ソウルライクのマルチプレイに興味はあるけれど、どのタイトルを選べばいいのかわからない。
フレンドと一緒に遊びたいのに、仕様が複雑で結局ソロになってしまった。
そんな経験をお持ちの方は少なくないでしょう。
2026年現在、ソウルライクというジャンルは大きな転換期を迎えています。
かつては孤独な挑戦が美学とされていたこのジャンルに、協力プレイやPvPvEといった多彩なマルチプレイ要素が本格的に組み込まれるようになりました。
ELDEN RING NIGHTREIGNの世界的ヒットを皮切りに、The Duskbloods、仁王3、Lords of the Fallen IIなど、マルチプレイを核に据えた注目タイトルが次々と登場しています。
この記事では、ソウルライクにおけるマルチプレイの仕組みから各タイトルの比較、選び方のポイント、そして知っておくべき注意点まで、2026年の最新情報を網羅的に解説していきます。
ソウルライクのマルチプレイとは?基本の仕組みを解説
ソウルライクにおけるマルチプレイとは、高難度アクションRPGを他のプレイヤーと一緒に攻略する遊び方を指します。
一般的なオンラインゲームと異なり、ソウルライク系のマルチプレイには独特の設計思想があります。
原点であるDark Soulsシリーズでは、「召喚サイン」という仕組みを通じて他のプレイヤーを自分の世界に呼び出し、一時的に共闘するスタイルが採用されていました。
エリアボスを倒すと協力者は自動的に離脱するため、常に一緒に冒険できるわけではありません。
この「制限された緩い繋がり」こそが、ソウルライクのマルチプレイにおける伝統的な設計思想です。
しかし2025年以降、この常識は大きく変わりつつあります。
最初からマルチプレイを前提に設計されたタイトルが増え、完全な通し協力プレイに対応する作品も珍しくなくなりました。
2026年現在のソウルライクにおけるマルチプレイは、大きく分けて以下の形式に分類できます。
| 形式 | 概要 | 代表タイトル |
|---|---|---|
| 召喚型 | ボス撃破で自動解散する一時的な協力 | Dark Soulsシリーズ、ELDEN RING本編 |
| ミッション型 | ミッション単位で全編通し協力が可能 | 仁王シリーズ、Wo Long |
| シームレス型 | 最初から最後まで同一セッションで共闘 | Outward、Lords of the Fallen |
| セッション型 | 短時間のセッションを繰り返すローグライク系 | ELDEN RING NIGHTREIGN |
| PvPvE型 | プレイヤー間の競争と敵との戦闘が同時進行 | The Duskbloods |
| MMO型 | 大人数が常駐するオンラインワールド | Dark Craft |
自分の遊び方に合った形式を選ぶことが、ソウルライクのマルチプレイを楽しむ第一歩となります。
【2026年最新】注目のマルチプレイ対応ソウルライク一覧
2026年は、マルチプレイに対応したソウルライクタイトルが過去最多のペースでリリースされています。
ここでは、既に発売済みのタイトルと今後発売予定のタイトルを整理して紹介します。
ELDEN RING NIGHTREIGNが切り開いた協力型ソウルライクの新時代
ELDEN RING NIGHTREIGNは、フロム・ソフトウェアが2025年5月30日にリリースした協力型サバイバルアクションRPGです。
ELDEN RINGの外伝的作品として位置づけられており、1人から3人でのオンライン協力プレイに対応しています。
最大の特徴は、ソウルライクの骨太な戦闘システムとローグライク要素を融合させた点にあります。
1セッションの所要時間は約40分で、フィールド探索からボス戦までを凝縮した構成になっています。
時間経過とともに探索範囲が狭まっていく仕組みが緊張感を生み出し、仲間との連携が攻略の鍵を握ります。
発売後1時間でSteamの最大同時接続数が約31万人を記録し、初日に世界累計出荷200万本を達成しました。
2025年7月時点では500万本を突破しており、協力プレイを主軸にしたソウルライクの商業的成功を証明した画期的なタイトルといえるでしょう。
2025年12月4日には有料DLC「The Forsaken Hollows」が配信され、新キャラクター2体と新ボス2体が追加されました。
