『ペルソナ3 リロード(P3R)』をプレイしていて、タルタロス探索中に「こちらの攻撃が全然効かない」「弱点がわからなくて苦戦する」といった経験はありませんか。
特に序盤の「奇顔の庭アルカ」に出現するシャドウ、「炎と氷のバランサー」は名前の通り特定の属性に耐性を持っており、適当に攻撃しているだけではなかなか倒せません。
この記事では、炎と氷のバランサーの弱点や効率的な倒し方、おすすめのペルソナ編成について徹底的に解説します。
さらに、物語後半の「モナド通路」に出現する強化個体の攻略法や、間違いやすい関連ワードについても網羅しました。
この記事を読むことで、タルタロス探索のストレスを減らし、スムーズに攻略を進めるための知識が得られます。
炎と氷のバランサーの弱点と耐性ステータス
【結論】弱点は電撃(ジオ)と疾風(ガル)属性
炎と氷のバランサーを攻略する上で最も重要な情報は、その弱点属性です。
結論から申し上げますと、この敵は「電撃(ジオ系)」と「疾風(ガル系)」が弱点となっています。
主人公や仲間がこれらの属性スキルを使用することで、敵をダウンさせ、戦闘を有利に進めることが可能です。
初見で遭遇した際は、まずジオかガルを試してみることを強くおすすめします。
注意!火炎(アギ)と氷結(ブフ)は耐性・反射される
一方で、絶対に避けるべきなのが「火炎(アギ系)」と「氷結(ブフ系)」による攻撃です。
名前が示す通り、このシャドウは炎と氷に対して強い耐性を持っています。
序盤のタルタロスに出現する個体は耐性(ダメージ半減)を持っていますし、後半のモナド通路に出現する強化個体に至っては、これらの属性を「反射」してくる場合があります。
オルフェウスのアギや、伊織順平のスキルなどは相性が悪いため、この敵に対しては使用を控えましょう。
使用スキルと行動パターンの特徴
炎と氷のバランサーは、自身も火炎と氷結属性のスキルを多用してきます。
具体的には「アギ(単体火炎)」「マハラギ(全体火炎)」や、「ブフ(単体氷結)」「マハブフ(全体氷結)」を使用してくるのが特徴です。
こちらのパーティメンバーに火炎や氷結が弱点のキャラクターがいる場合、弱点を突かれてダウンを取られる危険性があります。
敵のターンに回る前に、こちらの弱点属性スキルで速やかにダウンを奪い、行動させないことが被害を抑える鍵となります。
【タルタロス・アルカ】炎と氷のバランサーの倒し方と攻略のコツ
ゆかりと真田を編成してダウンを奪う立ち回り
この敵をスムーズに倒すためには、弱点を突けるメンバーをパーティに編成することが近道です。
初期メンバーである岳羽ゆかりは疾風属性の「ガル」を習得しているため、非常に相性が良いキャラクターです。
また、5月23日以降に加入する真田明彦も電撃属性の「ジオ」系スキルを扱えるため、彼らがパーティにいれば安定してダウンを奪えます。
主人公だけでなく、仲間と連携して弱点を突き続けることが攻略の基本戦術となります。
総攻撃のチャンスを作るためのスキル回し
ペルソナ3リロードの戦闘システムにおいて、勝利への近道は「総攻撃」の発動です。
炎と氷のバランサーは、前述の通り電撃か疾風で攻撃すればダウンします。
敵が複数体出現した場合は、マハガルやマハジオといった全体攻撃スキルで一気に全員を転倒させましょう。
すべての敵がダウン状態になれば強力な総攻撃が発動でき、HPを一気に削りきることが可能です。
物理攻撃よりも魔法スキルで攻めるべき理由
この敵に対しては、物理攻撃よりも魔法スキルでの攻撃を推奨します。
物理攻撃は耐性こそ持っていませんが、弱点を突くことができないため、ダウンを奪うことができません。
P3Rではダウンを奪って「1more」を獲得し、行動回数を増やすことが圧倒的に有利なシステムになっています。
SPを節約したい場面であっても、この敵に対しては惜しまずに魔法スキルを使い、短期決戦を狙うほうが結果的に安全です。
攻略におすすめのペルソナとパーティ編成
初期レベルでジオ・ガルを持つおすすめペルソナ(リリム・エンジェル等)
主人公が装備するペルソナも、電撃か疾風属性を持つものを選びましょう。
序盤で作成・入手可能なおすすめペルソナとしては、初期レベルでジオを持つ「リリム」や「オモイカネ」が挙げられます。
