Five Nights at Freddy’s: Security Breachをプレイして、ストーリーの謎や伏線が気になっていませんか。
Gregoryの正体、Glamrock Freddyがなぜ味方なのか、VanessaとVannyの関係など、考察すべきポイントは山ほどあります。
この記事では、Security Breachの基本情報から全エンディングの解説、DLC「RUIN」で明かされた真実、そして未解決の謎まで網羅的にまとめました。
初心者から考察ファンまで、セキュリティブリーチの世界を深く理解するために必要な情報をすべてお届けします。
FNAF セキュリティブリーチとは?基本情報とゲーム概要
Five Nights at Freddy’s: Security Breachは、FNAFシリーズの第9作目にあたるホラーゲームです。
従来のシリーズとは大きく異なるゲームシステムを採用し、広大な施設を探索しながらアニマトロニクスから逃げ延びるという新しい体験を提供しています。
Security Breachの発売日・対応機種・価格情報
Security Breachは2021年12月17日に海外でリリースされました。
日本では2022年5月26日にPlayStation版のパッケージが発売され、現在は複数のプラットフォームでプレイ可能となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日(海外) | 2021年12月17日 |
| 発売日(日本PS版) | 2022年5月26日 |
| 対応機種 | PS5、PS4、PC(Steam)、Nintendo Switch、Xbox One/Series X|S |
| 価格 | 4,950円(税込)※パッケージ版 |
| レーティング | CERO B |
| 開発 | Steel Wool Studios |
ゲームファイルの内部では「FNaF9」という名称で管理されており、別名「Quarters」とも呼ばれています。
シリーズ初の探索型ステルスアクションの特徴
Security Breachはシリーズ初の探索型ステルスアクションゲームとして制作されました。
従来のFNAFシリーズは固定視点でカメラを監視し、襲い来るアニマトロニクスから身を守るというゲーム性でした。
一方、本作では主人公Gregoryを操作して広大な施設内を自由に移動できます。
アニマトロニクスに見つからないよう隠れながら進むステルス要素と、謎解きを行いながら脱出ルートを探す探索要素が融合しているのが特徴です。
また、マルチエンディング方式を採用しており、プレイヤーの選択によって6種類の異なる結末を迎えることができます。
舞台「メガ・ピザプレックス」の設定と世界観
ゲームの舞台となるのは「Freddy Fazbear’s Mega Pizzaplex」という巨大なエンターテイメント施設です。
3階建ての建物内には、ゲームセンター、託児所、レーシングコース、ゴルフ場など多彩なアトラクションが詰め込まれています。
ファズベアー・エンターテイメント社が「世界一過激で楽しい場所」として開発したこの施設では、最新のアニマトロニクス技術を搭載したグラムロックバンドのメンバーたちがゲストを楽しませています。
しかし、夜間になると状況は一変します。
ナイトプロトコルが発動すると、アニマトロニクスたちは施設内に残る侵入者を容赦なく追跡し始めるのです。
公式の紹介文には「お客様の安全を保証できません」という不穏な免責事項が添えられており、この施設に隠された危険性を示唆しています。
ストーリー考察|物語の時系列と全体像を解説
Security Breachのストーリーは、少年Gregoryがメガ・ピザプレックスに閉じ込められるところから始まります。
複雑に絡み合う伏線と謎を理解するためには、ゲームの時系列と物語の流れを把握することが重要です。
Security BreachはFNAFシリーズのいつの話?
