ハデス2をクリアした後、次に待ち受けるのが「見えざる者の誓約」と呼ばれるやり込み要素です。
冥約を組み合わせて恐怖値を高め、より過酷な条件下でボスを倒すこのシステムは、本作のエンドコンテンツとして多くのプレイヤーを夢中にさせています。
しかし冥約は全17種もあり、どれから手をつければいいのか、恐怖値32を目指すにはどう組み合わせればいいのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、誓約の解放条件から冥約全種の効果一覧、おすすめの選び方、敵手の冥約によるボス変化の詳細まで、攻略に必要な情報をすべて網羅しています。
恐怖レベルを段階的に上げていくための実践的な戦略も紹介していますので、エンドコンテンツを最大限楽しむための参考にしてください。
ハデス2の誓約(見えざる者の誓約)とは何か
見えざる者の誓約(Oath of the Unseen)は、ハデス2におけるクリア後の高難度チャレンジシステムです。
冥約と呼ばれるさまざまな制約を自分で選び、ランの難易度を自由にカスタマイズできる仕組みになっています。
難しい条件を課すほど貴重な報酬が手に入るため、何度も周回する動機を与えてくれる、本作の奥深さを象徴するコンテンツといえるでしょう。
誓約の解放条件とクロノス初回撃破後の流れ
誓約は、冥界ルートの最終ボスであるクロノスを初めて撃破した時点で自動的に解放されます。
クリア後に拠点「辻の郷(The Crossroads)」へ戻ると、訓練場の冥界ルート入口と地上ルート入口の間に石板のようなオブジェクトが出現しているのが確認できるはずです。
この石板の前でひざまづくことで、冥約を選択してランに出発できるようになります。
特別なアイテムやサブクエストの達成は必要なく、メインストーリーを一度クリアするだけでアクセス可能です。
なお、設定上この誓約は女神ニュクスによって創られたとされており、冥約を立てるたびにニュクスの闇の影響が世界に広がるという物語的な意味も持っています。
前作の「罰の盟約」との違いと進化したポイント
前作Hadesには「罰の盟約(Pact of Punishment)」というよく似たシステムが存在していました。
基本的な考え方は共通しており、制約を課して難易度を上げる代わりに報酬を得るという構造は踏襲されています。
ただし、ハデス2の誓約では冥約の種類が大幅に増え、全17種にまで拡張されました。
さらに、敵手の冥約(Vow of Rivals)という、ボス戦そのものを根本的に変化させる冥約が追加されたのは大きな進化点です。
前作のExtreme Measuresに相当しますが、新技の追加や共闘ボスの登場、アリーナの変更など、変化の規模がより大きくなっています。
冥約の解放も段階的に進むため、やり込むほど新しい挑戦が開放されていく設計になっているのも特徴です。
誓約がエンドコンテンツとして果たす役割
ハデス2において、誓約はクリア後のプレイ体験を支える最も重要なエンドコンテンツとして位置づけられています。
冥約を通じて入手できる「凶夢(Nightmare)」は武具の態(Aspect)を強化するために欠かせない素材であり、キャラクター育成のモチベーションに直結します。
恐怖値を段階的に上げながら各武器でボスを倒していく「夜の証」の仕組みは、全6武器それぞれに独立した進行ルートが用意されているため、膨大なプレイ時間を費やすことになるでしょう。
最終的には恐怖値32やそれ以上を目指すハードコアな挑戦が待っており、アクションゲームとしての腕試しの場として機能しています。
恐怖(Fear)システムの仕組みと報酬の関係
恐怖(Fear)とは、選択した冥約の合計から算出される数値で、ランの総合難易度を表すスコアのようなものです。
冥約にはそれぞれ恐怖値が割り振られており、複数を有効化するほど合計値が上がっていきます。
この恐怖値が一定以上に達していないと、特定のボス討伐報奨に挑戦できない仕組みになっています。
恐怖値の計算方法と冥約の組み合わせ方
恐怖値の計算は非常にシンプルで、有効化した冥約の恐怖値をすべて合算するだけです。
たとえば、痛みの冥約ランク1(恐怖値1)と猛威の冥約ランク1(恐怖値3)を同時に有効化すれば、合計恐怖値は4になります。
