ポピープレイタイムの最新作Chapter 5: Broken Thingsが2026年2月19日にリリースされ、多くのファンが新たな恐怖と謎に熱狂しています。
中でも注目を集めているのが、新おもちゃシリーズ「ロングサイド・アウティマルズ(Wrongside Outimals)」の存在です。
可愛らしいぬいぐるみを裏返すとグロテスクな姿に変貌するという衝撃のギミック、販売中止に追い込まれた悲運の背景、そしてプロトタイプによって生み出された実験体との深い関係性――。
この記事では、ロングサイド・アウティマルズの全7体のメンバー紹介から、ストーリー上の裏設定、元ネタ、公式グッズ情報まで、知っておきたい情報をすべて網羅しています。
Chapter 5を遊んだ方も、これからプレイする方も、アウティマルズの全貌を把握しておくことで、物語の深みをより一層楽しめるはずです。
ロングサイド・アウティマルズとは何かをわかりやすく解説
ロングサイド・アウティマルズは、ポピープレイタイムの世界に登場する架空のおもちゃシリーズです。
Chapter 5: Broken Thingsで初めて本格的に姿を現し、ゲームの冒頭CMや収集要素を通じてプレイヤーの前に登場しました。
一見すると愛らしい動物型のぬいぐるみですが、裏返すと不気味でグロテスクな姿に変わるという独特の仕掛けを持っています。
ここでは、このシリーズが一体何なのかを基本から解説していきます。
ポピープレイタイムChapter 5で登場した不採用おもちゃシリーズ
ロングサイド・アウティマルズは、ゲーム内の架空企業「プレイタイム社(Playtime Co.)」が1991年から1995年頃にかけて開発したとされるおもちゃラインです。
英語での正式名称は「Wrongside Outimals」であり、日本語では「ロングサイド・アウティマルズ」と表記されています。
スマイリング・クリッターズやナイトメア・クリッターズの後に開発された商品という位置づけで、シリーズにおいてはこれらと同じ「おもちゃシリーズ群」に属するキャラクターたちです。
ただし、スマイリング・クリッターズのように実際に商品化されて成功を収めたわけではなく、作中設定では「不採用(リジェクト)」となったおもちゃシリーズとして扱われています。
Chapter 5ではゲーム冒頭に流れる専用CM映像と、ゲーム内のコレクティブル(収集アイテム)として登場し、プレイヤーはプレイを進めながら各メンバーのぬいぐるみを発見・収集できる仕組みになっています。
「裏返し」がコンセプトのぬいぐるみ―可愛さとグロテスクの二面性
このシリーズの最大の特徴は、「裏返し(wrongside out)」というコンセプトにあります。
商品の形状はジッパー付きのボール型ぬいぐるみで、表面は色鮮やかで愛らしい動物キャラクターの姿をしています。
しかしジッパーを開けて中身を裏返すと、包帯でグルグル巻きの姿や、牙だらけの血まみれの顔、魚の骨のような見た目など、お世辞にも可愛いとは言えないグロテスクなデザインが出現します。
CMのキャッチフレーズ「Unstuff that grin and find that wrongside just within!(その笑顔の中身をひっくり返して、内側に潜むロングサイドを見つけよう!)」が示す通り、表と裏のギャップこそがこのおもちゃの遊びの本質です。
全体的にハロウィンを連想させるテーマが採用されており、ホラーとポップの境界線を攻めたデザインが特徴的といえます。
フォーカステストで酷評され販売中止になった経緯
ロングサイド・アウティマルズは、プレイタイム社の社内では一度は正式な商品ラインとして企画され、専用CMまで制作されました。
ところが、販売に先立って実施されたフォーカスグループテスト(親御さん向けの商品評価テスト)で、参加者たちから極めて厳しい反応が返ってきたのです。
