2024年2月に発売されたFF7リバースは、メタスコア92点という高評価を獲得しながらも、ストーリーに関しては賛否両論の声が上がっています。
「エンディングの意味がわからない」「原作と違いすぎる」「感動できなかった」といった批判的な意見がある一方で、「キャラクターの掘り下げが素晴らしい」「3作目への期待が高まった」という肯定的な声も存在します。
この記事では、FF7リバースのストーリーがなぜ「ひどい」と言われているのか、具体的な批判理由から擁護意見まで網羅的に解説していきます。
購入を検討している方や、クリア後にモヤモヤを抱えている方の疑問を解消する内容となっています。
FF7リバースのストーリーが「ひどい」と言われる7つの理由
FF7リバースのストーリーに対する批判は、複数の観点から寄せられています。
ここでは、プレイヤーから特に多く挙げられている7つの理由を詳しく解説していきます。
エンディングが意味不明で理解できないという声
FF7リバースのエンディングに対して最も多い批判は「何が起きたのかわからない」という声です。
クラウドがセフィロスの攻撃を弾き返したように見える場面と、エアリスが倒れている場面が交互に描かれ、どちらが現実なのか判断できない演出となっています。
YouTubeやRedditでは「250時間プレイしても正確に説明できない」「クリアしても疑問が何も解決しなかった」といった困惑の声が数多く投稿されました。
複数の世界線が同時に存在するような演出は、ゲームをプレイしていても理解が追いつかないという問題を抱えています。
三部作の2作目で何も解決しない未完結感
FF7リバースは三部作の2作目という位置づけであり、物語の途中で終わることは避けられません。
しかし、多くのプレイヤーが「何も解決しないまま終わった」と不満を抱いています。
ザックスの状況、エアリスの生死、セフィロスの目的など、リメイク1作目から引き続いている謎が全て次回作へ持ち越しとなりました。
「謎めいたストーリーはもうたくさん」「最終作ではしっかりまとめてほしい」という声は、ファンの間で共通した願いとなっています。
原作からのストーリー改変への不満
1997年発売の原作FF7を知るファンからは、ストーリー改変に対する批判が寄せられています。
リバースでは、コンドルフォート、ロケット村、ウータイ、ボーンビレッジといった原作に登場したエリアが省略されました。
また、原作にあった反企業的なメッセージや環境問題への言及が薄まっているという指摘もあります。
「原作の良さが失われている」「なぜわざわざ改変する必要があったのか」という疑問は、特に80年代から90年代に原作をプレイした世代から多く聞かれます。
エアリスの生死が曖昧で感情移入できない
原作FF7で最も衝撃的だったエアリスの死亡シーンは、リバースでは曖昧な描写となっています。
セフィロスに刺される場面は描かれるものの、その後クラウドの腕の中で生きているように見える演出も挿入されます。
結果として、「エアリスは死んだのか生きているのか」という根本的な疑問が残り、感情のカタルシスを得られなかったという批判につながっています。
原作で多くのプレイヤーが涙したシーンが、リバースでは混乱を招く結果となってしまいました。
クラウドがエアリスの死に悲しまない違和感
エンディング後、クラウドがエアリスの死に対して悲しむ様子を見せないことへの違和感も批判の対象となっています。
これは、クラウドの精神状態が不安定で現実を正しく認識できていないという設定に基づくものです。
しかし、プレイヤーの視点からは「なぜ仲間の死に反応しないのか」という疑問が残ります。
物語の設定上は理解できても、感情的に納得できないという声が多く上がっています。
複数の世界線設定が複雑すぎる
FF7リバースでは、複数の世界線(マルチバース)が存在するという設定が導入されています。
ザックスが生存している世界、エアリスが死亡した世界、それぞれが並行して描かれますが、その関係性の説明が不十分です。
「キングダムハーツのような複雑さ」「アドベントチルドレンの悪い部分が出ている」という批判は、この設定に対するものです。
ゲームとしてのエンターテイメント性と、複雑な世界観の両立に失敗しているという評価が見られます。
初見プレイヤーには説明不足で置いてきぼり
FF7リバースは、原作をプレイしていないと理解が困難な場面が多いという問題があります。
フィーラー、セトラ、ジェノバといった用語や設定は、原作の知識がなければ把握しづらい内容です。
「初めてFF7を遊ぶ人には意味がわからない展開」という指摘は、新規プレイヤーの視点から見た正当な批判といえます。