また、ガルを持つ「エンジェル」や「ニギミタマ」も有効です。
これらのペルソナを用意しておけば、仲間がいない場合やSPが尽きた場合でも、主人公一人で弱点を突いて戦況を立て直せます。
対「炎と氷のバランサー」用のおすすめパーティメンバー
特定の敵を意識したパーティ編成を行うなら、やはり岳羽ゆかりは外せません。
彼女は疾風属性で弱点を突けるだけでなく、回復スキルも充実しているため、万が一ダメージを受けた際のリカバリー役としても優秀です。
また、真田明彦が加入しているなら、彼をアタッカーとして起用するのも最適解の一つです。
逆に、火炎属性がメインの伊織順平などは、この戦闘においてはサポートや物理攻撃に徹するか、控えに回すことを検討しても良いでしょう。
合成で作れる中盤以降のおすすめ継承スキル
ゲームが進んでペルソナ合体ができるようになったら、特定のスキルを継承させて対策を強化しましょう。
「疾風ブースタ」や「電撃ブースタ」などの自動発動スキルがあれば、弱点攻撃時のダメージを底上げできます。
また、敵からのアギやブフによるダメージを軽減するために、「火炎耐性」や「氷結耐性」を継承させておくと、事故死のリスクを大幅に減らせます。
合体の際は、攻撃属性だけでなく防御面の耐性スキルにも注目してみてください。
出現場所はどこ?タルタロス階層とドロップアイテム
奇顔の庭アルカ(23F~42F)での出現情報
炎と氷のバランサーは、タルタロスの第一ブロックを抜けた先、「奇顔の庭アルカ」に出現します。
具体的な階層は23Fから42Fの間で、通常の敵シンボルとしてエンカウントします。
このエリアを探索する際は、いつ遭遇しても良いように、ペルソナやパーティの準備を整えておきましょう。
ドロップアイテム(アメジスト・ターコイズ)の使い道
この敵を倒すと、確率で「アメジスト」や「ターコイズ」といった宝石アイテムをドロップします。
これらの宝石は、骨董屋でのアイテム交換や、受胎アイテムの素材、あるいはエリザベスの依頼などで必要になることがあります。
売却して換金することも可能ですが、貴重な交換素材となる場合が多いため、ある程度の数はストックしておくことをおすすめします。
特にアメジストは使用頻度が高いため、積極的に集めておいて損はありません。
敵が出ない場合に確認すべきこと(階層とシンボルの違い)
もし指定の階層を探索しても炎と氷のバランサーが出現しない場合は、敵シンボルの種類を確認してください。
タルタロス内のシャドウはランダム生成されるため、必ず毎回出現するとは限りません。
また、強敵シンボル(赤いオーラを纏った敵)やレアシャドウ(金色の手)とは異なる、通常の黒いシンボルから出現します。
出現しない場合は、一度フロアを移動して敵をリポップさせるか、別の階層を探索してみましょう。
【モナド通路・扉】強化個体・複数出現時の攻略法
モナド通路197Fでの「光と闇のバランサー」等との同時対処法
物語が進むと、「モナド通路」と呼ばれる高難易度エリアで再びこの敵(または同種の敵)と戦うことになります。
例えばモナド通路197Fのボス戦では、「炎と氷のバランサー」に加え、「光と闇のバランサー」や「雷と風のバランサー」といった複数のバランサー系シャドウが同時に出現します。
それぞれ弱点と耐性が異なるため、単体の敵に対処する感覚で挑むと苦戦は必至です。
まずはアナライズ機能を使ってそれぞれの弱点を正確に把握し、対応する属性で的確に攻撃する必要があります。
モナドに出現する個体は耐性が「反射」に強化されているので注意
注意点として、モナドに出現するレベルの高い個体は、耐性が強化されていることがあります。
序盤の個体は火炎・氷結に対して「耐性(ダメージ減)」程度でしたが、強化個体は「反射」や「吸収」の特性を持っている場合があります。
確認せずに全体魔法などを撃ってしまうと、反射ダメージで自滅する恐れがあります。
必ず攻撃前にステータスを確認し、無効化や反射される属性での攻撃は厳禁です。
全体攻撃スキル(マハジオ・マハガル)でまとめてダウンを取る戦術
複数のバランサー系が混在する戦闘では、単体攻撃よりも全体攻撃スキルが輝きます。
例えば「炎と氷のバランサー」と「雷と風のバランサー」がいる場合、片方の弱点を突ける全体魔法が、もう片方には無効化されるケースもあります。
