ハデス2をプレイしていると、序盤で突然登場する「降月術」というシステムに戸惑う方は少なくありません。
月の女神セレネから授けられるこの必殺技は、正しく理解して使いこなせばボス戦の突破力が劇的に変わります。
一方で、全9種類のうちどれを選ぶべきか、どう強化すればいいのか、武器との相性はどうなのかなど、判断に迷うポイントも多いのが実情です。
この記事では、降月術の基本的な仕組みからチャージの効率的な溜め方、全種類の性能比較、武器ごとのおすすめ組み合わせ、さらには高難易度攻略での選択トレンドまで、必要な情報をすべて網羅しています。
初めてセレネと出会ったばかりの方から、誓約32クリアを目指す上級者まで、幅広く役立つ内容に仕上げました。
降月術とは?ハデス2で追加された新しい必殺技システム
降月術とは、ハデス2で新たに導入された必殺技システムで、月の化身であるセレネから授けられる強力なスキルを指します。
前作ハデスにおける「祈り(召喚)」に相当するシステムですが、仕組みは大きく異なっています。
前作では特定のボスを倒して解禁する一方通行の召喚効果でしたが、ハデス2の降月術はアップグレードの分岐が非常に多く、同じ種類でもまったく違うビルドに発展するのが特徴です。
降月術を使用するには、まずダンジョン内でセレネと遭遇して功徳を授かる必要があります。
セレネの区画報酬アイコンは銀色の三日月で表示されるため、マップ上で見つけたら積極的に向かいましょう。
1回のラン(一夜)で獲得できる降月術は1種類のみという制限がある点は覚えておいてください。
降月術のチャージ方法とマナ管理のコツ
降月術は、敵の近くでマナを消費するとゲージが溜まり、必要量に達すると発動可能になります。
具体的には、Ω技(長押しで発動するマナ消費攻撃)を使うことでチャージが進む仕組みです。
チャージに必要なマナ消費量は降月術ごとに異なる
降月術によって、発動に必要なマナ消費量には大きな差があります。
最も軽い月明かりはわずか30、最も重い月相の移ろいは130と、4倍以上の開きがあるため、選んだ降月術に応じてマナの使い方を変える意識が大切です。
チャージコストが低い降月術ほど回転率が高く、戦闘中に何度も発動できるメリットがあります。
マナ回復功徳の確保が回転率を左右する
降月術を効率よく回すためには、マナ回復手段の確保が不可欠です。
ヘスティアの功徳「心の臓の漲り」は、通常攻撃や特殊攻撃でダメージを与えるたびにマナが回復するため、手数の多い武器との相性が抜群に優れています。
アポロンの「煌光の漲り」も次点の候補として挙げられるほか、初心者のうちは魔札「見えざる者」を装備してマナ回復のサブ手段を確保するのも有効でしょう。
チャージ効率を上げる装備と功徳
降月術のチャージ速度を底上げする手段はいくつか存在します。
月光の旅衣を装備すると、降月術チャージに必要なマナが30%減少し、アーマー+55も付与されます。
ヘルメスの功徳「才気煥発」はチャージに必要なマナ消費量をさらに削減してくれるため、降月術を軸にしたビルドでは優先して取得したい功徳です。
また、Ω技使用時にマナ消費量を追加で増やす功徳(ヘスティアの「余焔」、ポセイドンの「波立つ海原」、ヘラの「血脈」など)を取得すると、追加マナ分もチャージにカウントされるため回転率が大幅に向上します。
降月術全9種類の効果とチャージコスト一覧
ハデス2に登場する降月術は、セレネから授けられる基本8種と、漆黒甲クシンスのセレネの態で使える専用1種の合計9種類です。
以下の表に、正式版準拠のデータを整理しました。
| 降月術名 | チャージコスト | 効果の概要 | 系統 |
|---|---|---|---|
| 月明かり | 30 | 2秒間にわたり最大800ダメージの光線を発射 | 火力型 |
| 宵闇の呪い | 40 | 追尾弾で最大5体に変異の呪詛(羊化8秒)を付与 | 妨害型 |
| 銀狼の遠吠え | 50 | 跳躍して指定エリアに着地衝撃で200ダメージ | 回避+火力型 |
| 夜花 | 60 | 直近で倒した敵を蘇らせ味方として12秒間戦わせる | 召喚型 |
| 月光水 | 70 | HPを15回復、最大3回使用可能、水場でリチャージ | 回復型 |
