『Bloodborne(ブラッドボーン)』には数多くの印象的なNPCが登場しますが、中でもアリアンナは特に悲劇的な運命を辿るキャラクターとして知られています。
聖堂街で出会う彼女のイベントは、トゥルーエンディングに必要な「3本目のへその緒」の入手に直結する重要なクエストラインです。
しかし、進行条件が複雑で、少しの判断ミスやタイミングのずれによって取り返しのつかない結果を招くことも珍しくありません。
アデーラとの関係で生じる致命的なトラブルや、避難先の選び方による結末の違いなど、初見で完璧にこなすのは難しいイベントでもあります。
この記事では、アリアンナのイベント進行手順から、失敗しないための注意点、血の効果比較、深いロアの考察まで、攻略に必要なすべての情報を網羅的に解説していきます。
アリアンナとは?ブラッドボーンにおける基本情報
アリアンナは、ブラッドボーンの聖堂街に住む女性NPCで、ゲーム内では「娼婦アリアンナ」として登場します。
正式な英語名は「Arianna, Woman of Pleasure」であり、古都ヤーナムの聖堂街の外れで夜の仕事を生業としている人物です。
プレイヤーが最初に彼女と出会うのは、聖堂街にある路地裏の民家の扉越しとなります。
直接姿を見ることはできず、扉の向こうから語りかけてくる形式で会話が始まるのが特徴的です。
英語版の声優はPooky Quesnel(プーキー・ケネル)が担当しており、気品のある落ち着いた声色が印象的なキャラクターとなっています。
アリアンナは単なる脇役ではなく、ブラッドボーン全体のストーリーにおいて極めて重要な役割を担っています。
彼女のイベントを最後まで進めると、トゥルーエンディングに必要な「3本目のへその緒」を入手できるためです。
ゲーム内で入手できるへその緒は全部で4つですが、そのうち3つを使用しなければ真のエンディングには到達できません。
アリアンナのルートはその貴重な入手先のひとつであり、多くの攻略情報で「優先的に進めておきたいNPCイベント」として位置づけられています。
撃破時のドロップアイテムは590血の遺志と「アリアンナの靴」で、靴のアイテム説明文には「持ち主にそぐわない、無垢で可愛らしい靴」と記されています。
アリアンナの居場所と出会い方
アリアンナの初期位置は、聖堂街の大男が2体配置されている円形広場から左手に下った先の路地です。
細い階段を降り、提灯の敵が徘徊するエリアを抜けると、4つのNPC住居が並ぶ行き止まりに到達します。
この行き止まりの左手にある扉がアリアンナの住居であり、調べると彼女との会話が始まります。
なお、向かい側の窓には「偏屈な老人」が住んでおり、このNPCのイベントはアリアンナの避難誘導を先に完了させないと進行しません。
初回訪問時、アリアンナは「狩りの最中はお休み中よ」と語り、避難先を聞いてくることはありません。
避難誘導の選択肢が出現する条件は、聖堂街・旧市街・ヘムウィック墓地街・ヤハグルのいずれかのボスを少なくとも1体撃破することです。
具体的には教区長エミーリア、血に渇いた獣、ヘムウィックの魔女などが該当します。
条件を満たした状態で再度訪問すると、「安全な場所を知らないかしら?」という問いかけが発生し、オドン教会またはヨセフカの診療所を紹介する選択肢が表示されます。
オドン教会とヨセフカの診療所:避難先の選び方
アリアンナの避難先をどちらにするかは、ゲーム全体の進行に大きな影響を与える重要な分岐点です。
ここでは両方の選択肢で得られるものと失われるものを整理します。
オドン教会に送った場合のメリットと展開
オドン教会にアリアンナを送ると、次のエリアロード後には教会内の椅子に座る彼女の姿を確認できます。
話しかけるとジェスチャー「娼婦の一礼(Curtsy)」を習得でき、さらに「血の施し」としてアリアンナの血を受け取れるようになります。
