FF6ゴゴの正体は誰?バラム説や最強装備・仲間にする方法を徹底解説

ファイナルファンタジー6(FF6)において、最も謎に包まれたキャラクターと言えば「ものまね士ゴゴ」でしょう。

性別不明、年齢不詳、さらには人間かどうかも怪しい奇妙な姿をしたこのキャラクターは、多くのプレイヤーの好奇心を刺激し続けてきました。

特に「ゴゴの正体は一体誰なのか?」という問いは、発売から数十年経った今でもファンの間で熱く議論されているトピックです。

この記事では、ゴゴの正体に関する有力な考察から、仲間にする方法、そして戦闘で真価を発揮する最強の運用方法までを網羅的に解説します。

伝説の怪盗の相棒説や、前作FF5との関係、そして知る人ぞ知る裏技的な活用法まで、ゴゴに関するあらゆる情報を整理しました。

謎多きものまね士の真実を知ることで、FF6の世界をより深く楽しむ手助けとなれば幸いです。

目次

FF6 ゴゴの正体とは?有力な4つの説を徹底考察

ゴゴの正体については、ゲーム内で明確な答えが提示されていないため、いくつかの有力な説が存在します。

ここでは、プレイヤーの間で囁かれている代表的な説と、それぞれの根拠について詳しく見ていきましょう。

【最有力】シャドウの相棒「ビリー(バラム)」説が濃厚な理由

現在、最も有力視されているのが、シャドウ(クライド)のかつての相棒である義賊「ビリー(海外名:バラム)」であるという説です。

シャドウの夢イベントで語られる過去において、ビリーは逃走中に深手を負い、クライドに自分を殺して逃げるよう懇願しますが、クライドはそれができずに逃走してしまいます。

この説が支持される大きな理由は、地理的な整合性にあります。

ビリーが置き去りにされた場所は、世界崩壊後の「獣ヶ原」や「ゴゴの洞窟(ゾーンイーターの中)」へと繋がる海流や滝の近くであると推測されます。

瀕死のビリーが流れ着き、ゾーンイーターに飲み込まれながらも生き延び、変わり果てた姿で「ものまね」をして生きるようになったのではないか、という考察です。

また、ゴゴの服装が奇抜で顔を隠しているのは、かつての相棒であるシャドウに正体を悟られないため、あるいは過去の自分を捨てるためとも考えられます。

【FF5説】前作FF5のゴゴと同一人物?次元の狭間からの来訪者

次に根強いのが、前作『ファイナルファンタジーV(FF5)』に登場したボスキャラクター「ものまね士ゴゴ」と同一人物であるという説です。

FF5のゴゴは、次元の狭間にある「沈んだウォルスの塔」に生息しており、最後は自ら「デジョン」を使って次元の彼方へ消え去りました。

この際、次元を超えてFF6の世界に流れ着いたのではないかと考えられています。

実際にFF6のゴゴも「おしおきメテオ」を使用するなど、FF5のゴゴを彷彿とさせる技を持っています。

また、FF6の開発段階では、世界の酒場を転々としているゴゴを探すという、FF5での目撃情報を意識したような加入イベントも検討されていたようです。

FFシリーズにおけるファンサービス的なゲスト出演という見方もできますが、キャラクターとしての連続性を強く感じさせる要素が多々あります。

【否定説】ダリルやリルムの母説は「形見の指輪」で論破可能?

