ブラッドボーンをPS5で遊ぶ完全ガイド【2026年最新】

2015年の発売から10年以上が経過した今なお、ブラッドボーンは多くのゲーマーから愛され続けている傑作アクションRPGです。

しかし、PS5でプレイしようとした際に「フレームレートは改善されるのか」「PS4版との違いはあるのか」「リマスターやSteamへの展開はないのか」といった疑問を抱える方は少なくありません。

60fpsに対応した最新のPS5タイトルが増える中、ブラッドボーンだけが取り残されているような状況に戸惑う声も目立ちます。

この記事では、PS5でブラッドボーンを遊ぶ際のパフォーマンス詳細から、購入方法、注意すべきデメリット、そしてリマスターやPC版をめぐる最新動向まで、知っておくべき情報を網羅的に解説していきます。

目次

ブラッドボーンはPS5で遊べる?基本の仕組みを解説

ブラッドボーンはPS5で問題なくプレイできます。

ただし、PS5向けに新たに開発されたネイティブ版が存在するわけではなく、あくまでPS4ソフトの後方互換機能を利用した動作となります。

PlayStation公式サイトにも「このゲームはPS5でプレイできますが、PS4で利用できる機能の一部はPS5では利用できない場合があります」という注記が掲載されています。

つまり、PS5本体にPS4版のブラッドボーンをインストールして起動する形であり、PS5のハードウェア性能をフル活用するような最適化は行われていません。

同じフロム・ソフトウェア作品であるデモンズソウルがPS5専用リメイクとして美麗に生まれ変わったのとは対照的に、ブラッドボーンは発売当時のPS4版がそのまま動いている状態です。

この点を正しく理解した上で購入を検討することが大切でしょう。

PS5で遊ぶとPS4版から何が変わるのか

ロード時間は大幅に短縮される

PS5でブラッドボーンを遊ぶ最大の恩恵は、ロード時間の短縮です。

PS4のHDD環境では、死亡してリスポーンするまでに約26秒から40秒もの待ち時間が発生していました。

高難易度ゲームであるブラッドボーンでは何度も死亡を繰り返すため、このロード時間がストレスの大きな要因となっていたのは間違いありません。

PS5のSSD環境では、同じ場面のロードが約14秒前後まで短縮されます。

灯り間のテレポートについても、PS4の約22秒に対してPS5では約8秒程度にまで改善されるため、ゲームのテンポは体感としてかなり良くなります。

死にゲーを繰り返しプレイするスタイルにおいて、この差は非常に大きいと言えるでしょう。

フレームレートと解像度は据え置き

一方で、映像面での改善はほぼありません。

フレームレートは30fps固定のままであり、60fpsには対応していません。

解像度も1080pから変わらず、PS4 Pro向けの強化パッチすら配信されていないため、PS5のブーストモードによる恩恵も受けられない仕様です。

わずかな改善点として、PS4では激しいエフェクトが重なる場面で30fpsを割り込むことが頻繁にありましたが、PS5ではフレームレートがやや安定する傾向が確認されています。

ただし、フレームペーシングと呼ばれる問題はそのまま残っています。

フレームペーシングとは、各フレームの表示間隔が均等でない現象のことで、ブラッドボーンでは2つのユニークなフレームの後に2つの重複フレームが続くパターンが発生します。

数値上は30fpsであっても、体感的にはそれ以下のなめらかさに感じる原因がここにあります。

PS5 Proならブラッドボーンは綺麗になるのか

PS5 Proには「PS4ゲームの画質を向上させる」というシステムレベルの機能が搭載されています。

この機能を有効にすると、ブラッドボーンの映像にもシャープネスフィルターのような処理が適用され、キャラクターの衣装や髪の毛、帽子のディテールなどがやや鮮明になります。

しかし、大手テクノロジーメディアの検証によれば、この画質向上機能は一部の場面でパフォーマンスを約10%低下させることが確認されています。

もともと30fps固定で余裕のないフレームレートがさらに不安定になる可能性があるため、注意が必要です。

なお、PS5 Proの目玉機能であるPSSR(PlayStation Spectral Super Resolution)によるアップスケーリングは、開発元が個別に対応しなければ動作しません。

