フォールアウト4のパワーアーマーMODを目的別に選ぶ導入前の確認点

フォールアウト4のパワーアーマーMODを目的別に選ぶ導入前の確認点 アイキャッチ

Fallout 4のパワーアーマーMODは、「見た目を変える」「入手方法やバランスを変える」「新しいパワーアーマーを追加する」の3つの目的で選ぶと迷いにくくなります。目的が決まれば、候補は配布ページに書かれた前提DLC、他MODとの相性、読み込み順、更新状況を見て絞り込めます。

代表的なMODの「できること」と「導入前に確認する点」は、Nexus Modsの作者ページ、Bethesda公式のCreationsページ、作者のGitHubページの案内に沿っています。対応する本体バージョンは配布ページごとに異なるため、導入前に各ページで確かめてください。

目次

パワーアーマーMODの3つの目的と入手先

パワーアーマーMODは、変える対象によって性質がかなり違います。塗装やテクスチャは見た目だけを変え、バランス系は出現場所や耐久、ダメージ計算を変えます。追加系は新しい装備一式をゲームに持ち込みます。

先に目的を決めておくと、必要な前提MODや確認項目が見えやすくなります。

目的別の分け方

目的ごとの代表例を、下の表にまとめます。

目的 変わるもの 代表的なMOD
見た目を変える 塗装・素材・テクスチャ Power Armor Materials AND Paints、Power Armors Redone – 4K 2K HD、Power Armor Paints
入手方法・バランスを変える 出現場所、耐久、ダメージ、コア消費 Some Assembly Required、Instructions Not Included、Perennial Power Armor
パワーアーマーを追加する 新しい装備、改造パーツ Crusader Power Armor Port、Call of the Republic、Hellfire Power Armor

複数の目的を同時に満たしたい場合は、見た目系とバランス系を組み合わせる形になります。その場合は後述する読み込み順の確認が重要になります。

Nexus ModsとCreationsの違い

入手先は大きく2系統あります。Nexus ModsはPC版向けの作者配布ページで、多くの作者がVortexやMod Organizer 2といったMOD管理ツールでの導入を案内しています。

Creationsはゲーム内メニューから入手する公式の仕組みで、PCと家庭用機の両方で使えます。下で紹介するCreations作品は、配布ページに「全プラットフォーム」と表示されているものです。家庭用機で遊ぶ場合は、Creationsにある作品から選ぶことになります。

導入前に確認する前提と進め方

どのMODを選ぶ場合でも、導入前の準備は共通です。パワーアーマー系はセーブデータの状態に影響しやすいため、特に慎重に進める必要があります。

バックアップと1つずつの導入

導入前に、プロフィールとセーブデータのバックアップを取ってください。バックアップがあれば、動作が不安定になっても元の状態に戻せます。

MODは複数を一度に入れず、1つ入れるたびにゲームを起動して動作を確かめる流れが安全です。不具合が出たとき、原因になったMODを特定しやすくなります。

対応バージョンと更新状況の確認

MODには対応するゲームのバージョンがあり、ゲームの更新後に動かなくなる可能性があります。各MODの対応本体バージョンは配布ページごとに記載が異なるため、最新の対応状況は配布ページの案内で確認してください。

更新状況も選ぶ基準になります。たとえばPower Armor Materials AND Paints(PAMAP)は、説明欄に「No longer Maintained」(更新終了)とあります。使うこと自体は可能でも、今後の本体更新への追従は期待しにくいため、後継や代替の有無も合わせて見ておくと安心です。

  • 配布ページで前提DLC・前提MODを確認する
  • 対応する本体バージョンと最終更新を確認する
  • 他のMODとの互換性や専用パッチの有無を確認する
  • セーブデータのバックアップを取ってから1つずつ入れる

見た目を変えるMOD

見た目を変えるMODは、性能を大きく動かさずに外観を好みに近づけられる点が特徴です。塗装・素材を同時に付けるもの、テクスチャそのものを描き直すもの、公式のCreationsで配布される塗装の3種類があります。

どれを選ぶかは、変えたい範囲と、前提条件の軽さで決まります。

Power Armor Materials AND Paints(PAMAP)

Nexus Modsで配布されている作者Mcganの作品で、Version 2.21です。配布ページはNexus ModsのPAMAPページにあります。

T-45、T-51、T-60、X-01の各部位に、「素材(material)」と「塗装(paint)」を同時に付けられるMODです。v0.3b以降はヘルメット用に光発電(photovoltaic)MOD専用の区分が加わり、素材・塗装・photovoltaicを同時に付けられます。塗装そのものの性能には手を加えません。

