Steamでソウルライクのゲームを探しているけれど、タイトル数が多すぎてどれを選べばいいか分からない。
そんな悩みを抱えていませんか。
2026年現在、Steamストアで「ソウルライク」タグが付いた作品は3,000本を超えており、AAAタイトルからインディーズまで玉石混交の状態です。
さらに、PCで遊ぶならではのスペック要件や操作デバイスの選択、セール時期の見極めなど、コンソール版にはない判断ポイントも数多く存在します。
この記事では、ソウルライクの定義と歴史から、Steamで遊べるおすすめタイトルのランキング、初心者向けの選び方、無料で遊べる作品、PCスペックの目安、キーボードとマウスでの操作性まで、あらゆる情報を網羅的にまとめました。
2026年の新作情報や最新トレンドも含め、ソウルライク選びに必要な知識がこの一本で手に入ります。
ソウルライクとは何か?ジャンルの定義と歴史
ソウルライクとは、フロム・ソフトウェアの「ダークソウル」シリーズに代表されるゲームデザインを踏襲したアクションRPGのサブジャンルです。
高い難易度、死亡時の経験値ロスト、篝火のようなチェックポイントシステム、大型ボス戦を軸とした戦闘設計、そして断片的に語られる物語が共通の特徴として挙げられます。
ジャンルの起源は2009年にフロム・ソフトウェアが発売した「Demon’s Souls」に遡ります。
ディレクターの宮崎英高氏が確立したゲームデザイン哲学は、続く「DARK SOULS」シリーズ、「Bloodborne」、「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」、そして「ELDEN RING」へと受け継がれました。
やがてフロム・ソフトウェア以外の開発会社もこの設計思想を取り入れた作品を次々とリリースし、「ソウルライク」というジャンル名が定着していきました。
2021年にはイギリスの歴史あるゲームアワード「The Golden Joystick Awards」で「DARK SOULS」が一般投票により「史上最高のゲーム」に選出されており、ジャンルの影響力は世界的に認知されています。
Steamストアでも「Souls-like」は公式タグとして運用されていますが、ユーザーが自由にタグを付与できる仕組みのため、実際にはソウルライクとは言い難い作品にまでタグが付けられている濫用問題が指摘されています。
「ゴースト・オブ・ツシマ」や「モンスターハンター:ワールド」にまでソウルライクタグが付いている状況が報じられており、タグだけを頼りに作品を探すと期待と異なるゲームに出会ってしまうリスクがあります。
Steamで遊べるソウルライクおすすめランキング【2026年版】
2026年2月時点で、Steamのソウルライクとして特に高い評価を得ている作品を、Steamレビュー評価やコミュニティでの支持を総合してランキング形式で紹介します。
| 順位 | タイトル | 開発元 | Steamレビュー評価 | 世界観 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ELDEN RING | フロム・ソフトウェア | 圧倒的に好評 | ダークファンタジー |
| 2 | SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | フロム・ソフトウェア | 圧倒的に好評 | 戦国和風 |
| 3 | ELDEN RING NIGHTREIGN | フロム・ソフトウェア | 非常に好評 | ダークファンタジー |
| 4 | 仁王3 | Team NINJA | 非常に好評 | 戦国和風 |
| 5 | Lies of P | ROUND8 Studio | 非常に好評 | ベルエポック×ゴシック |
| 6 | Stellar Blade | SHIFT UP | 非常に好評 | SF・ポストアポカリプス |
| 7 | DARK SOULS III | フロム・ソフトウェア | 非常に好評 | ダークファンタジー |
| 8 | 黒神話:悟空 | Game Science | 非常に好評 | 中国神話(西遊記) |
1位のELDEN RINGは世界累計出荷本数3,000万本を突破しており、Steamレビュー件数も100万件を超えるなど、ソウルライク史上最大のヒット作です。
オープンワールドの自由度と、レベル上げや霊体召喚による難度調整の幅広さが、ジャンル未経験者にも門戸を開いた点が高く評価されています。
3位のELDEN RING NIGHTREIGNは2025年5月に発売されたスピンオフ作品で、最大3人の協力プレイとローグライク要素を融合した新機軸のタイトルです。
発売後1時間でSteam同時接続数が約31.4万人に到達し、Steam全体の歴代4位を記録しました。
累計出荷本数は500万本を突破しています。
4位の仁王3は2026年2月6日に発売された最新作で、シリーズ初のオープンフィールドと「侍」「忍者」の2スタイル切り替えシステムが導入されました。