DLC配信後にはSteam同時接続数が再び約13万人を記録しており、コンテンツ更新によるプレイヤー人口の回復も確認されています。
価格は本体が5,200円(税抜)、DLCが1,760円(税込)で、PS5、PS4、Xbox Series X|S、PC(Steam)に対応しています。
仁王3のマルチプレイ仕様と評価
仁王3は、コーエーテクモのTeam Ninjaが開発したダーク戦国アクションRPGで、2026年2月6日に発売されました。
対応機種はPS5とPC(Steam)で、オンラインでの最大3人協力プレイに対応しています。
シリーズ初となるオープンフィールドを採用しつつも、マルチプレイの基本構造は前作の仁王2を踏襲しています。
「まれびと召喚」による他プレイヤーの招待や、「義人塚」によるNPC協力者の召喚が引き続き搭載されており、シリーズ経験者にはなじみ深い仕組みです。
発売から約2週間でシリーズ最速となる世界累計100万本を突破しました。
ボス戦の調整が秀逸だと広く評価されており、「侍スタイル」と「ニンジャスタイル」の切り替えによる戦闘の多彩さも好評を得ています。
マルチプレイの安定性についても、仁王2から引き続き高い水準を維持しているとの声が多く聞かれます。
一方で、クロスプレイには対応しておらず、同一プラットフォーム間でのみマッチングが可能な点には注意が必要です。
The Duskbloodsが示すPvPvEの新境地
The Duskbloods(ダスクブラッド)は、フロム・ソフトウェアの宮崎英高氏がディレクターを務める完全新作タイトルです。
Nintendo Switch 2独占タイトルとして2026年内の発売が予定されています。
最大の注目点は、最大8人が参加するPvPvE型のマルチプレイアクションという点です。
プレイヤー同士の競争と、敵との戦闘が同時に展開されるゲームデザインは、ソウルライクとしては前例のない試みといえるでしょう。
宮崎氏自身が「かねてからPvPvEのゲームを作りたかった」と語っており、企画を任天堂に持ち込んだ経緯が公式インタビューで明かされています。
また、宮崎氏は「今後はシングルプレイメインのゲームだけでなくマルチプレイにも注力する」とも発言しており、フロム・ソフトウェアの開発方針そのものが転換期にあることを示唆しています。
ネットコードの品質がゲーム体験を大きく左右する形式だけに、通信環境への対応がどこまで最適化されるか、多くのファンが注目しています。
2026年下半期に控える注目タイトル
2026年下半期には、マルチプレイ対応のソウルライクがさらに多数控えています。
Lords of the Fallen IIは、CI Gamesが開発するダークファンタジーアクションRPGです。
Unreal Engine 5を採用し、PC(Epic Games Store)、PS5、Xbox Series X|Sに対応予定となっています。
前作のv2.0アップデートで無料フレンドパスや進行共有型の協力プレイが高く評価されたことを受け、続編でもマルチプレイが重要な柱になると見られています。
クロスプレイへの対応も示唆されており、実現すればソウルライク系では数少ないクロスプラットフォーム対応タイトルとなります。
PROJECT EVILBANEは、Netmarbleが開発する最大4人の協力プレイ対応アクションゲームです。
PC版が2026年下半期、Xbox Series X|S版が2027年にリリース予定で、無双系の爽快感とソウルライクの歯応えを両立させた戦闘が特徴です。
Crimson Moonは、ProbablyMonstersが2026年2月に発表したゴシック系ソウルライクARPGです。
2人での協力プレイに対応し、マルチプレイ時には敵の構成と難易度が動的にスケーリングされる仕組みが搭載されています。
PS5とPCに対応し、2026年内のリリースが予定されています。
Serpent’s Gazeは、スウェーデンのFeeble Mindsが開発する最大4人協力のソウルライク×ローグライトアクションです。
古代砂漠を舞台にビルドを構築しながら攻略を進めるゲームデザインで、2026年内にSteamで早期アクセスが開始される予定です。