冥約にはランクが設定されているものが多く、ランクを上げるとさらに効果が強化される代わりに恐怖値も追加されます。
全17種の冥約をすべて最大ランクにすると、理論上の最大恐怖値は67に達しますが、これは極めて困難な数値です。
一般的には恐怖値32が多くのプレイヤーにとっての大きな目標ラインとされており、敵手の冥約ランク4を含む構成で挑むケースが主流です。
夜の証(Testaments of Night)で凶夢を入手する方法
夜の証は、誓約メニューの左側に表示される番人(ボス)ごとの討伐報奨です。
各カードには紫色の髑髏アイコンで必要な恐怖レベルが表示され、下部には使用すべき武器が指定されています。
条件を満たした状態でランに出発し、指定されたボスを撃破すると、報酬として武具の態を強化する素材「凶夢」を獲得できます。
凶夢の入手量は恐怖レベルに応じて変化し、具体的には以下のようになっています。
| 必要恐怖レベル | 獲得できる凶夢の数 |
|---|---|
| 1〜8 | 1個 |
| 10〜12 | 2個 |
| 16〜20 | 3個 |
一度クリアした報奨は次の段階に進むため、恐怖レベルの要求値は徐々に上昇していきます。
武器ごとに異なる番人の討伐順と必要な恐怖レベル
夜の証で特筆すべき点は、武器ごとにボスの討伐順と必要な恐怖レベルが完全に異なることです。
たとえば魔女の杖では恐怖1でヘカテから始まりますが、姉妹の剣ではスキュラが最初の対象になります。
以下は全6武器の番人討伐順の一覧です。
| 武器 | Fear 1 | Fear 2 | Fear 4 | Fear 8 | Fear 10 | Fear 12 | Fear 16 | Fear 20 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 魔女の杖 | ヘカテ | スキュラ | ポリュペモス | エリス | ケルベロス | プロメテウス | クロノス | テュポン |
| 姉妹の剣 | スキュラ | ポリュペモス | エリス | ケルベロス | プロメテウス | ヘカテ | テュポン | クロノス |
| 冥界の炎 | エリス | ケルベロス | プロメテウス | ヘカテ | スキュラ | ポリュペモス | テュポン | クロノス |
| 月光石の斧 | ポリュペモス | エリス | ケルベロス | プロメテウス | ヘカテ | スキュラ | クロノス | テュポン |
| 銀の髑髏 | ケルベロス | プロメテウス | ヘカテ | スキュラ | ポリュペモス | エリス | クロノス | テュポン |
| 黒衣 | プロメテウス | ヘカテ | スキュラ | ポリュペモス | エリス | ケルベロス | テュポン | クロノス |
各武器の進行は完全に独立しているため、ある武器で全ての夜の証を達成しても、他の武器には一切影響しません。
すべての武具の態を最大まで強化するには、6本すべての武器で段階的に挑戦を進める必要があります。
冥約全17種の効果一覧と恐怖値まとめ
ここでは全17種の冥約を、効果の傾向ごとに3つのカテゴリに分けて解説します。
どの冥約がどのような影響をランに与えるのかを把握しておくことで、自分のプレイスタイルに合った組み合わせを見つけやすくなるでしょう。
敵強化系の冥約(痛み・気骨・護り・猛威・大軍・脅威・蘇生・鋭牙)
敵強化系の冥約は、敵の攻撃力やHP、速度、数といったパラメータを直接引き上げるものです。
戦闘そのものの手応えが大きく変わるため、アクション面での腕前が問われます。
| 冥約名 | ランク数 | 恐怖値合計 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 痛みの冥約 | 3 | 5 | 敵の攻撃ダメージが+20%/+60%/+100%に増加 |
| 気骨の冥約 | 3 | 3 | 敵のHPが+10%/+20%/+30%に増加 |
| 護りの冥約 | 2 | 2 | 全敵にバリアを1枚/2枚付与 |
| 猛威の冥約 | 2 | 6 | 敵の移動・攻撃速度が+20%/+40%に上昇 |
| 大軍の冥約 | 3 | 3 | 出現する敵の数が+20%/+40%/+60%に増加 |