ブラッドボーンにはこうした対応が一切行われていないため、解像度のネイティブ向上は期待できません。

多くのユーザーからは「スクリーンショットを並べて比較してようやく気づく程度の違い」と評されており、PS5 Proを購入する動機としてブラッドボーンの画質向上を挙げるのは現実的ではないでしょう。

フロム・ソフトウェア作品のPS5対応状況を比較

ブラッドボーンの立ち位置を理解するために、フロム・ソフトウェアの主要タイトルがPS5でどのように動作するかを比較してみましょう。

タイトル PS5対応状況 フレームレート 解像度
ブラッドボーン 後方互換のみ 30fps固定 1080p
デモンズソウル(リメイク) PS5ネイティブ 最大60fps 最大4K
ダークソウルIII 後方互換+ブースト 60fps 1080p
SEKIRO 後方互換+PS5パッチ 60fps 最大4K
ELDEN RING PS5ネイティブ 60fps 最大4K

この比較から明らかなように、ブラッドボーンはフロム・ソフトウェア主要作品の中で唯一、60fpsにも高解像度にも対応していないタイトルです。

ダークソウルIIIですらPS5のブーストモードで60fps動作が実現しているにもかかわらず、ブラッドボーンだけがこの恩恵を受けられていません。

技術的には、PS4向けの60fps解除MODが個人の開発者によって実現されていた実績があり、パフォーマンス向上が不可能なわけではないことが証明されています。

にもかかわらず公式対応が行われない背景には、後述するIP権利の複雑な事情が絡んでいます。

ブラッドボーンの購入方法と価格を確認

PS Storeでの購入価格

2026年2月時点における、PS Storeでの主な購入選択肢は以下の通りです。

エディション 定価(税込) 内容
Bloodborne(通常版) 1,990円 本編のみ
Bloodborne The Old Hunters Edition 4,389円 本編+DLC同梱
The Old Hunters(DLC単体) 2,200円 DLCのみ

定期的に実施されるPSストアのセールでは、The Old Hunters Editionが50%オフの約2,194円で購入できることもあります。

直近では2025年12月のセールで同価格が確認されていますので、急がない場合はセールを待つのも賢い選択です。

PS Plus Extraなら追加購入なしでプレイ可能

PS Plus Extraのゲームカタログには、ブラッドボーンの本編がラインナップされています。

PS Plus Extraに加入していれば追加料金なしでダウンロードしてプレイできるため、まずは試してみたいという方にはこの方法が最もコストを抑えられます。

ただし、ゲームカタログからの配信は恒久的なものではなく、将来的にラインナップから外れる可能性がある点には留意してください。

また、PS Plus Extraのカタログ版にはDLC「The Old Hunters」が含まれません。

DLCを遊ぶには別途購入が必要となります。

DLCは必ず購入すべきか

結論から言えば、ブラッドボーンを本格的に楽しむならDLC「The Old Hunters」の購入はほぼ必須です。

多くのプレイヤーから本編と同等、あるいはそれ以上の完成度と評価されており、追加される武器やボス戦、ストーリーの深みは本編の体験を大きく拡張してくれます。

最初からDLC同梱のThe Old Hunters Editionを購入するか、PS Plus Extraで本編を試した後にDLCだけ追加購入するのが合理的な選択でしょう。

リマスター・リメイクの可能性はあるのか【2026年最新】

Bluepoint Games閉鎖がもたらした衝撃

ブラッドボーンのリマスターやリメイクを語る上で、2026年2月に報じられたBluepointGamesの閉鎖は避けて通れない大きな出来事です。

Bluepoint Gamesは、PS5のローンチタイトルとして高い評価を受けたデモンズソウルリメイクを手掛けたスタジオであり、ブラッドボーンリメイクの最有力候補として長年期待されてきました。

大手経済メディアの報道によれば、ソニーは2026年2月19日にBluepointGamesの閉鎖を正式発表し、約70名のスタッフが職を失うことになりました。

最終的な閉鎖日は2026年3月2日とされています。

ソニーが2度にわたりリメイク提案を却下

複数の情報源によると、Bluepoint Gamesは少なくとも2回、ブラッドボーンのリメイクをソニーに提案していたことが明らかになっています。

1回目は2021年のソニーによる買収時、2回目は2025年にGod of Warのライブサービスプロジェクトが中止された後のタイミングでした。

いずれの提案もソニーによって却下されたと報じられており、却下の理由の一つとして「ソニーとフロム・ソフトウェアの関係が脆弱である」ことが挙げられています。

ファンプロジェクトへの法的措置

Bluepoint閉鎖発表のわずか2日前には、個人開発者が制作していたブラッドボーンのファンメイドプロジェクトに対して、ソニーが停止通告を送付したことも判明しています。

