティナ(オリジンフォルム)で、2006年9月28日に発売されたダイヤモンド・パールのマイナーチェンジ版という位置づけになります。

ダイヤモンド・パールとの主な違いとしては、ストーリーに「やぶれたせかい」が追加されたこと、バトルフロンティアの実装、ロトムやグライオンなど一部ポケモンのシンオウ図鑑への追加、そしてゲーム全体のテンポ改善が挙げられます。

バグ技の観点では、DP時代に猛威を振るった多くのバグがプラチナで修正された点が最も重要な変更点です。

プラチナで修正されたバグと残存しているバグの全体像

プラチナでは、ダイヤモンド・パールで問題となった主要なバグの多くに対策が施されています。

修正済みのバグと、プラチナでも依然として残っているバグを整理すると、以下のようになります。

分類 バグ技 状態
修正済み 四天王の部屋でのなみのりバグ プラチナで実行不可
修正済み メタモン変身による技コピーバグ プラチナで実行不可
修正済み メタモン+どろぼう/トリックの道具増殖 プラチナで実行不可
残存 Tweaking(地形描画バグ)によるなぞのばしょ侵入 実行可能だが制限あり
残存 くっつきバリバグ(サファリパーク) DP・プラチナ共通
残存 ナギサシティ地下潜りバグ DP・プラチナ共通
残存 ギラティナフォルムチェンジのステータス不具合 プラチナ・HGSS共通
残存 HM05(きりばらい)のタイプ表示エラー DP・プラチナ共通

