Moving Elevators MODは、ブロックで作った台やキャビンを上下へ動かし、人やほかのエンティティを別の階へ運ぶMinecraft Java版向けMODです。各階のコントローラーを同じ縦の位置・向きにそろえ、前方の台を設定範囲へ収めるのが基本になります。
この記事ではMinecraft 1.21.1・NeoForge用1.4.12を対象に、必須ライブラリ、クラフト、設置、呼び出しと遠隔操作、動かない場合の確認を説明します。2026年10月15日に作者の正規配布情報と対象版ソースを確認しました。実機検証は行っていません。MODパックやサーバーの設定によって条件が変わる場合があります。
Moving Elevatorsの対象版と必須ライブラリ
作者SuperMartijn642の正規配布ページでは、複数階を移動する台、移動速度や大きさの調整、表示パネルなどが案内されています。目的地へ瞬間移動する方式ではなく、作った台が実際に上下へ移動するMODです。
今回の対象は1.4.12-neoforge-mc1.21の配布ファイルです。対応ゲーム版には1.21と1.21.1が掲載されています。名前にmc1.21とあっても、1.21.1対応は配布ページの対応欄で確認できます。
| 確認項目 | この記事の対象 | 導入時の注意 |
|---|---|---|
| ゲーム | Minecraft Java版1.21.1 | 統合版のアドオンとは区別する |
| ローダー | 1.21.1対応NeoForge | Fabric・Forge用JARを混ぜない |
| MOD本体 | Moving Elevators 1.4.12 | 対応ゲーム版とローダーを照合する |
| 必須ライブラリ | SuperMartijn642’s Core Lib/Config Lib | 両方とも対応ファイルを別途用意する |
| マルチプレイ | クライアント・サーバー双方で必要 | 参加者と管理者で構成をそろえる |
選択ファイルではCore LibとConfig Libの2種類が必須です。対応する例は、Core Lib 1.1.25-neoforge-mc1.21とConfig Lib 1.1.8-neoforge-mc1.21です。Cloth Configや、名前の似た別のCoreライブラリで代用しないでください。
JEIなどのレシピ表示MODは、確認の補助として使うもので、この対象ファイルの必須ライブラリ2種類とは別です。別のMinecraft版へ導入する場合は、その版用の本体と前提条件を選び直します。
同じゲーム版・ローダーのファイルをmodsへ入れる
導入先は、実際に起動するプロフィールが使うゲームディレクトリのmodsです。NeoForge公式のクライアント導入案内も、MOD用のプロフィールとゲームディレクトリを用意する方法を説明しています。
- ゲームとサーバーを終了し、ワールド・MOD・設定・使用版を控えてバックアップします。
- Minecraft 1.21.1に対応するNeoForgeとJava環境を用意します。
- 使うプロフィールのゲームディレクトリを確認します。
- 本体、Core Lib、Config Libの対応する通常JARをmodsへ入れます。
- 同じMODの旧JARが重複していないか確認し、コピーしたワールドやテスト用環境で起動を確かめます。
JARを展開したり、ワールドのdatapacksへ入れたりする必要はありません。別のプロフィールのmodsに入れた場合、目的の環境には読み込まれません。
マルチプレイでは、サーバー側と参加者側で対象版をそろえます。自分の画面だけにエレベーターを追加するMODではありません。既存のMODパックを遊ぶ場合は、その配布者やサーバー管理者が指定する構成を優先してください。
コントローラーと表示・遠隔パネルを作る
まずはElevator Controllerを2個用意し、2階層の構成から始めると位置関係を確認しやすくなります。表示パネルと遠隔パネルは、基本の上下移動を確認してから追加できます。
対象版の通常レシピは、次の材料です。MODパック側で変更されている場合は、その環境のレシピ表示も確認してください。
| 作るもの | 1個分の材料 | 主な役割 |
|---|---|---|
| Elevator Controller | 鉄インゴット6、レッドストーン1、オブザーバー1、ピストン1 | 各階の呼び出し・上下移動と設定 |
| Elevator Display | 鉄インゴット6、レッドストーン2、ガラスブロック1 | 行き先の階と現在位置の表示 |
| Remote Elevator Panel | 鉄インゴット7、レッドストーン1、エンダーパール1 | 離れた位置からの操作 |
Controllerのレシピは、作業台の左右の列を鉄インゴットで埋め、中央列を上からレッドストーン・オブザーバー・ピストンにします。
Displayは左右の列を鉄インゴットで埋め、中央列をレッドストーン・ガラスブロック・レッドストーンにします。Remote Elevator Panelは上段中央にレッドストーン、中央にエンダーパールを置き、残る7マスを鉄インゴットにします。
作者のFAQでは、コントローラーに電力を消費する仕組みはないと説明されています。基本の台を動かすために、別の発電MODを追加する必要はありません。
コントローラーの向きと台の範囲を合わせて設置する
