MOTHER3を進めていくと、多くのプレイヤーが壁にぶつかるのがヨクバとのボス戦です。
特に第7章のニューヨクバは「強すぎて倒せない」という声がQ&Aサイトや掲示板で数多く寄せられており、ゲーム全体を通じても屈指の難関として知られています。
さらに第8章ではミラクルヨクバへとパワーアップして再び立ちはだかるため、事前準備なしでは何度も全滅を繰り返すことになりかねません。
この記事では、第3章のNPC仲間としてのヨクバの活用法から、第7章・第8章のボス戦における具体的な倒し方、推奨レベルや装備、キャラクターごとの役割分担まで、ヨクバ攻略に必要な情報を網羅的にお伝えしていきます。
Switch Online版で追加された巻き戻し機能の活用法や、ストーリー上の重要な考察にも触れていますので、初見プレイの方からやり込み勢の方まで参考にしていただける内容です。
ヨクバとは何者か|MOTHER3における役割と正体
ヨクバは、MOTHER3の物語全体を通じて暗躍する最重要キャラクターの一人です。
行商人のような風貌で鼻の下にヒゲを蓄え、「ヌヘヘヘヘ!」という独特の笑い声とバナナ好きが特徴的な人物として登場します。
表向きはタツマイリ村の住民を「シアワセ」にするという名目で文明の機器を持ち込み、テレビのような「シアワセのハコ」を配布していきます。
しかし実際にはブタマスクを率いる幹部格であり、ポーキー・ミンチに協力して村に分断と混乱をもたらす黒幕的存在です。
物語の終盤で明かされるヨクバの正体は、7人のマジプシーの中で唯一姿を見せなかった裏切り者「ロクリア」です。
ただし作中で直接断言されることはなく、エンパイアポーキービルにあるロクリアの家に残されたヨクバの衣装やラッパ、大量のバナナといった状況証拠から判明する構成になっています。
ほぼ日刊イトイ新聞のインタビューにおいて、生みの親である糸井重里氏がロクリアの家にいるネズミを「ヨクバになついてたネズミ」と表現しており、ゲーム外では同一人物であることが確定しています。
名前の由来は「欲張り」からとされ、第1章の時点からロクリアだけが登場しない、追い詰められるとオネエ口調になるなど、随所に伏線が張り巡らされているのも見どころの一つです。
ヨクバの全登場シーンと形態変化の流れ
ヨクバは章ごとに立場や姿を変えながら繰り返し登場するため、全体の流れを把握しておくと攻略の見通しが立てやすくなります。
ここでは各章での役割と変遷を時系列順に整理していきます。
第1章~第2章|謎の存在として暗躍
第1章では「なぞのおとこ」名義でわずかに姿を確認できるだけの存在です。
ブッチのブタを褒めている場面が確認できますが、プレイヤーにとってはまだ何者か分からない段階にすぎません。
第2章ではサルサを引き連れてタツマイリ村に現れ、ダスターと衝突します。
この時点でもヨクバの素性は不明ですが、ブッチに「カネ」を渡してブタと交換させるなど、後の村の分断へとつながる布石を打っています。
第3章|NPC仲間としてサルサと行動
第3章「あやしい行商人」でヨクバは本格的に登場し、サルサを操るNPCとして仲間に加わります。
デスさばくを起点にタツマイリ村まで移動する道中、ヨクバは戦闘面で非常に頼りになる存在です。
サルサがレベル1からのスタートで戦闘能力がほぼ皆無であるのに対し、ヨクバは通常攻撃で40~50、たいあたりで50~80、ボムで全体に180~200のダメージを与えてくれます。
第5章|イカヅチタワーでの追跡と転落
第5章ではリュカたちの潜入を見破り、イカヅチタワーを爆破しようとします。
ところが自分で捨てたバナナの皮を踏んで滑り、タワーから転落するというコミカルな退場劇を見せます。
この転落がきっかけとなり、次の登場時にはキマイラに改造された姿へと変貌を遂げることになります。
第7章|ニューヨクバとしてボス戦①
第7章のゴマフかざんで「ニューヨクバ」として復活します。
キマイラに改造されて言葉を発せなくなっており、ツーヤクを介して会話する姿が印象的です。
HP3,182のボスとして立ちはだかり、多くのプレイヤーから強すぎると評されるほどの難敵として知られています。
第8章|ミラクルヨクバとしてボス戦②
第8章のニューポークシティ下水道では「ミラクルヨクバ」としてさらなるパワーアップを遂げて再登場します。
