『サイレントヒル2 リメイク』をプレイしていて、「謎の女性マリアって、いったい何者なんだろう…」と感じる人もいると思います。
亡き妻メアリーにそっくりだけど、性格は正反対。
結論として、彼女の正体は「主人公ジェイムスの願望が生み出した、都合のいい幻」ですね。
この記事では、多くのプレイヤーを惑わせるマリアの正体について、メアリーとの関係や、なぜ何度も死んでしまうのか、リメイク版での役割といった部分を深掘りして解説していきます。
よくある質問:マリアの正体って結局どうなの?
マリアの正体を理解する上で大切なのは、彼女が「ジェイムスの心が生み出した、人間ではない存在」という点かなと思います。
ジェイムスの願望が生んだ「理想のメアリー」
マリアの正体ですが、ぶっちゃけ「ジェイムスの歪んだ願望」がサイレントヒルの力で形になったものです。
病気で苦しむ妻のメアリーに対して、ジェイムスが心のどこかで「もっと積極的で、自分を求めてくれる妻だったらな」と考えていた願望が、マリアというキャラクターを作り出した感じですね。
メアリーとは違うセクシーな服装とか、グイグイくる言動とかは、ジェイムスの抑圧された欲求の表れといえます。
つまり、ジェイムスにとって「都合のいいメアリー」がマリア、というわけです。
マリアは「人間ではない」という根拠
ゲームの中には、マリアがジェイムスの妄想、つまり実在しないことを示すヒントがたくさんありますね。
例えば、バー「ヘブンズナイト」のシーン。
ムービーではマリアとお酒を飲むのですが、終わった直後にカウンターを見ると、ジェイムスのグラスしか置いてありません。
しかも、そのグラスも空っぽです。
さらには、ムービー中にはなかったはずの灰皿が、なぜかムービー後にポンと置かれていたりします。
また、少女のローラは、マリアのことを全く認識していない感じです。
病院でマリアがローラに話しかけても、ローラは完全にスルーで、ジェイムスのライトの光にだけ反応します。
これは、心に闇がないローラには、ジェイムスの罪が生み出したマリアの姿が見えていない、ということですね。
こんな感じでして、サイレントヒル2リメイクにおけるマリアは、「ジェイムスにしか見えない幻」と考えるのが自然かなと思います。
なぜマリアは何度も死亡するのか?
マリアは物語の途中で、何度もあっけなく死んでしまいます。
この「マリアの死亡シーン」には、かなり重要な意味が込められていますね。
罪の意識の象徴「三角頭」による罰
マリアを殺すのは、おなじみのクリーチャー「三角頭」です。
マリアがジェイムスの「願望」の象徴なら、三角頭はジェイムスの「罪悪感」の象徴、という感じですね。
なので、ジェイムスが現実から逃げて、都合のいい幻であるマリアに惹かれれば惹かれるほど、彼自身の罪の意識(三角頭)が、その幻(マリア)を罰するために現れる、という流れです。
マリアが死ぬのは、ジェイムスの心の中での葛藤が原因、というわけです。
妻メアリーの死を何度も見せつける
マリアが何度も死ぬもう一つの理由は、ジェイムスに「妻メアリーの死」を思い出させるため、かなと思います。
ジェイムスは、メアリーを自分の手で殺したという事実を忘れています。
サイレントヒルは、その罪を思い出させるために、メアリーそっくりのマリアを何度も殺して、彼が一番見たくない光景を繰り返し見せつけているんですね。
愛する人が何度も死ぬ苦痛を与えることで、無理やりにでも真実と向き合わせようとしているのかもしれません。
マリアと亡き妻「メアリー」の関係について
マリアとメアリーは、ただ顔が似ているだけじゃないです。
ジェイムスの心を映す、鏡のような関係ですね。
理想と現実:ジェイムスの心の葛藤
すごくシンプルに言うと、次のとおりです。
- マリア → ジェイムスが望んだ「理想の妻」
- メアリー → ジェイムスが殺してしまった「現実の妻」
この二人の存在自体が、ジェイムスの心の中にある「現実から逃げたい気持ち」と「罪を償わないといけない気持ち」の葛藤そのもの、という感じです。
ゲームの進め方でエンディングが変わるのも、プレイヤーがジェイムスの心の揺れを体験しているからですね。
Mariaエンドが示す「終わらない悲劇」
もしプレイヤーがメアリーのことを考えず、マリアを大切にし続けると「Maria」というエンディングになります。
このエンディングでは、ジェイムスは罪と向き合わないまま、マリアと一緒にサイレントヒルから脱出します。
ですが、その途中でマリアがメアリーと同じような咳をし始めます。
これは、ジェイムスが現実逃避を続ける限り、また同じ悲劇が繰り返される、という救いのない結末を示唆していますね。
マリアという楽な道を選んだジェイムスは、永遠に罪から逃れられない、ということです。
リメイク版のマリアとDLCの可能性
今回のリメイク版では、マリアのキャラクターがより深掘りされていて、今後の追加コンテンツも期待できるかなと思っています。
より人間らしくなったマリア
リメイク版はグラフィックが綺麗になったことで、マリアの表情がすごく豊かになりました。
オリジナル版にあったサブシナリオ「Born From A Wish」を思い出させるような会話も追加されていて、彼女がただの幻じゃなく、自分の意志を持っているような印象を受けますね。
なので、プレイヤーとしては、さらにマリアという存在に惑わされて、物語に深く入り込めるようになっています。
追加DLCで「マリア編」は来るのか?
オリジナル版には、マリアが主人公の「Born From A Wish」というサブシナリオがありました。
ジェイムスと会う前のマリアが描かれていて、これもかなり面白い内容です。
多くのファンが、このシナリオをリメイクした追加DLCを期待しているんじゃないでしょうか。
自分が何者かを知りながらジェイムスを待つ彼女の物語が描かれれば、『サイレントヒル2』はさらに奥深い作品になると思いますね。
まとめ:マリアの正体を理解すると物語がもっと面白くなる
というわけで、今回は以上です。
『サイレントヒル2 リメイク』のマリアの正体について、大切なポイントをまとめます。
- マリアの正体は、ジェイムスの「願望」が生み出した理想のメアリーの幻。
- 彼女が何度も死ぬのは、ジェイムスの「罪悪感」による罰であり、妻の死を思い出させるため。
- マリアとメアリーは、ジェイムスの心の葛藤を映す、理想と現実の象徴。
- リメイク版ではマリアの描写が深まり、追加DLCも期待できるかも。
マリアという存在を理解することで、『サイレントヒル2』が描く人間の罪と罰、そして愛というテーマが、より深く味わえるかなと思います。
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