このように、プラチナはDPの「完全修正版」ではなく、一部のバグは残ったまま出荷されています。

バグ技を試す際は、まず対象のバグがプラチナで動作するかどうかを必ず確認することが大切です。

ポケモンプラチナで今も使える主要バグ技一覧

ここからは、2026年現在でもポケモンプラチナで実行可能とされている主要なバグ技を個別に解説していきます。

いずれも実行にはリスクが伴うため、内容を十分に理解した上で自己責任で判断してください。

なぞのばしょバグ(Tweaking)の仕組みと到達方法

なぞのばしょバグは、自転車での高速な方向転換を繰り返すことでマップの描画処理を追いつかなくさせ、本来存在しない空間に侵入するバグ技です。

英語圏では「Tweaking」または「Holepunching」と呼ばれ、第4世代を代表するバグとして知られています。

仕組みとしては、ニンテンドーDSのマップ読み込みが「チャンク」と呼ばれるブロック単位で行われることを利用しています。

自転車で素早く方向を切り替えながらチャンクの境界をまたぐと、隣接するチャンクの読み込みが間に合わず、地形データのない「void(空白)」が出現します。

プラチナでもTweaking自体は実行可能ですが、DP版のように四天王の部屋でなみのりを使って直接なぞのばしょへ入る方法は塞がれています。

プラチナでの到達には、特定の地点で自転車による精密な操作が必要となり、DP版と比較して難易度が格段に上がっています。

到達後もフリーズや進行不能に陥る可能性が非常に高いため、実行は推奨されていません。

くっつきバリバグ|サファリパークでフリーズする原因と条件

くっつきバリバグは、先頭のポケモンにくっつきバリを持たせた状態でサファリパークに入ると発生する不具合です。

サファリパーク内では本来戦闘が発生しないはずですが、くっつきバリの「毎ターンHPが減少する」効果が内部的に動作してしまいます。

この結果、何ターンか経過して先頭のポケモンが瀕死になると、そのポケモンの鳴き声が流れた直後にゲームがフリーズします。

くっつきバリだけでなく、かえんだまやたべのこし等の戦闘中に効果が発動する持ち物でも同様の現象が報告されています。

このバグはダイヤモンド・パール・プラチナの全バージョンで確認されており、修正されていません。

フリーズが発生するとセーブデータに影響が及ぶ可能性があるため、サファリパークに入る前には持ち物を必ず確認しましょう。

ナギサシティ地下潜りバグの発生箇所と脱出方法

ナギサシティの特定の場所でたんけんセットを使って地下通路に入り、地上に戻ると主人公が地面に潜り込んだような状態になるバグです。

この状態では主人公の姿が見えなくなり、水の上を走ったり壁にめり込んだりといった異常な挙動が発生します。

発生が確認されているのは、灯台横の通路、ポケモン岩横の通路、北東にある2軒の民家前の通路という3箇所に限られます。

いずれもソーラーパネルとの境目にあたる部分で、地形データの切り替え処理に起因するバグと考えられています。

脱出するには、そらをとぶやテレポートなどの移動技を使うのが最も安全な方法です。

たんけんセットの使用と同時にレポートが書かれる仕様のため、万が一はまってしまっても電源を切れば直前のデータに戻ることができます。

ただし、水上に出てしまった状態で不用意に移動を続けるとフリーズのリスクがあるため、異変に気づいたらすぐに移動技で離脱してください。

ギラティナのフォルムチェンジでステータスが壊れるバグ

ギラティナのフォルムチェンジに関するステータスバグは、プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバーで確認されている不具合です。

通常、ギラティナはグリシアスオーブを持たせることでオリジンフォルムに、外すことでアナザーフォルムに切り替わります。

しかし、PC内の「ポケモンをいどうする」や「もちものをせいりする」機能を使ってグリシアスオーブを付け替えると、見た目のフォルムは変化するものの、ステータスの数値が更新されない現象が起こります。

この不正なステータスはセーブしても保持され、通信対戦でもそのまま反映されてしまいます。

修正するには、PC外(手持ちの状態)でグリシアスオーブを付け替えるか、レベルアップによってステータスを再計算させる方法があります。

ただし、レベルアップで再計算される際に、本来あり得ないマイナスのステータス成長が表示される場合があるため注意が必要です。

なぞのばしょバグでダークライやシェイミは捕まえられる?

幻のポケモンの入手は、なぞのばしょバグに関して最も多い質問のひとつです。

ダイヤモンド・パールでは実際に可能でしたが、プラチナではいくつかの重要な制限が加わっています。

DP版となぞのばしょバグの違い|プラチナでの制限とは

ダイヤモンド・パールでは、四天王の部屋でなみのりを使ってなぞのばしょに侵入し、特定の歩数を正確に歩くことで「しんげつじま」や「はなのらくえん」「はじまりのま」にたどり着けました。

これにより、本来はイベント配布アイテムが必要なダークライ、シェイミ、アルセウスを入手することが可能だったのです。

一方、プラチナではなみのりバグが塞がれているだけでなく、幻のポケモンが出現するためのイベントフラグの扱いも変更されています。

Tweakingを使ってなぞのばしょ自体に到達することは技術的に可能ですが、配布アイテム(メンバーズカード、オーキドのてがみ等)なしでは幻のポケモンが出現しないという制限が追加されています。

そのため、「プラチナでバグ技だけで幻のポケモンを入手する」ことは、DP版と比べて大幅に困難になっています。

後期ロムでもなぞのばしょに行けるルートが発見されている

ダイヤモンド・パールには「前期ロム」と「後期ロム」が存在し、後期ロムではなみのりバグが修正されていると長年考えられてきました。

しかし、2025年12月頃に、後期ロムであってもなぞのばしょに到達できる新しいルートが発見され、コミュニティで話題となりました。

具体的には、ポケッチカンパニー付近からTweakingを利用して侵入するルートが確立されており、じてんしゃを入手した直後から実行可能とされています。

このルートは1マスでもずれると失敗するほど精密な操作が求められるため、ポケッチの歩数計アプリを活用して慎重に歩数を管理する必要があります。

発売から長い年月が経っても新しい発見が続いている点は、第4世代のバグ研究コミュニティの活発さを物語っています。

プラチナでシェイミを捕獲すると運命的な出会いフラグが付く?