しかし、シフト(バトンタッチ)を駆使して、それぞれの敵の弱点を突けるキャラクターに順番に行動を回し、最終的に全員をダウンさせるパズル的な思考が求められます。
テウルギアなどの必殺技も活用し、敵に行動させないよう圧倒することが重要です。
関連する強敵ボス「ダンシングハンド」等の攻略情報
同時期の難関ボス「ダンシングハンド」の弱点と倒し方
「奇顔の庭アルカ」の探索中には、炎と氷のバランサー以外にも厄介な敵が出現します。
特に10F付近の番人ボスとして登場する「ダンシングハンド」は、魔法攻撃が効きにくい難敵です。
この敵は打撃属性が弱点となっているため、オルフェウスの「突撃」や、順平・真田の通常攻撃を中心に攻めるのが正攻法です。
魔法主体のバランサー戦とは戦い方がガラリと変わるため、相手に合わせて戦術を切り替える柔軟性が求められます。
タルタロス序盤で苦戦しやすい門番ボス一覧と対策へのリンク
タルタロスには一定階層ごとに強力な「門番ボス」が待ち受けています。
炎と氷のバランサーが出現するエリアの前後には、「蛮勇の獣車輪」や「鬼火のレイヴン」といったボスも存在します。
これらのボスはザコ敵とは比較にならないHPと攻撃力を持っているため、事前の準備が不可欠です。
もし進行に行き詰まった場合は、個別のボス攻略情報を参照し、レベル上げやペルソナの見直しを行ってください。
炎と氷のバランサーに関するよくある質問(Q&A)
ペルソナ4(P4G)の炎と氷のバランサーとの違いは?
「炎と氷のバランサー」は、前作の『ペルソナ4 ザ・ゴールデン(P4G)』にも登場しています。
P4Gでは「雪子姫の城」などに出現し、やはり火炎と氷結が無効で、物理攻撃が効かないといった特徴がありました。
基本的な「火と氷に強い」というコンセプトは共通していますが、作品ごとに弱点属性や習得スキルが微妙に異なる場合があります。
P4Gの攻略情報をそのままP3Rに適用するとズレが生じることがあるため、必ずP3R専用の情報を確認するようにしましょう。
「炎と氷の測量者」や「全知全能のバランサー」とは違う敵?
シリーズや階層によっては、似たような名前のシャドウが登場することがあります。
例えば「全能のバランサー」は、弱点が一切ない非常に強力な敵として登場することがあり、対処法が全く異なります。
また、「測量者」といった別名の敵も存在するため、名前を混同しないよう注意が必要です。
戦闘中は必ずR1ボタンなどで敵の名称とステータスを確認する癖をつけましょう。
別ゲーム「A Dance of Fire and Ice(炎と氷の踊り)」との混同に注意
検索エンジンで「炎と氷」と入力すると、リズムゲームの『A Dance of Fire and Ice』が表示されることがあります。
これはペルソナシリーズとは全く関係のない別のインディーゲームです。
「高難易度のリズムゲーム」として知られていますが、P3Rのシャドウ攻略を探している場合は無関係な情報となります。
情報の検索や収集を行う際は、必ず「ペルソナ3R」や「P3R」といったワードを併記することをおすすめします。
まとめ:ペルソナ3R炎と氷のバランサー攻略
- 炎と氷のバランサーの弱点は「電撃(ジオ)」と「疾風(ガル)」である
- 火炎(アギ)と氷結(ブフ)は耐性や反射を持たれているため使用してはいけない
- パーティには疾風を使える岳羽ゆかりや、電撃を使える真田明彦を入れると良い
- 物理攻撃よりも魔法スキルで弱点を突き、ダウンを奪う戦法が有効である
- 出現場所はタルタロスの「奇顔の庭アルカ(23F~42F)」である
- ドロップアイテムは「アメジスト」や「ターコイズ」などの宝石類である
- 後半の「モナド通路」に出現する個体は耐性が強化されているので注意が必要である
- 複数のバランサーが出現した際は、アナライズでそれぞれの弱点を確認すべきである
- 同時期のボス「ダンシングハンド」は打撃が弱点であり、戦法が異なる
- リズムゲームや過去作の敵情報と混同しないよう、最新のP3R情報を参照する

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