ゲーム内のオーディオテープ「Focus Test: The Wrongside Outimals」によると、保護者グループから「悪魔的(Satanic)」「ジェフリー・ダーマーを連想させる」といった強い拒否反応が示されたことが明かされています。
この結果を受けて、プレイタイム社の上役レイス・ピエール(Leith Pierre)がブランドの抹消と販売中止を指示しました。
こうしてロングサイド・アウティマルズは、商品として日の目を見ることなく「リジェクト(不採用)おもちゃ」として闇に葬られたのです。
しかし、この不採用おもちゃのコンセプトが、後にプロトタイプの恐ろしい実験に着想を与えることになります。
ロングサイド・アウティマルズ全7体のメンバー一覧と特徴
ロングサイド・アウティマルズは全7体のキャラクターで構成されています。
各キャラクターには固有のモチーフ動物、性格設定、そして表と裏のデザインが存在し、それぞれにユニークな個性が与えられています。
なお、全キャラクターが「they/them」の代名詞を使用する設定になっている点も特徴のひとつです。
以下では各メンバーの詳細を紹介していきます。
リーダー格バビー・チャムズ(タコ→魚の骨に変化)
バビー・チャムズ(Bubby Chumz)は、ロングサイド・アウティマルズのリーダー的存在として位置づけられているキャラクターです。
表の姿はタコをモチーフにしたカラフルなぬいぐるみですが、裏返すとまったく原型をとどめない魚の骨のようなデザインに変貌します。
Chapter 5の冒頭で流れるCM映像にのみ登場し、ゲーム内のコレクティブル(収集用ぬいぐるみ)としては唯一用意されていません。
7体の中で最も謎に包まれた存在であり、今後のチャプターでさらなる掘り下げがあるのかどうか、ファンの間で注目されているキャラクターです。
ブランキー・ブランクスとドゥードル・ボーンズの衝撃デザイン
ブランキー・ブランクス(Blanky Blankz)は、白い体色のラグドール型キャラクターです。
裏返すと頭蓋骨を思わせる不気味な姿に変化します。
公式の説明文が「ブランキー・ブランクスは…そうだな…その…うん。
」という具合に、意図的にまともな説明になっていないのが特徴的で、一種のメタ的なユーモアとして機能しています。
公式アカウントで最初にアートワークが公開されたキャラクターでもあり、Chapter 5発売前からファンの間で認知されていました。
一方、ドゥードル・ボーンズ(Doodle Bones)は、青い体色を持つ猿のようなアーティストキャラクターです。
青いベレー帽と首元の赤いスカーフがトレードマークで、「奇妙でマカブルなものに興味を持つアーティスト」という設定が付与されています。
裏返すとモヒカンヘアの青い髑髏のような姿に変わり、表の姿との落差が全メンバー中最も激しいとして、多くのファンから驚きの声が上がっています。
ビンドル・ブギー・グーバー・ガッツ・ディジー・ブーブーの個性
ビンドル・ブギー(Bindle Boogie)は、青リンゴのような頭を持つ緑色のキャラクターです。
首元の緑色のスカーフが特徴で、「仕事はしてないけど超マイペースで、なぜかいつも一番楽しそうな友だちタイプ」というゆるい性格設定がユニークです。
裏返すと熊のような姿になりますが、他のメンバーと比較するとデザインの変化は比較的穏やかで、グロテスクさは控えめといえます。
グーバー・ガッツ(Goober Gutz)は、紫色の猫のようなキャラクターで、頭に巻いた紫のバンダナが目印です。
「メキシコ料理かイタリア料理か、フォークかスプーンかすら決められない」という極度の優柔不断キャラとして描かれています。