なぞのばしょバグを利用してシェイミを捕獲した場合、プラチナ版のみ「運命的な出会い」というフラグが付与されるという報告が複数のコミュニティで確認されています。

通常、「運命的な出会い」は公式イベントで配布されたポケモンに付けられる特別なフラグです。

この現象はプラチナ固有のもので、ダイヤモンド・パールで同様の方法で捕獲したシェイミには付与されません。

原因としては、プラチナ版の「はなのらくえん」のマップデータに正規のイベント処理が組み込まれていることが影響していると考えられています。

ただし、このフラグが付いているからといって正規の配布ポケモンと完全に同一の扱いになるわけではなく、後の世代への転送時に弾かれる場合もある点には注意が必要です。

プラチナでは使えない?DP時代の有名バグ技と修正内容

ダイヤモンド・パールで広く知られていたバグ技の中には、プラチナで完全に修正されたものが複数あります。

インターネット上にはDP時代の情報がそのまま残っているケースも多いため、プラチナで使えると誤解しないよう注意が必要です。

メタモン変身バグによる技コピーはプラチナで完全修正済み

メタモンの変身バグは、DP時代に最も応用範囲が広かったバグ技のひとつです。

ダブルバトルでメタモンが変身した状態のまま瀕死になると、変身先の技がそのまま残ってしまう不具合を利用していました。

ドーブルのスケッチと組み合わせることで、本来覚えることができない技の組み合わせをポケモンに覚えさせることが可能でした。

任天堂はDP発売後の2006年10月16日に対策を行い、Wi-Fiバトルタワーでは本来覚えない技を持つポケモンが規制対象となりました。

プラチナではこのバグ自体が根本から修正されており、メタモンが瀕死になっても技が変身先のものに置き換わることはありません。

現在のインターネット上には「メタモンバグで技を自由に操作できる」という古い情報が残っていますが、プラチナでは一切実行できない点を覚えておきましょう。

メタモン+どろぼうの道具増殖バグもプラチナでは不可能

道具増殖バグは、変身バグの応用として広く利用されていたバグ技です。

メタモンが変身中にトリックやどろぼうで持ち物を奪われると、戦闘終了後に奪われた側のメタモンと奪った側のポケモンの両方が同じ道具を所持している状態になりました。

DP版では、メタモン複数匹とトリックを覚えたロトムを組み合わせることで、1回の戦闘で最大5個の道具を複製する効率的な手順も確立されていました。

ソノオタウン南にいる双子のトレーナー(パチリス2匹を使用)が、攻撃力が低くロトムにダメージを与えないため、増殖作業の相手として推奨されていたことも有名です。

しかし、プラチナではメタモンの変身に関する内部処理が修正されたため、道具増殖バグは完全に使用不可能となっています。

四天王の部屋でなみのりバグが塞がれた経緯と公式の対応

四天王の部屋でなみのりを使って扉を通過するバグは、なぞのばしょへの最も簡単な侵入手段として爆発的に広まりました。

DP発売初期には、このバグを使ってダークライやシェイミを入手する方法がインターネット上で急速に拡散し、社会現象とも言える騒ぎになりました。

任天堂は公式に「この操作を行うと、誤動作やデータ破損の原因になりますので、行わないでください」という注意喚起を発表しています。

プラチナではこのバグに対する根本的な修正が行われ、四天王の部屋でなみのりを使用すること自体ができなくなりました。

また、DPの後期出荷分でも部分的な対策が施されていたことが知られていますが、前述の通り2025年にはTweakingを利用した迂回ルートが後期ロムでも発見されています。

バグ技を使わずに幻のポケモンを入手するDNSエクスプロイト

バグ技によるリスクを避けつつ幻のポケモンを手に入れたい場合、DNSエクスプロイトという方法が広く利用されています。

厳密にはゲーム内のバグではなく、終了したサーバーの代替接続先を利用する手法です。

DNSエクスプロイトとは?仕組みと設定手順

DNSエクスプロイトとは、ニンテンドーWi-Fiコネクションが2014年に終了した後も、ファンが運営する代替サーバーに接続することで過去のふしぎなおくりものを受信できるようにする手法です。

ニンテンドーDSのWi-Fi設定で、DNS(Domain Name System)のアドレスを特定の値に手動設定することで実現します。

設定の手順としては、まずDSのWi-Fi接続設定を開き、「Auto-obtain DNS(DNS自動取得)」を「No(しない)」に変更します。

次に、Primary DNS(プライマリDNS)に指定のIPアドレスを入力し、Secondary DNS(セカンダリDNS)はすべて0のままにします。

第4世代のゲームでよく使用されるDNSアドレスは「164.132.44.106」ですが、サーバーの運営状況によって変更される場合があるため、利用前に最新の情報を確認することをおすすめします。

メンバーズカードやオーキドのてがみを今から受け取る方法

DNSエクスプロイトを設定した状態でふしぎなおくりものを受信すると、過去に配信されたイベントアイテムの一覧が表示されます。

プラチナで特に需要が高いのは、ダークライに会える「メンバーズカード」、シェイミに会える「オーキドのてがみ」、そしてアルセウスに会える「てんかいのふえ」(未配布のため対象外の場合あり)です。