前提となるDLCや他MODはありません。DLCとの関係は、Automatron(Supported)、Wasteland Workshop(Compatible)、Contraptions Workshop(Compatible)、Vault-Tec Workshop(Compatible)、Nuka-World(Supported)と作者が表記しています。「Compatible」は衝突がなくパッチ不要、「Supported」は衝突があるため専用パッチや専用版を用意している、という意味です。

Version 2.0以降は、レイダーのパワーアーマーが対象外になり、Far Harbor用パッチも不要になりました。更新するときは、旧版を外し、パワーアーマーに乗っていない状態でセーブしてから入れ替えるよう作者が案内しています。2.0以降に古い互換パッチを使わない点にも注意してください。

作者は任意の追加MODとして、Hermetic Power Armor(HPA)、Power Armor Cosmetic Paints(PACP)、Power Armor Paints Made Charismatic(PAPMC)、Power Armor More Materials(PAMM)を挙げています。PAMMは素材を7種追加するMODで、うち5種は塗装と同じく+1のAgility・Charisma・Intelligence・Perception・Strengthのいずれか、2種は防護性能を上げる素材です。

同じ名前を引き継いだ別ページとして、Power Armor Materials AND Paints(PAMAP)RevivalがNexus Modsのページで配布されています。作者表記は「McGan and ArcanicVoid」、Version 1.2.1です。内容の詳細は配布ページで確認してください。

Power Armor – Overmodded Edition(PAOE)

PAMAPの代替として作者が挙げているMODで、配布ページはNexus ModsのPAOEページです。作者はMcganです。

元からあるパワーアーマーの改造(misc mod)を全部位に同時に付けられ、塗装1つと素材1つも同時に付けられます(レイダーを除く)。たとえば腕に4つの改造を付けたうえで、プリズム・シールディングなどの素材と、BOS Knightなどの塗装を重ねられます。ただし、部位ごとの専用改造を別の部位に付けることはできません。胴体用の改造を脚に付ける、といった使い方は不可です。

作者は長くMOD制作をしておらず、本体は2016年6月時点で最新とされています。互換パッチはすべてが最新ではないため、版が合っているかを確認してから使ってください。DLC用パッチは問題ないと作者が書いています。DLCとの関係は、Automatron(Supported)、Far Harbor(Supported)、Nuka-World(Compatible, but unsupported)で、Nuka-Worldの新しいパワーアーマーには効きません。

作者はPAMAPを「塗装と素材の同時適用だけ」のチート寄りでない版と説明しています。任意ファイルのPower Armor – Experimental Material(PAEM)は、作者自身が「Kind of a cheat」と書いています。

Power Armors Redone – 4K 2K HD

作者Nukanistの配布ページPower Armors Redone – 4K 2K HD(Nexus Mods)にあるテクスチャMODです。本編とDLCの全パワーアーマーのテクスチャ(表面画像)を描き直します。公式のHD DLCテクスチャを土台にしており、2K、4K、4K+2Kの混合版があります。

テクスチャだけを差し替えるため、前提となるDLCはありません。DLCのパワーアーマー分のテクスチャも含まれています。ルーズファイル版とBA2版が用意され、BA2版に含まれるESPはESLフラグ付きです。

導入について、作者はMod Organizer 2かVortexの利用を推奨し、手動導入はサポート外で非推奨としています。ルーズファイル版を使う場合は、Documents/My Games/Fallout4/Fallout4.ini の「sResourceDataDirsFinal=STRINGS\」を「sResourceDataDirsFinal=STRINGS\, textures\」に書き換える必要があります。BA2版はMOD管理ツールで通常どおり入れれば足ります。

同じテクスチャを置き換える他のテクスチャMODとは両立しませんが、後から入れた方が優先されます。部位ごとに好みのMODを後に入れて組み合わせることは可能で、作者の例では、FTOのT-45テクスチャを使いたい場合はこちらより後に入れます。任意ファイルには、フレームを暗くするPower Armor Frame 4K Dark Steel(4Kのみ)、X-01 Whiter Institute Paint job、Muted_Palettes_for_T45_T60_and_T51があります。最後のものはさびを茶色でなく灰色寄りにしますが、副作用として陸軍の緑色も灰色になり、作者はサポート外と明記しています。

Creationsで入手できる塗装

PCと家庭用機で使える塗装は、Creationsから入手できます。

Power Armor Paints(作者SCVTVM)は、Atom Cats、Institute、Minuteman、Railroad、BOS Initiate、BOS Knight、BOS Paladin、BOS Sentinelの各勢力の塗装を、全モデルのパワーアーマーで使えるようにします。対象は本編のパワーアーマーのモデルだけです。Version 10、インストールサイズ117.29 MBで、最終更新は2024年5月29日です。ページはPower Armor Paintsにあります。