裏返すと左右で全く異なるサイケデリックなカラーの顔を持つウサギのような姿になり、鋭い牙のある口と縫い目だらけの顔が、フランケンシュタインを彷彿とさせます。
ディジー・ブーブー(Dizzy Booboo)は、黄色いリスまたはシマリスをモチーフとしたキャラクターです。
尻尾に巻いた黄色いスカーフが特徴で、「うっかり屋だけど最高級のハートを持っている」という愛されキャラの設定です。
裏返すと包帯でグルグル巻きの丸っこい姿に変わり、「ドジってケガする心配がない」という公式説明がブラックユーモアとして効いています。
ループシー・ヌードルは裏返しでも可愛い?各キャラの表裏比較
ループシー・ヌードル(Loopsy Noodle)は、ピンク色のウサギのようなキャラクターで、首元に青紫色のスカーフを巻いています。
「とにかく落ち着きがなく、目に入ったものは何であれ匂いを嗅いでしまう」という好奇心旺盛な設定が与えられています。
裏返すと丸いボディに妖精のような羽が生えた姿に変化しますが、他のメンバーと比べるとグロテスクさが薄く、ビンドル・ブギーに次いで可愛らしい外見を保っていると一般的に評価されています。
以下に全7体の表裏のモチーフを一覧でまとめます。
| キャラクター名 | 表の姿 | 裏の姿 |
|---|---|---|
| バビー・チャムズ | タコ | 魚の骨 |
| ブランキー・ブランクス | 白い小人(ラグドール) | 頭蓋骨 |
| ドゥードル・ボーンズ | 青い猿のアーティスト | モヒカンの髑髏 |
| ビンドル・ブギー | 緑の青リンゴ型キャラ | 熊(比較的マイルド) |
| グーバー・ガッツ | 紫の猫 | サイケデリックな二面顔 |
| ディジー・ブーブー | 黄色いリス | 包帯グルグル巻き |
| ループシー・ヌードル | ピンクのウサギ | 妖精の羽を持つ丸い姿 |
こうして並べてみると、キャラクターごとに表裏の落差の度合いが大きく異なることがわかります。
ドゥードル・ボーンズのような極端な変化を見せるものから、ループシー・ヌードルのように裏返しても比較的愛らしさを保つものまで、バリエーション豊かに設計されているのが興味深いポイントです。
実験体アウティマルズの正体とプロトタイプとの関係
ロングサイド・アウティマルズには、「おもちゃ」としての側面とは別に、もうひとつの恐ろしい側面が存在します。
それが、プロトタイプ(The Prototype)によって生み出された「実験体としてのアウティマルズ(Outimals)」です。
不採用おもちゃのコンセプトが、想像を絶する形で現実化されたこの実験体たちは、Chapter 5のホラー体験の核心を担う存在となっています。
プロトタイプがCMから着想を得て生み出した裏返し実験とは
プロトタイプは、ロングサイド・アウティマルズのCM映像を繰り返し視聴していたことがゲーム内で示唆されています。
おもちゃの「裏返し」というコンセプトに邪悪な着想を得たプロトタイプは、捕らえたクリッターズや孤児たちを素材にして、文字通り身体を内側から裏返すという拷問に等しい実験を行いました。
「Hour of Joy(歓喜の時間)」以降に、工場の地下深くで密かに作り上げられたこれらの実験体は、もはや元の姿が何だったのかも判別できないほどに変貌しています。
裏返しにされた身体はケロイド状の皮膚へと変わり、裏返った瞳が不気味にギョロギョロと動く怪物と化しているのです。
商品として失敗した無害なおもちゃのアイデアが、プロトタイプの手によって生きた恐怖へと変換されたという設定は、ポピープレイタイムシリーズの中でも特に陰惨なエピソードのひとつです。
ラッシャーとローマーの2種類の違いと攻撃パターン
実験体アウティマルズには、「ラッシャー(Rushers)」と「ローマー(Roamers)」という2つのタイプが確認されています。