ソウルライクのマルチプレイを徹底比較!タイトル別の特徴と違い
タイトルごとにマルチプレイの設計思想は大きく異なります。
プレイ人数、協力の形式、ストーリー進行の共有方法など、購入前に確認すべきポイントを比較していきます。
プレイ人数とマッチング方式で比較する
ソウルライクのマルチプレイにおいて、プレイ人数は遊び方を左右する最も基本的な要素です。
| タイトル | 最大人数 | マッチング方式 | ストーリー進行共有 |
|---|---|---|---|
| ELDEN RING NIGHTREIGN | 3人 | 自動マッチング / フレンド招待 | なし(セッション制) |
| 仁王3 | 3人 | 救難信号 / パスワード招待 | ゲスト側は未反映 |
| Dark Souls III | 3人(協力) | 召喚サイン | ホスト側のみ反映 |
| ELDEN RING本編 | 3人(協力) | 召喚サイン | ホスト側のみ反映 |
| Remnant 2 | 3人 | ロビー招待 | 全員に反映 |
| Lords of the Fallen | 2人 | 篝火から招待 | v2.0で共有対応 |
| Outward | 2人 | 直接招待 | 全員に反映 |
| No Rest for the Wicked | 4人 | フェローシップ招待 | 共有型 |
| The Duskbloods | 8人 | 未公開 | PvPvE(セッション制) |
| Wo Long | 3人 | 救難信号 / 招待 | ゲスト側は未反映 |
特にフレンドと一緒に遊びたい場合、ストーリー進行がゲスト側に反映されるかどうかは重要な判断基準です。
Outward、Remnant 2、No Rest for the Wickedのように全員の進行に反映される仕組みであれば、対等な立場で冒険を楽しめます。
一方、仁王シリーズやDark Soulsシリーズではホスト側にしか進行が反映されないため、順番を交代してプレイする必要があります。
2人プレイに最適なソウルライクの選び方
友人やパートナーと2人で遊びたいという需要は非常に高く、2人プレイに特化した設計のタイトル選びが重要になります。
Outwardは、ソウルライク系における2人プレイの最も完成された形の一つとして広く支持されています。
オンライン協力だけでなく、画面分割によるローカルプレイにも対応しているため、同じ空間にいる相手と一緒に冒険できる点が大きな魅力です。
ストーリー進行も双方に反映されるので、二人とも主人公として物語を体験できます。
Lords of the Fallen(2023年版)も2人プレイの評判が高いタイトルです。
2025年3月に配信されたv2.0アップデート以降、無料フレンドパスの導入や進行状況の共有機能が追加され、シームレスな協力プレイが実現しました。
2026年発売予定のCrimson Moonは、2人での協力プレイを前提に設計されており、マルチプレイ時に難易度と敵構成が動的に変化する仕組みが搭載されています。
2人プレイ専用の調整が施されている点で、今後のリリースが注目されます。
大人数マルチプレイの最新トレンド
4人以上の大人数でソウルライクを楽しめるタイトルも増えつつあります。
No Rest for the Wickedは、2026年1月22日の「Together」アップデートで最大4人の協力プレイに対応しました。
Moon Studiosが開発する見下ろし型のソウルライクARPGで、戦闘だけでなく資源採取や釣りといった生活要素も仲間と共有できます。
The Duskbloodsは最大8人のPvPvEに対応し、ソウルライクのマルチプレイ人数としては過去最大規模を実現する見込みです。
さらに、Dark Craftは初のソウルライク系MMORPG(大規模多人数オンラインRPG)を標榜しており、基本無料のビジネスモデルでサービス予定です。
ゲームマスターがリアルタイムでイベントを操作するという独自の仕組みも発表されており、従来のソウルライクとは全く異なるマルチプレイ体験が期待されています。
ソウルライクで協力プレイを楽しむための選び方ガイド
数あるタイトルの中から自分に合った一本を選ぶために、プレイスタイルや目的別の選び方を整理していきます。