Security Breachの物語は、ゲーム内のカレンダーから2029年、2035年、または2046年のいずれかと推測されています。
最も有力な説は2035年頃というものです。
FNAFシリーズ全体のタイムラインで見ると、Security Breachは以下のような位置づけになります。
| ゲーム | 推定年代 |
|---|---|
| FNaF 4 | 1983年 |
| FNaF 2 | 1987年 |
| FNaF 1 | 1993年 |
| FNaF 3 | 2023年 |
| Pizzeria Simulator | 2027年 |
| Help Wanted | 2020年代後半 |
| Security Breach | 2030年代 |
| RUIN | 2030〜2040年代 |
Help Wantedの後に位置する本作では、グリッチトラップやVannyといったHelp Wantedで登場した要素が大きく関わってきます。
ゲーム開始からエンディングまでの流れ
物語はGregoryがGlamrock Freddyの胸部コンパートメントの中で目を覚ますシーンから始まります。
ショー中にオーバーヒートしたFreddyは、自身の中に隠れていたGregoryを発見し、なぜか彼を助けることを決意します。
閉店時間を過ぎた施設内では、夜間プロトコルによってアニマトロニクスたちがGregoryを追跡し始めます。
Glamrock Chica、Montgomery Gator、Roxanne Wolfといったグラムロックバンドのメンバーに加え、謎のウサギ姿の人物Vannyも彼を狙っています。
Gregoryは唯一の味方であるFreddyと協力しながら、午前6時の開店時間まで生き延び、脱出手段を見つけ出さなければなりません。
途中で発見する様々なアイテムや情報によって、施設に隠された秘密が徐々に明らかになっていきます。
地下に眠る「Freddy Fazbear’s Pizza Place」の謎
ロキシーレースウェイの地下には、驚くべきものが隠されています。
古いエレベーターで地下深くへ降りていくと、そこには「Freddy Fazbear’s Pizza Place」と書かれたネオンサインを掲げた廃墟の店舗が存在しているのです。
この店舗は、Pizzeria Simulatorで登場した施設と酷似しています。
店内にはFFPSで購入できた「Deluxe Concert Stage」や「Star Curtain Stage」が設置されており、過去作との明確なつながりを示しています。
なぜメガ・ピザプレックスの地下にこのような施設が存在するのか。
考察では、ピザプレックスがFFPSの店舗の上に意図的に建設されたとする説が有力です。
この地下施設の奥には、シリーズの宿敵とも言えるBurntrapが潜んでおり、物語の核心部分に深く関わっています。
主要キャラクターの正体と考察
Security Breachには謎めいたキャラクターが多数登場します。
それぞれの正体について、ファンコミュニティでは様々な考察が行われています。
Gregoryは何者?ロボット説やホームレス説を検証
主人公Gregoryの正体は、ゲーム内で最も議論されている謎の一つです。
まず注目すべきは、Gregoryにはピザプレックスのゲストプロフィールが存在しないという事実です。
Vanessaはこの点についてGregoryを問い詰めますが、彼は明確な答えを返しません。
ファンの間では複数の説が提唱されています。
ホームレス説は、バッドエンディングでGregoryが路地裏の段ボールで夜を過ごしているシーンに基づいています。
両親がおらず、ピザプレックスに忍び込んで生活していたのではないかという推測です。
ロボット説は、彼にゲストプロフィールがないこと、そしてゲーム内の隠し部屋にある暗号メッセージから導き出されています。
Gregoryが実はアニマトロニクスの一種ではないかという大胆な仮説です。
また、グリッチトラップとの接触説も存在します。
Help WantedでVanessaがグリッチトラップに洗脳されたように、Gregoryも何らかの形で彼と接触していた可能性が指摘されています。
いずれの説も決定的な証拠には欠けており、今後の作品で真相が明かされることが期待されています。
Glamrock Freddyはなぜ味方なのか?