HP5,489と大幅に強化されており、途中でラッパが剥がれると強力なPSIを連発する「本気モード」に移行するのが最大の特徴です。
撃破後は「こんなことは あそび です。
ポーキーさまの あそび と いえましょう。
」という意味深なセリフを残して爆散し、物語から完全に姿を消します。
第3章攻略|NPC仲間ヨクバの活用術
第3章はサルサを操作キャラとして進める特殊な章で、ヨクバがNPCとして同行します。
攻略の鍵は、ヨクバの圧倒的な攻撃力をいかに活かすかにあります。
サルサは防御とサポートに徹する
サルサはレベル1からのスタートでステータスが非常に低いため、攻撃役としてはほとんど機能しません。
戦闘ではサルサを防御やアイテム使用に回し、攻撃はヨクバに任せるのが定石となっています。
サルゲイによる状態異常付与も有効で、敵の行動を封じるサポート役として立ち回るのがおすすめです。
サルサが状態異常にかかった場合、ヨクバがオシオキマシーンで強制的に解除してくれます。
演出こそ痛々しいですが実際のダメージは1だけなので、デメリットはほとんどありません。
目標レベルと拾っておくべきアイテム
サルサの目標レベルは7程度で十分です。
大半の敵はヨクバが倒してくれるため、意識的なレベル上げは基本的に不要といえます。
道中で「ノミのおまもり」と「みずがめのうでわ」を拾ったら忘れずに装備しておきましょう。
防御力が目に見えて上がり、サルサの生存率が高まります。
「はしりだま」は1つで約120ダメージを与えられる貴重なアイテムです。
ボス戦で温存しておくと攻略が楽になります。
サボテンウルフ戦のポイント
第3章のボスであるサボテンウルフ戦でも、攻撃の主力はヨクバです。
サルサは回復アイテムのほしにくを使いつつ耐え、温存しておいたはしりだまを投げてダメージの底上げを図りましょう。
ヨクバのボム(全体180~200ダメージ)が出れば大きく有利になります。
ニューヨクバ(第7章)の基本データと特徴
第7章のゴマフかざんで戦うニューヨクバは、MOTHER3の中でも屈指の強ボスです。
まずは基本データを正確に把握することが、攻略の第一歩となります。
ニューヨクバのステータス一覧
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| レベル | 45 |
| HP | 3,182 |
| PP | 364 |
| オフェンス | 164 |
| ディフェンス | 78 |
| IQ | 58 |
| スピード | 45 |
| 獲得経験値 | 11,121 |
| 獲得DP | 1,200 |
| 種族 | メカキマイラ |
| ドロップアイテム | こうきゅうバナナ(100%) |
| 戦闘BGM | プライドかけたハッスル |
オフェンス164という数値はこの時点のボスとしては非常に高く、ランダム2回行動という仕様と組み合わさることで脅威度が跳ね上がります。
行動パターンの全容
ニューヨクバの行動パターンは多彩で、1ターンにランダムで2回行動します。
突進やラッパ攻撃といった高火力の物理攻撃に加え、どんより・どわすれ・ノミ・なみだといった各種状態異常をばらまいてくるのが厄介な点です。
特に警戒すべきは「ふてきなわらい」の次ターンに放たれる「いっぱいボム」で、全体に約125ダメージをシールドやガードを無視して与えてきます。
さらにこうきゅうバナナで自分のHPを約580も回復してくるため、火力不足だと延々と削りきれない泥仕合に陥ります。
戦闘開始時点でシールドが張られている点も見逃せません。
物理攻撃を跳ね返されるリスクがあるため、シールドとりがみで剥がしてから攻撃に移る手順が重要になります。
ニューヨクバの倒し方|推奨レベルと装備
ニューヨクバ戦の勝敗は、事前準備でほぼ決まるといっても過言ではありません。
推奨レベル、習得PSI、装備、アイテムの4つの観点から最適な準備を解説します。
推奨レベルはリュカLv35以上
ニューヨクバ戦での推奨レベルは、リュカが35以上、パーティー全体で35~45程度です。
最大の理由は、リュカがレベル35で習得する「シールドΩ」の存在にあります。
シールドΩはパーティー全体に物理反射シールドを張るPSIで、ニューヨクバの高火力物理攻撃への最も有効な対抗策です。