Metacriticメタスコアは85点(PC版)を記録し、Steam最大同接は8.8万人超という好スタートを切っています。
初心者におすすめのソウルライクの選び方
難易度で選ぶ:挫折しにくい作品を見極める
ソウルライク初心者が最も気にするのは、やはり難易度でしょう。
多くのソウルライクには明示的な「イージーモード」が存在しないため、ゲーム内のシステムを活用して実質的に難度を下げられるかどうかが、初心者向けかを判断する重要な基準となります。
具体的には、レベル上げで自キャラを強化できるか、NPCや他プレイヤーを召喚して協力プレイが可能か、装備やビルドの自由度でごり押しができるかといった要素がポイントです。
ELDEN RINGは、広大なオープンワールドを活かして「詰まったら別の場所で経験値を稼いでから戻る」という戦略が取れるため、最も柔軟に難度調整が可能です。
Lies of Pにはゲーム内にアシスト機能が備わっており、ソウルライクとしては比較的ハードルが低いとされています。
一方、SEKIROはレベル上げによるステータス強化ができず、パリィ操作の習熟が前提となるため、一般的に最も難しいフロムソフトウェア作品と認識されています。
世界観とプレイスタイルで選ぶ
難易度以外にも、世界観の好みとプレイスタイルの志向は満足度に直結します。
西洋ダークファンタジーが好みならDARK SOULSシリーズやELDEN RING、和風の世界観に惹かれるならSEKIROや仁王シリーズ、中華ファンタジーなら黒神話:悟空、SFテイストならStellar Bladeが適しています。
また、じっくりソロで攻略したいのか、仲間と一緒に協力プレイを楽しみたいのかも重要な分岐点です。
ソロ専用の代表はSEKIROと黒神話:悟空で、没入感の高い一人用体験が味わえます。
協力プレイを重視するなら、ELDEN RINGやELDEN RING NIGHTREIGN、仁王3などが候補に挙がります。
ハクスラ(ハック&スラッシュ)要素の有無も見逃せません。
仁王シリーズは装備のランダムドロップと揃え効果によるビルド構築が醍醐味であり、周回プレイの中毒性が高いと多くのユーザーから評価されています。
フロムソフトウェア作品の難易度比較とプレイ順
フロムソフトウェアの全作品をプレイしたいと考える場合、難易度の傾向を把握しておくと順番を決めやすくなります。
多くのプレイヤーコミュニティで語られている難易度の目安は以下の通りです。
| 難易度帯 | タイトル | 特徴 |
|---|---|---|
| 最難関 | SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | レベル上げ不可、パリィ必須 |
| 高難度 | Bloodborne / DARK SOULS III | 速い展開、攻撃的な立ち回りが要求される |
| 中〜高 | ELDEN RING | ビルド自由度で体感難度が大きく変動 |
| 中程度 | DARK SOULS / DARK SOULS II | 盾を使った堅実な立ち回りが可能 |
| 入門向け | ARMORED CORE VI | ロボットアクション、リトライが容易 |
ソウルシリーズを全て遊ぶなら、発売順であるデモンズソウル、ダークソウル、ダークソウルII、ダークソウルIIIの順番がストーリーの繋がりを理解しやすいと一般的に推奨されています。
ただし、各作品の物語は独立性が高いため、集大成であるダークソウルIIIから始めるのも有効な選択肢です。
2026年注目の新作ソウルライク一覧
2026年はソウルライクの豊作年と言われており、大型タイトルが立て続けに発売される見込みです。
既に発売された作品と今後発売予定の作品を整理して紹介します。
発売済みの注目タイトル
CODE VEIN II(コードヴェイン2)は2026年1月29日に発売されました(Steam版は1月30日)。
バンダイナムコエンターテインメントによるドラマティック探索アクションRPGで、吸血鬼をテーマにしたダークな世界観とキャラクターメイクの自由度が特徴です。
ただし、Steam版は発売直後に動作安定性の問題から「賛否両論」評価となり、修正パッチが配信されるまで不安定な状態が続きました。
仁王3は2026年2月6日にSteam/PS5で発売されています。
前述の通り、シリーズ最速で100万本を突破する好調な滑り出しを見せており、オープンフィールドの密度や無料でのスキル振り直し機能が好評です。
ただし、PC版ではCPU依存の傾向が指摘されており、一部のユーザーから数秒おきのカクつきが報告されています。
今後の発売予定タイトル
| タイトル | 発売予定日 | 開発元 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| The Relic: First Guardian | 2026年5月26日 | 未公表 | 新規IP |