ラッシャーは、スマイリング・クリッターズのような頭部を持つ小型の個体です。
裏返しのプラスチック製の目を持ち、体表には毛のストライプが腹部まで伸びています。
手には血液のような赤い液体が循環しており、その名の通り素早い動きでプレイヤーに突進してくるのが特徴です。
ローマーは、ワニや恐竜に似た頭部を持つ、より大型で頑丈な個体です。
ラッシャーと比べて体格が大きく動きは遅めですが、非対称で歪んだ目と堅牢な体躯が威圧感を放ちます。
エリア内を巡回しながらプレイヤーを探し回る行動パターンを持っています。
どちらのタイプも非常に攻撃的で縄張り意識が強く、近づきすぎるとたちまち襲いかかってくる危険な存在です。
光を恐れる性質を利用した攻略法と登場エリア
実験体アウティマルズの最大の弱点は「光恐怖症(フォトフォビア)」です。
明るい光源を極端に恐れる性質があり、プレイヤーはライトを活用することで撃退・回避が可能になります。
登場エリアは主にプレイタイム社の地下深くに位置する「リサイクル&回収エリア」で、Chapter 5の前半パートにおいて主要な脅威として立ちはだかります。
暗闇の中から突然飛び出してくるラッシャーや、通路を塞ぐように巡回するローマーに対して、限られた光源をどう使うかが攻略のカギとなる設計です。
特に印象的な場面として、アウティマルズの一体がプレイヤーを捕まえて遺体安置室の冷蔵庫に引きずり込むシーンがあり、直後にギブレットが電撃で助けてくれるという展開が用意されています。
ブロンとの共生関係など知られざるストーリー設定
実験体アウティマルズは単独で行動しているわけではなく、大型実験体ブロン(Bron)との間に共生関係を築いていることがゲーム内の描写から読み取れます。
アウティマルズたちはプレイヤーなどの獲物を捕らえてブロンに差し出し、ブロンが食べ残した分を自分たちの食料として確保するという関係性です。
この食物連鎖的な仕組みは、工場の地下に形成された独自の「生態系」を感じさせ、設定の奥深さを物語っています。
また、作中の会話では、あるラッシャーが別のアウティマルズに「上の世界なんてない」と語りかける場面があり、地下深くに閉じ込められた彼らが外の世界の存在すら忘れかけている状況が垣間見えます。
裏返しという拷問を受けたことで、暗闇に潜み誰も信じないという閉鎖的な思考に陥っている個体が多いとされ、単なる敵キャラクターではなく「被害者」としての側面も持ち合わせている点が、物語に一層の深みを加えています。
おもちゃ版と実験体版の違いを比較
ロングサイド・アウティマルズという名称は、「おもちゃシリーズ」と「実験体」の両方に使われているため、混同しやすいポイントです。
しかし実際には、両者は見た目も役割も大きく異なります。
ここでは、その違いを明確に整理していきます。
見た目・設定・役割はどこが違う?
おもちゃ版のロングサイド・アウティマルズは、ハロウィンテーマの色鮮やかなデザインで、ジッパー付きボール型ぬいぐるみとして設計されています。
全7体それぞれに名前・性格・モチーフ動物が設定されており、あくまで「子供向け商品」としてデザインされたものです。
一方、実験体版はプロトタイプが生きた生物を素材に作り出した怪物であり、原型のおもちゃとは見た目がまったく異なります。
ケロイド状の皮膚、裏返った瞳、血液のような液体が循環する手足など、おもちゃ版の愛らしさは微塵も残っていません。
役割もまったく異なり、おもちゃ版はゲーム内のコレクティブルやCM映像を通じて「世界観の説明」を担うのに対し、実験体版はプレイヤーを直接襲撃してくる「敵キャラクター」として機能します。
名前こそ共通していますが、本質的にはまったく別物と理解しておくのが正確です。
コレクティブルとして集められるのはどちら?
