【SH3考察】クリーチャー一覧と正体|神の番人ヴァルティエルとナースの謎

サイレントヒル3の敵って、ただ怖いだけなの?

「サイレントヒル3のクリーチャーって、デザインが不気味で面白いな」と考える人もいると思いますが、もちろんそれでもOKです。

クリーチャーの見た目を楽しむのも大切ですが、「なぜその姿なのか?」という背景を考察するのもおすすめです。

クリーチャーの背景を知ることで、物語がもっと面白くなることは事実ですし、ファンの間でも需要の高いテーマですね。

なお、本記事では「ヘザーの深層心理が生み出した存在」という感じで書いていきますが、ヴァルティエルのような例外もいて、基本的な考え方は他のシリーズ作品とも繋がっています。

サイレントヒル初心者の方は、「そういうものなんだな」という感じで、読み進めてみてください。

目次

『サイレントヒル3』のクリーチャーとは?:基礎学習

学習方法の基本は次のとおり。

(1) クリーチャーはヘザーの心が作った
(2) ただし、過去の記憶も混ざっている

これだけです。
どんな考察サイトを見ても、どんな解説動画を見ても、どんなファンブックを読むにしても、流れは上記のとおりになります。

大切なので繰り返し書きますが、「(1)ヘザー自身の恐怖 → (2)アレッサやシェリルの記憶が影響」という流れです。

登場クリーチャー(敵)の一覧と考察:簡単な解説を作る

大切すぎて何度も繰り返し書いていますが、本当にこれだけです。

通常クリーチャーを知りたい場合 → ヘザーが日常で遭遇する敵で、彼女の恐怖や過去の断片が形になったもの、という感じでOKです。

ボスクリーチャーを知りたい場合 → 物語の節目に出てくる強敵で、より重要なトラウマや物語の核心部分が具現化したもの、という感じです。

特殊な存在を知りたい場合 → ヴァルティエルのように、ヘザーの心とは別のルールで動いている存在もいる、と覚えておけばOKです。

本当にこれだけです。
さらに深掘りして解説しますね。

通常クリーチャー

基本的には次の手順でOKです。

まずは一覧をさらっと見てみる。理解度は30%でOKです。
2週目として気になるクリーチャーを読みつつ、その意味を考えてみる。理解度は50%でOKです。
3週目で全体を読み返しつつ、物語との繋がりを考えてみる。

こんな感じです。
それでは、具体例をつけつつ深掘りしますね。

クローサー(Closer)
ゲームの最初の方で会う、デカい人型のクリーチャーですね。
これはアレッサが子供の頃に描いた絵に出てくる人物に似てまして、たぶん、母親のダリアに対する恐怖とか憎しみが形になったものかなと思います。
腕がやたら長いのは、母親の支配から逃れられないっていう気持ちの表れかもですね。

ダブルヘッド(Double Head)
頭が縦にパックリ割れた犬です。
初代サイレントヒルにも犬の敵がいたので、これもアレッサの悪夢が関係していると思います。
火傷したみたいな見た目とか包帯は、アレッサ自身が大火傷を負ったときの苦しみを思い出させますし、頭が2つに割れてるのは、ヘザーとアレッサっていう二人の存在を表しているのかもしれないですね。

ナムボディ(Numb Body)
見た目が胎児みたいなクリーチャーです。
赤ん坊みたいにヨチヨチ歩くのが不気味ですね。
これは、ヘザーのお腹の中に「神様の赤ちゃん」がいるっていうのを、無意識に感じ取っている証拠かなと思います。
デカいのがいるのは、お腹の子がだんだん育ってるっていうことの暗示だったりします。

ペンデュラム(Pendulum)
人の上半身が2つくっついて、クルクル回りながら飛んでるやつですね。
この回り続ける感じは、ヘザーの中にいる「アレッサ」っていう光と闇の二つの心が、どっちが主導権を握るかずっと争ってる、みたいな状態を表してるんだと思います。

インセインキャンサー(Insane Cancer)
デブっちょで醜い人型のクリーチャーです。
「狂ったガン」っていう名前のとおり、ヘザーの体の中で育っていく「神の胎児」っていう、望んでない存在への嫌悪感が形になったもの、という感じです。

スラーパー(Slurper)
四つん這いで血とか肉をすすってるクリーチャーですね。
日本の昔話に出てくる「産怪(さんかい)」っていう怪物と関係があるかも、と言われています。
産怪は、生まれてくるはずの赤ちゃんじゃなくて、代わりに生まれてお母さんを殺そうとする怪物らしいです。
これも「神の出産」っていうテーマに対する、不吉な感じがしますね。

スクレイパー(Scraper)
ゲームの最後の方、教会に出てくる「ミショナリー」の小さい版みたいな敵です。
お父さんを殺したミショナリーへのヘザーの怒りが、たくさん出てくるザコ敵として現れたんじゃないかなと思います。
教団の信者が変身した姿、っていう可能性もありそうですね。

ナース(Nurse)
サイレントヒルといえばナースですね。
『3』のナースは、他のシリーズと違って顔が人間っぽいです。
これは、火傷したアレッサが入院してたときの記憶、特に看護師さんだったリサ・ガーランドのイメージが強く影響してるんだと思います。