シリーズの顔であるFreddyが敵ではなく味方として登場することは、多くのプレイヤーを驚かせました。
ゲーム冒頭、ショー中にオーバーヒートしたFreddyは「セーフモード」で再起動します。
この際、メインネットワークから切断された状態になったことが、彼が敵対的にならない理由と考えられています。
他のグラムロックアニマトロニクスはBurntrapやグリッチトラップの支配下にありますが、Freddyだけはその影響を受けていないのです。
Wikiの記述によると、Freddyは「相当高度なAIが組み込まれているのか、或いは自我を有しているのか、本来機械には出来ないはずの命令違反を犯して迄、主人公の助けとなってくれる」存在として描かれています。
ファンの間では、Michael Aftonの魂がFreddyに宿っているという説も根強い人気があります。
過去作で重要な役割を果たしたMichaelが、何らかの形でFreddyの中に存在し、Gregoryを守っているという考察です。
Freddyは胸部に「巨大バースデーケーキハッチ」と呼ばれる空間を持っており、本来は子供にサプライズでケーキを届けるために設計されています。
しかしゲーム中、この空間はGregoryが隠れる場所として活用され、二人の絆を象徴する要素となっています。
VanessaとVannyは同一人物?2人の関係性
VanessaはメガピザプレックスのセキュリティガードでありVannyはウサギの着ぐるみを着た謎の人物です。
この二人の関係は、ゲーム最大の謎の一つとして議論が続いています。
同一人物説を支持する根拠として、Help WantedでVanessaがグリッチトラップに洗脳された経緯があります。
彼女はグリッチトラップの命令を実行するためにVannyという別人格を持つようになり、ウサギのコスチュームを身につけて暗躍しているという解釈です。
一方、別人説を唱える根拠も存在します。
火災エンディングでは、VannyがFreddyと共に屋上から転落した後、建物の屋上に立つVanessaの姿が描かれています。
同じ人物が二箇所に同時に存在することは不可能であり、この矛盾はファンを困惑させました。
隠し要素であるレトロCDには、セラピーセッションの記録が収められています。
興味深いことに、CDには71番の患者と46番の患者という二人の異なる人物が記録されており、71番がVanessaであることは確認されていますが、46番の正体は不明のままです。
Burntrapの正体はWilliam Afton?Mimic説も解説
地下廃墟で遭遇するBurntrapは、シリーズの黒幕William Aftonの最新形態と考えられています。
外見はSpringtrap、Scraptrapと似ていますが、損傷はさらに激しくなっています。
全身に肉片がこびりつき、目は紫色に常時発光しており、非常に不気味な姿をしています。
Burntrapはモニター越しにFreddyを乗っ取る能力を持っており、一定時間対処しないとFreddyの目が紫色に変わり、プレイヤーを襲うようになります。
最近の考察では、BurntrapがWilliam Afton本人ではなく、MimicがAftonの肉体を取り込んだ存在ではないかという説も浮上しています。
Secret of the Mimicのリリースにより、この議論はさらに活発化しました。
Mimicは他者を模倣する能力を持つアニマトロニクスであり、Aftonの肉体と融合することで彼の人格や能力を再現している可能性があるのです。
ただし、この説については確定的な証拠がなく、議論が続いています。
全6種類のエンディング解説と到達条件
Security Breachはマルチエンディング方式を採用しており、プレイヤーの行動によって6種類の結末を迎えることができます。
各エンディングには★でランク付けがされており、★★★が最高評価となっています。
★エンディング|エントランス脱出の結末
最も到達しやすいのが、エントランスからの脱出エンディングです。
条件は非常にシンプルで、午前6時以降に開錠されたエントランスから「Leave」を選択するだけです。
このエンディングでは、Gregoryは何も解決できないまま施設から逃げ出します。
しかし結末は悲惨なものとなっています。
路地裏の段ボールの中で夜を明かそうとするGregoryのもとに、ウサギの着ぐるみを着た影が近づいてきます。
新聞には「地元住民の失踪が相次ぐ」という記事と、行方不明の9人の写真が掲載されており、Vannyの脅威が続いていることを示唆しています。
公式には「Gregory in the Alley」エンディングと呼ばれています。
★★エンディング|搬入搬出口・火災避難経路・地下廃墟
★★ランクのエンディングは複数存在し、それぞれ異なる条件と結末を持っています。