ゲーム内でコレクティブルとして収集できるのは「おもちゃ版」のロングサイド・アウティマルズです。
Chapter 5のマップ各所に隠されたぬいぐるみを見つけ出すことで、各キャラクターの説明文やアートワークを閲覧できるようになっています。
ただし、リーダー格であるバビー・チャムズだけは例外で、コレクティブルとしてのぬいぐるみが存在しません。
バビー・チャムズの姿を確認できるのは冒頭のCM映像のみとなっています。
実験体版は収集対象ではなく、あくまで探索中に遭遇する敵キャラクターとしてのみ登場します。
コレクティブルをコンプリートしたいプレイヤーは、おもちゃ版のぬいぐるみ6体(バビー・チャムズを除く)をすべて発見する必要があります。
ロングサイド・アウティマルズの元ネタ・モデルになった実在商品
ロングサイド・アウティマルズのデザインやコンセプトは、完全なフィクションのようでありながら、実は現実の商品や社会現象からインスピレーションを受けていると考えられています。
ここでは、ファンコミュニティやWikiで指摘されている元ネタについて紹介します。
リバーシブルぬいぐるみ「FlipaZoo」や「Mad Balls」との類似点
ロングサイド・アウティマルズの「裏返すと別の姿になるぬいぐるみ」というギミックは、実在するリバーシブルぬいぐるみの商品ラインを彷彿とさせます。
代表的なものとして挙げられるのが「FlipaZoo」です。
FlipaZooは、ひっくり返すと2種類の動物に変身するぬいぐるみとして知られており、子供向け玩具として人気を博しました。
また、1980年代に一世を風靡した「Mad Balls」も影響源として指摘されています。
Mad Ballsはグロテスクなデザインのボール型おもちゃで、気持ち悪さをあえて楽しむというコンセプトが共通しています。
ロングサイド・アウティマルズは、これらの実在商品が持つ「可愛さ」と「グロテスクさ」の二面性を、ホラーゲームの文脈に落とし込んで再構築したものと捉えることができるでしょう。
1980〜90年代のサタニック・パニックが作中設定に与えた影響
作中でロングサイド・アウティマルズが「悪魔的」と評されて販売中止に追い込まれた設定は、1980年代から1990年代にかけてアメリカで実際に起きた「サタニック・パニック」を色濃く反映しています。
サタニック・パニックとは、子供向け商品やメディアに悪魔崇拝的なメッセージが隠されているという疑念が社会的に広がった現象です。
テーブルトップRPGやアニメ、おもちゃなどが標的となり、根拠の薄い批判が加熱した歴史的背景があります。
フォーカスグループの保護者たちがアウティマルズを「Satanic」と断じた反応は、まさにこの時代の空気を再現したものです。
さらに、「ジェフリー・ダーマーを連想させる」という発言がフォーカステストの中で出てくることから、ダーマーが逮捕された1991年〜1992年以降に製品が開発されたという時系列の設定にも整合性が取られています。
こうした現実の歴史的事象を巧みに取り込むことで、ゲームの世界観にリアリティと説得力を持たせている点は、ポピープレイタイムシリーズの物語設計の巧みさを示す好例といえます。
Chapter 5でのストーリー上の位置づけと重要シーン
ロングサイド・アウティマルズは、Chapter 5全体のストーリーの中でどのような役割を果たしているのでしょうか。
直接的な敵としてプレイヤーを追い詰める場面もあれば、物語の伏線として機能している側面もあります。
ここではChapter 5における具体的な登場場面と、他のキャラクターとの関わりを整理します。
冒頭CMからリサイクル&回収エリアまでの登場場面まとめ
Chapter 5を起動してまず目にするのが、ロングサイド・アウティマルズの商品CM映像です。
プレイタイム社が制作したという体裁のこのCMでは、全7体のメンバーが紹介され、裏返しギミックの楽しさがポップに演出されています。
一方で、CM映像の裏側ではプロトタイプがこの映像を視聴しながら実験を行っている描写が挟まれ、不穏な空気が最初から漂っています。
ゲーム本編に入ると、実験体アウティマルズはリサイクル&回収エリアを中心に出現します。
暗い通路や部屋の中に潜み、プレイヤーが近づくと襲いかかるラッシャーや、巡回しながらプレイヤーを探すローマーとの遭遇が、前半パートの緊張感を大きく高めています。
Chapter 5の後半になるとアウティマルズの出番は減少し、代わりにリリー・ラブブレイズやプロトタイプ本体との対決が物語の中心に移っていきます。
ギブレットやチャム・チョンプキンズとの関わり
アウティマルズとの遭遇シーンでは、他の新キャラクターとの関わりも重要な見どころです。
特に印象的なのが、ギブレット(Giblet)の介入シーンです。
アウティマルズの一体がプレイヤーを遺体安置室の冷蔵庫に引きずり込んだ直後、小型キャラクターのギブレットが電撃を放ってプレイヤーを救出してくれます。
