NoCubes MODは、Minecraftの角張った地形を滑らかに描き、条件が揃うと当たり判定も斜面に合わせられるMODです。対象版を合わせて導入し、Nキーによるブロック種類の切り替えと、全体の描画切り替えを使い分けます。 Nキーを全体のON/OFFと考えると、意図と違う範囲が変わります。
対象はCadiboo氏のNoCubes、Minecraft1.20.1・Forge用1.20.1-0.5.2-dev-38904f7です。正規配布ではbetaに分類され、作者も開発中で安定していないと案内しています。2026年10月16日に配布情報と対応ソースを確認しました。実機導入やFPS測定は行っていません。
NoCubes MODは開発中の地形平滑化MOD
作者の正規配布ページでは、丸みのある地形や洞窟、滑らかな斜面を作る機能が紹介されています。新しい大陸やバイオームを生成する用途とは異なり、既存のブロックを滑らかな面として描く仕組みです。
作者の説明では、ブロック自体は元の構造を保ちながら、周囲の形に合わせて見た目を変えます。当たり判定にも別の処理があるため、画面上の斜面が見えることと、その斜面の形どおりに歩けることは同じ条件ではありません。
標準の対象には石・土・草ブロック、原木や葉などが含まれます。一方、すべてのブロックを同じように丸めるわけではありません。また、自然地形だけに限定して場所を判定する設定ではないので、対象の石や土で作った建築物にも影響し得ます。
作者サイトには描画負荷やほかの描画MODとの連携についての説明もありますが、古いゲーム版の紹介画像や説明も含まれています。1.20.1のすべての構成でFPSが変わらない、シェーダーと必ず併用できる、といった保証にはなりません。普段のワールドへ直接追加せず、別の構成で試してください。
1.20.1・Forge用betaを導入する手順
対象のForge用配布ファイルは、NoCubes-forge-1.20.1-0.5.2-dev-38904f7.jarです。末尾の識別子に対応する作者ソースの版設定はMinecraft1.20.1を指定しています。
配布一覧に広いゲーム版の範囲が表示されていても、そのJARを1.21.1やNeoForgeへ無条件に流用しないでください。今回の導入先はMinecraft1.20.1・Forge環境です。
| 項目 | 対象とする内容 | 導入時の扱い |
|---|---|---|
| ゲーム | Minecraft Java版1.20.1 | 別ゲーム版の構成と分ける |
| ローダー | Forge | 作者の開発構成は47.2.30 |
| NoCubes | 0.5.2-dev-38904f7 | beta・開発版として試す |
| Java | 17 | 本体とForgeの起動条件を揃える |
| 追加の必須API | Forge用配布では追加指定なし | Fabric用ファイルの条件と混ぜない |
Forgeの47.2.30は作者の開発構成の値で、すべてのMODとの互換性や最低必要版を保証する番号ではありません。Forge公式の1.20.1配布一覧にも掲載されています。対応するForgeプロファイルと専用ゲームディレクトリを用意します。
ゲームを終了し、ワールド、MOD一式、設定をバックアップします。対象の通常JARを、そのプロファイルのゲームディレクトリにあるmodsへ入れます。JARを展開したり、resourcepacksやワールドのdatapacksへ入れたりする手順ではありません。
同じNoCubesの古いJARを重ねて残さず、最初はテスト用ワールドを開きます。Fabric版は別ファイルで、配布情報ではFabric APIも必要です。Forge用にFabric APIを一律で追加する条件ではありません。
Nキーは対象ブロックの種類を切り替える
初期キーでは、ブロックへ照準を合わせてNを押すと、その種類を滑らかにするかを切り替えます。対象版のキー処理は、同じブロックの状態をまとめて変更する構成です。
照準を合わせた一個だけを丸める操作ではありません。 例えば対象の石を切り替えると、同じ種類の石を使った別の場所も関係します。建築物に使っている素材へ適用する前に、元の設定を保存してください。
空を見てNを押しても、切り替えるブロックがありません。ブロックを狙っているか、現在の割り当てがNか、ほかのMODと競合していないかをゲームのキー設定で確かめます。
特定のブロック状態だけを切り替える別操作もありますが、初期状態ではキーが未割り当てです。通常のNキーの動作とは分けてください。まず通常のブロック種類の切り替えで、対象範囲をつかむ方法が向いています。
NoCubesを導入したサーバーでは、この変更に権限の条件があります。シングルプレイの所有者か、必要な権限を持つプレイヤー向けの操作なので、一般参加者が自由にサーバー全体の設定を変えられるわけではありません。
描画の切り替えとクライアント・サーバー設定