搬入搬出口エンディングは、セキュリティレベルを7以上にして地下1階の搬入搬出口から脱出することで到達できます。
GregoryとFreddyは店舗の車両で逃走しますが、Freddyのバッテリーが切れかけるという問題が発生します。
Gregoryは車のバッテリーでFreddyを充電し、二人は太陽に向かって走り去ります。
後日、Mega Pizzaplexではなんとあの Mr. Hippoが新メンバーとして加入しているという衝撃的な展開が描かれます。
火災避難経路エンディングは、役に立たないアイテムを30個以上集め、3階のプライズカウンターにあるVIP専用避難口から脱出することで到達します。
Freddyはぬいぐるみに火を放ち、施設を燃やしながらVannyと対峙します。
最終的にFreddyはVannyを道連れに屋上から転落し、Mega Pizzaplexは全焼します。
ここで謎となるのが、転落したVannyとは別に、燃える建物の屋上に立つVanessaの姿が描かれている点です。
地下廃墟エンディングでは、ロキシーレースウェイ地下のエレベーターから廃墟の店舗へ向かい、Burntrapと対峙します。
モニターのボタンを8回押して炎を浴びせることで彼を撃退し、物語はPizzeria Simulatorとの深いつながりを示唆しながら幕を閉じます。
★★★グッドエンディングの条件とPrincess Quest
最高評価の★★★グッドエンディングは、到達するために特定の条件を満たす必要があります。
施設内に設置されているアーケードゲーム「Princess Quest」を全3作クリアすることが鍵となります。
Princess Questは、ゼルダの伝説を思わせるレトロなアクションアドベンチャーゲームです。
プリンセスを操作して、グリッチトラップに支配された世界を冒険していきます。
3作すべてをクリアすると、グリッチトラップからVanessaを解放することができます。
このエンディングでは、Vannyの脅威が取り除かれ、真の意味でハッピーエンドを迎えることができるのです。
Princess Questの筐体は施設内の複数箇所に配置されており、見落としやすいため注意が必要です。
特にRoxy Racewayの地下への探索が進んだ後でないとアクセスできない筐体もあります。
DLC「RUIN」の考察|廃墟で明かされる真実
2023年7月25日に配信されたDLC「RUIN」は、本編の物語を大きく補完する重要な作品です。
無料で配信されたこのDLCでは、廃墟と化したMega Pizzaplexを舞台に新たな物語が展開されます。
新主人公Cassieとは誰なのか?
RUINの主人公は、Cassieという名前の少女です。
彼女はGregoryの親友とされており、廃墟となったピザプレックスに閉じ込められたGregoryを救出するために施設へ侵入します。
Cassieの装備は本編のGregoryとは異なり、ファズ・レンチ、ロキシートランシーバー、そして不気味なウサギのマスクを使用します。
特にこのウサギのマスクは重要な役割を持っており、装着すると通常では見えないものが見えるようになります。
本編から時間が経過した施設は、かつての華やかさは完全に失われ、瓦礫と廃棄物で溢れかえる薄暗い廃墟と化しています。
Cassieは狭い通路を進みながら、仕掛けを解いていくことになります。
ラスボス「Mimic」の正体と目的
RUINで最大の脅威となるのが、The Mimicと呼ばれる存在です。
Mimicの最も恐ろしい能力は、声真似です。
彼はGregoryの声を完璧に模倣し、Cassieを騙しておびき寄せました。
ゲーム中、Cassieが聞いていたGregoryの助けを求める声は、実はMimicが発していたものだったのです。
外見は小さな頭部と、左右で異なるパーツの手足を持つ不気味な内骨格です。
また、ライオン、ペンギン、ゾウの着ぐるみを縫い合わせた姿も持っています。
Mimicは小説「Tales from the Pizzaplex」にも登場しており、エドウィン・マレーという発明家が作成したアニマトロニクスが起源とされています。
彼は他者の行動や声を学習し、模倣する能力を持っており、その能力を悪用して人々を騙してきました。
RUINでは、助けに来たRoxanne Wolfすらも難なく振り切るほどの怪力を見せています。
RUINで判明した本編の正史エンディング
RUINの物語は、本編のどのエンディングが「正史」であるかを明確にしました。
DLCの内容から、地下廃墟エンディング(Burntrapエンディング)が正史であることが確定しています。
つまり、GregoryとFreddyは地下でBurntrapと対峙し、その後何らかの形でGregoryは施設に閉じ込められてしまったのです。
また、Princess Questをクリアしてグリッチトラップからの解放が行われたことも正史とされています。