三部作という形式を取りながら、新規プレイヤーへの配慮が不足しているという評価につながっています。
FF7リバースのエンディングで何が起きたのか徹底解説
エンディングの理解は、FF7リバースを評価する上で避けて通れない問題です。
ここでは、複雑なエンディングの内容を整理して解説していきます。
白い空間と緑の空間の違いとは
FF7リバースのエンディングでは、2つの異なる空間が描かれます。
白い空間は、クラウドがセフィロスの攻撃を弾き返し、エアリスを救うことができた世界を表しています。
一方、緑の空間は、原作と同様にエアリスがセフィロスに殺される世界を示しています。
この2つの空間が交互に描かれることで、どちらが現実なのかプレイヤーには判断できない構造となっています。
クラウドだけが見ている幻覚の正体
エンディング後、クラウドは仲間たちとは異なる認識を持っています。
クラウドの視点では、エアリスは生きており、共に旅を続けているように見えます。
しかし、仲間たちの視点では、エアリスは死亡しており、クラウドの行動が不自然に映っています。
これは、クラウドの精神状態が不安定になり、現実と幻覚の区別がつかなくなっていることを示唆しています。
エアリスは結局死んだのか生きているのか
結論として、エアリスは原作と同様にセフィロスによって命を落としています。
クラウドが見ている「エアリスが生きている世界」は、クラウドの精神的な問題による幻覚、または別の世界線の出来事と解釈されています。
公式からの明確な説明はありませんが、多くの考察では「エアリスは死亡した正史の世界」と「クラウドが認識している世界」が乖離しているという見解が主流です。
最終的な答えは、3作目で明らかになると予想されています。
ザックス生存ルートの意味と今後の展開
リメイク1作目のエンディングで生存が示唆されたザックスは、リバースでも登場します。
ザックスは別の世界線で生存しており、エアリスを救おうとする姿が描かれます。
しかし、ザックスが存在する世界と、クラウドたちが存在する世界がどのように関連しているのかは明確に説明されていません。
「彼女を救ってくれ」というザックスの最後の言葉が、3作目でどのような意味を持つのか注目されています。
原作FF7とリバースのストーリーの違いを比較
FF7リバースは、単純なリメイクではなく、原作とは異なる展開を見せる作品です。
ここでは、具体的な違いを整理して解説します。
省略されたエリアとエピソード一覧
FF7リバースでは、原作に登場した複数のエリアが省略されています。
| 省略されたエリア | 原作での役割 |
|---|---|
| コンドルフォート | コンドル砦のミニゲームが展開される場所 |
| ロケット村 | シドの故郷で、宇宙計画の歴史が語られる |
| ウータイ | ユフィの故郷で、重要なサブストーリーがある |
| ボーンビレッジ | 忘らるる都へ向かう前の探索エリア |
これらのエリアは3作目に登場予定とされていますが、リバースの段階で省略されたことへの不満の声があります。
追加されたマルチバース設定の是非
原作FF7には存在しなかったマルチバース(複数世界線)設定が、リメイクシリーズで導入されました。
リメイク1作目でフィーラーを倒したことにより、運命が変わる可能性が示唆されています。
この設定により、原作ファンも展開を予想できなくなるという利点がある一方、物語が複雑化しすぎるという欠点も生じています。
「原作をそのままリメイクしてほしかった」という声と、「新しい解釈で楽しめる」という声が対立しています。
キャラクター描写の変更点と賛否
FF7リバースでは、キャラクターの描写が原作から変更されている部分があります。
エアリスについては、恋愛要素が強調されており、クラウドとのデートシーンが多く描かれています。
「原作ではもっと大人っぽかった」「子供っぽく描かれすぎている」という批判がある一方、「キャラクターの深掘りができている」という肯定的な意見もあります。
クラウドの精神的な不安定さがより強調されている点も、賛否が分かれるポイントです。
反企業メッセージが薄まったという指摘
原作FF7は、巨大企業である神羅カンパニーに対する反抗と、星の命を守るという環境保護のメッセージが明確でした。
リバースでは、このメッセージ性が薄まっているという指摘があります。
反企業的、反権力的なテーマよりも、キャラクター同士の人間関係や恋愛要素に焦点が当てられているという見方です。
時代の変化に合わせた調整なのか、意図的な削除なのかは議論が分かれています。
FF7リバースのストーリーを擁護する肯定的な意見
批判的な声がある一方で、FF7リバースのストーリーを高く評価する意見も存在します。