メンバーズカードを受け取ると、ミオシティの「はとばのやど」から「しんげつじま」に行けるようになり、ダークライとの戦闘が発生します。

オーキドのてがみを受け取ると、224番道路の先にある「はなのらくえん」でシェイミに出会えるようになります。

いずれも正規の配信と同じ手順でゲーム内イベントが進行するため、バグ技のようなデータ破損のリスクはありません。

受信にはニンテンドーDSがWi-Fi(WEPまたはオープンネットワーク)に接続できる環境が必要です。

最近のルーターはWPA2以上の暗号化が標準のため、モバイルホットスポットなどでWEP接続を用意する工夫が必要になることがあります。

DNSエクスプロイトで入手したポケモンの正規性と注意点

DNSエクスプロイトで受け取ったアイテムを使い、ゲーム内のイベントを通じて捕獲したポケモンは、正規の配信イベントで捕獲した場合と同一のデータ構造を持ちます。

そのため、ポケモンバンクやPokémon HOMEへの転送が可能であると多くのユーザーから報告されています。

ただし、あくまで非公式のサーバーを利用しているため、任天堂やポケモン社が公認している方法ではありません。

将来的に転送チェックの基準が変更された場合に影響を受ける可能性はゼロとは言えないでしょう。

また、代替サーバーの運営はボランティアベースで行われているため、突然サービスが停止するリスクも考慮しておく必要があります。

スピードラン(RTA)で活用されるバグ技と最新記録

ポケモンプラチナのバグ技は、スピードランの世界でも重要な役割を果たしています。

Speedrun.comには公式リーダーボードが設置されており、819名のフォロワーと57名のランナーによって競技が続けられています。

Any%バグありカテゴリで使われる主なグリッチ技

スピードランのカテゴリは大きく「Any% Glitchless(バグなし)」と「Any%(バグあり)」に分かれています。

バグありカテゴリでは、Tweaking(Void Glitch)を中心としたグリッチ技が駆使されます。

代表的なテクニックとしては、Voidグリッチによるマップスキップ、Tall Grass Skip(高い草むらの回避)、特定のイベントフラグを飛ばすための壁抜けなどが挙げられます。

使用するポケモンにも独自の研究が進んでおり、ゴルダック&ドククラゲを軸にした「ゴルダック&ドククラゲチャート」が日本語圏では特に知られています。

ルートの構築には、バグの再現性、乱数の操作、戦闘の最適化など多岐にわたる要素が絡み合い、極めて高い専門性が要求されます。

バグなしとバグありで世界記録はどれだけ変わるのか

バグ技の使用が許可されるかどうかで、クリアタイムには大きな差が生じます。

2024年時点で公開されている記録を参考にすると、おおよその水準は以下の通りです。

カテゴリ おおよそのタイム水準
Any% Glitchless(バグなし) 3時間36分〜3時間40分台
Any%(バグあり) 2時間35分〜2時間40分台

バグありカテゴリでは、マップの大部分をスキップできるため、バグなしと比較して約1時間もの短縮が実現されています。

ただし、バグありルートは一つのミスで大幅なタイムロスやフリーズに繋がるため、安定したクリアには膨大な練習量が必要です。

2025年以降に発見された新ルートと短縮テクニック

スピードランコミュニティでは、2025年以降も新しいルートやテクニックの発見が相次いでいます。

「any% 30 seconds timesave」と呼ばれる30秒短縮のルート改良や、Tall Grass Skipの新しい手法などが開発されており、記録の更新余地はまだ残されているとされています。

加えて、そらをとぶの使用タイミングの最適化や、テレポートとの使い分けによるルート分岐の研究も進んでいます。

ゴルダックに代わる新しいポケモンの採用検討なども行われており、最適チャートは常に進化し続けている状況です。

最新の記録や研究成果はSpeedrun.comのリーダーボードや関連フォーラムで随時更新されています。

2025年〜2026年に話題になった最新バグ発見まとめ

17年以上前に発売されたゲームでありながら、ポケモンプラチナでは近年も新しいバグが発見され続けています。

ここでは、2025年から2026年にかけて特に注目を集めた最新の発見を紹介します。

バトルタワーで見つかった新グリッチとロトムの関係

2025年12月、プラチナのバトルタワーに関連する新しいグリッチが発見され、英語圏のコミュニティで大きな話題になりました。

このグリッチはロトムのフォルムチェンジに関連するもので、バトルタワー内での特定の条件下でロトムを使用した際に予期しない挙動が発生するというものです。

発見の過程では、15年間謎とされてきたバトルタワーでの不可解な敗北パターンの原因究明にも繋がったと報告されています。

バトルタワーという限定された環境でのバグであるため、通常のゲームプレイへの影響は小さいものの、第4世代のゲームエンジンの内部挙動を解明する上で貴重な発見として評価されています。