シールドΩを覚えていない状態で挑むと難易度が跳ね上がるため、レベル35未満での挑戦は避けるのが無難でしょう。
加えて、レベル38前後で覚えるPKフリーズγは運次第でニューヨクバの動きを止める可能性があり、成功すれば大きなアドバンテージを得られます。
装備とアイテムの準備
装備は防御力重視で固めるのが基本です。
サンダーペンダントはかみなり属性への耐性を持っており、ボニー以外の全員に装備させると被ダメージを軽減できます。
アイテムは回復手段を最優先で確保しましょう。
にどぼしにくを20個程度買い込んでおくと安心です。
また、どせいだにの「のらイヌ」に「いぬようほしにく」を渡すことで交換できる「ボム」は、ニューヨクバ戦で非常に有効なダメージソースになります。
リュカ以外のメンバーがボムを投げまくるだけで、意外なほどあっさり倒せたという報告も多く見られます。
ただしアイテム欄には限りがあるため、ボムと回復アイテムの枠配分には注意が必要です。
ボム戦法の手順と注意点
ボム戦法を実行する場合、どせいだにでいぬようほしにくを複数購入し、ハイウェイにいるのらイヌと何度も交換してボムをストックします。
戦闘ではリュカを回復・バフ専任にし、クマトラ・ダスター・ボニーの3人がボムを投げ続ける形がおすすめです。
この戦法の注意点は、ボムのダメージがばくはつ属性であること。
ニューヨクバはばくはつ属性に耐性を持っているため、通常のダメージ計算では無効化される場面もあります。
しかし「いっぱいボム」のような固定ダメージ技とは計算方式が異なるため、プレイヤーが投げるボムは有効にダメージを与えられます。
ニューヨクバ戦の立ち回りとキャラ別役割
準備を整えたら、実際の戦闘における立ち回りを確認しましょう。
リュカ・クマトラ・ダスター・ボニーの4人がそれぞれ明確な役割を持つことで、戦闘を安定させることができます。
リュカ|防御の要と回復役
リュカの最優先行動はシールドΩの展開です。
パーティー全体に物理反射を張ることで、ニューヨクバの高火力な突進やラッパ攻撃のダメージを大幅に軽減できます。
続いてディフェアップΩで味方の防御力を底上げし、余裕があればライフアップで回復に回ります。
シールドが切れたら再展開を最優先としてください。
クマトラ|デバフと攻撃の二刀流
クマトラは序盤でオフェダウンαを使い、ニューヨクバのオフェンスを下げることが最重要の仕事です。
オフェンスを3段階まで下げれば、受けるダメージが目に見えて減少します。
デバフが完了した後は、PKサンダーやPKフリーズでの攻撃に切り替えましょう。
ニューヨクバはほのお・こおり・かみなり属性いずれも半減耐性を持っていますが、ダメージソースとしては依然として有効です。
ダスター|泥棒グッズでサポート
ダスターはこわいおめんでオフェンスを下げ、くすぐりぼうでディフェンスを下げる役割を担います。
クマトラのオフェダウンと併用すれば、ニューヨクバの攻撃力を最低値まで落とすことが可能です。
けむりだまで命中率を下げるのも効果的で、物理攻撃の被弾率をさらに下げられます。
デバフが一通り完了したら通常攻撃に移行し、サウンドバトルでヒット数を稼いでダメージを伸ばしましょう。
ボニー|回復アイテムの運び屋
ボニーは最初ににおいをかいで弱点を確認した後、回復アイテムの使用に専念するのが安定します。
ニューヨクバの「いっぱいボム」は全体に約125ダメージを与えるため、全体回復が追いつかない場面ではボニーのアイテム使用が生命線になります。
戦闘の終盤で味方のHPに余裕が出てきたら、攻撃参加やボム投げに切り替えても構いません。
ミラクルヨクバ(第8章)の基本データと特徴
第8章のニューポークシティ下水道で待ち構えるミラクルヨクバは、ニューヨクバからさらに強化された最終形態です。
HP5,489という大台に加え、前半と後半で行動パターンが大きく変化する二段構えのボスとなっています。
ミラクルヨクバのステータス一覧
| 項目 | 数値(前面) | 数値(背面) |
|---|---|---|
| レベル | 62 | — |
| HP | 5,489 | — |
| PP | 382 | — |
| オフェンス | 164 | 189 |
| ディフェンス | 140 | 130 |
| IQ | 58 | 80 |
| スピード | 54 | 62 |