Custom Paint for Power Armorは、パワーアーマー作業台で作れる新しい塗装を26種追加し、X01、T60、T51、T45に対応します。作成は無料で、どれもプリズム素材のようなエネルギー耐性が付きます。Far Harbor DLCが必要です。作者はこれで完成とし、今後の追加や更新はないと書いています。最終更新は2016年12月20日です。ページはCustom Paint for Power Armorです。

入手方法とバランスを変えるMOD

パワーアーマーを「序盤からいくつも手に入る装備」から「貴重な装備」に変えたい場合や、戦闘バランスを調整したい場合は、このタイプを選びます。出現場所の変更と、ダメージ・消費の再調整という2つの方向があります。

Some Assembly Requiredと後継のInstructions Not Included

Some Assembly Required(Power Armor Overhaul)は、作者Progmanの作品で、Version 1.4です。配布ページはNexus ModsのSome Assembly Requiredページにあります。本編のパワーアーマー出現場所のほとんどを手作業で無効にし、代わりに物資(ボス用トランク、薬、武器、弾薬、爆発物)を置きます。メインクエスト「Out of Time」で博物館の屋上にあるパワーアーマーは、胴体だけ(耐久10%)になります。レイダー、T-45、T-51の部品は連邦各地に散らばります。パワーアーマーを珍しく、手に入れにくくするのが狙いです。

作者は、入るはずのない場所でパワーアーマーが見つかる場合、新しくゲームを始めた後にこのMODを入れたのが原因の可能性が高い、と注意しています。DLC、AWKCR、Creation Clubと併用するときは、Atomictem氏のマージ済みパッチを使うよう案内しています。パワーアーマーを修理できないという報告については、作者は原因が分からないと書いています。

Instructions Not Included – A Some Assembly Required Reduxは、作者WhiskyTangoFawksによるVersion 1.1で、Nexus Modsのページで配布されています。作者は「定番のSome Assembly Requiredを2026年向けに更新したもの」と説明しています。

基本の考え方は同じで、出現場所のほとんどを物資に置き換えます(元のMODが漏らしていたものも追加)。博物館のパワーアーマーは胴体だけです。X-01は1セット分の部品がベルチバードの墜落現場に手作業で配置されます。残った出現はレイダーかT-45にし、セル再読み込みで再出現しません。最初からパワーアーマーを着て出現するボス敵は変更されません。T-60はBrotherhood of Steelに加入しないと手に入りません。

そのほか、ダンスの「Blind Betrayal」後のパワーアーマーはBOS仕様でないT-60に変わり、Vim、Nuka Cola、Nuka Quantumのパワーアーマーは塗装付きの標準T-51(耐久1%)に差し替わります。任意でBase Object Swapper用ファイルも用意されています。

任意ファイルの「Some Assembly Required – LBPAC」(Version 1.0.4)は、Lore Based Power Armor Changesのバランス調整を移植したものです。SuperalloysとRaiderPA Chop Shopが必要で、CCのX-02とHellfireのパッチも統合されています。修理に必要なPerkがレシピに表示されます。

Perennial Power Armor – Lightweight Power Armor Rebalance

Creations版は、元がSpringHeelJon氏のNexus Modsの作品(Nexus Modsの配布ページ)で、許可を得て移植されたものです。全プラットフォーム対応で、Version 1.00、インストールサイズ44.06 KB、2026年6月17日の公開です。ページはPerennial Power Armor – Lightweight Power Armor Rebalanceにあります。

本編とDLCの全パワーアーマーを軽く再調整します。本編ではレベル28になるとX-01しか出なくなるため、出現レベルの間隔を広げ、下位のモデルも出るようにします。NPCのパワーアーマーが3倍のダメージを受けていた設定をプレイヤーと同じにし、プレイヤー側も本編の75%のダメージに下げるため、戦闘のたびに修理に戻らなくて済みます。

フュージョン・コアの消費速度はモデルごとに変わります。レイダーとT-45が最も悪く、X-01が最も良く、T-51とT-60は中間です。それ以外は本編のままで、UFO4P(非公式パッチ)の変更も反映済みです。

パワーアーマーを追加するMOD

新しいパワーアーマーを加えたい場合は、Bethesda公式のCreationsが最も探しやすい入口です。ゲーム内のメニューから入手でき、家庭用機でも使える作品があります。

Creationsのパワーアーマーカテゴリー

一覧はCreationsのパワーアーマーカテゴリーで見られます。Bethesda Game Studios制作の例として、Hellfire Power Armor(クエストで入手)、X-02 Power Armor(エンクレイヴの特殊部隊用モデルで、複数のスキンとテスラ改造付き。クエストで入手)、Horse Power Armor(クエストで入手)があります。Captain Cosmosは、武器・服と一緒にパワーアーマー1式を入手するクエストです。