ボスクリーチャー

ボスは、ヘザーの心の奥底にある、特に大きなトラウマとか、物語の核心に関わる部分が形になった存在ですね。

スプリットワーム(Split Worm)
ショッピングモールのボスです。デカいミミズみたいなやつですね。
初代のボス「スプリットヘッド」と関係がありそうです。
硬いカラが開いて中から口が出てくるのは、ヘザーとアレッサの二重人格的な部分とか、赤ちゃんが生まれてくる「出産」をグロテスクに表現してる、みたいな解釈もできるかなと思います。

ミショナリー(Missionary)
ヘザーのお父さん、ハリーを殺した張本人です。
たぶん、教団の宣教師がクローディアの力で怪物になったんだと思います。
ヘザーを怒らせて、お腹の中の神様を育てるための道具として送り込まれた、という感じです。

レナード(Leonard)
クローディアのお父さん、レナード・ウルフが怪物になった姿です。
これはヘザーの妄想じゃなくて、レナード本人ですね。
彼が怪物に見えるのは、ヘザーの視点だからなのか、それともクローディアがサイレントヒルの力でお父さんを怪物に変えちゃったのか…このあたりは解釈が分かれるところです。

メモリーオブアレッサ(Memory of Alessa)
見た目がヘザーそっくりのボスです。
正体は、ヘザーの中に残っているアレッサの記憶とか感情のかけら、みたいなものですね。
神様を産むっていう辛い運命からヘザーを助けるために、ヘザーを殺そうとしてきます。
アレッサなりの優しさ、というのが歪んだ形で出ちゃった感じでしょうか。

ゴッド/神(The God)
このゲームのラスボスです。
クローディアがずっと産ませたがっていた存在ですね。
顔がアレッサに似てるのは、神様がお母さんの姿を真似するからです。
でも、ちゃんと生まれなかったので、骸骨みたいな変な姿になっちゃいました。

特殊な存在

直接戦う敵じゃないけど、物語の雰囲気をめっちゃ作ってる重要なキャラクターたちです。

グラトン(Glutton)
ビルの出口をふさいでるデカいクリーチャーです。
ヘザーかアレッサが昔読んだ絵本に出てくる怪物が本物になった存在で、攻撃はしてきません。
クローディアがヘザーに過去を思い出させるために作った、ただの障害物かなと思います。

ヴァルティエル(Valtiel)
裏世界でちょくちょく姿を見せる謎の怪人です。
彼はヘザーの心が生んだものじゃなくて、もっと上の存在、神様の誕生を見守る天使みたいなやつですね。
詳しくは後で解説します。

ロビー君(Robbie the Rabbit)
遊園地のマスコットキャラクターですね。
血まみれの着ぐるみが色んなところに転がってますが、襲ってはきません。
この不気味さが人気で、シリーズのマスコト的な存在になっています。

神の監視者「ヴァルティエル」ってどうなの?

最近はヴァルティエルの考察も増えていますが、結論として「神様の誕生を見守る天使みたいな存在」と思います。

事実として、彼は他のクリーチャーと違って、ヘザーの心が生み出したものではないです。
サイレントヒルにもともとある土着信仰の「神の使い」みたいな役割ですね。

じゃあ、ヴァルティエルの目的は何かというと「ヘザーを監視して、確実に神を産ませること」かなと思っています。

こんなことを言うと考察ガチ勢に怒られそうですが、、、とはいえ、結局のところ、ヘザーがゲームオーバーになると彼が出てきてどこかに連れて行くのは、ヘザーを復活させて神を産ませるため、というのが自然な解釈ですね。

なお、彼が回してるバルブは「輪廻転生」を表していまして、アレッサがヘザーに生まれ変わった運命そのものを暗示しています。
あと、彼の服のデザインは、『2』の三角頭とか教団の服の元ネタになっていて、教団の信仰の中心にいる、かなり偉い存在だということが分かります。

『3』のナースの正体:アレッサの記憶

シリーズで有名なナースですが、『3』ではちょっと見た目が違いますね。
人間っぽい顔をしていて、黒髪です。

これは、アレッサの個人的な記憶がめっちゃ影響してるからだと思います。

アレッサは昔、大火傷でブルックヘイヴン病院にずっと入院していました。
そのとき看護してくれたのが、初代にも出てきたリサ・ガーランドっていう看護師さんです。

『3』のナースが人間っぽいのは、このリサさんとか、他の看護師さんたちの記憶が、ヘザーを通して形になったから、という感じです。
鉄パイプとか拳銃を持ってるのは、アレッサが病院で感じた恐怖とか苦痛が、攻撃的な形で現れた結果かなと思います。

まとめ

『サイレントヒル3』のクリーチャーと、その背景にある考察について解説しました。

クリーチャーって、「なんだか怖いだけ」みたいな錯覚を感じますが、とはいえ、結局は物語を理解する上で重要なので、個人的には「背景を知っておくと、もっと楽しめるなぁ」とも思ったりしています。

しかし、このあたりは好みの問題なので、色々と考察してみるといいですね。

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