アリアンナの血はHP回復に加えて一定時間スタミナ回復速度を上昇させる効果があり、探索の助けになるアイテムです。
最大のメリットは、イベントを最後まで進行させれば「3本目のへその緒」を入手できる点にあります。
ストーリー終盤でミコラーシュを撃破した後、オドン教会から姿を消したアリアンナを追いかけると、下水道で出産を終えた彼女と赤子に遭遇します。
この赤子を倒すことで、トゥルーエンディングへの鍵となるアイテムが手に入ります。
ヨセフカの診療所に送った場合の結末
ヨセフカの診療所を教えた場合、偽ヨセフカから「感覚麻痺の霧」2個と啓蒙1ポイントが即座に報酬として受け取れます。
しかしアリアンナは診療所内部で異形の存在「星界からの使者」に変えられてしまい、二度と元に戻ることはありません。
当然ながら出産イベントは発生せず、3本目のへその緒もこのルートでは入手不可能です。
また、避難先をどちらも教えなかった場合でも、最終的にアリアンナの靴がヨセフカの診療所で見つかることから、彼女は自力で診療所に辿り着いた末に同じ運命を辿ったと推測されています。
どちらを選ぶべきか
ほぼすべての攻略情報において、アリアンナはオドン教会に送るのが最善とされています。
理由は明確で、3本目のへその緒というトゥルーエンディングに不可欠なアイテムの入手機会を確保できるからです。
ヨセフカの診療所に送った場合の報酬は感覚麻痺の霧と啓蒙のみであり、これらはゲーム内の他の手段でも入手可能なため、希少性という観点ではオドン教会ルートが圧倒的に優れています。
アリアンナのイベント完全攻略チャート
ここではオドン教会に送った場合のイベント進行手順を、時系列に沿って解説します。
ステップ1:避難誘導(赤い月出現前に必ず完了)
聖堂街のボスを1体以上撃破した状態でアリアンナの住居を訪問し、「オドン教会を教える」を選択します。
最も重要な注意点として、赤い月(Blood Moon)が出現した後では「反応はない」と表示され、避難誘導が不可能になります。
赤い月はロム撃破後に出現するため、必ずロムを倒す前にこの手順を済ませてください。
ステップ2:ジェスチャーと血の入手
オドン教会に移動したアリアンナに話しかけると、ジェスチャー「娼婦の一礼」を教えてもらえます。
続けて「血の施しを受ける」を選ぶと、アリアンナの血を1個入手できます。
所持できるのは1個までなので、使い切ってから再度話しかけることで繰り返し受け取ることが可能です。
ステップ3:赤い月出現後の変化
ロム撃破後に赤い月が出現すると、アリアンナは「気分が悪い」と訴えるようになり、血の施しは受けられなくなります。
再誕者を倒した後に話しかけると、言葉にならないうめき声しか発しなくなる状態へと変化します。
ステップ4:出産イベントと3本目のへその緒の入手
ミコラーシュ撃破後、オドン教会に戻るとアリアンナの椅子が空になっています。
彼女が移動した先は、オドン教会の灯りからヤーナム市街方面に向かう途中の下水道です。
灯り「ヤーナム聖堂街」から後ろを向いてヤーナム市街方向へ進み、下水路を探索してください。
椅子に座ったアリアンナの傍に、小さな異形の赤子が蠢いています。
赤子を倒すと「3本目のへその緒」を入手できますが、同時にアリアンナも死亡します。
赤子とアリアンナの命は共有されているため、これは避けられない結末です。
なお、赤子を倒さずに放置すればアリアンナは生き続けますが、精神が崩壊した状態のまま下水道に留まり続けることになります。
アデーラとの関係:アリアンナが殺される条件と回避法
アリアンナのイベントにおいて最も多くのプレイヤーが遭遇するトラブルが、尼僧アデーラによるアリアンナの殺害です。
この事件は特定の条件を満たすと確定で発生するため、事前に仕組みを理解しておくことが不可欠となります。
殺害トリガーの詳細