ディアブロ風のトップダウン視点にアレンジした「Bloodborne: Top Down Arena」というプロジェクトが法的措置によって開発中止に追い込まれました。

公式リメイクも進めず、ファンによる創作活動も排除するというソニーの姿勢に対して、コミュニティからは極めて強い批判の声が上がっています。

現時点での展望

2026年2月末の時点で、ブラッドボーンのリマスター、リメイク、PS5ネイティブ対応のいずれについても公式発表は一切存在しません。

一部のファンや業界観測筋の間では「PS6のローンチタイトルとして温存されているのではないか」という推測が根強くありますが、これを裏付ける公式情報はまったくないのが実情です。

宮崎英高氏は2024年のインタビューで「ブラッドボーンは私にとって特別なゲーム」と語り、ファンの情熱に感謝の意を示しましたが、具体的な新展開については何も約束していません。

ブラッドボーンのIP権利関係が複雑な理由

ブラッドボーンがなぜここまで放置されているのかを理解するには、IP(知的財産権)の所有構造を知る必要があります。

ブラッドボーンのIPはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が完全に所有しています。

パブリッシング権を含め、リメイク・リマスター・PC移植・続編の開発を決定する権限は全てソニー側にあります。

開発を担当したフロム・ソフトウェアはあくまで開発者の立場であり、IPに関する決定権を持っていません。

ソニーがフロム・ソフトウェアに開発を依頼しない限り、フロム側から新たなブラッドボーン関連プロジェクトを立ち上げることはできない構造なのです。

SIE JAPANスタジオとフロム・ソフトウェアの共同開発という経緯もあり、仮にリメイクを外部スタジオに委託する場合でも、フロム・ソフトウェアとの調整が必要になると考えられています。

前述の通り、ソニーとフロム・ソフトウェアの関係が良好とは言えない状態にあるとの報道もあり、この権利関係の複雑さがリメイク実現の最大の障壁となっています。

Steamやパソコンで遊ぶ方法はあるのか

公式PC版・Steam版は存在しない

2026年2月時点で、ブラッドボーンの公式PC版やSteamでの配信は一切行われていません。

ソニーは近年、かつてのPlayStation独占タイトルを積極的にPC向けに移植してきましたが、ブラッドボーンだけはその対象から外れ続けています。

God of WarやHorizon、アンチャーテッドなど多くのタイトルがSteamに登場する中、ブラッドボーンのPC展開がないことは「最も不可解な不在」として海外メディアでも頻繁に取り上げられています。

PCエミュレーターの急速な進化

公式のPC対応がない一方で、PS4エミュレーター「ShadPS4」の開発が急速に進んでおり、2026年1月時点でブラッドボーンをPC上で4K解像度・60fps以上で動作させることが可能になったと大手テクノロジーメディアが報じています。

フレームレートとゲームロジックの分離が実装されたことにより、60fpsでの安定動作が実現し、HDRやレイトレーシング関連のビジュアル強化MODも利用可能です。

さらにオンラインマルチプレイ機能の実装も進行中で、デモ映像が公開されるなど開発は着実に前進しています。

エミュレーション自体は過去の判例により合法と解釈されていますが、ゲームソフトの入手に関しては正規のライセンスが必要である点には注意が必要です。

60fps MODへのDMCA問題

2021年に公開されたPS4向けの60fps解除パッチは、改造されたPS4やPS5、さらにはShadPS4上でも動作し、多くのファンに利用されてきました。

しかし2025年1月、ソニーがこのパッチに対してDMCAに基づくテイクダウン通知を送付し、公式な配布は停止されています。

ソニーが自ら60fps対応を行わないにもかかわらず、ファンメイドの改善パッチまで排除するという矛盾した対応は、コミュニティの不満をさらに高める結果となりました。

2026年にブラッドボーンを始める価値はあるのか

ゲームとしての評価は今なお最高峰

発売から11年が経過しても、ブラッドボーンの評価が色あせることはありません。

推定世界累計販売本数は900万本を超え、PS Plus Extraへの追加以降は約1,600万人がプレイしたとの推計もあります。

19世紀ヴィクトリア朝をモチーフにしたゴシックホラーの世界観、攻撃的なアクション設計、考察しがいのある深い物語は、他のどのゲームにも代えがたい唯一無二の体験を提供してくれます。