| 脅威の冥約 | 2 | 3 | 敵が10%/25%の確率で次エリアの強敵に置換 |
| 蘇生の冥約 | 2 | 2 | 倒した敵が25%/50%の確率で蘇霊として復活 |
| 鋭牙の冥約 | 2 | 5 | アーマー持ちの敵にランダム特性を1個/2個付与 |
このカテゴリで特に注意が必要なのは、鋭牙の冥約です。
付与される特性は20種類以上存在し、無敵状態になる「クランガー」やマナを吸い取る「ドレイナー」など、対処を知らないと詰みかねない厄介なものが含まれています。
一方、猛威の冥約は恐怖値のコストが高いものの、多くのプレイヤーの間で「早めに慣れておくと後の攻略が楽になる」と評価されている冥約でもあります。
自己制限系の冥約(戦傷・負債・剥奪・時・喪失・傲慢・拒絶)
自己制限系の冥約は、メリノエの回復力やリソース、功徳の選択肢といった味方側の能力を制限するタイプです。
| 冥約名 | ランク数 | 恐怖値合計 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 戦傷の冥約 | 3 | 4 | HP回復効果が75%/50%/0%に低下 |
| 負債の冥約 | 2 | 2 | ショップの全アイテム価格が+40%/+80%に上昇 |
| 剥奪の冥約 | 1 | 3 | 各エリア最初の功徳が赤玉葱に変化 |
| 時の冥約 | 3 | 6 | 各エリアに9分/7分/5分の制限時間を設定 |
| 喪失の冥約 | 4 | 5 | 魔札の霊智が60%/40%/20%/0%に制限 |
| 傲慢の冥約 | 2 | 2 | 高レアリティの功徳選択時にマナが備蓄される |
| 拒絶の冥約 | 1 | 2 | 功徳選択後、未選択の2つが以降出現しなくなる |
戦傷の冥約ランク3は回復効果が完全に無効化されるため、一見すると最も過酷に思えます。
しかし実際には、アポロンの自己回復やデメテルの恵みの探索など、この制限をすり抜けられる回復手段がいくつか存在するため、事前に知っておけば対策が可能です。
時の冥約は恐怖値6と高コストですが、ランク1の9分制限であれば大半のプレイヤーにとって余裕があり、低恐怖値帯では「手軽にFearを稼げる冥約」として広く活用されています。
ボス変貌系の冥約(影・敵手)の特殊効果
影の冥約と敵手の冥約は、番人(ボス)戦に直接的な変化をもたらす特殊なカテゴリです。
影の冥約はランク1のみで恐怖値2と控えめですが、すべての番人戦に「冥の使い」と呼ばれる危険な追加敵を出現させます。
番人の攻撃を避けながら冥の使いにも対処しなければならないため、マルチタスク能力が求められるでしょう。
敵手の冥約は全4ランクで恐怖値の合計が12にもなる、全冥約中最もコストの高い存在です。
ランクを上げるごとにエリアのボスが大幅に強化され、新しい攻撃パターン、追加フェーズ、新アリーナ、さらには別のボスとの共闘が発生するようになります。
詳細については後述のセクションで個別に解説しますが、この冥約だけで恐怖値12を確保できるため、高恐怖値を目指す際の構成に大きな影響を与える存在です。
凶怖32を目指すおすすめの冥約の選び方
恐怖値32は、敵手の冥約ランク4を含む高難度チャレンジの代表的な目標ラインです。
夜の証でクロノスやテュポンの討伐報奨を達成するためには、恐怖値16〜20が必要になりますが、さらにその先を目指すプレイヤーにとって32は一つの大きなマイルストーンとなっています。
ここでは段階的に恐怖値を上げていくための実践的な戦略を紹介します。
序盤に取りやすい低リスクな冥約の優先順位
恐怖値を初めて上げていく段階では、プレイ体感への影響が少ない冥約から有効化するのが基本です。
多くのプレイヤーの間で「取りやすい」と評価されている冥約は以下の通りです。
まず、負債の冥約(ランク1、恐怖値1)はショップの価格が上がるだけで、戦闘自体には一切影響がありません。
次に、時の冥約(ランク1、恐怖値1)は9分という制限時間が付きますが、通常のプレイペースであればまず時間切れになることはないでしょう。
気骨の冥約(ランク1、恐怖値1)も敵のHP増加がわずか10%にとどまるため、ほぼ気にならないレベルです。