RUINではVanessaの脅威は描かれておらず、彼女がグリッチトラップの支配から解放されたことを示唆しています。
ただし、RUINのエンディングでは新たな謎も提示されており、物語は完全には決着していません。
Mimicがエレベーターから脱出しようとするシーンで終わっており、続編への布石が打たれています。
隠し要素と重要な伏線まとめ
Security Breachには、通常のプレイでは見落としやすい隠し要素が多数存在します。
これらの要素を発見することで、物語の理解がより深まります。
レトロCD全16枚で語られるVanessaの過去
施設内には16枚のレトロCDが隠されています。
これらはRoxyの目を移植したFreddyでのみ発見できる隠し部屋に配置されており、CDプレーヤーで再生することができます。
CDにはVanessaがセラピーを受けている様子が記録されています。
セッションの中で、彼女の複雑な家庭環境が明らかになります。
両親の離婚、父親との関係の問題など、彼女がどのような人生を歩んできたかが語られています。
さらに重要なのは、グリッチトラップとの接触についての言及です。
Help Wantedでの出来事がセラピストとの会話の中で示唆されており、Vanessaがどのようにして洗脳されていったかの経緯が窺えます。
16枚のCDはHelp Wantedの16枚のテープと対応関係にあるとも指摘されており、シリーズ全体のつながりを意識した設計となっています。
カウンセリング記録の患者46番は誰?
レトロCDの中で特に謎めいているのが、患者46番の存在です。
CDには71番と46番という二人の患者が記録されており、71番がVanessaであることは確認されています。
しかし、46番の正体は明らかにされていません。
セラピストは両者の記録を知っており、46番はVanessaに似た子供時代を過ごしたと語っていますが、詳細な記録は異なっているようです。
ファンの間では、46番がGregoryではないかという説や、まだ登場していない新キャラクターではないかという説が議論されています。
この謎は現時点では未解決のままであり、今後の作品で回収される可能性があります。
Glamrock Bonnie消失の真相とMontyの関係
グラムロックバンドには、ゲーム開始時点で既に姿を消しているメンバーがいます。
Glamrock Bonnieです。
施設内にはBonnieに関する痕跡が残されており、彼が以前は確かに存在していたことが示されています。
特に注目すべきは、Monty Golfで発見できる証拠です。
ここにはBonnieが破壊された痕跡があり、Montgomery Gatorが彼を排除したのではないかという説が有力となっています。
Montyがバンドの新メンバーとしてベースを担当するようになったのは、Bonnieの「事故」の後です。
なぜMontyがBonnieを破壊したのか、その動機は明確には語られていませんが、グリッチトラップやBurntrapの影響を受けた結果ではないかと推測されています。
見逃しやすいイースターエッグ一覧
Security Breachには、過去作へのオマージュや隠しメッセージが多数散りばめられています。
主なイースターエッグは以下の通りです。
施設内のアーケードには「Fredbear’s Nom Nom Bites」というゲームがあり、FNaF 4のフレッドベアが登場します。
また、地下廃墟にはPizzeria Simulatorの店舗設備がそのまま残されており、シリーズのつながりを強く意識させます。
RUINでは、Shadow Bonnieの出現、Plushbabyの存在、そしてBlobと呼ばれる巨大なアマルガム状の存在への言及があります。
「Joy of Creation」というファンゲームへの言及も確認されており、開発チームがファンコミュニティを意識していることが窺えます。
これらのイースターエッグを発見することで、シリーズ全体の世界観をより深く楽しむことができます。
未解決の謎と今後の考察ポイント
Security BreachとRUINで多くの謎が提示されましたが、すべてが解決されたわけではありません。
ファンコミュニティでは、以下の謎について活発な議論が続いています。
火災エンディングで屋上にいたVanessaの矛盾
火災エンディングにおける最大の矛盾は、VannyとVanessaの同時出現です。
FreddyがVannyを道連れに屋上から転落した後、カメラは燃える建物を映し出します。
そこには、屋上に立つVanessaと思われる人物の姿が描かれているのです。
もしVanessaとVannyが同一人物であれば、この演出は説明がつきません。
この矛盾について、ファンはいくつかの解釈を提唱しています。