初心者がまず試すべきマルチプレイ対応タイトル
ソウルライク初心者が協力プレイから入る場合、仲間の存在が難易度の壁を大きく下げてくれるタイトルを選ぶのがおすすめです。
Remnant 2は、三人称シューターの操作感覚でソウルライク的な歯応えのある戦闘を楽しめます。
最大3人での協力に対応しており、ソロ時には敵のHPが自動でスケーリングされるため、1人でも適正な難易度で遊べる設計です。
ランダム生成のダンジョンにより毎回異なる体験が得られ、協力プレイ時の盛り上がりも格別でしょう。
仁王3もまた、初心者に配慮された設計が光るタイトルです。
NPCバディの「義人塚」を活用すれば、オンラインに接続しなくても疑似的な協力プレイが体験できます。
ボス戦の難易度調整が秀逸との評価が高く、努力が報われる達成感を味わいやすい作品です。
一方で、ELDEN RING NIGHTREIGNはマルチプレイ前提の設計であるため、ソロでの挑戦は難易度が高めです。
フレンドと一緒にプレイできる環境があるなら非常に楽しめますが、野良マッチングに頼る場合は体験の質にばらつきが出る点は覚えておくとよいでしょう。
クロスプレイ対応状況と購入時の注意点
2026年2月時点で、主要なソウルライクタイトルの大半はクロスプレイに対応していません。
ELDEN RINGシリーズやNIGHTREIGNでは、PS4とPS5間、Xbox OneとXbox Series X|S間といった同一メーカー内の世代間マッチングのみが可能です。
PCとコンソール間、PlayStationとXbox間でのプレイは実現されていません。
仁王3についても同様で、PCとPS5のクロスプレイには非対応です。
フレンドと一緒に遊ぶ場合は、必ず同じプラットフォームでソフトを購入する必要があります。
この点を事前に確認せず購入してしまい、一緒に遊べなかったという声は非常に多く見られます。
今後の改善が期待される分野として、Lords of the Fallen IIがクロスプレイ対応を示唆しています。
実現すれば、ソウルライク系では貴重なクロスプラットフォーム対応タイトルとなるため、プラットフォームが異なるフレンドとの協力プレイを重視する方にとっては要注目の作品です。
ソロプレイとマルチプレイのどちらを重視するかで選ぶ
タイトルによって、ソロプレイとマルチプレイの体験格差は大きく異なります。
ELDEN RING NIGHTREIGNは3人協力が最も快適に遊べる設計で、ソロ時はHP調整以外の難易度緩和がほぼ施されていません。
発売後にソロ向けの上方修正パッチが適用されたものの、最高難度のソロクリアは「作業感が強い」と指摘される傾向があります。
フレンドとボイスチャットをしながら遊ぶ場合と、野良で遊ぶ場合で評価が大きく分かれるタイトルです。
対照的に、Remnant 2はソロ時の自動スケーリングが優秀で、人数を問わず同等の手応えを得られます。
仁王3も、NPCバディの活用によりソロでも十分に楽しめるバランスに仕上がっているとの評価が一般的です。
Dark Soulsシリーズの場合、本来がソロプレイを主軸とした設計であるため、マルチプレイはあくまで補助的な位置づけです。
ソロでの攻略体験こそが作品の本質とされ、マルチプレイなしでも十分に完結した体験が得られます。
ソウルライクのマルチプレイにおけるデメリットと注意点
メリットの多い協力プレイですが、ソウルライク特有のデメリットや注意すべき点も存在します。
購入前に把握しておくことで、後悔のないタイトル選びにつながるでしょう。
ネットワーク品質と通信環境の問題
フロム・ソフトウェアのタイトルを中心に、ソウルライクのマルチプレイではP2P(ピアツーピア)接続が主流です。
この方式では、ホスト側の回線品質がセッション全体のプレイ体験に直結します。
ELDEN RINGシリーズでは、ラグ(遅延)やデシンク(同期ズレ)の報告が発売以来継続的に寄せられています。
特にPvP(対人戦)では、相手の攻撃判定と画面上の表示にずれが生じる現象が顕著で、この問題は「フロム・ソフトウェアのネットコード問題」として広く認識されています。
NIGHTREIGNにおいても接続エラーの報告があり、マルチプレイ前提のタイトルでありながらサーバー安定性に課題が残るとの指摘があります。