さらに傲慢の冥約(ランク1、恐怖値1)や拒絶の冥約(恐怖値2)も、序盤の功徳選択に多少の制約を加えるだけで、ランの成否を左右するほどではありません。
こうした低リスクな冥約を積み重ねるだけでも、恐怖値8程度までは比較的楽に到達できます。
ビルドや武器との相性で変わる冥約の評価
冥約の難易度は、使用する武器やビルドの方向性によって大きく変化します。
たとえば、遠距離攻撃を主体とする魔女の杖であれば、猛威の冥約で敵の速度が上がっても距離を保ちやすいため、比較的対処しやすいといえます。
逆に接近戦が主体の姉妹の剣では、敵の速度上昇が直接的な脅威になりやすいでしょう。
大軍の冥約は範囲攻撃に優れた冥界の炎や月光石の斧と相性がよく、敵の数が増えてもまとめて処理しやすいのが利点です。
護りの冥約でバリアが付与される場合は、多段ヒット系の攻撃を持つ武器のほうがバリアを素早く剥がせるため有利になります。
このように、冥約を選ぶ際は「どの制約なら自分のメイン武器で対処しやすいか」という視点で考えることが大切です。
キルケの黒夜の追放を活用した難易度調整テクニック
あまり知られていないテクニックとして、キルケの「黒夜の追放(Black Night Banishment)」を活用する方法があります。
この機能を使うと、ラン中に特定の冥約を一時的に無効化できますが、恐怖値そのものは下がりません。
つまり、夜の証の恐怖値条件を満たしたまま、実際の難易度だけを下げることが可能です。
ただし、一部の冥約は追放しても効果が残る点に注意が必要です。
喪失の冥約はラン開始時に魔札の霊智が確定するため、途中で追放しても意味がありません。
拒絶の冥約も、すでに消えた功徳は追放後も復活しないという仕様があります。
傲慢の冥約は追放時点までに蓄積されたマナの備蓄は残り、以降の追加分だけが止まる形になります。
これらの仕様を理解した上で、追放と相性の良い冥約(痛みの冥約や猛威の冥約など、戦闘に直接影響するもの)を高ランクで有効化し、後半のボス戦前に追放するという戦略が考えられるでしょう。
敵手の冥約(Vow of Rivals)の全ランク解放条件と番人の変化
敵手の冥約は、前作のExtreme Measuresに相当するボス強化型の冥約です。
番人たちの攻撃パターンが一新され、新フェーズの追加や共闘ボスの登場など、戦闘そのものが別物になるほどの変化をもたらします。
ランクが4段階に分かれており、各ランクの解放には特定の条件を順番にクリアしていく必要があります。
ランク1からランク4までの段階的なアンロック手順
敵手の冥約は最初から全ランクが使えるわけではなく、段階的に解放していかなければなりません。
ランク1の解放には、ヘカテを2回撃破し、ポリュペモスを1回撃破した後、恐怖値1以上のエレボスでヘカテと会話する必要があります。
会話後に誓約の石板を確認すると、敵手の冥約が出現しているはずです。
ランク2の解放条件はやや複雑で、敵手の冥約ランク1を有効化した状態でヘカテとポリュペモスを撃破し、さらにカリュブディスを1回、スキュラとエリスを3回撃破する必要があります。
条件を満たすと大釜で新しい呪文が解放できるようになります。
ランク3では、ランク2が有効な状態でスキュラとエリスを撃破し、ケルベロスとプロメテウスをそれぞれ3回撃破することが求められます。
最終のランク4は最も厳しく、ランク3が有効な状態でケルベロスとプロメテウスを撃破し、クロノスとテュポンをそれぞれ3回撃破した上で、真エンディングを達成しなければなりません。
冥界ルートの番人に追加される新技と新フェーズ
冥界ルートの番人たちは、敵手の冥約によって以下のように変貌します。
ヘカテは新しいアリーナで戦うことになり、最初から2体の分身を従えた状態で登場します。
「狼の遠吠え」や「ダークサイド」といった新技が追加され、召喚される精霊もエリート敵に格上げされるため、通常時とは段違いの圧力があります。
加えて「黄昏の呪い」が途中で3方向に分裂する仕様に変わるため、回避パターンの再学習が必要です。
ケルベロスも新アリーナで戦闘が展開され、第2フェーズではアスフォデロスの敵が増援として出現します。
第3フェーズに突入すると23枚ものバリアを纏うため、バリア破壊手段の確保が攻略の鍵となるでしょう。