一つは、Vanessaには二重人格があり、Vannyとしての人格が死亡しても本来の人格が残ったという説です。
もう一つは、そもそもVanessaとVannyは別人であり、似たような外見の二人の女性が存在するという説です。
さらに大胆な説として、屋上に立っているのはVanessaの幽霊ではないかという解釈もあります。
いずれの説も決定的な証拠がなく、この謎は未解決のままとなっています。
Gregoryの両親と出自に関する謎
Gregoryについては、彼の両親や家族に関する情報がほとんど語られていません。
バッドエンディングで路地裏に住んでいる描写から、彼がホームレスの孤児である可能性は高いと考えられています。
しかし、なぜ彼がピザプレックスに忍び込んだのか、どのようにしてFreddyの胸部に隠れることができたのかは不明です。
ファンの間では、Gregoryがアフトン家と何らかの関係があるのではないかという説も存在します。
Crying Child(FNaF 4の泣いている子供)の転生説や、Michael Aftonの関係者という説などが挙げられていますが、いずれも推測の域を出ていません。
また、Gregoryがゲストプロフィールを持っていないという事実は、彼がアニマトロニクスである可能性を示唆しているという解釈もあります。
これらの謎は、今後のシリーズ作品で明らかになることが期待されています。
Secret of the Mimicで回収される伏線
2025年6月13日にリリースされた「Five Nights at Freddy’s: Secret of the Mimic」は、RUINで登場したMimicの起源を描いた作品です。
舞台は1979年のコスチューム・マナーという廃工房で、発明家エドウィン・マレーの物語が語られます。
この作品により、Mimicがどのようにして生まれ、なぜあのような恐ろしい存在になったのかが明らかになりました。
Security BreachとRUINで残された伏線の多くが、Secret of the Mimicで回収されています。
特に、Mimicの模倣能力の起源、彼がなぜ人間を追い詰めるようになったのかという点が詳しく描かれており、シリーズの考察がより深まる内容となっています。
Steam評価では「非常に好評」を獲得しており、ファンからも好意的に受け入れられています。
ゲームの評価と注意点|購入前に知っておくべきこと
Security Breachは発売時から賛否両論の評価を受けてきました。
購入を検討している方は、良い点と悪い点の両方を理解しておくことをおすすめします。
高評価ポイント|グラフィックと考察要素
Security Breachで最も評価されている点は、ビジュアルの美しさです。
メガ・ピザプレックスの内装は細部まで作り込まれており、ネオンが輝く華やかな施設の雰囲気を見事に表現しています。
アニマトロニクスのデザインも高い評価を得ており、特にグラムロックバンドのメンバーたちは魅力的な外見を持っています。
声優の演技も優秀で、特にGlamrock Freddyを演じるKellen Goffの温かみのある演技はファンから愛されています。
考察要素の豊富さも本作の大きな魅力です。
隠し要素、レトロCD、Princess Quest、複数のエンディングなど、一度のプレイでは把握しきれないほどの情報量があります。
ファンコミュニティでは発売から数年が経った現在も活発に考察が行われており、その深みのあるストーリーは高く評価されています。
また、シリーズの他作品と比べてグロ要素がほとんどないため、そういった表現が苦手な方でも比較的プレイしやすいという声もあります。
批判点|バグ・ストーリーの分かりにくさ
一方で、Security Breachは発売時に多くの問題を抱えていました。
最も批判されたのは、バグの多さです。
発売直後はゲーム進行に支障をきたすような深刻なバグが多数報告され、多くのプレイヤーがフラストレーションを感じました。
ストーリーの分かりにくさも指摘されています。
「ストーリーが存在しない」「ごちゃごちゃで理解できない」という声も聞かれ、特にシリーズ未経験者にとっては何が起きているのか把握しづらい構成となっています。
Vannyというキャラクターがほとんど活用されていない点も批判の対象となりました。
事前のプロモーションでは主要な敵として紹介されていたにもかかわらず、ゲーム内での出番は非常に少なく、期待外れだったというファンも多いです。
マップが広大すぎて迷子になりやすいこと、セーブシステムの不便さ、敵の探知能力が低くホラー要素が薄いことなども批判点として挙げられています。
なぜFreddyが味方になったのかという説明が不十分な点も、ストーリー面での不満として指摘されています。
機種別の動作状況と推奨環境
Security Breachはプラットフォームによって動作状況が大きく異なります。