| 獲得経験値 | 28,636 | — |
| 獲得DP | 1,540 | — |
| 種族 | メカキマイラ | — |
| ドロップアイテム | なし | — |
| 戦闘BGM | プライドかけたハッスル | — |
ニューヨクバと比較するとディフェンスが78から140へと大幅に上がっており、打たれ強さが格段に増しています。
前半(ラッパ装着時)の行動パターン
戦闘開始時はラッパを装着した状態で、ランダム2回行動を行います。
基本的にはニューヨクバと同様の物理攻撃と状態異常技を使いますが、新たに「きょうれつなひかり」が追加されています。
きょうれつなひかりは単体をきぜつ(即戦闘不能)にする非常に危険な技です。
リュカがきぜつさせられると回復やシールドの展開が滞り、一気に崩壊するリスクがあります。
蘇生アイテムの準備が不可欠な理由がここにあります。
後半(本気モード)の行動パターン
HPを約2,300削るとラッパが剥がれ、「ヨクバは ほんきになった!」の表示とともにグラフィックが変化します。
本気モードではこれまでの物理攻撃に代わり、PKフリーズΩ・PKサンダーΩ・PKスターストーム・ブレインショックΩなど強力なPSIを連発してきます。
一見すると恐ろしい変化に思えますが、実は本気モードに入ると行動回数が2回から1回に減少します。
加えてサイコシールドΩで大半のPSI攻撃を半減でき、PKサンダーΩはリュカにフランクリンバッヂを装備しておけば反射できるため、前半よりも対処しやすくなるのが実情です。
唯一注意すべきはブレインショックΩで、パーティー全体をヘン状態にしてくる厄介な技です。
ヘン状態は行動が不安定になるため、すぐにヒーリングで治療する必要があります。
ミラクルヨクバの倒し方|推奨レベルと事前準備
ミラクルヨクバ戦では、前半の猛攻をいかに凌ぎ、本気モードに追い込むかが勝負の分かれ目です。
適切なレベルとアイテムを揃えておくことで、勝率を大きく引き上げることができます。
推奨レベルはリュカLv47以上
ミラクルヨクバ戦における最重要PSIは、リュカがレベル47で覚える「サイコシールドΩ」です。
サイコシールドΩはパーティー全体にPSI攻撃の半減効果を付与するもので、本気モードのPSI攻撃をほぼ無力化できます。
パーティー全体の推奨レベルは50前後が目安となります。
ただしサイコシールドΩさえ習得していれば、それより低いレベルでもクリアは十分可能です。
必須級アイテムリスト
ミラクルヨクバ戦に臨む前に、以下のアイテムを最低限確保しておきましょう。
| アイテム名 | 用途 | 優先度 |
|---|---|---|
| うらカンポー | きぜつからの蘇生 | 最優先 |
| いのちのうどん | きぜつからの蘇生(全回復) | 最優先 |
| シールドとりがみ | 敵のシールド剥がし | 高 |
| こうきゅうバナナ | HP大回復 | 中 |
| はちみつシャワー | 状態異常の全体回復 | 中 |
リダのマンションに向かう前にアイテムを整えておくことが重要です。
下水道内にセーブポイントはあるものの、ミラクルヨクバ戦の直前にはセーブポイントがないため、道中の雑魚戦でアイテムを消耗するリスクも考慮してください。
フランクリンバッヂの装備先
フランクリンバッヂはリュカに装備させるのが最適です。
本気モードで使用してくるPKサンダーΩがリュカに飛んだ場合、そのまま反射してミラクルヨクバにダメージを返すことができます。
反射ダメージは馬鹿にならない数値になるため、攻防一体の装備として機能します。
ミラクルヨクバ戦の具体的な立ち回り
ミラクルヨクバ戦は前半と後半で戦い方を切り替える必要があります。
各フェーズでの最適な行動を順を追って確認していきましょう。
前半戦(ラッパ装着時)の戦い方
戦闘が始まったら、まずリュカでシールドΩを展開し、次のターンでディフェアップΩを使います。
クマトラはオフェダウンΩでミラクルヨクバの攻撃力を下げ、ダスターはこわいおめんを使って追加のオフェンス低下を狙います。
この初動が安定すれば、被ダメージを管理しやすくなります。
バフ・デバフの展開が一巡したら、クマトラはPKサンダーΩで攻撃に転じましょう。
PKスターストームも有効で、2~3発ほどでラッパを剥がせるという報告が一般的です。