クロノスはすべてのフェーズで技が強化され、第1フェーズでは固有の増援が召喚されるようになります。
さらに通常時には存在しない第3フェーズが追加されるため、長期戦への備えが不可欠です。
地上ルートの番人に追加される新アリーナと共闘ボス
地上ルートの番人変化で最も特徴的なのは、別のキャラクターがボスに同行して共闘する点です。
ポリュペモスの戦闘では、メデイアが全フェーズにわたって参戦し、毒を付与する攻撃を繰り出します。
メデイア自身はメリノエの攻撃やステータス効果を一切受け付けない無敵状態のため、直接排除することはできません。
ただしアリーナの四隅にマンドラゴラの浄化池が設置されており、毒状態をここで解除できます。
興味深いことに、ポリュペモス自身もメデイアの毒に侵される場合があり、毒状態のポリュペモスの攻撃にも毒効果が付与されるという連鎖が発生します。
プロメテウスの戦闘ではヘラクレスが同行し、それぞれ独立したHPバーを持ちます。
プロメテウスのHPをゼロにすると行動不能になり、ヘラクレスのHPをゼロにすると戦闘から離脱するため、どちらを先に削るかという戦略的判断が求められるでしょう。
テュポンの戦闘にはクロノスの幻影が同行し、クロノス戦の攻撃パターンを使用してきます。
幻影もメリノエからのダメージを受けないため、テュポンの攻撃と同時にクロノスの技を回避し続ける必要があります。
通常時には3フェーズで終わる戦闘が第5・第6フェーズまで拡張され、第3フェーズではゼウスの介入も発生しなくなるため、文字通りの総力戦です。
高恐怖レベル攻略に役立つおすすめビルドと立ち回り
恐怖値が高くなるほど、冥約の複合的な制約がプレイヤーの選択肢を狭めていきます。
そのため、高恐怖レベルでは「どの功徳を取るか」だけでなく「どの冥約に対してどう対処するか」を見据えたビルド構築が欠かせません。
ここでは、厳しい条件下でも安定してクリアを目指すための考え方を紹介します。
各武器ごとの高Fear対応ビルドの考え方
高恐怖値の攻略では、武器の特性と冥約の制約をどう噛み合わせるかが重要です。
魔女の杖は高いリーチとDPSを両立できるため、多くのプレイヤーから安定感のある武器として評価されています。
キャストでの減速効果を活用し、敵を近づけさせずに削る立ち回りが基本となるでしょう。
姉妹の剣は高速な連続攻撃が持ち味で、護りの冥約によるバリアの剥がしに適しています。
接近戦が中心になるため回避技術が要求されますが、DPSの高さは全武器中でもトップクラスです。
冥界の炎と月光石の斧は範囲攻撃に優れているため、大軍の冥約で敵が増加した状況でも対応しやすいという強みがあります。
銀の髑髏は遠距離から安全にダメージを蓄積でき、戦傷の冥約による回復制限がかかっている状況では「そもそも被弾しない」という選択肢を取りやすい武器です。
戦傷の冥約ランク3でも生存するための回復手段
戦傷の冥約ランク3はすべてのHP回復効果を完全に無効化する最も過酷な制約の一つです。
しかし、実はこの制限を回避できる回復手段がいくつか確認されています。
アポロンの自己回復効果、デメテルの「恵みの探索」、ディオニュソスの「バウンスバック」、キルケの「古き薬草療法」などが代表的な例です。
カロンの泉にある「慈悲の薬瓶」や「エロスの息吹」も、戦傷の冥約の制限をすり抜けて回復効果を発揮することが確認されています。
さらに魔女の杖のダイダロスの槌強化である「吸血のカタクリズム」も制限の対象外となっています。
これらの情報を事前に把握しておけば、ビルドの段階で回復手段を確保する計画が立てやすくなるでしょう。
もちろん、回復に頼らず被弾そのものを減らすプレイスキルの向上が理想ですが、保険として知っておいて損はありません。
拒絶の冥約を逆に利用してBoonプールを絞る戦略
拒絶の冥約は一見すると功徳の選択肢が減る不利な効果に見えますが、上級者の間では逆にメリットとして活用されるケースがあります。
この冥約が有効な場合、功徳を選ぶたびに未選択の2つが以降のランで出現しなくなります。
これを戦略的に利用し、不要な功徳を意図的に消していくことで、欲しい功徳が提示される確率を高めることが可能です。
注意点として、レジェンダリー功徳やデュオ功徳は通常の功徳プールとは別枠で管理されているため、拒絶の冥約の影響を受けません。