| Phantom Blade Zero | 2026年9月9日 | S-GAME(中国) | 武侠カンフーパンクアクション |
| Crimson Moon | 2026年秋 | 未公表 | ゴシックARPG、2人協力プレイ対応 |
| Lords of the Fallen 2 | 2026年内 | HEXWORKS | 前作から大幅進化の期待 |
| The Duskbloods | 2026年内 | 未発表 | フロムソフトウェア新規IPの噂 |
| Mortal Shell 2 | 2026年内 | Cold Symmetry | 前作の正統進化 |
| Vindictus: Defying Fate | 2026年内 | Nexon(韓国) | MMO発の本格ソウルライク |
中でもPhantom Blade Zeroは、黒神話:悟空に続く中国発の大型アクションRPGとして世界的な注目を集めています。
武侠と剣戟を融合した「カンフーパンク」と称される独自のアクションは、従来のソウルライクとは一線を画すスタイルです。
State of Play 2026で発表されたCrimson Moonは、ネフィリム(半人半天使のハイブリッド)を主人公としたゴシックアクションRPGで、ソロプレイに加えて2人での協力プレイに対応しています。
無料で遊べるソウルライク作品はあるのか
結論から言えば、完全無料で遊べる本格的なソウルライクはSteam上でも限られていますが、いくつかの選択肢が存在します。
まず注目すべきは、Steamストアで発表された「Dark Craft」です。
基本プレイ無料のオープンワールドソウルライクを謳っており、幽霊の出る森や廃墟となった村、古代の城を探索する内容となっています。
発売時期は未定ですが、無料でソウルライクの世界に触れられる貴重な選択肢になる可能性があります。
また、「No Rest for the Wicked」は2026年1月時点で無料体験ウィークエンドが実施された実績があり、最大4人の協力プレイに対応したソウルライク風ハクスラとして注目を浴びています。
さらに、Steamでは多くのソウルライクタイトルが体験版(デモ版)を配信しています。
仁王3は2026年1月29日にPS5とSteamでデモ版がリリースされ、セーブデータを製品版に引き継ぐことが可能でした。
こうしたデモを活用すれば、購入前にゲームプレイの手触りを無料で確認できます。
加えて、Steam自体の返金制度も実質的な「お試し」として活用されています。
購入後14日以内かつプレイ時間が2時間未満であれば返金申請が可能なため、自分に合うかどうかを確かめる手段として広く認知されています。
PCのスペック要件と推奨環境
ソウルライクをSteamで快適に遊ぶためには、一定以上のPCスペックが必要です。
主要タイトルの推奨スペックを比較すると、2026年時点での目安が見えてきます。
| タイトル | 推奨CPU | 推奨GPU | 推奨メモリ |
|---|---|---|---|
| ELDEN RING | i7-8700K / Ryzen 5 3600X | GTX 1070 / RX Vega 56 | 16GB |
| 仁王3 | i7-9700相当以上 | RTX 2070相当以上 | 16GB |
| 黒神話:悟空 | i7-9700 / Ryzen 5 5500 | RTX 2060 / RX 5700 XT | 16GB |
| CODE VEIN II | i5-8400相当以上 | GTX 1060 6GB相当以上 | 16GB |
全タイトルに共通しているのは、メモリ16GBが事実上の必須ラインであること、そしてSSDの搭載が強く推奨されている点です。
ソウルライクは死亡後のリトライが頻繁に発生するジャンルであり、ロード時間の長さはプレイ体験に直結します。
HDDでは読み込みに時間がかかり、ストレスの原因となるため、SSDへの換装やインストール先の変更を検討してください。
2026年時点でSteamのゲームを広く遊ぶための最低ラインは、CPUがCore i5第8世代以降、GPUがGTX 1650またはGTX 1060(6GB)、メモリ16GB、ストレージがSSDというのが一般的な目安です。
ただし、最新タイトルを高画質で安定して動かすなら、RTX 3060以上のGPUを用意しておくと安心でしょう。
なお、ELDEN RINGはPC版でも最大フレームレートが60fpsに制限されているという点は注意が必要です。
ハイエンドGPUを搭載していても60fps以上は出せないため、高リフレッシュレートモニターの性能をフルに活かすことはできません。
キーボードとマウスで快適に遊べるのか
ソウルライクをPCで遊ぶ際に多くのユーザーが疑問に感じるのが、キーボードとマウス(いわゆるキーマウ)での操作性です。
一般的な見解として、ソウルライクはコントローラーでのプレイが推奨されています。