アデーラがオドン教会に避難している状態で、プレイヤーがアリアンナの血を3回受け取ると、次のエリアロード時にアデーラがアリアンナを殺害します。
教会に戻ると、アリアンナの遺体の傍に血まみれのアデーラが立っているという衝撃的な光景が待っています。
一度発生すると取り消しは不可能で、当然ながら3本目のへその緒の入手も永久に失われます。
確実な回避方法
最も安全な対策は、アリアンナの血を一切受け取らないことです。
血の効果を活用したい場合は、2回までに留めるか、アデーラの血を優先的に受け取るようにしてください。
アデーラがオドン教会にいない状態(まだ救出していない場合)であれば、何回受け取っても問題ありません。
最も確実な方法として、アデーラを事前に殺害してしまうという選択肢もあります。
ただしアデーラを殺すと彼女の血やイベントが失われるため、両方のNPCを活用したい場合はアリアンナの血の受け取り回数を厳密に管理する必要があります。
アデーラの動機に関する補足
アデーラの行動は単純な嫉妬として解釈されることが多いですが、より深い理由を指摘する考察も存在します。
医療教会の尼僧であるアデーラにとって、アリアンナの血は「教会が禁じた穢れた血」に他なりません。
プレイヤーが自分の血よりもアリアンナの禁忌の血を求めることへの宗教的な義憤が、殺害の動機になっている可能性があります。
さらに注目すべきは、アデーラの脳内にカレル文字「オドンの蠢き」が刻まれている点です。
アデーラ自身も姿なき上位者オドンの無意識的な影響を受けており、オドンがアリアンナの尊い血を求めた結果としてアデーラを操っていたという解釈も、コミュニティでは広く共有されています。
アリアンナの血とアデーラの血:効果の違いを徹底比較
ブラッドボーンでは、オドン教会に避難させたNPCから特殊な血液アイテムを受け取ることができます。
アリアンナとアデーラの血はそれぞれ異なる効果を持っているため、プレイスタイルに応じた使い分けが重要です。
| 項目 | アリアンナの血 | アデーラの血 |
|---|---|---|
| HP回復 | あり | あり |
| 追加効果 | 一定時間スタミナ回復速度上昇 | 一定時間ラリー(リゲイン)能力上昇 |
| 入手条件 | オドン教会で話しかける | 教会装束を着用した状態で話しかける |
| 所持上限 | 1個 | 1個 |
| 再入手 | 使用後に再度話しかける | 使用後に再度話しかける |
| アイテム説明の特記事項 | 「禁じられた血に近い」 | 「血の器として選ばれた尼僧の血」 |
スタミナ回復速度の向上は、回避やダッシュを多用する機動力重視のプレイスタイルに適しています。
一方、ラリー能力の向上は攻撃を受けた直後に素早く反撃してHPを取り戻す積極的な戦闘に向いています。
どちらの血も輸血液とは別枠のアイテムとして使えるため、ボス戦前に受け取っておくと心強い回復手段になるでしょう。
ただし前述の通り、アデーラがいる状態でアリアンナの血を3回受け取るとアリアンナが殺されてしまうため、両方を活用する場合は回数管理を徹底してください。
3本目のへその緒:全4つの入手先とアリアンナルートの位置づけ
トゥルーエンディング「幼年期のはじまり」に到達するには、「3本目のへその緒」を3つ使用した状態でゲールマンとの最終戦を迎える必要があります。
ゲーム内には4つの入手機会が用意されており、そのうち1つはアリアンナのイベントに紐づいています。
| # | 入手先 | 入手条件 | 取り逃しリスク |
|---|---|---|---|
| 1 | 捨てられた古工房 | 聖堂街上層からの落下ルートで探索 | 低い(固定配置で時限なし) |
| 2 | メルゴーの乳母 | ボス撃破後に自動入手 | 極めて低い(ストーリー上必ず戦うボス) |
| 3 | アリアンナの赤子 | オドン教会に送り、生存させたままミコラーシュ撃破後に赤子を倒す | 高い(複数の失敗要因が存在) |