ここでは、肯定的な視点からの評価を紹介します。
キャラクターの深掘りと感情移入できる場面
FF7リバースでは、原作では描ききれなかったキャラクターの内面が深く掘り下げられています。
特に、バレットの過去やレッドXIIIのコスモキャニオンでのエピソードは、多くのプレイヤーから高い評価を受けています。
「ここまでキャラに感情移入できて涙が出たのは久々」という声も見られます。
個々のエピソードの完成度は高く、キャラクターへの愛着が深まるという点では成功しているといえます。
バレットとクラウドの関係性への高評価
リバースで特に評価されているのが、バレットとクラウドの関係性の変化です。
最初は反目し合っていた2人が、旅を通じて少しずつ理解を深めていく過程が丁寧に描かれています。
バレットがクラウドを励まし、時には叱咤する姿は、大人としての魅力を感じさせます。
「バレットが普通にちゃんとした大人」「リーダーを任せられそう」という評価は、キャラクター描写の成功例といえます。
3作目を見るまで評価できないという声
FF7リバースのストーリーに対して、「最終的な評価は3作目を見てから」という意見も多く見られます。
三部作の2作目という性質上、伏線の回収や謎の解明が次回作に持ち越されるのは当然という見方です。
リメイク1作目のフィーラー設定も、リバースで一定の説明がなされました。
同様に、リバースで提示された謎も、3作目で意味を持つ可能性があります。
ストーリー以外の批判点と注意すべきデメリット
FF7リバースへの批判は、ストーリーだけに留まりません。
ゲームプレイに関する問題点も把握しておく必要があります。
ミニゲームが多すぎてテンポが悪い問題
FF7リバースには、非常に多くのミニゲームが収録されています。
原作でもミニゲームは多かったものの、リバースではストーリー進行中に頻繁に挟まれるため、テンポの悪さを感じるプレイヤーが多いです。
「ダイン戦の余韻もなくシューティングが始まる」「つまらない上に時間がかかる」という不満が報告されています。
重要なアイテムがミニゲームの報酬になっているため、苦手でも避けられないという問題もあります。
トロコン条件が厳しすぎる仕様
FF7リバースのトロフィーコンプリート(トロコン)条件は、前作リメイクと比較して大幅に厳しくなっています。
ほぼ全てのミニゲームを最高難易度でクリアする必要があり、「ミニゲームマスターになりたかったわけではない」という声が上がっています。
RPGとしてのレベル上げで対応できない要素が多く、プレイヤーのスキルに依存する部分が大きいです。
「ミニゲームのどれか一つでも苦手だとトロコンできない」という仕様は、多くのプレイヤーにとって障壁となっています。
パーティ編成の自由度が低い不満
FF7リバースでは、ストーリーの都合上、パーティメンバーが強制される場面が多いです。
自分の好きなパーティで旅ができるというFF7の魅力が失われているという批判があります。
ボス戦でメンバーを自由に選べる機会は限られており、「このキャラがいれば楽だったのに」という場面が頻発します。
また、パーティ強制に伴うマテリアの付け替えが煩雑で、ストレスの原因となっています。
PC版の最適化不足と動作の不安定さ
2025年1月に発売されたPC版(Steam/Epic Games Store)は、最適化不足が指摘されています。
高スペックなPCでも動作が安定しないという報告があり、Steam日本語レビューでは「賛否両論」の評価となっています。
グラフィック設定の細かい調整や、PC版ならではの利便性が不足しているという意見も見られます。
購入を検討する場合は、自身のPC環境との相性を確認することをおすすめします。
FF7リバースは買うべき?向いている人と向いていない人
FF7リバースの購入を検討している方向けに、どのような人に向いているのかを整理します。
購入をおすすめできる人の特徴
FF7リバースは、以下のような方に向いています。
ミニゲームを含む多様なコンテンツを楽しめる方は、100時間を超えるボリュームを堪能できるでしょう。
複雑なストーリーを考察することが好きな方には、多くの謎を解き明かす楽しみがあります。
原作をプレイ済みで、新しい解釈や展開を受け入れられる方は、リメイクシリーズならではの魅力を感じられます。
また、3作目が発売されるまで待てる忍耐力がある方にもおすすめです。
購入前に知っておくべき注意点
購入前に把握しておくべき注意点がいくつかあります。
三部作の2作目であるため、ストーリーは未完結のまま終わります。
前作のFF7リメイクをプレイしていないと、ストーリーの理解が困難です。