| 月影 | 90 | 4秒後にターゲット地点の広範囲に1000ダメージの爆風 | 大火力型 |
| 落天 | 100 | 敵に光輝効果を付与し、ランダム1体に50×8回ダメージ | セレネの態専用 |
| 月相の移ろい | 130 | 自分以外の全移動速度を4秒間50%低下 | バフ型 |
| 冥の目覚め | 110 | 5秒間悪夢の化身に変身して無敵化 | 防御型 |
チャージコストが低いほど発動までの時間が短く、戦闘中の取り回しが楽になります。
初心者は月明かりや宵闘の呪いのようにコストの低い降月術から始めると、降月術システム自体に慣れやすいでしょう。
最強はどれ?降月術のおすすめランキングと評価
多くの攻略サイトやプレイヤーコミュニティの評価を総合すると、降月術のおすすめ度は以下の順序に落ち着いています。
第1位:月明かり
最大強化時のダメージ効率がトップクラスであり、多くのユーザーからボス戦最強の降月術として評価されています。
アップグレード「紅炎」を取得するとレーザーが自動照準になり、発射中もメリノエは自由に移動や攻撃ができる点が極めて強力です。
さらに「三光」で光線が3本に増えると、威力が実質3倍になるため、HPの多いボスを短時間で削り切ることが可能になります。
どの武器との相性も良い汎用性の高さも、評価が高い理由のひとつです。
第2位:月光水
道中の安定感を重視する場合に最適な降月術で、特に初心者に広くおすすめされています。
「潤沢」と「保全」で使用回数を大幅に増やし、「万能薬」で直前2秒間に受けたダメージも回復できるようになると、クロノス戦のような高火力ボスに対しても安心して戦えます。
最終ステージまでに使用回数を節約していれば、10回以上のスタックが期待できるのも心強いポイントです。
第3位:銀狼の遠吠え
緊急回避とダメージを両立できる降月術です。
未強化状態でもジャンプ中は完全に無敵となるため、回避スキルとしての価値があります。
「凶暴」を取得すると着地後の次の攻撃がクリティカルになり、「獰猛」で連続発動が可能になるため、攻撃面でも十分に貢献できます。
月長斧のような一撃火力の高い武器を使用している場合は、クリティカルの恩恵がとりわけ大きくなります。
第4位以下の評価概要
月相の移ろいは手数系ビルドで「精密」のクリティカル率+20%が活き、姉妹刃との組み合わせが好評です。
夜花は高難易度での安定択として注目を集めており、「隷属」による永続傀儡が被弾防止に役立ちます。
月影は未強化でも1000ダメージという高い火力を持ちますが、4秒のディレイがあるため当てるには工夫が必要です。
宵闇の呪いは中ボスまでなら羊化で無力化できるものの、ボスには効かないためアップグレードでの補強が前提となります。
冥の目覚めは5秒間の無敵化が魅力ですが、変身中に通常の功徳ボーナスが一部乗らない点に注意が必要です。
降月術のアップグレード(星々の道)の仕組みと優先度
降月術を習得した後、同じラン中に再びセレネと遭遇すると「星々の道」でアップグレードが可能になります。
この強化システムを理解し、適切な順序でポイントを振ることが、降月術を最大限活用するカギです。
アップグレードの基本ルール
星々の道では、1回の遭遇につき3点のアップグレードポイントが付与されます。
ただし、降月術を習得した際の月相(枠の位置)によってボーナスが異なります。
三日月(一番上の枠)はボーナスなし、半月(上から二番目の枠)は次の星々の道でポイント+1、満月(一番下の枠)は+2のボーナスが付きます。
つまり、満月枠で降月術を取得すると、次回のアップグレード時に5点ものポイントを使えるため、効率的な強化が可能です。
通常アップグレードとエピックアップグレードの違い
アップグレードには通常(白)とエピック(紫)の2段階があります。
エピックは非常に強力な効果を持つ反面、取得するとマナリチャージコストが追加されるデメリットがあります。
たとえば月明かりの「紅炎」を取得するとマナリチャージコストが+60、「三光」でさらに+60追加されます。