ボニーはひたすら回復アイテムに徹し、ダスターはくすぐりぼうやけむりだまで追加のデバフを入れつつ通常攻撃を重ねてください。
前半でもっとも怖いのは「きょうれつなひかり」によるリュカのきぜつです。
リュカが倒れたらボニーが即座にうらカンポーかいのちのうどんで蘇生させ、立て直しを最優先としてください。
後半戦(本気モード)の戦い方
ラッパが剥がれて本気モードに入ったら、リュカでサイコシールドΩを張ることを最優先にします。
サイコシールドΩが展開されれば、PKフリーズΩやPKスターストームのダメージを大幅にカットでき、戦闘は一気に安定します。
本気モードは1回行動に減るため、前半ほどの脅威はありません。
攻撃の手を緩めずに一気にHPを削りきりましょう。
注意すべきはこうきゅうバナナによる自己回復で、HP減少後は2ターンに1回の頻度で必ず食べてきます。
約580回復されるため、火力が足りないといつまでも倒しきれません。
オフェアップΩやディフェダウンのデバフを維持し、1ターンあたりの与ダメージを最大化する意識が大切です。
戦闘全体のフローまとめ
1ターン目から本気モード撃破までの理想的な流れを整理すると、次のようになります。
序盤はバフとデバフの展開に集中し、味方の防御を固めつつ敵の攻撃力を削ぎます。
中盤でPKスターストームやPKサンダーΩでラッパを剥がし、本気モードに移行させます。
後半はサイコシールドΩを張った上で全員が攻撃に回り、こうきゅうバナナの回復を上回るペースでダメージを与え続けて決着をつけます。
ニューヨクバとミラクルヨクバの難易度比較
両方のボスと戦った上で「どちらが強いのか」という疑問は多くのプレイヤーが抱くところです。
ここでは客観的なデータと一般的な評価をもとに比較してみます。
総合的にはニューヨクバの方が苦戦しやすい
Q&Aサイトや掲示板での「倒せない」報告の数は、ニューヨクバの方が圧倒的に多い傾向があります。
HPこそミラクルヨクバの方が高いものの、ニューヨクバは戦闘の全フェーズにわたって2回行動を維持し、弱体化する要素がありません。
一方でミラクルヨクバは本気モード移行後に1回行動に減少し、サイコシールドΩで対処できるため、後半は難易度が下がるという逆転現象が起こります。
また、ニューヨクバ戦はシールドΩ習得前のレベル帯で挑む可能性があることも難易度を押し上げる要因です。
やり込みプレイの低レベルクリアにおいても、ニューヨクバは最難関ボスの一角として位置付けられています。
両ボスの比較表
| 比較項目 | ニューヨクバ(7章) | ミラクルヨクバ(8章) |
|---|---|---|
| HP | 3,182 | 5,489 |
| 行動回数 | 常時2回 | 前半2回→後半1回 |
| 即死攻撃 | なし | きょうれつなひかり |
| PSI使用 | なし | 本気モード時のみ |
| 自己回復頻度 | 時々 | 後半は2ターンに1回確定 |
| 総合難易度 | 高い | 前半は高い/後半は中程度 |
ヨクバ戦で知っておきたい属性耐性データ
効率的な攻略のためには、属性耐性とステータス異常耐性のデータを把握しておくことが有用です。
無駄な攻撃を避け、有効な手段に集中できるようになります。
ミラクルヨクバの属性耐性
ミラクルヨクバの属性耐性は以下のとおりです。
| 属性 | 耐性 |
|---|---|
| ほのお | 半減 |
| こおり | 半減 |
| かみなり | 半減 |
| ばくはつ | 無効 |
ほのお・こおり・かみなりの3属性が半減されるため、PSI攻撃のダメージはやや控えめになります。
ただし半減であって無効ではないので、PKサンダーΩやPKスターストームは主力攻撃として十分に機能します。
ばくはつ属性は無効ですが、ミラクルヨクバ自身が使う「いっぱいボム」は半減無視の固定ダメージ技という別仕様であるため、プレイヤー側がボムを使う際とは計算方式が異なる点に注意してください。
ステータス異常への耐性
ミラクルヨクバはしびれ・ねむり・ヘンに対して耐性がなく、理論上はこれらの状態異常が効く可能性があります。
くすぐりぼうやこわいかめんが「そこそこの確率で効く」という報告もあり、試してみる価値はあるでしょう。
一方で、かえん(火がつく)とこおる(凍る)は無効です。
なみだ状態には半減耐性があるため、確実性に欠けます。