安定した協力プレイを楽しむためには、有線接続の使用や回線品質の確保が重要な前提条件となります。
プレイヤー人口の減少とマッチングへの影響
マルチプレイ前提のタイトルにとって、プレイヤー人口の維持は死活問題です。
Dark Soulsシリーズの旧作やDemon’s Soulsリメイクでは、プレイヤー人口の減少に伴うマッチングの困難さが広く報告されています。
NIGHTREIGNについても、賛否両論の評価からプレイヤー定着への懸念が一部で指摘されていました。
ただし、DLC「The Forsaken Hollows」の配信後にSteam同時接続数が大幅に回復した事例が示すように、定期的なコンテンツ更新がプレイヤー人口の維持に有効であることも証明されています。
長期的にマルチプレイを楽しみたい場合は、開発元の継続的なサポート体制を確認しておくことが大切です。
シリーズ間での仕様変更に要注意
前作にあったマルチプレイ機能が続編で廃止されるケースがあり、シリーズのファンにとっては思わぬ落とし穴となります。
2026年1月29日に発売されたCODE VEIN IIは、前作で搭載されていたオンライン協力プレイが完全に削除されました。
開発元の公式FAQでも「本作にマルチプレイはございません」と明記されており、NPCバディのみでの攻略となります。
多くのユーザーから「前作との協力プレイが楽しかったのに残念」「なぜ廃止されたのか理解できない」という声が上がっています。
購入前には、公式サイトやストアページでマルチプレイの対応状況を必ず確認しましょう。
「前作で対応していたから続編もマルチプレイできるはず」という思い込みは禁物です。
ソウルライクのマルチプレイの歴史と進化
ソウルライクにおけるマルチプレイの設計は、約15年の間に大きく変化してきました。
この進化の軌跡を振り返ることで、現在のトレンドがなぜ生まれたのかをより深く理解できます。
Dark Soulsから始まった「緩い繋がり」の設計思想
2011年にリリースされたDark Soulsは、「ソウルライク」というジャンルの原点であると同時に、その独特なマルチプレイ設計の出発点でもあります。
召喚サインを地面に書くことで他のプレイヤーの世界に協力者として参加し、エリアボスを倒すと自動的に元の世界に戻される仕組みは、「孤独でありながら孤独ではない」という絶妙な距離感を実現しました。
この設計は意図的なもので、常に一緒にいるのではなく「必要な時に助けを求められる」というバランスが作品の世界観と結びついています。
一方で、この仕組みはフレンドとの協力を前提とした設計ではありませんでした。
パスワードマッチング機能が実装されるまでは特定の相手と合流すること自体が困難で、「マルチプレイのやりづらさ」を指摘する声は初期から存在していました。
PC版ではSeamless Co-op Modが有志によって開発され、ボス撃破による強制解散なしに全編を通して協力プレイできる環境が人気を博しました。
このModの成功は、公式に「制限なしの通し協力プレイ」への強い需要があることを示す契機となったといえます。
NIGHTREIGNの成功が変えたジャンルの方向性
2025年のELDEN RING NIGHTREIGNは、ソウルライクにおけるマルチプレイの位置づけを根本から変えた作品です。
従来のフロム・ソフトウェア作品では、マルチプレイはあくまでシングルプレイ体験を補完する「オプション」でした。
NIGHTREIGNはこの関係を逆転させ、マルチプレイそのものをゲームの中核に据えました。
500万本という販売実績は、「ソウルライクの戦闘を仲間と一緒に楽しみたい」という潜在的な需要の大きさを証明しています。
この成功を受けて、フロム・ソフトウェア自身がThe DuskbloodsでPvPvEという新領域に挑戦し、他のメーカーからもマルチプレイを前提としたソウルライクが次々と発表されるようになりました。
2026年は、ソウルライクが「孤独な挑戦のジャンル」から「多様な協力体験のジャンル」へと明確に拡張した転換点として記憶されることになるでしょう。
よくある質問:ソウルライクのマルチプレイに関するQ&A
ソウルライクのマルチプレイについて、多くのプレイヤーが疑問に感じるポイントを整理して回答します。
完全に通し協力プレイできるソウルライクはあるのか?