第4世代のひるみ(flinch)バグの正体と影響範囲

2025年9月には、第4世代全体に関わる「ひるみ(flinch)」に関連するバグの詳細が解明され注目を集めました。

このバグは、特定の条件下でひるみの判定処理に異常が生じるというもので、バトルの結果に影響を与える可能性がある点で重大とされています。

発見者の調査によると、ダイヤモンド・パール・プラチナの全バージョンに存在するバグであり、対戦やバトルフロンティアの攻略にも影響し得る内容です。

バトルタワーでの「理不尽な負け」の一部がこのバグに起因していた可能性も示唆されており、長年の謎に一つの答えを提示する形となりました。

Voidグリッチ研究コミュニティの最新動向

Voidグリッチ(なぞのばしょバグ)の研究コミュニティは、2026年現在も活発に活動を続けています。

英語圏のRedditやGlitch City Wikiを中心に、新しい侵入ルートの開拓、既知のルートの簡略化、バグの内部メカニズムの解析が日常的に行われています。

2025年10月時点のコミュニティの投稿では、「今でも新しい発見が続いている」と報告されており、DP・プラチナのVoidグリッチはまだ完全には解明されていないという認識が共有されています。

Glitch City Wikiの「Tweaking」ページは2025年9月22日に更新されており、最新の研究成果が反映されています。

日本語圏でも、2025年12月に技術情報共有プラットフォーム上で後期ロムでのなぞのばしょ到達手順が公開されるなど、日本のプレイヤーによる研究も継続しています。

バグ技を試す前に知っておくべきリスクと注意点

バグ技は興味深い現象ではありますが、実行には常にリスクが伴います。

取り返しのつかない事態を避けるため、リスクと注意点を正しく理解しておきましょう。

セーブデータ破損やフリーズが起きる具体的な条件

バグ技の実行によるセーブデータ破損は、主に以下のような状況で発生します。

なぞのばしょ内での移動は、1歩でも間違えるとフリーズや進行不能に陥る危険性があります。

特に、なぞのばしょ内でセーブすることは最も危険な行為とされており、セーブ後に復帰不能になったという報告は後を絶ちません。

くっつきバリバグによるサファリパーク内でのフリーズは、レポートを書いていない場合は電源を切るしかなく、直前のセーブ以降の進行がすべて失われます。

また、任天堂が公式に注意喚起しているように、なみのりバグ関連の操作はデータ破損の直接的な原因となり得ます。

バグ技を試す場合は、必ず直前にレポートを書くか、もしくは失っても問題ないデータで行うのが最低限の自衛策です。

バグ技で入手したポケモンはポケモンHOMEに送れるのか

バグ技で入手したポケモンがPokémon HOMEに送れるかどうかは、入手方法やポケモンの種類によって異なります。

DP版のなぞのばしょバグで入手したダークライは、レベル50かつダイヤモンドで捕獲された個体であればポケモンバンク経由でHOMEへの転送が可能だったと報告されています。

一方、同じ方法で入手したシェイミは転送できないケースが多いとされています。

アルセウスについては、レベル100まで育成してから転送すると成功するという情報がコミュニティで共有されていますが、すべての環境で成功が保証されているわけではありません。

ポケモンバンクやPokémon HOMEの不正チェック機能は不定期にアップデートされるため、現時点で通過できても将来的にブロックされる可能性は常にあります。

バグ産のポケモンを重要なデータとして保管し続けることにはリスクがあると認識しておくべきでしょう。

Wi-Fi対戦やオンラインで使うと規制される可能性

バグ技で不正な技構成や異常なステータスを持つポケモンを作成し、Wi-Fi対戦やオンライン機能で使用すると、規制の対象となる場合があります。

DP時代には、メタモン変身バグで本来覚えない技を覚えたポケモンをWi-Fiバトルタワーに参加させると、ランクが1に強制リセットされるという公式の対策が実施されました。

このような措置はプラチナでも引き継がれており、バグ産のポケモンをオンラインで使用することは推奨されません。

通信交換に出す場合も、受け取った相手のデータに悪影響を与える可能性が否定できないため、バグ産のポケモンは自分のソフト内にとどめておくのが賢明です。

ポケモンプラチナのバグ技に関するよくある質問

バグ技に関してよく寄せられる質問をまとめました。

検索やSNSでよく見かける疑問について、それぞれ簡潔に回答します。

プラチナでアルセウスをバグ技で入手する方法はある?