一部では、セッツァーの旧友である「ダリル」や、リルムの母親ではないかという説も存在します。

ダリルは飛空艇の事故で行方不明になっており、リルムの母も消息が不明確な部分があるため、生存説として結び付けられることがあります。

しかし、これらの説には決定的な反証材料があります。

それは、ゲーム内の重要アイテム「形見の指輪」です。

形見の指輪は、リルムとシャドウのみが装備できるアイテムであり、亡き母(または妻)の遺品という設定があります。

もしゴゴがリルムの母であれば、この指輪を装備できるはずですが、実際には装備不可能です。

また、ダリルであればセッツァーとの専用イベントがあってもおかしくありませんが、特にそのような描写はありません。

システム的な制約と物語の設定を照らし合わせると、これらの女性キャラクター説は可能性が低いと言わざるを得ません。

【偽者説】偽ジークフリードの正体がゴゴである可能性

さらに興味深い説として、物語の序盤や中盤に登場する「偽ジークフリード」がゴゴではないかという考察があります。

魔列車で宝箱を奪い合ったり、世界崩壊後の洞窟で先回りしていたりと、本物のジークフリードとは明らかに実力が異なる「偽者」が登場します。

この偽者は、他人になりすますこと(=ものまね)を得意としており、ゴゴの特性と一致します。

また、海外の熱心なファンによる分析では、偽ジークフリードとゴゴのドット絵(スプライト)において、目の描き方などに共通点があるとも指摘されています。

偽ジークフリードとしての活動に行き詰まり、あるいは失敗してゾーンイーターに飲み込まれ、そこで「ゴゴ」として新たなアイデンティティ(あるいはアイデンティティの放棄)を確立したというストーリーも考えられます。

性別は男か女か?一人称「俺」と装備品から見る真実

ゴゴの性別に関しては、公式の設定でも「謎」とされています。

しかし、ゲーム内のいくつかの要素から推測することは可能です。

まず、ゴゴの一人称は「俺」であり、口調も男性的です。

装備品に関しても、女性専用装備を身につけることはできません。

これらの点から、身体的には男性である可能性が高いと考えられます。

一方で、FF5のゴゴは女性に化けていたこともあるため、性別を超越した、あるいは性別にこだわらない存在であるとも言えます。

「男なのか女なのか、果たして人間であるのかさえ」という説明文の通り、性別という枠組み自体がゴゴにとっては無意味なものなのかもしれません。

FF6 ゴゴを仲間にする方法と場所(ゾーンイーターの中)