| 4 | 偽ヨセフカ | 赤い月出現後に診療所奥で撃破 | 中程度(赤い月前に倒すと入手不可) |
捨てられた古工房とメルゴーの乳母の2つは、特別なイベント管理が不要でほぼ確実に入手できます。
残りの1つをアリアンナルートと偽ヨセフカルートのどちらで確保するかが、プレイヤーの判断に委ねられる部分です。
アリアンナルートは、アデーラの嫉妬による殺害、怪しい乞食による教会内NPCの連続殺人、避難先の選択ミス、赤い月後の誘導不可など、失敗要因が複数重なっています。
初回プレイでは取り逃しやすいルートとして広く知られているため、偽ヨセフカルートとの併用で保険をかける戦略が多くの攻略情報で推奨されています。
怪しい乞食にも要注意:オドン教会のNPC全滅リスク
アリアンナの生存を脅かすのはアデーラだけではありません。
禁域の森で出会う「怪しい乞食(Suspicious Beggar)」をオドン教会に送った場合、教会内のNPCが順番に殺害されていくという事態が発生します。
殺害される順番は、偏屈な老人、老婆、オドン教会の男、アデーラ、アリアンナの順とされています。
怪しい乞食を送った後にエリアをリロードするたびにNPCが一人ずつ消えていき、最終的にアリアンナも犠牲になります。
怪しい乞食を倒すとカレル文字「獣」が入手できるため、オドン教会ではなく直接戦闘で倒すか、ヨセフカの診療所に送るのが安全な選択です。
オドン教会に送ってしまった場合でも、NPCが全滅する前に怪しい乞食を倒せば被害を食い止められます。
ただし、既に殺されたNPCは復活しないため、送った直後に対処するのが最善でしょう。
ガスコインの少女との関係:オドン教会を巡るNPCイベントの全体像
アリアンナのイベントは単独で完結するものではなく、オドン教会を中心とした複数のNPCイベントと密接に絡み合っています。
特に印象的なのが、ヤーナム市街で出会うガスコイン神父の娘である少女のエピソードです。
少女にオドン教会を教えると、彼女は教会に向かう途中で命を落とし、赤い月出現後に下水道で赤いブローチが見つかります。
一方、ヨセフカの診療所を教えた場合は、アリアンナと同様に星界からの使者に変えられてしまいます。
このように、ブラッドボーンでは「安全な場所に避難させる」という行為自体が必ずしも救いにつながらないという残酷なテーマが一貫しています。
オドン教会に集められたNPCたちは、アデーラの暴走、怪しい乞食の殺人、そしてアリアンナ自身の悲劇的な出産と、次々に不幸な結末を迎えていきます。
プレイヤーの善意が裏目に出るという構造こそが、フロム・ソフトウェア作品特有のNPCイベントの真骨頂であり、多くのファンの心に深く刻まれている要素です。
アリアンナの正体:カインハーストの血統を示す証拠
アリアンナのストーリーを深く理解するうえで欠かせないのが、彼女の出自に関する考察です。
ゲーム内の複数のテキストとビジュアル要素が、アリアンナがカインハースト貴族の末裔であることを強く示唆しています。
貴族のドレスとの一致
アリアンナが身に着けているドレスは、廃城カインハーストの大広間で入手できる「貴族のドレス」と同一のデザインです。
カインハーストの貴族たちが着用していたこの衣装を彼女が持っている事実は、血統の継承を暗示する最も分かりやすい手がかりといえます。
禁じられた血
アリアンナの血のアイテム説明文には「医療教会がかつて禁じた血に酷似している」という記述があります。
医療教会が禁じた血とは、カインハーストの穢れた血族が持つ特殊な血液のことです。
この一致は、アリアンナの体内にカインハーストの血が流れていることをほぼ確定的に示しています。
髪の色による系譜の示唆
カインハースト血統のキャラクターは、銀色から淡い金色の髪を持つ傾向があります。