ミニゲームが苦手な場合、ストーリー進行においてもストレスを感じる可能性があります。
また、メインストーリーだけでも40時間程度、やり込みを含めると100時間以上のプレイ時間が必要です。
原作ファンと新規プレイヤーの評価差
FF7リバースに対する評価は、プレイヤーの背景によって異なる傾向があります。
| プレイヤー層 | 評価の傾向 |
|---|---|
| 原作ファン(80〜90年代) | ストーリー改変への批判が多い |
| リメイクからの新規プレイヤー | ゲームプレイは評価、ストーリーに戸惑い |
| 完全新規プレイヤー | 理解が困難な場面が多く、評価が分かれる |
原作への思い入れが強いほど、改変に対する抵抗感が大きくなる傾向が見られます。
FF7リメイク3作目への期待と不安
FF7リバースの評価は、3作目の出来によって大きく変わる可能性があります。
ここでは、3作目に関する情報と展望を整理します。
3作目のタイトルはリユニオンが有力
FF7リメイク3作目のタイトルは、「REUNION(リユニオン)」が有力とされています。
野村哲也氏は、タイトルが「決定済み」であることを公式に認めています。
リメイク(REMAKE)、リバース(REBIRTH)に続く「R」から始まるタイトルとして、リユニオンは自然な選択といえます。
セフィロスが目指す「リユニオン」という概念とも関連し、物語の集大成にふさわしいタイトルです。
リバースの伏線は回収されるのか
リバースで提示された多くの謎が、3作目で回収されるかどうかは大きな関心事です。
ザックスの存在する世界線、クラウドの精神状態、エアリスの運命など、解決すべき伏線は数多くあります。
「もう謎めいたストーリーはたくさん」という声がある一方、「全てが繋がる瞬間を楽しみにしている」という期待の声もあります。
スクウェア・エニックスがどのように物語を収束させるのか、ファンの注目が集まっています。
開発陣のコメントから読み取れる今後の方向性
野村哲也氏は、「来年は更に特別な年になりそう」とコメントしており、2026年に何らかの動きがあることが示唆されています。
浜口直樹ディレクターは、「2作目はストーリーの途中で始まり途中で終わるため、3作目への興味につながるようにしなければならない」と語っています。
この発言から、リバースの曖昧な結末は意図的なものであり、3作目で全てが明らかになる構成であることがうかがえます。
開発陣は、三部作全体で一つの物語を完成させるという姿勢を示しています。
まとめ:FF7リバースのストーリー評価を総括する
メタスコア92点と賛否両論の理由
FF7リバースは、メタスコア92点という高評価を獲得しています。
グラフィック、バトルシステム、ボリュームといったゲームとしての完成度は非常に高いと評価されています。
一方で、ストーリーに関しては賛否が分かれており、特に日本のプレイヤーからは厳しい意見が多く見られます。
Steam日本語レビューで「賛否両論」となっているのは、主にストーリー面での評価が影響しています。
結論:ストーリーは本当にひどいのか
FF7リバースのストーリーが「ひどい」かどうかは、プレイヤーの期待値と価値観によって大きく異なります。
原作のストーリーをそのまま楽しみたかった方にとっては、改変は受け入れがたいものでしょう。
一方、新しい解釈や展開を楽しめる方にとっては、考察の余地がある奥深い物語と感じられます。
最終的な評価は、3作目で全ての伏線が回収された時に定まるといえます。
現時点では「未完成の物語」として、判断を保留するのも一つの選択です。
- FF7リバースのストーリー批判の中心は「エンディングが意味不明」という点にある
- 三部作の2作目という性質上、謎が解決せず次回作へ持ち越される構成となっている
- エアリスは原作同様に死亡しているが、クラウドの視点では生きているように描かれる
- 複数の世界線(マルチバース)設定の導入が物語を複雑化させている
- 原作から省略されたエリアやエピソードへの不満が原作ファンから寄せられている
- キャラクターの深掘りやバレットとの関係性など、肯定的に評価される要素も存在する
- ミニゲームの多さとトロコン条件の厳しさがストーリー以外の主な批判点である
- メタスコア92点とゲームとしての評価は高いが、ストーリー面では賛否両論となっている
- 3作目のタイトルは「リユニオン」が有力で、2026年に動きがある可能性が示唆されている
- 最終的なストーリー評価は3作目で全ての伏線が回収された時に定まる

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