Crusader Power Armor Port made by Theproxygod

戦後に軍用車両の鋼板で作られた重いパワーアーマーです。実弾ダメージに強く、修理費が比較的安い特徴があります。胴体に専用の付属品が2つあり、弾薬ベルトは所持重量とリロード速度を上げ、Auto-Medicは体力を自然回復させます。

入手場所はIrish Pride Shipyard(アイリッシュ・プライド造船所)の外のガレージです。Version 1.00、24 MBで、2026年9月4日の公開です。ページはCreationsの配布ページにあり、元のMODはNexus ModsのCrusader Power Armorの配布ページです。作者は、他のヘルメットと表示がめり込むことがあり、乗り降りの動きが不自然に見える場合があると注意しています。

Call of the Republic

作者unoctiumの作品で、全プラットフォーム対応です。2026年2月25日作成、2026年7月24日更新、Version 1.00、64.65 MBです。ページはCall of the Republicにあります。

ドラマ「Fallout」シーズン2に出てくるNCRのパワーアーマー1式、NCR兵の服、対物ライフルを追加します。パワーアーマー用の新しい改造も3種あり、腕の電動ブレードや、腕に付けるロケット推進グレネードなどです。作者は、本編のデータを1つも書き換えていない(Not one vanilla edit)と説明しています。

他のMODと組み合わせるときの読み込み順と途中導入

複数のパワーアーマーMODを入れる場合は、Power Armor to the People(作者jackeys)が選択肢になります。他のパワーアーマーMODを、敵の装備や出現といった世界の側に組み込むことが主な目的で、対応するパワーアーマーMODを一緒に入れるよう作者が推奨しています。導入ガイドはGitHubのInstallationにあります。

F4SEが必要な機能

パワーアーマーの敵がレジェンダリーのパワーアーマーを着る機能と、ジェットパックのAP消費・推力を変えるレジェンダリー効果には、F4SEが必要です。これらの機能を使う場合は、F4SEが入っているかを先に確かめてください。

読み込み順の注意

作者は、このMODのプラグインをできるだけ下に置くよう案内しています。パッチはそのマスターより下に置きます。たとえばPower Armor to the People – Nuka-World.espは、Power Armor to the People.espとdlcnukaworld.espより下です。

LOOTやVortexの自動並べ替えで通常は満たせますが、Mod Organizer 2では手動の確認が必要な場合があります。Some Assembly Requiredと、Raider Overhaul / Raider Power Armor Chop-Shopを併用する場合は、Some Assembly Requiredを上に置きます。

プレイ途中での導入

このMODは新規ゲーム向けに作られていますが、プレイ途中の導入も可能です。導入前にセーブデータのバックアップを取ることを作者は推奨しています。ただし、すでに読み込まれたNPCの装備が変わらないことがあります。エルダー・マクソンのパワーアーマーは開始時のままで、本来はもっと後のレベルで出るパワーアーマーをすでに持っていることもあります。

出現場所を変えるSome Assembly Requiredも、新しくゲームを始めた後に導入したことが原因で、入るはずのない場所にパワーアーマーが見つかる場合があります。バランス系や出現系のMODは、新規ゲームの開始前に入れておく方が意図した状態に近づきます。

うまく動かないときの確認点

動作がおかしいときは、配布ページに書かれた条件から順に見直します。

  • 前提のDLCやMODが入っているか(Custom Paint for Power ArmorはFar Harbor DLC、Some Assembly Required – LBPACはSuperalloysとRaiderPA Chop Shopが必要)
  • 互換パッチの版が合っているか(PAOEの互換パッチは、すべてが最新ではない)
  • 同じテクスチャを置き換えるMODが重なっていないか(後から入れた方が優先される)
  • プラグインの読み込み順が作者の案内どおりか
  • 更新時に旧版を外し、パワーアーマーに乗っていない状態でセーブしてから入れ替えたか(PAMAP)

見た目の問題では、他のヘルメットとのめり込みや乗り降りの動きの不自然さなど、作者が既知の事象として挙げているものもあります。原因の切り分けには、MODを1つずつ外して動作を確かめるのが確実です。バックアップがあれば、外しても元の状態に戻せます。

まとめ:目的を決めて前提を確かめてから1つずつ入れる

パワーアーマーMODは、見た目の変更、入手方法とバランスの調整、新規装備の追加という目的別に選べます。見た目ならPAMAPやPower Armors Redone、バランスならSome Assembly RequiredやPerennial Power Armor、追加ならCreationsの作品が候補です。

導入前にはバックアップを取り、前提DLC、対応する本体バージョン、更新状況、読み込み順を配布ページで確かめてください。途中から入れる場合の注意や、F4SEを必要とする機能の有無も、作者の案内で確認してください。最新の対応状況は、各配布ページの案内が最も確実です。MODは1つずつ入れ、動作を確かめながら進めてください。

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