ゴゴは物語の進行上、必ず仲間にしなければならないキャラクターではありません。

しかし、その特異な能力は戦術の幅を大きく広げてくれるため、ぜひ仲間にしておきたいところです。

ここでは、ゴゴの居場所と仲間にする手順を解説します。

世界崩壊後のマップ北東「小三角島」でのエンカウント方法

ゴゴを仲間にできるのは、世界崩壊後です。

飛空艇ファルコンを入手した後、ワールドマップの北東(右上)にある小さな島を目指してください。

この島は三角形の形をしていることから、通称「小三角島」と呼ばれています。

この島にはダンジョンや町などのシンボルは何もなく、一見するとただの孤島です。

しかし、この島のフィールド上でランダムエンカウントすることによって、ゴゴのいる場所への入り口が開かれます。

ゾーンイーターに「すいこみ」される条件と全滅扱いにならないコツ

小三角島でエンカウントする敵の中に「ゾーンイーター」という巨大な敵が出現します。

ゴゴに会うためには、このゾーンイーターが使用する技「すいこみ」をあえて受ける必要があります。

ゾーンイーターは一定時間が経過するか、こちらが何もしないと「すいこみ」を使用してきます。

この時、パーティメンバー全員が吸い込まれることで、戦闘終了とならずにダンジョン「ゾーンイーターの中」へと移動します。

注意点として、誰か一人でも吸い込まれずに残っている状態でゾーンイーターを倒したり、逃げたりしてはいけません。

全員が吸い込まれるまで、防御や回復を行って耐えましょう。

もし全滅扱いになってしまう場合は、即死耐性などを確認し、全員が生存状態で吸い込まれるように調整してください。

ゴゴの洞窟(ゾーンイーター内部)の隠しアイテムと攻略ルート

ゾーンイーターの中に吸い込まれると、そこは奇妙なダンジョンになっています。

内部には、接触すると突き落とされて前のマップに戻される緑色の人物(障害物)や、天井が落ちてくるトラップなどがあります。

特に天井が落ちてくるエリアは、潰されるとゲームオーバーになるため、天井の凹みがある安全地帯を見極めて進む必要があります。

また、このダンジョンには「団長のヒゲ」や「レッドジャケット」などの貴重なアイテムが入った宝箱が隠されています。

あえて障害物に当たって下の階層に落ちることで入手できるアイテムもあるため、探索は慎重に行いましょう。

最深部まで進むと、そこにゴゴが待ち受けています。

話しかけるだけで戦闘なしで仲間になり、「世界を救うものまね」をするという名目でパーティに加入します。

ゴゴは強い?最強コマンド構成と育成のコツ

ゴゴは他のキャラクターとは全く異なる性能を持っています。

その強さを最大限に引き出すためには、彼(?)独自の特徴を理解し、適切なコマンドをセットする必要があります。

魔石ボーナスなしでも最強?ステータスの特徴と限界

ゴゴの最大の特徴であり、最大の弱点とも言えるのが「魔石を装備できない」ことです。

そのため、レベルアップ時のステータス上昇ボーナスを得ることができず、素のステータスは他のキャラクターに比べて低くなりがちです。

特に力や魔力といった攻撃面のステータスは、育成を極めた他のキャラクターには及びません。

しかし、ゴゴの真価はステータスの数値ではなく、その汎用性にあります。

レベルを上げるだけで十分なHPとMPは確保できるため、装備品でステータスを補強すれば、高難易度ダンジョンでも十分に通用する戦力となります。

特に低レベル攻略や、特定の戦術を実行する際には、替えの利かない最強のサポーターとなり得ます。

おすすめコマンド構成!「きかい・なげる・ぶんどる」の活用法

ゴゴは、ステータス画面で「ものまね」以外の3つのコマンドを自由にカスタマイズできます。

これにより、パーティにいない仲間のアビリティを使用することが可能になります。

おすすめのコマンド構成の一つは「きかい」です。

エドガーの「きかい」は防御無視ダメージを与えるものが多く、ゴゴの低めの力を補って安定したダメージを出せます。

特に「ウィークメーカー」を使えば、属性弱点を付与して魔法攻撃のサポートも可能です。

次に強力なのが「なげる」です。

シャドウのコマンドですが、属性ロッドや手裏剣を投げることで、高火力を叩き出せます。

消費アイテムを犠牲にしますが、瞬発的な火力が必要な場面で重宝します。

また、「ぬすむ」をセットし、アクセサリ「盗賊の小手」を装備させて「ぶんどる」にするのも有効です。

ロックと合わせて二人で盗みを働けば、レアアイテムの収集効率が格段に上がります。

ゴゴの「魔法」仕様解説!パーティメンバーへの依存性とは

ゴゴに「まほう」コマンドをセットする場合、少し特殊な仕様があります。

ゴゴが使用できる魔法は、「現在戦闘に参加している他のパーティメンバーが習得している魔法」に限られます。

ゴゴ自身は魔法を習得せず、あくまで仲間の知識を「ものまね」して魔法を行使するという設定です。

そのため、魔法のエキスパートであるティナやセリス、あるいは魔法をコンプリートしたキャラクターと組ませることで、ゴゴも最強の魔法使いに変貌します。

逆に、魔法を覚えていない物理特化のメンバーばかりだと、ゴゴも魔法を使えなくなる点には注意が必要です。

オリジナルコマンド「ものまね」で魔石ラグナロックを連発する裏技

ゴゴの固有コマンド「ものまね」は、直前の行動をそっくりそのまま実行します。

これにはMPやアイテムを消費しないという大きなメリットがあります。

この特性を利用した有名な裏技(テクニック)が、魔石「ラグナロック」の連発です。

通常、魔石の召喚は1回の戦闘につき1度しか行えません。

しかし、誰かがラグナロックを召喚した直後にゴゴが「ものまね」を行えば、ゴゴもラグナロックの効果(アイテム変化)を発動できます。

さらに、その後も「ものまね」を繰り返せば、何度でも試行することが可能です。

これにより、貴重なアイテムへの変化を狙う際の効率が劇的に向上します。

ゴゴのおすすめ最強装備とアクセサリ(機種別対応)