| プラットフォーム | 動作状況 |
|---|---|
| PC(Steam) | バグは存在するが最も安定、パッチで改善 |
| PS5 | パフォーマンス問題あり、パッチで改善傾向 |
| PS4 | パフォーマンス問題が深刻、推奨しない |
| Nintendo Switch | 動作すること自体が驚き、グラフィック劣化あり |
| Xbox | 後発リリース、比較的安定 |
最も快適にプレイできるのはPC版です。
ただし、それなりのスペックを要求されるため、推奨環境を満たしているか確認することをおすすめします。
Switch版については「このゲームがSwitchで動いていること自体がすごい」という評価がある一方、グラフィックの劣化は避けられません。
携帯モードでプレイしたい方には選択肢となりますが、最高の体験を求める場合は他のプラットフォームを検討してください。
発売から時間が経過し、パッチによって多くのバグは修正されています。
現在購入を検討している方は、発売当初ほどの問題は経験しない可能性が高いでしょう。
初心者向け攻略ガイド|効率的な進め方
Security Breachは自由度の高いゲームですが、初めてプレイする方には戸惑う要素も多いです。
効率的に進めるためのアドバイスをお伝えします。
FNAFシリーズ未経験でも楽しめる?
Security Breachは、FNAFシリーズを一切プレイしたことがない方でもゲームとして楽しむことができます。
ステルスアクションとしての面白さ、謎解き要素、そして魅力的なキャラクターたちは、シリーズの知識がなくても十分に体験できます。
ただし、ストーリーの深い部分や考察要素を理解するためには、過去作の知識があると格段に楽しめます。
特にHelp Wanted、Pizzeria Simulator、そしてFNaF 3は、Security Breachの物語と直接的なつながりを持っています。
時間がない方は、YouTubeなどでストーリー解説動画を視聴してから本作をプレイすることをおすすめします。
イシイニキ氏など、日本語でFNAFの考察を行っているYouTuberの動画は、初心者にも分かりやすく解説されています。
シリーズ全作品をプレイする場合は、発売順(FNaF1→2→3→4→SL→FFPS→UCN→HW→SB)でプレイすることが推奨されています。
時系列順でプレイしたい場合は、FNaF4→2→1→3→SL→FFPS→HW→SBという順番になります。
おすすめのプレイ順序とエンディング回収方法
1周目は気負わずにプレイすることをおすすめします。
まずはゲームの雰囲気を楽しみながら、午前6時を目指して進んでください。
エントランスからの脱出エンディングは最も到達しやすく、多くのプレイヤーが最初に見ることになります。
このエンディングを見た後は、2周目以降で他のエンディングを目指しましょう。
セキュリティバッジは通常の進行で6個は自動的に取得できます。
搬入搬出口エンディングには7個以上が必要なため、追加で1個見つける必要があります。
真エンディング(グッドエンディング)を目指す場合は、Princess Questの筐体を探しながら進めてください。
筐体は施設内の複数箇所に配置されており、見落としやすい場所にあるものもあります。
地下廃墟エンディングは、Roxyの目とChicaのボイスボックスをFreddyにアップグレードした後でないと到達できません。
これらのアップグレードはストーリー進行上で取得できるため、メインストーリーを進めていれば問題ありません。
Freddyのバッテリー管理とセーブのコツ
ゲーム中、Freddyに搭乗している時はバッテリーを消費します。
バッテリーが0になるとFreddyに襲われてしまうため、充電ステーションの位置を常に把握しておくことが重要です。
マップ上に表示される充電マークを確認し、バッテリーが半分以下になったら早めに充電に向かうことをおすすめします。
Freddyに搭乗していない時間を増やすことで、バッテリー消費を抑えることができます。
安全な場所ではFreddyから降りて探索し、危険なエリアを通過する時だけ搭乗するという戦略が有効です。
セーブについては、施設内に配置されているセーブステーションを利用します。
セーブステーションはギフトボックスの形をしており、近づいてインタラクトすることで手動セーブが可能です。
重要な行動を取る前には必ずセーブを行い、失敗してもやり直せるようにしておきましょう。
なお、特定のエンディングに向かう直前でセーブしておくと、エンディング回収が効率的に行えます。
よくある質問|セキュリティブリーチ考察FAQ
Security Breachについてよく寄せられる質問にお答えします。
Security Breachのクリア時間はどのくらい?