最初のControllerは、ボタンのある面を台の方向へ向けて置きます。空の手でボタンのない面を右クリックすると、キャビンの大きさ、位置のずれ、速度や階名を調整する画面を開けます。最初からブロックを手に持って操作すると、外観変更の操作と混同しやすいため、空の手で確認しましょう。
標準の位置関係では、台のブロックはボタン面の前方で、Controllerより1ブロック低い高さに置きます。対象版の初期キャビンは幅3・奥行き3・高さ4です。設定画面のプレビューと照らし合わせ、台が移動範囲へ収まっているか確認します。
ほかの階のControllerは、最初のControllerの真上または真下へ置き、ボタン面の向きも同じにします。横へ1ブロックずれたり、反対向きになったりすると、期待する一つのエレベーターとして扱われません。
移動対象は床だけではなく、設定した幅・奥行き・高さの範囲です。 範囲に建物の壁や別の設備まで含めると、それらも台側のブロックとして取り込まれる可能性があります。最初は通常の乾いたブロックだけで小さく作り、周囲に大事な設備や収納を置かずに確認すると、配置を切り分けやすくなります。
到着する階にも、キャビン全体が入る空間を確保してください。床面だけ空いていても、設定した高さの中にブロックがあれば到着先の確認で止まる場合があります。作者のFAQには移動途中のブロックを無視する仕様も案内されているため、途中で必ず衝突停止する安全装置とは考えず、移動経路を確保して使います。
呼び出し・階移動と遠隔パネルの使い方
Controllerの中央ボタンは、その階へ台を呼び出す操作です。台が到着して乗れる状態になったら、上または下のボタンで隣の階へ移動します。台が別の階にあるときは、まず呼び出しと到着を確認しましょう。
Elevator Displayは、Controllerの上へ置いて使います。必要ならさらにもう1個を重ね、縦に大きな表示にもできます。自分の階に対応するボタンで呼び出し、ほかの階のボタンで行き先を指定します。Controllerの設定画面で階名を付けておくと、行き先を区別しやすくなります。
Remote Elevator Panelを使う場合は、遠隔パネルのアイテムを手に持ち、操作先のControllerを右クリックして紐付けます。 その後、同じディメンション内の使いたい場所へ設置します。紐付けをせずに置こうとした場合や、紐付け先と異なるディメンションへ置こうとした場合は、対象版の実装で確認メッセージが出る仕組みです。
作者の説明ページには紐付け時に持つ物がControllerと書かれた箇所がありますが、対象版のControllerの紐付け処理が確認するのは遠隔パネルのアイテムです。設定や説明を見比べるときは、対象版と実際に手に持っている物を確認してください。
動かない場合の確認と更新・削除前の準備
| 症状 | 確認する箇所 | 見直し方 |
|---|---|---|
| 起動時に前提MODエラー | Core Lib・Config Lib | 両方の対応版とローダーを確認する |
| 階が認識されない | Controllerの縦位置と向き | 同じ横位置・同じボタン面の向きへそろえる |
| 台がない・空の範囲と表示される | 台の高さと設定範囲 | 前方の台がプレビューの範囲に入っているか調べる |
| ブロックが使えないと表示される | 移動範囲内の材料 | 液体や、標準設定で動かせないブロックがないか確認する |
| 到着先が塞がれている | 到着階の幅・奥行き・高さ | 指定範囲全体に空間を確保する |
| 遠隔パネルを設置できない | 紐付けとディメンション | 対象Controllerへの紐付けと設置先を確認する |
画面にブロック名や座標が表示された場合は、その場所と設定範囲を見比べてください。動かない理由を調べるために、いきなり設定上限を引き上げたり、動かせないブロックを動かせる設定へ変えたりする必要はありません。
更新前には、ゲームとサーバーを止め、ワールド・MOD・設定・元の版を一式でバックアップします。キャビンは階へ到着させて状態を確認し、コピーした環境で更新後の起動、呼び出し、到着を確かめてから本番へ反映してください。
削除する場合も、先にバックアップと関連MODの依存確認が必要です。このMODのController・Display・遠隔パネルや移動状態に関わるデータがあるため、取り外したままワールドを保存すると追加内容を失う可能性があります。再導入だけで必ず復元されるとは考えないでください。Core LibとConfig Libは、ほかのMODが必要としている場合があるので、一緒にまとめて削除しないようにします。
まとめ:Moving Elevatorsは配置と移動範囲を先に確認する
Moving Elevatorsは、各階のControllerと移動する台を使い、人やエンティティを運ぶMODです。Minecraft 1.21.1・NeoForge用1.4.12では、Core LibとConfig Libを別途そろえ、マルチプレイでは双方へ導入します。
最初は2階層の小さな構成で、Controllerの向きと台の高さ、キャビンの範囲、到着先の空間を確認しましょう。基本の呼び出しと上下移動ができたら、Displayや遠隔パネルを追加すると、設備を段階的に作れます。

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