ゴゴは装備できる武器や防具にも特徴があります。

機種(SFC、GBA、スマホ版、ピクセルリマスター版)によって仕様が異なる部分もあるため、最適な装備選びが重要です。

SFC版とGBA/ピクセルリマスター版での「勲章」装備の違い

SFC版(オリジナル版)では、アクセサリ「勲章」を装備することで、重装備が可能になり、防御面を大幅に強化できました。

しかし、GBA版以降やピクセルリマスター版では、ゴゴは「勲章」を装備できない仕様に変更されている場合があります(バージョンによる差異あり)。

そのため、基本的には魔道士系の軽装備で身を固めることになります。

最新のピクセルリマスター版などでプレイする場合は、勲章に頼らない装備構成を考える必要があります。

魔力と回避率を底上げする「ウィザードロッド」と「英雄の盾」

ゴゴの低いステータスを補うため、武器はステータス補正の優秀なものを選びましょう。

おすすめは「ウィザードロッド」です。

魔力が大きく上がり、さらに魔法回避率も上昇するため、攻守ともに強化できます。

盾に関しては、最強の盾である「英雄の盾」が理想的です。

全属性吸収・無効の耐性を得られるため、防御力の低さを属性耐性でカバーできます。

英雄の盾が他のキャラに回っている場合は、「雷神の盾」などの属性耐性持ちの盾がおすすめです。

防御面の不安を解消する防具選びとアクセサリ構成

頭防具は「レッドキャップ」でHPとステータスを底上げするか、「司祭の帽子」でMPを確保するのが良いでしょう。

体防具は、魔力が上がる「導師のローブ」や、素早さと回避率が上がる「黒装束」が候補に挙がります。

特に魔法回避率を重視するFF6のシステム上、回避率を上げる装備は生存率に直結します。

アクセサリは、汎用性の高い「リボン」で状態異常を防ぐのが基本です。

もう一つの枠には、物理・魔法攻撃力を上げる「ブレイブリング」や、行動速度を上げる「エルメスの靴」、あるいはコマンドに合わせて「盗賊の小手」などを選びましょう。

ゴゴの最後はどうなる?エンディングでの死亡説と生存確認

FF6のエンディングでは、仲間たちが瓦礫の塔から脱出するシーンが描かれます。

その中で、ゴゴの安否について心配になる描写が存在します。

瓦礫の塔からの脱出時に転落?死亡説が流れたシーンの真相

エンディングの脱出劇において、ゴゴはセリスの「ものまね」をして脱出経路を確保しようとします。

しかし、その過程で足を踏み外し、奈落の底へと転落してしまうシーンがあります。

この描写を見て、「ゴゴは脱出に失敗して死んでしまったのではないか?」と不安に思ったプレイヤーも少なくありません。

ギャグ調の演出ではあるものの、崩壊する塔の中での出来事だけに、死亡説が流れる一因となりました。

エンディングのラスト一瞬に映る生存の証拠とウーマロとの関係

しかし、安心してください。ゴゴは生きています。

エンディングの最後、飛空艇ファルコン号の甲板に仲間たちが集結するシーンがあります。

ここでカメラが引いていく際、最後尾(画面の端)にウーマロと一緒に立っているゴゴの姿が一瞬だけ確認できます。

どうやら転落した後、何らかの方法で這い上がり、あるいはウーマロに助けられるなどして、無事に飛空艇に乗り込んでいたようです。

この一瞬の描写は、最後まで諦めずに画面を見ていたプレイヤーだけが気付ける、スタッフからのメッセージとも言えるでしょう。

まとめ:FF6ゴゴの正体と攻略情報の総括

  • ゴゴの正体として最も有力なのは、シャドウの元相棒「ビリー(バラム)」説である。
  • 前作FF5のボスが次元を超えてやってきたという説も根強い人気がある。
  • リルムの母やダリル説は「形見の指輪」が装備できないため否定される傾向にある。
  • 偽ジークフリードと同一人物である可能性も、行動やドット絵の類似点から指摘されている。
  • ゴゴを仲間にするには、世界崩壊後の小三角島でゾーンイーターに「すいこみ」される必要がある。
  • 魔石ボーナスがないためステータスは低めだが、強力なコマンドを組み合わせることで最強クラスの活躍が可能。
  • 「きかい」「なげる」などのコマンドや、魔石ラグナロックの「ものまね」連発が非常に強力。
  • 装備は「ウィザードロッド」や「英雄の盾」で補強し、回避率と属性耐性を高めるのがおすすめ。
  • エンディングで転落するシーンがあるが、最後の集合シーンで生存が確認できる。
  • ゴゴは性別や常識に囚われない「ものまね」のプロフェッショナルとして、FF6を象徴するユニークな存在だ。
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