メインストーリーのみを追うプレイスタイルであれば、約8〜12時間程度でクリアできます。
ただし、探索要素が豊富なゲームであるため、隠し要素を探したり、全エンディングを回収したりする場合は20時間以上かかることもあります。
初回プレイでは施設内で迷うことも多く、想定より時間がかかる傾向があります。
焦らずにじっくり探索を楽しむことをおすすめします。
DLCのRUINは本編より短く、約4〜6時間程度でクリアできます。
本編をクリアした後にRUINをプレイすることで、ストーリーの理解がより深まります。
真エンディングを見るために必要な条件は?
★★★グッドエンディング(真エンディング)を見るためには、以下の条件を満たす必要があります。
まず、施設内に配置されているPrincess Questのアーケード筐体を3台すべて見つけてクリアする必要があります。
1台目はレース場エリア、2台目はファズブラストの近く、3台目は地下廃墟へのルート上にあります。
3作すべてをクリアすると、グリッチトラップからVanessaを解放するイベントが発生します。
その後、地下廃墟エンディングのルートを進むことで、真エンディングに到達できます。
Princess Questは見落としやすい場所にあるため、攻略情報を参考にしながら探すことをおすすめします。
考察を深めるためのおすすめ情報源
Security Breachの考察を深めたい方には、以下の情報源をおすすめします。
日本語で最も信頼できる情報源は「Five Nights at Freddy’s 非公式 Wiki」です。
キャラクター情報、エンディング条件、隠し要素など、網羅的な情報がまとめられています。
YouTubeでは、イシイニキ氏のチャンネルが日本語での考察動画を多数公開しています。
彼はFNAFの製作者Scott Cawthonに認められた「世界チャンピオン」であり、深い知識に基づいた解説が特徴です。
英語が読める方は、Redditの「r/fivenightsatfreddys」や「r/fnaftheories」が活発な議論の場となっています。
世界中のファンによる最新の考察や発見が日々共有されており、情報の鮮度が高いです。
公式ガイドブック「Security Breach Files」も、設定資料やキャラクター詳細を知るために有用な資料です。
まとめ:FNAF セキュリティブリーチ考察の完全ガイド
- Security Breachは2021年12月発売のFNAFシリーズ第9作目で、シリーズ初の探索型ステルスアクションである
- ゲームの時系列は2030年代頃と推測され、Help WantedやPizzeria Simulatorの後に位置する
- Gregoryの正体はホームレス説、ロボット説、グリッチトラップ接触説など複数の考察が存在する
- Glamrock Freddyが味方である理由は、セーフモード起動によりメインネットワークから切断されたためと考えられている
- VanessaとVannyの関係は同一人物説と別人説で議論が続いており、火災エンディングの矛盾が鍵となる
- 全6種類のエンディングがあり、Princess Quest全クリアが真エンディングの条件である
- DLC「RUIN」で地下廃墟エンディングが正史と確定し、Mimicが黒幕であることが判明した
- レトロCD16枚にはVanessaの過去と謎の患者46番の記録が収められている
- 発売時はバグが多く批判されたが、グラフィックと考察要素は高く評価されている
- Secret of the Mimicの発売により、Mimicの起源とSecurity Breachの伏線が回収された

コメント