また、同一の神の功徳を消しすぎると、選択肢がなくなり犠牲の選択しか提示されなくなるリスクがあるため、消去する功徳の管理は慎重に行う必要があります。
計画的に運用すれば、高恐怖値でのビルド安定性を大きく向上させる隠れた強冥約といえるでしょう。
ハデス2の誓約に関するよくある質問
誓約システムに関して、プレイヤーからよく寄せられる疑問とその回答をまとめました。
基本的な仕様から上級者向けの情報まで、ここで一通り確認しておけば迷うことは少なくなるはずです。
誓約はいつどこで変更やリセットができるのか
冥約の変更は、ランに出発する前であればいつでも自由に行えます。
辻の郷の訓練場にある誓約の石板に向かい、有効化している冥約を解除したり、新たに追加したりすることが可能です。
ペナルティなしで何度でも組み替えられるため、試行錯誤しながら自分に合った構成を探していくとよいでしょう。
なお、ランの途中で冥約を変更する方法は基本的にありませんが、前述のキルケの黒夜の追放を使えば、特定の冥約を一時的に無効化できます。
また、誓約の石板に挨拶する操作でランのシードを再抽選できる機能もあり、特定の功徳や報酬の出現を狙う際に活用されています。
この機能を最大限に使うには「運命の受容(Acceptance of Another Fate)」という呪文の解放が必要で、相応の素材投資が求められます。
恐怖値の最大67は現実的にクリアできるのか
全17種の冥約をすべて最大ランクにした場合の恐怖値67は、理論上の最大値です。
達成報告は限られており、一般的なプレイヤーにとっては非現実的な難易度といえます。
敵のダメージが2倍になり、HPも30%増加し、速度が40%上昇し、数が60%増え、バリアを2枚纏い、特性を2つ持ち、回復は一切不可能で、制限時間は5分、魔札は使用不可という状況が同時に発生するためです。
さらに敵手の冥約ランク4によるボスの大幅強化も加わるため、あらゆる面で極限の対応力が要求されます。
多くのプレイヤーにとっての実質的なゴールは恐怖値32前後であり、これでも十分にやりごたえのある挑戦です。
67は「ゲームが用意した究極の壁」として、ごく一部の上級者だけが挑む領域と考えておくのがよいでしょう。
夜の勇者の報酬とコスメティック像の入手条件とは
一定の恐怖レベルを達成すると、スケレメウスから「夜の勇者(The Night’s Champion)」と呼ばれる特別な報酬が紹介されます。
女神ニュクスの忠実な奉仕者に贈られる「帳の贈物(Gift of the Veil)」として、冥界ルートと地上ルートの両方で指定された恐怖レベルを達成することが条件です。
報酬はメリノエの英雄的なポーズを模した装飾用の像で、辻の郷の訓練場に飾られます。
ゲーム内での実用的な効果は一切なく、純粋にコスメティック(見た目のみ)の報酬となっています。
スケレメウスが「この永遠の栄光は返品不可です」と冗談めかして伝えてくるのもユニークなポイントで、メリノエ自身もやや気恥ずかしそうな反応を見せます。
実益はなくとも、過酷な挑戦を乗り越えた証としての満足感は格別でしょう。
まとめ:ハデス2の誓約を理解して高恐怖値の攻略を目指そう
- 誓約はクロノスを初回撃破すると自動解放され、辻の郷の訓練場に石板が出現する
- 冥約は全17種あり、組み合わせ次第で恐怖値は最大67まで到達する
- 恐怖値に応じて夜の証のボス報奨が解放され、報酬の凶夢は武具の態の強化に必須である
- 武器ごとに番人の討伐順と必要恐怖レベルが異なり、全6武器で独立した進行となる
- 負債・時・気骨の冥約は序盤で取りやすく、恐怖値を手軽に積み上げるのに適している
- 冥約の評価は武器やビルドとの相性で大きく変わるため、自分のメイン武器に合わせて選ぶべきである
- 敵手の冥約は全4ランクで恐怖値12を稼げるが、解放には段階的な撃破条件と真エンディング達成が必要である
- 戦傷の冥約ランク3でも、アポロンやデメテルなど制限を回避できる回復手段が複数存在する
- キルケの黒夜の追放を使えば恐怖値を維持したまま一時的に冥約を無効化できる
- 拒絶の冥約は計画的に使えば功徳プールを絞り込むメリットに転換できる

コメント