ファミ通やMetacriticでも高得点を獲得しており、フロム・ソフトウェアの最高傑作の一つとして広く認知されています。

30fpsは本当に問題なのか

ブラッドボーンをPS5で遊ぶ際に最も議論になるのが、30fps固定という制約です。

60fps以上に慣れた現代のプレイヤーにとって、最初は明らかな違和感を覚えるでしょう。

特にフレームペーシングの問題が加わるため、数値以上にカクつきを感じる場面があります。

一方で、多くのプレイヤーが「最初の30分を乗り越えれば慣れる」「ゲームの面白さがフレームレートの不満を上回る」と語っているのも事実です。

30fpsでなければ絶対に遊べないというわけではありませんが、快適さの面で現代の基準には達していないことは理解しておくべきでしょう。

初心者が知っておくべき注意点

ブラッドボーンはフロム・ソフトウェア作品の中でも難易度が高い部類に入ります。

序盤に登場するボス「ガスコイン神父」で挫折するプレイヤーが非常に多く、トロフィーの取得率が50%を下回っていることからもその壁の高さがうかがえます。

ダークソウルシリーズのように盾で防御する堅実なプレイが通用しないため、積極的に攻撃して体力を回復する「リゲイン」システムを意識した立ち回りが求められます。

また、ゴシックホラーを基調としたCERO Z指定(18歳以上対象)のタイトルであり、血液表現やグロテスクなクリーチャーデザインが全編を通じて登場します。

ホラーやグロ表現が苦手な方は事前に映像を確認しておくことをおすすめします。

初回プレイの所要時間は30時間から40時間程度で、DLC込みでは40時間から60時間が目安となります。

オンラインでの協力プレイにはPS Plus加入が必要ですので、あわせて確認しておきましょう。

今後の注目トピック:The Duskbloodsとの関係

ブラッドボーンの精神的後継作として最も注目されているのが、フロム・ソフトウェアの新作「The Duskbloods」です。

宮崎英高氏がディレクションを務めるこのタイトルは、Nintendo Switch 2の独占ソフトとして2026年内の発売が予定されています。

ヴァンパイアをテーマにしたゴシックな世界観や、最大8人対応のマルチプレイヤーアクションRPGという設計は、ブラッドボーンとの共通点が多いと広く認識されています。

2019年頃、つまりSEKIROの発売前後から開発が進行していたとされ、フロム・ソフトウェアがブラッドボーンで培った経験を新たな形で発展させた作品と見ることができます。

ただし、PlayStationプラットフォームでは遊べないため、ブラッドボーンファンがこのタイトルを体験するにはNintendo Switch 2の購入が必要になります。

ソニーが自社プラットフォームでブラッドボーンの新展開を行わない中、その精神的後継が競合ハードの独占タイトルとして登場するという皮肉な状況が生まれているのです。

まとめ:ブラッドボーンをPS5で遊ぶ前に知るべきこと

  • ブラッドボーンはPS5でプレイ可能だが、PS4版の後方互換動作でありPS5ネイティブ版は存在しない
  • PS5での最大の恩恵はSSDによるロード時間の大幅短縮で、死亡後のリスポーンが約14秒に改善される
  • フレームレートは30fps固定のままでフレームペーシングの問題も継承されており、60fpsには非対応である
  • PS5 Proの画質向上機能はわずかなシャープネス改善にとどまり、劇的な変化は期待できない
  • フロム主要作品の中でブラッドボーンだけが60fps・高解像度に未対応という異例の状態にある
  • PS Plus Extraのゲームカタログで本編を追加費用なしでプレイ可能だが、DLCは別途購入が必要である
  • DLC「The Old Hunters」は本編と同等以上の評価を受けており、購入はほぼ必須といえる
  • 2026年2月のBluepointGames閉鎖により、リマスター・リメイクの実現は極めて困難な状況である
  • IPの所有権はソニーにあり、フロム・ソフトウェアに決定権がないことがリメイク停滞の構造的要因である
  • 公式Steam版やPC版の配信はなく、PCエミュレーターによる4K・60fps動作が事実上唯一の現代的プレイ手段となっている
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