プラチナでアルセウスをバグ技のみで入手することは、極めて困難です。

DP版では、なぞのばしょバグを利用して「はじまりのま」にたどり着き、アルセウスを捕獲することができました。

しかしプラチナでは、なみのりバグが修正されている上、アルセウスのイベントに必要な「てんかいのふえ」が正規に配信されたことがないため、イベントフラグ自体が存在しないとされています。

Tweakingでなぞのばしょに侵入できたとしても、アルセウスの出現条件を満たすことは通常の手段では不可能です。

現実的な選択肢としては、前述のDNSエクスプロイトを利用するか、DP版でバグ技を使用してからプラチナに通信交換で送る方法が考えられます。

ふしぎなアメを999個に増やす裏技はプラチナで可能?

プラチナでふしぎなアメを大量に増殖する裏技は、ゲーム内のバグだけでは実行できません。

DP版で可能だったメタモンの変身+どろぼう/トリックによる道具増殖バグはプラチナで修正されており、この方法は使えなくなっています。

インターネット上には「プラチナでふしぎなアメ999個」といった情報が散見されますが、その多くは改造コード(Action Replay等の外部ツール)を使用した方法であり、ゲーム内バグとは異なります。

プラチナ単体でふしぎなアメを効率よく集めるには、バトルフロンティアのBP交換や、ポケモンに拾わせるといった正規の手段を地道に繰り返す必要があります。

バグ技とチート・改造の違いは何か

バグ技とチート・改造は、実行手段と性質が根本的に異なります。

バグ技は、ゲーム内に元々存在するプログラムの不具合を利用するもので、外部ツールは一切使用しません。

ゲームソフトとDS本体だけで再現できる点が最大の特徴であり、ゲーム開発者が意図しなかった挙動を突く行為です。

一方、チート・改造はAction ReplayやProAction Replayなどの外部デバイスを使用してゲームのメモリやデータを直接書き換える行為を指します。

コミュニティでは一般的に、バグ技は「ゲームの範囲内」、チート・改造は「ゲームの範囲外」として区別されています。

ただし、バグ技であっても本来覚えない技を覚えさせたポケモンや、正規入手不可能なポケモンを作り出した場合、オンライン対戦やポケモンの転送時には改造と同様に扱われるリスクがある点は理解しておく必要があります。

まとめ:ポケモンプラチナのバグ技を正しく理解して楽しもう

  • ポケモンプラチナは2008年9月13日発売のDS用ソフトで、DP版の多くのバグが修正されたマイナーチェンジ版である
  • Tweaking(地形描画バグ)によるなぞのばしょ侵入はプラチナでも技術的に可能だが、幻ポケモン入手には大きな制限がある
  • 四天王の部屋でのなみのりバグ、メタモン変身バグ、道具増殖バグはプラチナで完全に修正済みである
  • くっつきバリバグやナギサシティ地下潜りバグなど、一部のバグはプラチナでも残存している
  • DNSエクスプロイトを利用すれば、バグ技なしで正規イベントと同等の手順で幻のポケモンを入手できる
  • スピードラン(RTA)ではVoidグリッチが活用され、バグありカテゴリはバグなしより約1時間速いタイムが記録されている
  • 2025年にはバトルタワーの新グリッチやひるみバグの解明など、新たな発見が相次いでいる
  • バグ技の実行にはセーブデータ破損やフリーズのリスクが常に伴うため、失っても問題ないデータで行うべきである
  • バグ技で入手したポケモンはPokémon HOMEへの転送可否が個体ごとに異なり、将来的にブロックされる可能性もある
  • バグ技とチート・改造はゲーム内の不具合利用か外部ツール使用かで区別されるが、オンライン利用時は同様に規制対象となり得る
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