最初から最後まで中断なく一緒に冒険できるタイトルは、限られていますが確実に存在します。
Outwardは2人プレイ用としてこの需要に最も的確に応えるタイトルです。
オンラインとローカル画面分割の両方に対応し、ストーリー進行が双方に反映されます。
3人プレイの場合はRemnant 2が有力な選択肢で、全員の進行に反映される設計です。
Lords of the Fallenもv2.0以降は進行共有型の協力プレイに対応しており、無料フレンドパスによって片方が製品を持っていなくても一緒に遊べる仕組みが好評を得ています。
ELDEN RINGやDark Souls IIIの場合は、PC版でSeamless Co-op Modを導入することで疑似的な通し協力が可能になりますが、あくまで非公式Modである点には留意が必要です。
マルチプレイで難易度は下がるのか?
協力プレイ時の難易度変化はタイトルによって大きく異なります。
一般的に、協力者が増えると敵のターゲットが分散するため、結果的に難易度は下がる傾向にあります。
仲間が敵のヘイトを引き受けている間に攻撃を加えるといった連携が可能になり、ソロでは倒せなかったボスも突破できるケースは珍しくありません。
ただし、タイトルによっては協力プレイ時に敵のHP等がスケーリングされる仕組みが導入されています。
NIGHTREIGNでは人数に応じた調整が入り、3人だからといって単純に3倍楽になるわけではありません。
No Rest for the Wickedの4人協力については、「プレイヤーが増えるほど画面が混沌とし、意図的な立ち回りが難しくなる」という別方向の難しさを指摘する声もあります。
野良マッチングだけでも楽しめるか?
フレンドがいない状態での野良マッチングについては、タイトルごとに体験の質が大きく変わります。
NIGHTREIGNはセッション型であるため野良でも手軽に合流でき、短時間で完結する構造と相まって、フレンド不在でも遊びやすい設計です。
ただし、ボイスチャットなしでの連携には限界があり、フレンドとプレイする場合に比べて満足度が劣るとの声は一般的に多く聞かれます。
Dark Soulsシリーズの召喚サイン方式は、匿名のプレイヤーとの一期一会の協力体験が独自の味わいを持っています。
名前も知らない協力者と共にボスを打倒した達成感は、ソウルライクのマルチプレイならではの醍醐味といえるでしょう。
まとめ:ソウルライクのマルチプレイで最高の協力体験を
- ソウルライクのマルチプレイは、2026年現在「召喚型」「ミッション型」「シームレス型」「セッション型」「PvPvE型」「MMO型」の6形式に分類できる
- ELDEN RING NIGHTREIGNは500万本を突破し、協力プレイ主軸のソウルライクの商業的成功を実証した
- 仁王3は2026年2月6日発売、最大3人協力対応でシリーズ最速の100万本を達成している
- The Duskbloodsはフロム・ソフトウェア初の最大8人PvPvE型で、宮崎英高氏がディレクターを務めるSwitch 2独占タイトルである
- 2人プレイにはOutwardやLords of the Fallen、Crimson Moonが適している
- 主要タイトルの大半はクロスプレイ非対応であり、フレンドとは同一プラットフォームでの購入が必須である
- CODE VEIN IIのようにシリーズ前作にあったマルチプレイが廃止されるケースがあるため、購入前の仕様確認が不可欠である
- P2P接続によるラグやデシンク、接続エラーはソウルライクのマルチプレイにおける構造的な課題として残っている
- マルチプレイ前提のタイトルはプレイヤー人口の維持が重要で、DLCなどの継続的なコンテンツ更新が定着の鍵となる
- 2026年下半期にはLords of the Fallen II、Phantom Blade Zero、PROJECT EVILBANEなどが控え、選択肢はさらに拡大する見込みである

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