カベホチも無耐性なので、カベホチで動きを封じる戦法も選択肢の一つです。
サウンドバトルのコツ|ヨクバ戦BGMへの対応
MOTHER3独自のサウンドバトルシステムは、ヨクバ戦でもダメージ効率に大きく影響します。
最大16ヒットで通常攻撃の約2.5倍のダメージを叩き出せるため、活用できればニューヨクバのこうきゅうバナナ回復を上回るペースで削ることも可能です。
プライドかけたハッスルのリズムは難しい
ニューヨクバ・ミラクルヨクバの戦闘BGM「プライドかけたハッスル」は、マジプシーのBGMをアレンジした楽曲です。
リズムパターンがやや複雑で、安定して高ヒットを出すのは難しいと一般的に評価されています。
基本は4拍子のリズムを意識し、「1234」のカウントでボタンを押していくのがコツです。
3回以上の連続ヒットに成功したら、BGMよりも攻撃時に鳴る効果音のテンポに合わせてボタンを押した方がタイミングを取りやすいとされています。
敵をねむらせて鼓動を聞く練習法
サウンドバトルの練習法として知られているのが、敵をねむり状態にして心臓の鼓動音を聞く方法です。
鼓動音がBGMのテンポと一致しているため、リズムの掴み方が分かりやすくなります。
ただしこの方法はボス戦では実用的ではありません。
ヨクバ戦に臨む前に、下水道の雑魚敵などで感覚を掴んでおくとよいでしょう。
Switch Online版の便利機能を活かした攻略法
2024年2月にMOTHER3がゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Onlineに追加されたことで、GBA版にはなかった便利機能を活用した攻略が可能になりました。
新規プレイヤーにとっては難易度を大幅に下げる手段となります。
巻き戻し機能でボス戦のリトライが容易に
Switch Online版では、ZLボタンとZRボタンを長押しすることで、少しだけ時間を巻き戻すことができます。
ミラクルヨクバの「きょうれつなひかり」でリュカがきぜつさせられた場合や、不利な展開に陥った場合でも、巻き戻して別の行動を試すことが可能です。
GBA版ではニューヨクバ戦の全滅時にイベントシーンが省略されないという問題がありましたが、巻き戻し機能があればその煩わしさも解消されます。
どこでもセーブ機能の活用
ZLとZRの同時押しでどこでもセーブが可能です。
ミラクルヨクバ戦の直前にセーブポイントがないという弱点を完全にカバーでき、万全のアイテム状態でボス戦に挑めるようになります。
下水道のセーブポイントからミラクルヨクバまでの間にはカビクサイマンなどの雑魚敵が出現するため、GBA版ではアイテムを消耗するリスクがありましたが、どこでもセーブがあればその心配は不要です。
レベルアップ時のステータス吟味
巻き戻し機能を活用すれば、レベルアップ時のステータス上昇値を厳選することもできます。
MOTHER3ではレベルアップ時の6種のステータス上昇値が擬似乱数で決まるため、巻き戻して上昇値が高い結果を引き直すことが可能です。
ヨクバ戦に備えてオフェンスやディフェンスを重点的に伸ばしたい場合、この吟味が有効に働きます。
ただしサウンドバトルに関しては、Switch Online版ではGBA実機と比べてわずかな入力遅延があるとの報告もあり、タイミングの微調整が必要になる場合があります。
ヨクバの正体と考察|ロクリアはなぜ裏切ったのか
ヨクバの正体がマジプシーのロクリアであることは前述のとおりですが、ファンの間で最も議論されているのが「なぜロクリアは他のマジプシーを裏切ったのか」という問いです。
作中では理由が一切語られない
ロクリアの裏切りの動機は、作中で一度も説明されません。
エンパイアポーキービルのロクリアの家を訪れても、そこにあるのは状況証拠だけで、本人からの弁明や回想シーンは用意されていません。
ロクリアの家に残されたネズミは「ぼくには とても やさしいひとだったんだ」と語っており、単純な悪意だけでは説明しきれない複雑な人物像が浮かび上がります。
なおこのネズミのセリフは松尾和子の楽曲「再会」の歌詞からの引用とされており、切なさを演出する仕掛けになっています。
糸井重里氏は「答えを用意していない」と明言
糸井重里氏はインタビューで、ロクリアがマジプシーから寝返った理由について「答えは用意していない」と明言しています。