血の女王アンナリーゼやレディ・マリアといったカインハーストの系譜に連なる人物たちと同様に、アリアンナもまた淡い色合いの髪をしています。
アンナリーゼの「血族は2人」発言との矛盾
廃城カインハーストで血の女王アンナリーゼと契約を交わす際、アンナリーゼは「残された血族は2人だけ」と語ります。
アリアンナがカインハーストの末裔であるならば、この発言と矛盾するように思えます。
この点については、アンナリーゼがアリアンナの存在を認知していない、あるいは正統な血族と見なしていないという解釈が一般的です。
聖堂街の片隅で娼婦として暮らすアリアンナは、カインハーストの本流から外れた傍系の子孫である可能性が高いと考えられています。
上位者オドンとアリアンナの赤子に関する考察
アリアンナの出産イベントは、ブラッドボーン全体の中核テーマである「上位者と人間の交わり」を象徴する出来事です。
姿なき上位者オドンの本質
オドンは、ブラッドボーンに登場する上位者の中でも特異な存在です。
肉体を持たず、「声」のみで存在する形なき上位者であり、人間の血を媒介にして世界に干渉する力を持っています。
カレル文字「姿なきオドン」のテキストには、「滲み出る血こそ最上の触媒であり、姿なき上位者オドンの本質」と記されています。
血を通じて人に触れるという性質を持つオドンにとって、特殊な血を宿すアリアンナは格好の対象だったと推測されます。
なぜアリアンナが選ばれたのか
バーゲンワースに残されたメモには「上位者が降り立つとき、祝福された子宮に子が宿る」と記されています。
赤い月の出現後にアリアンナが体調を崩し始め、やがて出産に至る流れは、この予言と完全に一致しています。
アリアンナが避難していた場所が「オドン教会」という名のオドンの影響圏内であったこと、そして彼女がカインハーストの穢れた血を持っていたことが、オドンが彼女を「代理母」として選んだ理由と広く解釈されています。
3本目のへその緒(アリアンナの赤子から入手)のテキストには「全ての上位者は赤子を失い、代替を求める。
姿なきオドンもまた然り。
穢れた血こそがこの禁断の交わりの始まりであった」と明記されており、オドンがアリアンナの血に惹かれて子を成したことがほぼ確定的に語られています。
赤子「星の子」の正体
アリアンナが産んだ赤子は、聖堂街上層に出現する「星の子ら(Celestial Larvae)」に酷似した小型の軟体生物のような姿をしています。
上位者エーブリエタースが「星の娘」と呼ばれることや、星の子らが聖堂街に出現する点から、オドンが「星」に関連する上位者であるとする考察があります。
また、トゥメルの女王ヤーナムもまたオドンの子を宿してメルゴーを産んだとされており、アリアンナはヤーナムの悲劇を現代のヤーナム市街で繰り返した存在として位置づけられています。
ベルセルクとの類似性
アリアンナの赤子のデザインは、三浦建太郎の漫画『ベルセルク』に登場する「デモンチャイルド(鬼子)」との類似性が広く指摘されています。
ベルセルクのデモンチャイルドは、ガッツとキャスカの子が魔の力によって穢された結果生まれた異形の赤子です。
フロム・ソフトウェアの宮崎英高氏がベルセルクから多大な影響を受けていることは周知の事実であり、アリアンナの出産エピソードもまた意図的なオマージュと一般的に認識されています。
アリアンナのイベントでよくある失敗と対策
アリアンナのクエストラインは、ブラッドボーンのNPCイベントの中でも特に失敗しやすいことで知られています。
ここでは、多くのプレイヤーが報告している代表的な失敗パターンとその回避策を整理します。
第一に、赤い月出現後に避難先を教えようとするケースがあります。
ロム撃破後は「反応はない」と表示されるため、ロム戦に挑む前に必ずアリアンナの避難誘導を済ませてください。
第二に、アデーラの嫉妬による殺害は、仕組みを知らないプレイヤーが最も頻繁に遭遇する事故です。