ELDEN RINGをはじめとする多くのタイトルでは、Steamストアページにコントローラー推奨の記載があります。
理由は主に3つあります。
第一に、ソウルライクではスティックによる360度の移動入力が重要で、キーボードのWASDキーでは斜め方向の微調整が難しい場面があります。
第二に、攻撃・回避・ダッシュ・ガードといった複数のアクションを素早く切り替える必要があり、コントローラーのボタン配置の方が直感的に操作しやすいとされています。
第三に、フロムソフトウェア作品を中心にUI表示がコントローラーのボタンアイコン基準で設計されており、キーマウ操作時にボタン表示が分かりにくい作品も存在します。
ただし、キーマウでプレイしているユーザーも一定数存在しており、慣れの問題とも言えます。
特にマウスによる視点操作はスティックより精密なエイムが可能なため、遠距離攻撃や魔法主体のビルドではメリットを感じる場面もあるでしょう。
Steamのコントローラー設定機能を使えば、キーバインドの細かいカスタマイズも可能です。
それでも、初めてソウルライクに挑戦するならコントローラーの用意を強くおすすめします。
Xbox ワイヤレスコントローラーやDualSense(PS5コントローラー)はSteamとの互換性が高く、接続するだけですぐに使用できます。
Steamセールで安く購入するコツ
ソウルライクのタイトルはSteamの大型セールで大幅に値引きされることが多く、購入タイミングを工夫するだけで出費を大きく抑えられます。
Steamの主要セールは年間を通じて定期的に開催されています。
最大規模のサマーセール(6月下旬〜7月上旬)とウィンターセール(12月下旬〜1月上旬)に加え、スプリングセール(3月頃)やオータムセール(10月頃)も割引率が高い傾向にあります。
実際のセール事例として、2025年のオータムセールではCODE VEIN(初代)が90%引きで1,000円以下、STEELRISINGが255円という破格まで値下がりしました。
Lies of Pも定期的にセール対象となっており、定価の40〜50%引きで購入できるタイミングが年に複数回あります。
購入前に確認すべきポイントは、次のセールまでの日数です。
大型セール直前に定価で購入してしまうと、数日後に半額以下になるという事態が起こり得ます。
Steamのセール履歴や最安値は外部の価格追跡サイトで確認できるため、急ぎでなければ過去の値下がり傾向をチェックしてから判断するのが賢明です。
新作タイトルは発売直後にセール対象となることは稀ですが、発売から半年〜1年が経過すると初回セールに含まれるケースが一般的です。
PC版ソウルライクの注意点とデメリット
発売直後のPC最適化問題
ソウルライクに限った話ではありませんが、AAAタイトルのPC版は発売直後にパフォーマンスの問題を抱えるケースが少なくありません。
ELDEN RINGは発売当初、Steam版でフレームレートの不安定さ(カクつき)が広く報告され、複数回のパッチで段階的に改善されました。
2026年1月発売のCODE VEIN IIも、Steam版が発売初日から動作安定性に問題を抱え、Steamレビューが「賛否両論」に沈みました。
修正アップデートの配信後に評価は改善傾向を見せています。
同年2月発売の仁王3もPC版ではCPU依存が強い傾向があり、ハイスペック環境でも数秒おきにカクつくという報告がコミュニティに投稿されています。
こうした傾向を踏まえると、発売日に購入するリスクを避けたい場合は、発売後1〜2週間のレビューやパッチ状況を確認してから判断する方が安全です。
高難度ゆえの挫折リスク
ソウルライクの最大の特徴であり、同時に最大のデメリットとなり得るのが高難度設計です。
多くのタイトルに難易度選択が存在せず、死亡すると蓄積した経験値や通貨を落とし、取り戻しに失敗すると完全にロストする仕組みが採用されています。
ボス戦は敵の攻撃パターンを繰り返し観察し、適切なタイミングで回避やパリィを行うことが求められ、暗記要素が強いと感じるプレイヤーも一定数います。
こうした設計が「やりがい」になる人がいる一方で、「理不尽さ」に感じて序盤で離脱してしまう人も多いのが実情です。
購入前にデモ版や返金制度を活用して、自分に合うかどうかを確認することを推奨します。
ストーリーの分かりにくさ
フロムソフトウェア作品を中心に、ソウルライクの多くはストーリーを明示的なムービーやセリフで語らず、アイテムの説明文や環境描写から断片的に読み解く「語らない物語」スタイルを採用しています。
この手法は世界の奥深さや考察の余地を生む一方、ストーリーを明確に楽しみたいプレイヤーにとっては不満材料になることがあります。
黒神話:悟空やCODE VEINシリーズのように、比較的ストーリーが分かりやすいタイトルもあるため、物語重視の方はこうした作品を選ぶのも一つの手です。
2026年のソウルライク最新トレンド
協力プレイとローグライクの融合
2026年のソウルライクシーンで最も顕著なトレンドは、協力プレイ要素とローグライク要素の融合です。