ギブレットはプロトタイプに反旗を翻した反逆勢力のリーダー的存在であり、アウティマルズと同じくプロトタイプに作り出された実験体でありながら、まったく異なる立場を取っています。
また、中盤のチェイスシーンではアウティマルズの群れがプレイヤーを追い回す場面があり、ここでもギブレットが介入して脱出を手助けする展開が用意されています。
チャム・チョンプキンズ(Chum Chompkins)は赤と黄色のカンガルー型キャラクターで、アウティマルズとは異なり途中から同盟者に転じるという二面性を持っています。
アウティマルズが「暴走する被害者」として描かれる一方、ギブレットやチャムは「抵抗する意志を持った被害者」として対比的に配置されており、Chapter 5のキャラクター群に厚みを与えています。
Chapter 6への伏線としてのアウティマルズの存在意義
ロングサイド・アウティマルズは、Chapter 5の中でゲームクリアに直接影響する「ラスボス」ではありません。
CM映像に登場するおもちゃシリーズとしての彼らはコレクティブルに留まり、実験体版も中盤までの脅威として機能する存在です。
しかし、ポピープレイタイムのストーリー全体で見ると、アウティマルズはプロトタイプの残虐な実験の「証拠品」として極めて重要な意味を持っています。
プロトタイプが不採用おもちゃから着想を得て生命体を改造するという行為は、プレイタイム社の闇の深さとプロトタイプの異常性を同時に物語るものです。
Chapter 5のエンディングではプロトタイプのコアが破壊されるものの再生する描写があり、ギブレットやチャムを中心とした反逆同盟がChapter 6へ継続する布石が打たれています。
アウティマルズの生き残りが今後どのような役割を果たすのか、味方となるのか敵のままなのかは、次のチャプターで明かされる大きな謎のひとつです。
ロングサイド・アウティマルズの公式グッズ情報と入手方法
Chapter 5のリリースに合わせて、ロングサイド・アウティマルズの公式グッズが日本国内でも展開されています。
ここでは、2026年2月時点で確認できるグッズの種類、販売場所、特典情報をまとめます。
アクリルキーホルダー・缶バッジなど販売中グッズの種類と価格
日本国内でのポピープレイタイム公式グッズは、インフォレンズ社が展開を担当しています。
Chapter 5リリース記念として、ロングサイド・アウティマルズをデザインしたアクリルキーホルダー(全6種、各880円税込)や缶バッジなどの新商品が販売されました。
2026年2月19日13:00から予約販売が開始され、リリース直後の注目度の高さから即完売した商品も多く確認されています。
チャム・チョンプキンズやリリー・ラブブレイズなどChapter 5の他の新キャラクター、およびハギーワギーなどの既存人気キャラクターのグッズも同時にラインナップされています。
POP UP STORE開催スケジュールと限定特典ポストカード
Chapter 5の公開を記念したPOP UP STOREの全国開催も発表されています。
2026年2月26日からのあべのハルカスを皮切りに、名古屋パルコ、東京ソラマチでの順次開催が予定されています。
会場ではChapter 5の新キャラクターパネルや巨大ハギーワギーの展示が行われるほか、新キャラクターのぬいぐるみをはじめとする限定商品の販売も予定されています。
さらに、ロングサイド・アウティマルズのグッズを購入した方にはオリジナルポストカードが特典として配布されるキャンペーンも実施されています。
日本公式X(@PoppyPlaytimeJP)では特典の詳細や対象商品の情報が随時発信されているため、確実に入手したい場合は公式アカウントのチェックをおすすめします。
オンライン予約はどこでできる?売り切れ時の再販可能性
オンラインでの購入については、日本公式のグッズ販売ページおよびインフォレンズ社が運営するECサイトが主な窓口となっています。
リリース直後は注文が殺到し、一部商品が短時間で売り切れとなった状況が報告されています。
過去のシリーズ(Chapter 3のスマイリング・クリッターズ関連グッズなど)の傾向から見ると、人気商品については再販やリストックが行われるケースもありました。
ただし、POP UP STORE限定商品や初回特典付きの商品については再販されない可能性もあるため、注意が必要です。
在庫状況や再販スケジュールに関する最新情報は、日本公式Xアカウントおよびインフォレンズ社の公式サイトで確認するのが最も確実な方法です。
ロングサイド・アウティマルズに関するよくある質問
最後に、ロングサイド・アウティマルズについて多くのファンが疑問に思いやすいポイントをQ&A形式で整理します。
ロングサイドとWrongsideはどちらが正しい表記?