アリアンナの血の受け取り回数を2回以内に抑えるか、アデーラの血を優先して受け取ることで確実に防げます。
第三に、ミコラーシュ撃破後にアリアンナの居場所が分からなくなるという問題があります。
オドン教会内ではなく、教会とヤーナム市街を結ぶ下水道に移動しているため、灯り「ヤーナム聖堂街」から逆走して探索する必要があります。
第四に、偏屈な老人の誘導順序を間違えるパターンも少なくありません。
アリアンナに先に避難先を教えないと偏屈な老人のイベントが進行しない点は、見落としやすい条件です。
また、アリアンナに「オドン教会」を教えると偏屈な老人は逆の選択(ヨセフカの診療所)をするという仕様も把握しておきましょう。
最後に、2周目以降(NG+)では赤子の耐久力が上がっている点にも注意が必要です。
1周目では小石(Pebble)2発で倒せますが、NG+では4発必要になります。
コミュニティでの評価とブラッドボーンの最新動向
アリアンナは、ブラッドボーン発売から10年以上が経過した現在も、ファンコミュニティで高い人気を維持しているキャラクターです。
海外の大手掲示板Redditの r/bloodborne では、2025年以降もアリアンナに関する考察やクエスト相談のスレッドが定期的に投稿されています。
出産後の「これは…悪夢だわ…」というセリフに衝撃を受けたという声や、赤子を倒さなければならない選択に心を痛めたという反応は、年月を経ても途切れることなく共有されています。
カインハーストの血統に関する考察、オドンとの関係性、ベルセルクとの類似性という3つのテーマは、アリアンナを語るうえでの定番トピックとして定着しています。
ブラッドボーン全体の最新動向としては、2025年3月24日に発売10周年を迎え、ASOBI GRAPHTからTシャツやデスクマットなどの記念グッズが発売されました。
宮崎英高氏は2026年1月のインタビューで「Bloodborneは自分にとって特別なゲーム」と語っていますが、リマスターや続編についての具体的な言及はありません。
2026年2月にはBluepointの閉鎖が報じられ、リメイクの実現可能性はさらに低下したとみられています。
一方で、ファンコミュニティではPS4エミュレータを活用したPC Remaster Modプロジェクト(v0.99)が進行しており、4K・60fpsでの動作を目指す取り組みが続いています。
公式の新展開が難しい状況の中でも、アリアンナを含むブラッドボーンの世界は、コミュニティの手によって今なお大切に語り継がれています。
まとめ:ブラッドボーンのアリアンナ攻略で押さえるべきポイント
- アリアンナは聖堂街の路地裏に住む女性NPCで、トゥルーエンディングに必要な「3本目のへその緒」の入手先のひとつである
- 避難先はオドン教会を選ぶのが最善であり、ヨセフカの診療所に送ると3本目のへその緒が入手不可になる
- 避難誘導はロム撃破前(赤い月出現前)に必ず完了させる必要がある
- アデーラがいる状態でアリアンナの血を3回受け取ると、アデーラがアリアンナを殺害する
- アリアンナの血はスタミナ回復速度を上昇させ、アデーラの血はラリー能力を上昇させるという異なる効果を持つ
- 怪しい乞食をオドン教会に送ると、アリアンナを含む教会内NPCが順番に殺害される
- ミコラーシュ撃破後、アリアンナはオドン教会から下水道に移動しているため見落とさないよう注意する
- アリアンナはカインハーストの血統を引く末裔であり、貴族のドレスや血のテキストがその証拠となっている
- 上位者オドンがアリアンナの穢れた血に惹かれて子を成したと、ゲーム内テキストでほぼ明示されている
- 赤子を倒すとアリアンナも死亡するが、倒さなければへその緒は入手できないという究極の選択を迫られる

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