全体の見た目を比較する操作は「Toggle rendering」です。このキーは対象版で初期状態が未割り当てなので、ゲームのキー設定にあるNoCubesの項目から、競合しないキーを割り当てます。Nキーを代用する操作ではありません。
クライアント側の描画設定と、平滑化対象・当たり判定の設定は保存先が分かれます。Forge公式の設定ファイル仕様と、対象版のNoCubes設定定義では、次の区分になります。
| 設定の区分 | 主な内容 | Forge環境での保存先 |
|---|---|---|
| クライアント | 描画の有効・無効、選択枠など | config/nocubes-client.toml |
| シングルプレイのサーバー設定 | 対象ブロック、平滑化方式、当たり判定 | saves内の対象ワールド/serverconfig/nocubes-server.toml |
| 専用サーバーの設定 | 参加者へ同期する平滑化条件 | 対象ワールド/serverconfig/nocubes-server.toml |
ゲームやサーバーを終了し、元のファイルを保管してから変更します。クライアントのrenderは描画の切り替えに関係します。一方、collisionsEnabledはサーバー側の当たり判定、meshGeneratorは形を作る方式に関係する設定です。すべてを一つのファイルのON/OFFとして扱わないでください。
対象ブロックは、標準の対象一覧に加えてホワイトリストとブラックリストで調整されます。対象版ではブラックリストが除外条件になります。標準の自然ブロックを対象から外したい場合も、見た目だけを変えるrenderと区別します。
また、サーバーにはforceVisualsという描画を強制する設定があります。その環境では参加者の描画切り替えが制限されることがあります。キーが反応しないからといって、制限を回避する変更を加えないでください。
マルチは表示と滑らかな当たり判定で条件が違う
対応コミットの作者READMEは、見た目の平滑化はサーバー側にNoCubesがなくても動く一方、滑らかな当たり判定はクライアントとサーバー双方への導入が必要と説明しています。
サーバーにNoCubesがない場合、見た目は滑らかでも、歩くときには元のブロック形状との差が出ます。対象版の案内メッセージでは、独自の当たり判定が一時的に無効になり、Nキーで変えた対象も保存されないとされています。
当たり判定も揃える場合は、管理者と参加者が対応する構成を合わせます。サーバー側へNoCubesを入れた場合、参加者側の対応も関係するため、「サーバーだけで全員の表示と動作が変わる」とは扱いません。シングルプレイでは自分の環境内のサーバー処理も関係します。
対象変更の権限判定は、シングルプレイの所有者、または権限レベル2以上を条件としています。接続先の管理者が決めた設定に従い、ほかのMODも含めて同じ構成で試してください。
重い・滑らかにならない原因と更新・削除
起動時の問題と、地形の表示・操作の問題は原因が異なります。まず1.20.1用Forgeファイルを使っているか、そのプロファイルのmodsへ入れたかを確かめます。
| 症状 | 主な確認箇所 | 次の対応 |
|---|---|---|
| 起動できない | ゲーム版・Forge・JARの重複 | 対象版を揃えた別構成で試す |
| Nで全体が元に戻らない | Nはブロック種類の切り替え | 全体は描画切替キーを割り当てる |
| 一部の素材だけ角張る | 対象一覧・ブラックリスト | 元の設定と対象素材を比べる |
| 見た目と歩く形が違う | サーバー側の導入と当たり判定 | 管理者と双方の条件を確認 |
| 描画が重い・崩れる | シェーダー・ほかの描画MOD | 追加要素を外したコピー構成と比較 |
描画負荷を比べる場合は、同じ場所・描画距離・画面条件を使います。作者の古い連携説明だけを理由に、OptiFineや別の描画MODをまとめて追加する必要はありません。開発版なので、負荷や表示の問題が残る可能性もあります。
更新・削除前はゲームやサーバーを終了し、ワールド、mods、configとワールド内のserverconfigを保存します。コピー環境でNoCubesのJARを外し、通常の表示や当たり判定へ戻るかを試します。
取り外しは、その間に置いたり壊したりしたブロックを元に戻す操作ではありません。問題がある場合は、変更前のワールドとMOD・設定一式を復元できる状態を残してください。
まとめ:NoCubes MODは版・Nキー・導入側を揃える
NoCubesは、既存のブロック地形を滑らかに描く開発中のMODです。今回の対象は1.20.1・Forge用betaで、コピーした環境から試します。Nはブロックの種類、全体の見た目は未割り当ての描画切替キーという違いがあります。
マルチでは見た目と当たり判定で導入条件が異なり、設定変更には権限も関係します。対象素材、設定の保存先、双方の構成を揃え、更新・削除前のバックアップを保管してください。

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