あえて理由を描かないことで、プレイヤー一人ひとりの想像に委ねるという設計思想が背景にあると考えられます。
ファンコミュニティではさまざまな考察が展開されており、「ポーキーに誘拐されて洗脳された」「マジプシーとしての存在に疑問を感じていた」「ノーウェア島の秘密を知りすぎたがゆえの選択だった」など、多様な説が議論されています。
公式な答えがない以上、どの解釈にも同等の妥当性があり、それがMOTHER3というゲームの奥深さにつながっているといえるでしょう。
ポーキーとロクリアの微妙な関係性
興味深いことに、ポーキーはエンパイアポーキービルの大半のフロアでは余裕のある態度でリュカを挑発し続けますが、ロクリアの家があるフロアに限って苛立ちを見せ、早く先に進むよう急かします。
この描写は、ポーキーがロクリアに対して何らかの複雑な感情を抱いていたことを示唆しているのかもしれません。
利用関係にありながらも完全には信頼していなかったのか、あるいはロクリアの裏切りの代償を知っていたのか。
答えが明示されないからこそ、プレイヤーの心に深く残る演出になっています。
よくある質問|ヨクバ攻略で迷いやすいポイント
ヨクバ攻略に関してプレイヤーから頻繁に寄せられる疑問をまとめて回答します。
ニューヨクバ戦で全滅した場合どうなりますか?
全滅してもゲームオーバーにはならず、直前のセーブポイントからやり直せます。
ただしGBA版では戦闘前のイベントシーンが省略されないため、リトライに時間がかかる点に注意してください。
Switch Online版では巻き戻し機能やどこでもセーブで回避できます。
ミラクルヨクバの本気モードでPPが尽きるとどうなりますか?
通常プレイではまず見ることがない状況ですが、PPが尽きると物理攻撃+状態異常のランダム2回行動パターンに切り替わります。
サイコシールドΩが効かなくなるうえに2回行動が復活するため、実質的に前半と同じ脅威度に戻ります。
長期戦を避けて早めに倒しきることが重要です。
ミラクルヨクバ戦前にセーブする方法はありますか?
GBA版では下水道内のセーブポイント(カエル)が最後のセーブ地点で、そこからミラクルヨクバまでの間にはセーブポイントがありません。
Switch Online版では「どこでもセーブ」機能でボス戦直前に保存できるため、この問題は解消されています。
ヨクバはスマブラに登場していますか?
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにはMOTHERシリーズからリュカやネスが参戦しており、MOTHERシリーズ関連のスピリットも登場しています。
ヨクバ自体がプレイアブルファイターとして参戦しているわけではありませんが、MOTHERシリーズのスピリット戦でMOTHER3関連のキャラクターと対面する場面はあります。
まとめ:マザー3のヨクバ攻略で押さえるべき全知識
- ヨクバの正体はマジプシーの裏切り者ロクリアであり、作中では状況証拠のみで判明する構成になっている
- 第3章のNPC仲間時はヨクバの攻撃力が主力であり、サルサは防御とサポートに徹するのが定石である
- ニューヨクバはHP3,182の常時2回行動ボスで、MOTHER3全体でも屈指の難敵として知られる
- ニューヨクバ戦の最重要PSIはシールドΩ(Lv35習得)であり、未習得での挑戦は避けるべきである
- ボム戦法はニューヨクバに有効だが、アイテム欄の制約があるため回復アイテムとの枠配分に注意が必要である
- ミラクルヨクバはHP5,489で本気モード移行後にPSIを連発するが、1回行動に減少するため前半より対処しやすい
- ミラクルヨクバ戦ではサイコシールドΩ(Lv47習得)とフランクリンバッヂの装備が攻略の鍵を握る
- きょうれつなひかりによるリュカのきぜつが最大のリスクであり、蘇生アイテムの事前準備が不可欠である
- Switch Online版の巻き戻し機能とどこでもセーブにより、GBA版と比べてボス戦の難易度は大幅に緩和されている
- ロクリアの裏切りの理由は糸井重里氏自身が「答えを用意していない」と明言しており、プレイヤーの想像に委ねられている

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