Iris Shaders MODは、Minecraft Java版でシェーダーパックの光や影、水面などを描画するためのMODです。Irisと対応するSodiumをmodsへ入れ、別途用意したシェーダーパックをshaderpacksから選択します。本体のJARと、見た目を変えるパックのZIPは保存先が異なります。
対象はMinecraft1.21.1・Fabric用のIris1.8.8です。2026年10月16日に正規配布情報と作者資料を確認しました。実機での導入、シェーダー表示やFPSの検証は行っていません。
Iris Shadersはシェーダーパックを動かすMOD
Iris作者の正規配布ページでは、OptiFine向けシェーダーパックとの互換性を目指すMODとして紹介されています。Irisを入れたことと、希望するシェーダーを選んで有効にしたことは別です。本体だけ追加しても、見た目が紹介画像と同じになるわけではありません。
シェーダーパックは、光の表現や水面などを決めるデータです。利用するパックも作者の正規ページから選び、Irisへの対応、対象ゲーム版、GPUなどの条件に合わせます。Irisはシェーダー用のMODなので、OptiFineの接続テクスチャやズームなど、すべての機能をまとめて追加するものではありません。
配布情報と対象版の実行定義は、クライアント側の利用を指定しています。マルチプレイでも、自分のPCの描画を変える構成です。サーバーへ入れれば全員の画面が変わる、という仕組みではありません。参加先のクライアントMODの利用規則に従って使ってください。
統合版のアドオンとは配布形式が違います。スマートフォンや家庭用機の統合版へ、今回のFabric用JARを読み込ませる手順ではありません。
1.21.1・Fabric用のIrisとSodiumをそろえる
今回確認したIris1.8.8の通常公開ファイルは、1.21・1.21.1向けのFabric対応版です。ここでは1.21.1の構成を使います。配布区分がbetaの別ファイルとは、必要なSodiumの世代が異なる場合があります。
| 項目 | この構成の対象 | 導入時の条件 |
|---|---|---|
| Minecraft | Java版1.21.1 | 統合版や別のゲーム版と分ける |
| Iris | 1.8.8、Fabric用release | 1.21.1用の通常JARを選ぶ |
| Sodium | Fabric用0.6.9 | Irisの対象ビルドが参照する版 |
| Fabric Loader | 0.16.0以上 | 組み合わせるSodium側の要求も満たす |
| Java | 21 | 対象Irisのビルド条件に合わせる |
対象版の作者ビルド定義は、Minecraft1.21.1・Iris1.8.8と、Sodium0.6.9の正規ファイルを参照しています。Iris側の依存定義はSodium0.6系です。番号の大きいSodium0.7系や0.8系へ、Irisを変えずに置き換えないでください。
この二つの対象ファイルは、使うFabric APIのモジュールをそれぞれ同梱しています。IrisとSodiumだけのために、別のFabric API一式を必須として追加する条件ではありません。一方、同時に使う別MODがFabric APIを要求する場合は、そのMODの条件も維持します。
Indium作者の案内では、Sodium0.6.0以降は描画APIへの対応が内蔵され、Indiumは不要かつ非互換とされています。古いIrisガイドの「Indiumも追加する」という説明を、この構成へそのまま当てはめないようにします。
本体のJARは起動する構成のmodsへ入れる
導入前にMinecraftとランチャーを終了し、使用中のワールド、mods、config、shaderpacksとキー設定を含むゲーム用フォルダーを保存します。既存のMODパックを使っている場合は、そのパックが指定する構成を先に確認してください。
Fabric公式のWindows導入案内に従い、Minecraft1.21.1を選んだFabricプロファイルを用意します。すでに対応プロファイルがある場合は、そのプロファイルが使うゲームディレクトリへ追加します。
- 起動するゲーム版、Fabric LoaderとJavaの条件をそろえます。
- 正規配布元で、iris-fabric-1.8.8+mc1.21.1.jarを選びます。
- 同じMinecraft版・Fabric用のsodium-fabric-0.6.9+mc1.21.1.jarをそろえます。
- そのプロファイルのmodsフォルダーへ、両方の通常JARを展開せずに入れます。
- 古いIrisやSodium、別ローダー用ファイルが重複していない状態で、Fabricプロファイルを起動します。
Fabric公式のMOD導入手順で示すWindowsの標準位置は、%appdata%.minecraft\modsです。専用ゲームディレクトリや別ランチャーでは、実際にその構成が使うmodsへ置きます。別の構成に入れたJARは、今回起動するゲームへ読み込まれません。
ここで扱うMODのJARは、modsへ置くファイルです。ダブルクリックして実行するインストーラーではありません。Iris作者サイトにはIrisとSodiumを自動導入する別のインストーラーもありますが、手動で入れる場合は同じMODを重複追加しないようにします。