英語の正式名称は「Wrongside Outimals」です。
日本語版の公式表記は「ロングサイド・アウティマルズ」とされており、日本公式Xアカウントやグッズパッケージでもこの表記が使用されています。
「Wrongside」を直訳すれば「間違った側」あるいは「裏側」という意味になりますが、日本語表記ではカタカナで「ロングサイド」と音写されている形です。
ピクシブ百科事典など日本のファンコミュニティでは読み仮名として「ろんぐさいどあうてぃまるず」が採用されています。
英語圏の情報を検索する際は「Wrongside Outimals」で、日本語圏の情報を探す際は「ロングサイド・アウティマルズ」で検索すると、目的の情報にたどり着きやすくなります。
スマイリング・クリッターズやナイトメア・クリッターズとの違いは?
ポピープレイタイムにはスマイリング・クリッターズ、ナイトメア・クリッターズ、そしてロングサイド・アウティマルズという複数のおもちゃシリーズが登場しますが、それぞれの位置づけは明確に異なります。
スマイリング・クリッターズはChapter 3で登場した1980年代の大ヒット商品ラインで、キャットナップやドッグデイなど作中で重要な役割を果たすキャラクターを多数含んでいます。
ナイトメア・クリッターズはスマイリング・クリッターズのダークバリエーションとして登場し、こちらも物語に深く関わっています。
一方、ロングサイド・アウティマルズはこれらの後に開発されたものの販売中止となった「失敗作」であり、おもちゃとしての彼ら自身がストーリーに直接介入することはありません。
代わりに、プロトタイプの実験のインスピレーション源として間接的に物語に影響を及ぼしている点が大きな違いです。
また、スマイリング・クリッターズが「商品として成功した光の側面」を代表するのに対し、アウティマルズは「拒絶された闇の側面」を体現するという対照的な立場にある点も注目に値します。
デザイナーはハギーワギーと同じ人物って本当?
実験体アウティマルズおよびチャム・チョンプキンズのデザインを手がけたのは、テイラー・ゲスラー氏であることが公表されています。
ゲスラー氏は2026年1月にX(旧Twitter)で自ら実験体アウティマルズのデザインに関わったことを発信しており、「この子をデザインしました。
何かが間違っている」とユーモアを交えた投稿をしています。
ゲスラー氏はポピープレイタイムの象徴的キャラクターであるハギーワギーのオリジナルコンセプトアートを手がけた人物としても知られています。
シリーズの顔ともいえるハギーワギーと、最新作の注目キャラクターであるアウティマルズが同じアーティストの手から生まれたという事実は、ファンの間で大きな話題となりました。
シリーズを通じた一貫したデザイン哲学が感じられるポイントとして、多くのコミュニティで言及されています。
まとめ:ロングサイド・アウティマルズの全貌を振り返る
- ロングサイド・アウティマルズ(Wrongside Outimals)はポピープレイタイムChapter 5で登場した不採用おもちゃシリーズである
- 裏返すと可愛い姿からグロテスクな姿に変わるリバーシブルぬいぐるみがコンセプトである
- フォーカステストで「悪魔的」と酷評され、プレイタイム社によって販売中止・ブランド抹消された
- 全7体のメンバーはバビー・チャムズ、ブランキー・ブランクス、ドゥードル・ボーンズ、ビンドル・ブギー、グーバー・ガッツ、ディジー・ブーブー、ループシー・ヌードルで構成される
- プロトタイプがCMから着想を得て、生物を裏返す拷問的実験で「実験体アウティマルズ」を生み出した
- 実験体にはラッシャー(小型・高速)とローマー(大型・巡回)の2タイプが存在する
- 光を恐れる性質が最大の弱点であり、ライトを使った回避・撃退が攻略のカギとなる
- おもちゃ版はコレクティブルとして収集可能だが、バビー・チャムズのみ対象外である
- 元ネタとして実在のリバーシブルぬいぐるみや1980〜90年代のサタニック・パニックが影響している
- 日本国内ではインフォレンズ社がグッズ展開を担当し、POP UP STOREや限定特典も実施されている

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