回復型の月光水では、エピック功徳よりも通常アップグレードの「潤沢」「保全」「万能薬」を優先する方が効率的だと一般的に考えられています。
賜物「月光」の活用
セレネの賜物「月光」を装備すると、セレネの出現率が上がるだけでなく、次に星々の道を発見した際に獲得するアップグレードポイントが+3から最大+7まで増加します。
2つ目のエリアまでに降月術を取得できたら、3つ目のエリアで月光に持ち替えてアップグレードを一気に進める戦略が広く推奨されています。
武器と降月術の相性ガイド|おすすめの組み合わせ
降月術は武器(武具・態)との相性によってパフォーマンスが大きく変わります。
ここでは、代表的な組み合わせを紹介します。
月明かり×全武器(汎用最強)
自動照準化した月明かりは、どの武器でも安定した火力を発揮します。
通常攻撃を振りながらレーザーが自動で敵を追尾するため、操作の忙しさが増えない点が最大のメリットです。
特に魔女の杖や暗影の松明のような遠距離武器では、安全な距離からレーザーと攻撃を同時に当て続けることができます。
銀狼の遠吠え×月長斧
月長斧は一撃のダメージが高い重量系武器です。
「凶暴」のクリティカル保証が一発の重い攻撃に乗ると、通常では考えられないダメージが飛び出します。
跳躍による位置調整も、月長斧の遅い機動力を補ってくれるため、攻防両面でかみ合う組み合わせといえます。
月相の移ろい×姉妹刃
姉妹刃は手数に優れた武器であり、「精密」のクリティカル率+20%が試行回数の多さで安定的に発揮されます。
「敏速」による攻撃速度+30%の恩恵も手数系武器で最大限に活き、降月術発動中は圧倒的なDPSを叩き出せます。
夜花×暗影の松明(高難易度向け)
高難易度の誓約32攻略において、安定択として広く採用されている組み合わせです。
暗影の松明は通常攻撃の押しっぱなしだけで戦える操作の簡便さがあり、夜花で蘇らせた傀儡が敵の攻撃を引きつけて身代わりになってくれます。
操作をシンプルに保つことで回避に集中でき、結果として被弾を大幅に抑えられる点が高難易度プレイヤーに評価されています。
落天×漆黒甲セレネの態(降月術特化)
漆黒甲のセレネの態を選ぶと、専用降月術「落天」が最初から使用可能になります。
落天は敵全体に光輝の呪詛(8秒間Ω技のダメージ+50%)を付与できるため、Ω特殊攻撃と交互に連打するだけで高い火力を維持できます。
アポロンのレジェンダリー功徳「比類なき才」を獲得すると、Ω攻撃が2回攻撃化してマナ消費も増えるため、降月術の回転率と火力が同時に跳ね上がる設計です。
降月術を使う際の注意点とデメリット
降月術は強力なシステムですが、知っておくべき注意点やデメリットも存在します。
一度選んだ降月術はラン中に変更できない
最も重要な注意点として、一度選択した降月術はそのラン中に一切変更できません。
序盤で選んだ降月術が後半のボスと相性が悪くても取り消しは不可能なため、選択時には先を見据えた判断が必要です。
エピックアップグレードのマナコスト増加
前述の通り、エピック級の強力なアップグレードを取得するとマナリチャージコストが追加されます。
月明かりの「紅炎」+「三光」をフル装備すると、チャージコストは元の30から合計150まで跳ね上がるため、マナ回復手段が整っていないと発動頻度が極端に下がります。
強いアップグレードほどコストが重い点を常に意識し、マナ管理とセットで考える必要があります。
各降月術固有のデメリット
月影は4秒のディレイで動く敵に当てにくく、冥の目覚めは変身中に通常の功徳ボーナスが変化してしまいます。
宵闇の呪いはボスに変異が効かず、夜花は「隷属」なしだと傀儡が12秒で消滅します。
月光水は火力面への貢献がゼロであり、上達するほど優先度が下がっていく降月術です。
こうしたデメリットを把握したうえで、自分のプレイスタイルやビルドに合った降月術を選びましょう。
神降ろし(デュオ功徳)で降月術をさらに強化する
ハデス2には「神降ろし」と呼ばれる、セレネと他の神の力が組み合わさった特別な降月術アップグレードが存在します。
これはシステム上、デュオ功徳に分類されます。
神降ろしの出現条件
神降ろしを出現させるには、特定の降月術を所持した状態で、対応する神の功徳も同時に保有している必要があります。