シェーダーのZIPはshaderpacksへ入れて選択する
起動後はビデオ設定から「シェーダーパック…」を開きます。画面内のパックフォルダーを開くボタンを使えば、現在のゲーム構成が参照するshaderpacksを開けます。modsやresourcepacksとは別の場所です。
作者が通常のシェーダーパックとして配布するZIPを、そのフォルダーへ置きます。対象版はZIP内のshadersディレクトリを読み込むため、正しく構成された配布ZIPは展開せずに使えます。Webページを保存しただけのファイルや、パックの実体がさらに別の圧縮ファイルに入ったものは、通常のパックZIPと同じには扱えません。
シェーダーパック画面で一覧を更新し、シェーダーを有効にしてから使うパックを選び、「適用」を押します。ファイルを置く操作だけで終わらず、選択中のパックと有効状態の両方を確認してください。
パックを読み込むと、そのパックの設定画面から画質などを変更できます。設定項目やプリセット名は、Irisがすべて共通で決めるものではなく、各パックによって変わります。最初はパックの標準設定で表示を確かめ、変更する項目を一つずつ増やします。
Oで設定を開きKで切替・Rで再読み込みする
対象版の操作定義では、次の初期キーが登録されています。ほかのMODや引き継いだキー設定がある場合は、ゲームの操作設定にあるIrisの割り当てを使います。
| 初期キー | 動作 | 使い分け |
|---|---|---|
| O | シェーダーパック選択画面を開く | パックや設定を変更する |
| K | シェーダーを切り替える | 有効・無効の表示を比べる |
| R | シェーダーを再読み込みする | 使用中パックを読み直す |
Kで無効にしても、IrisのJARやパックが削除されるわけではありません。通常の描画と比べたいときや、シェーダーを使わず遊びたいときに利用します。
Rは使用中のパックの再読み込みです。新しい版をダウンロードしたり、Iris本体を更新したりする操作ではありません。ほかのMODでもRなどを使う場合は、Iris側のキーを変更して衝突を避けます。
表示の不具合と更新・削除は元の構成と比較する
起動前に止まる問題と、起動後にシェーダーが出ない問題は確認箇所が異なります。まずIrisとSodiumだけのコピー構成で起動を確かめ、次にパック、ほかの描画MODの順に加えると、どの追加後に変わったかを追えます。
| 症状 | 最初に確認するもの | 次の確認 |
|---|---|---|
| 起動時に依存エラーが出る | ゲーム版・Loader・IrisとSodium | エラーの要求版、旧JARの重複 |
| シェーダーの入口がない | 起動プロファイルとmods | Irisが読み込まれているか |
| パック一覧が空になる | 現在のshaderpacks | ZIPと内部のshaders構成 |
| 選んでも影が変わらない | 有効・無効と「適用」 | 選択中のパック、読み込みエラー |
| 特定パックだけ崩れる | パックの対応条件とGPU | ほかの描画MOD・リソースとの関係 |
| 表示はできるが重い | パックの画質設定 | 同じ場所で一項目ずつ比較 |
Irisは多くのシェーダーパックに対応しますが、すべてが動く保証ではありません。作者の制約資料には、ドライバーや独自のコアシェーダーを使うリソースパックなどの制約が示されています。GPUとOS、パックの機能によっても結果は変わります。
対象IrisはCanvas・OptiFabric・Embeddiumなどに非互換指定があり、今回のSodiumもVulkanModとの併用を非互換にしています。描画方式を変えるMODをまとめて追加せず、使用版の構成を照合します。Irisの導入で必ずFPSが上がるという数値や、全GPUに共通する最適設定は示せません。
更新前はゲームを終了し、元のJARと設定、パック、ワールドを保存します。Irisの設定はconfig内のiris.propertiesで、パック別の設定はshaderpacks内にも保存されるため、フォルダーごと残すと設定を戻せます。新しいIrisとSodiumは対応する組み合わせで入れ替え、旧版と新しい版をmodsへ同時に残さないようにします。
利用をやめる場合は、終了後にIrisのJARをmodsの外へ移し、コピー構成で通常の描画を確かめます。SodiumやFabric APIなどがほかのMODに必要なら、一緒に削除しません。保存したパックや設定を残しておけば、元の対応版へ戻す際にも利用できます。
まとめ:Irisは本体とパックの条件をそろえて使う
Iris Shadersは、対応するSodiumと組み合わせて、シェーダーパックを描画するMinecraft Java版のMODです。今回は1.21.1・Fabric用Iris1.8.8とSodium0.6.9を対象にしています。
本体のJARはmods、パックのZIPはshaderpacksへ置き、画面でパックを選択して適用します。O・K・Rの操作と実際のキー設定を使い分け、更新・削除前には元の描画構成と設定を保存してください。

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