ELDEN RING NIGHTREIGNが最大3人のCo-opとローグライクの周回構造を組み合わせて成功を収めたことが、業界全体に大きな影響を与えています。
この流れを受け、最大4人での協力プレイに対応した「Serpent’s Gaze」や「No Rest for the Wicked」、2人協力プレイ対応の「Crimson Moon」など、マルチプレイを前提としたソウルライクが次々と発表されています。
従来のソウルライクは孤独に挑む体験が核心でしたが、友人と一緒に高難度ボスに立ち向かうという新しい楽しみ方が広がりつつあります。
アジア発タイトルの台頭
2024年の黒神話:悟空の世界的大ヒット(累計2,500万本、Steam売上高約1,500億円規模)は、アジアの開発スタジオにとって一つの転換点となりました。
2026年9月にはS-GAME(中国)による「Phantom Blade Zero」が控えており、韓国からもNexonの「Vindictus: Defying Fate」やNEOWIZ/ROUND8によるLies of P続編の展開が予想されています。
従来はフロムソフトウェア一強だったジャンルに、中国・韓国の開発力が加わることで、作品の多様性がさらに広がっています。
オープンフィールド化とジャンルの拡張
仁王3がシリーズ初のオープンフィールドを採用し好評を博したことで、リニアなステージ構造からオープンワールドやオープンフィールドへの移行がジャンル全体の潮流として強まっています。
2Dソウルライク(ソウルヴァニア)も引き続き人気で、「Salt and Sanctuary」「ENDER LILIES」「Hollow Knight」といったメトロイドヴァニアとの融合作品は確立されたサブジャンルとなっています。
ソウルライクの設計思想は3Dアクションに留まらず、2D横スクロールや見下ろし型アクション、さらにはハクスラやローグライクとの掛け合わせなど、ジャンルの境界は拡張を続けています。
ヒット作の開発者からは「ダークソウルを真似しすぎない方が良い」という助言も発信されており、独自性を持つ作品ほど高い評価を得る傾向が鮮明になっています。
Steamレビューの正しい読み方
ソウルライクのタイトルをSteamで購入する際、レビュー評価は重要な判断材料ですが、正しく読み解くにはいくつかの知識が必要です。
Steamのレビュー評価は好評率によってランク分けされており、95%以上が「圧倒的に好評」、80%以上が「非常に好評」、70%以上が「ほぼ好評」、40〜69%が「賛否両論」となります。
発売直後のレビューには注意が必要です。
PC版の最適化不足やサーバー問題など、ゲーム内容そのものとは別の要因で低評価が集中するケースがあるためです。
CODE VEIN IIが発売時に「賛否両論」となりながらパッチ後に改善した事例が典型的です。
Steamストアでは「最近のレビュー」と「全期間のレビュー」を分けて確認できるため、両方をチェックすることで作品の現在の状態をより正確に把握できます。
特にソウルライクというジャンルは難易度の高さゆえに「難しすぎる」という理由での低評価が一定数含まれる傾向があります。
レビュー内容を読み込み、技術的な問題に起因する不満なのかゲームデザインに対する好みの問題なのかを区別することが、後悔しない購入につながります。
まとめ:ソウルライクのSteamおすすめ作品を見つけるために
- ソウルライクとは「Demon’s Souls」を起源とする高難度アクションRPGのサブジャンルで、Steamでは3,000本以上のタイトルにタグが付与されている
- 2026年2月時点のSteamおすすめランキング1位はELDEN RINGで、累計3,000万本を超える世界的ヒット作である
- 初心者にはレベル上げや召喚で難度調整ができるELDEN RINGが最も入門しやすいと広く推奨されている
- SEKIROはフロムソフトウェア作品の中で最も難しいとされ、上級者向けの位置づけである
- 2026年は仁王3、CODE VEIN II、Phantom Blade Zeroなど新作が集中する豊作年である
- 完全無料のソウルライクは限られるが、デモ版配信やSteamの返金制度を活用すれば購入前のお試しが可能である
- PCの推奨スペックはメモリ16GB・SSD搭載が事実上の必須ラインで、GPUはGTX 1060以上が目安となる
- キーマウ操作よりコントローラーが推奨されており、XboxコントローラーやDualSenseがSteamとの互換性が高い
- 発売直後のPC版は最適化問題を抱えやすいため、レビューやパッチ状況を1〜2週間確認してからの購入が安全である
- Steamの大型セール時には旧作が80〜90%引きになることもあり、購入タイミングの見極めがコスト削減の鍵となる

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