両方の条件を満たした状態で星々の道のアップグレードを開始すると、選択肢に神降ろしが出現する仕組みです。
神降ろしの活用ポイント
神降ろしは通常のアップグレードよりも強力な効果を持つことが多く、ビルドの方向性を大きく変える可能性を秘めています。
狙うには事前に「どの降月術とどの神の功徳を組み合わせるか」を計画しておく必要があるため、ある程度ゲームに慣れてから挑戦するのが良いでしょう。
攻略Wikiやコミュニティでは、神降ろしの条件と効果の一覧化が進行中であり、今後さらに研究が深まることが期待されています。
高難易度(誓約32)での降月術選択トレンド
正式リリース後のプレイヤーコミュニティでは、高難易度での降月術選択に明確なトレンドが生まれています。
安定択としての夜花
誓約32のような極限環境では、火力よりも生存力が重視される傾向にあります。
夜花で蘇らせた傀儡が敵の攻撃を引きつけ、プレイヤーへの被弾を減らしてくれるため、安定したクリアを目指す場合の第一候補として広く認知されています。
「隷属」で傀儡を永続化し、「苛烈」で攻撃速度を+63%上げれば、味方としてのダメージ貢献も大きくなります。
火力択としての月明かり
DPSを最大化したい場合は依然として月明かりが最有力です。
ただし、「紅炎」と「三光」の両方が揃うかどうかはセレネの出現回数に左右されるため、運の要素がある点は否めません。
高難易度では限られたリソースの中で降月術を強化しきれないケースもあり、確実性を重視するなら夜花を選ぶプレイヤーが多いようです。
推奨される取得タイミング
降月術は2つ目のエリアボスまでに取得し、3つ目のエリアで賜物を「月光」に持ち替えてアップグレードを集中的に進めるのが、高難易度攻略の定石として一般的に共有されています。
序盤にセレネと遭遇できた場合は、その後の区画報酬でもセレネを積極的に踏むことが推奨されています。
初心者が覚えておくべき降月術の使い方と立ち回り
降月術のシステムに慣れていない段階では、いくつかの基本的なポイントを押さえておくとスムーズに活用できます。
まずは月光水か月明かりから始める
初めてのプレイでは、回復手段として頼れる月光水を選ぶと道中の安定感が格段に増します。
アクションにある程度自信がある場合は、月明かりを選んでレーザーの火力を体験してみるのも良い選択です。
どちらもクセが少なく、降月術の基本的な使い方を学ぶのに適しています。
降月術のゲージ表示を見る習慣をつける
降月術が使用可能になると、画面左下のマナゲージの上にあるアイコンが輝き、メリノエの頭上に銀色の三日月が表示されます。
この視覚的なサインを見逃さないよう、戦闘中に画面左下を定期的にチェックする習慣をつけましょう。
Ω技を積極的に使うことがチャージの近道
降月術のチャージはマナ消費量に連動するため、通常攻撃だけを振っていてもゲージは溜まりません。
Ω技を積極的に使ってマナを消費することが、降月術を早く発動するための基本です。
マナが不足しがちな序盤は、魔札「見えざる者」の装備やマナ回復功徳の早期取得を心がけてください。
まとめ:ハデス2の降月術は選び方と強化で戦力が激変する
- 降月術はセレネから授けられる必殺技で、1回のランにつき1種類のみ選択可能である
- チャージはΩ技のマナ消費量に連動し、月明かり(30)から月相の移ろい(130)までコストに大きな差がある
- マナ回復功徳の確保と月光の旅衣の装備が、降月術の回転率を大幅に向上させる
- 火力面の最強は月明かりで、「紅炎」による自動照準化と「三光」の3本レーザーが圧倒的である
- 初心者には回復型の月光水が安定択として広くおすすめされている
- 高難易度(誓約32)では夜花の傀儡による被弾軽減が安定クリアに貢献する
- アップグレードは満月枠での取得と賜物「月光」の活用でポイント効率を最大化できる
- エピックアップグレードは強力だがマナリチャージコスト増加のデメリットを伴う
- 漆黒甲セレネの態では専用降月術「落天」が使え、Ω技との連携で降月術特化ビルドが組める
- 一度選んだ降月術はラン中に変更不可のため、武器やビルドの方向性を見据えた選択が重要である

コメント