エルデンリングには、発売当初から数多くのバグ技やグリッチが発見されてきました。
ルーン稼ぎを効率化するもの、本来たどり着けないエリアへ移動するもの、戦闘を有利に進めるものなど、種類は多岐にわたります。
一方で、バグ技の使用にはセーブデータの破損やオンラインBANといったリスクも伴います。
この記事では、エルデンリングのバグ技を移動系・戦闘系・稼ぎ系の3つに分類し、それぞれの仕組みや最新パッチでの対応状況を網羅的に解説していきます。
バグ技を使うべきか迷っている方、リスクを正しく理解したうえで判断したい方にとって、必要な情報をすべて整理しました。
エルデンリングのバグ技とは?グリッチとの違いも解説
エルデンリングにおけるバグ技とは、ゲームプログラムの想定外の挙動を利用して、通常では不可能な操作を実現するテクニックの総称です。
コミュニティでは「グリッチ」という言葉もほぼ同義で使われていますが、厳密には少し意味合いが異なります。
バグ技とグリッチの定義
バグとは、ゲームシステムに重大な影響を与える可能性のある不具合を指します。
進行不能になるケースや、セーブデータに悪影響を及ぼすものがこれにあたります。
一方、グリッチは開発者が意図しなかった突発的な誤動作を指し、一時的な現象にとどまることが多いとされています。
ただし、エルデンリングのコミュニティにおいては、両者を明確に区別せず「バグ技」としてひとまとめに扱うのが一般的です。
RTA(リアルタイムアタック)の世界では、これらを積極的に研究・活用する文化が根付いており、バグ技の発見そのものが高く評価されています。
エルデンリングで発見されたバグ技の全体像
エルデンリングで確認されているバグ技は、大きく3つのカテゴリに分類できます。
| カテゴリ | 代表的なバグ技 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 移動系 | Zip Glitch、Wrong Warp、ペガサスグリッチ | エリアスキップ、高速移動 |
| 戦闘系 | カーリアの返報バグ、乱撃バグ、無敵バグ | ボス瞬殺、被ダメ無効化 |
| 稼ぎ系 | アイテム増殖、ルーン稼ぎグリッチ | レベル上げ効率化 |
発売から4年以上が経過した現在もなお、新たなグリッチの発見や既存バグの再現方法が更新され続けています。
パッチで修正されるものもあれば、長期間放置されているものも存在し、バージョンごとに使えるバグ技が異なる点も特徴的です。
移動系バグ技の一覧と仕組み
移動系のバグ技は、RTA(スピードラン)において特に重要な役割を果たしてきました。
通常のプレイでは数時間かかるルートを数分で踏破できるため、クリアタイムの大幅な短縮に直結します。
ここでは、代表的な3つの移動系バグ技について、仕組みと現在の対応状況を解説します。
Zip Glitch(ジップグリッチ)の仕組みと対応状況
Zip Glitchは、エルデンリングのスピードラン史を大きく変えたバグ技です。
盾を構えた状態で約2秒(正確には126フレーム)待機した後、歩き入力を数フレームだけ行うと、キャラクターが前方へ超高速で瞬間移動します。
この挙動はゲームの物理演算における計算ミスが原因と考えられており、フレーム単位の精密な入力が求められます。
そのため、PC版ではAutoHotkeyなどのマクロツールを使用して再現するのが一般的です。
PS5やXboxなどのコンソール版では、フレーム単位の入力精度を手動で達成するのが極めて困難であり、実用的な再現はほぼ不可能とされています。
Zip Glitchの発見により、Any%カテゴリのRTAクリアタイムは一気に短縮され、2022年7月には5分を切る記録も報告されました。
ただし、DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」配信に伴うVer.1.12で修正されたとの報告があり、最新バージョンでの使用は困難になっています。
Wrong Warp(ロングワープ)の種類と使い方
Wrong Warpは、本来ファストトラベルできないエリアへ強制的にワープするグリッチです。
基本的な手順は次の通りです。
まず、ワープ先として利用したい祝福で一度座ります。
次に、「嵐丘のボロ家」へのファストトラベルを選択すると同時にゲームを強制終了します。
再起動後、ロード中に発生する「不定の場所」での落下中に再びゲームを終了・再起動すると、最初に座った祝福に紐づいた別のエリアへワープできます。
祝福ごとにワープ先が異なり、コミュニティでは各祝福からの飛び先をまとめた一覧表が共有されています。
たとえば、序盤のエリアから終盤の「崩れゆくファルム・アズラ」へ直接飛ぶルートなどが知られています。
Wrong Warpはパッチごとに修正と新ルートの発見が繰り返されてきた歴史があり、Ver.1.12以降も一部のルートは使用可能との報告があります。
RTAでは「Any% No Wrong Warp」というカテゴリが別途設けられており、Wrong Warpの有無がカテゴリ分けの基準になっているほど影響力の大きいグリッチです。
ペガサスグリッチと落下グリッチの概要
ペガサスグリッチは、霊馬トレントが空中を飛行できるようになるバグ技です。
2022年3月に発見され、見た目のインパクトから大きな話題を集めました。
特定の手順でトレントに騎乗し、落下判定を回避することで、空中を自由に移動できるようになります。
本来到達不可能な場所へのアクセスが可能になるため、スピードランのチャートにも組み込まれていました。
しかし、パッチ1.04(2022年4月)で修正されており、最新バージョンでは使用できません。
ディスク版の未パッチ状態(v1.00〜1.03)でのみ再現可能です。
落下グリッチは、トレントに騎乗したまま落下中に攻撃モーションを行うことで、本来降りられない場所へ着地する技術です。
モーグウィン王朝への早期アクセスなどに利用されてきましたが、こちらもパッチによる修正が段階的に進んでいます。
戦闘系バグ技の一覧と仕組み
戦闘系のバグ技は、ボス戦を大幅に有利にしたり、PvP(対人戦)のバランスを崩壊させたりする影響力の大きいカテゴリです。
フロム・ソフトウェアはPvPに影響するバグを優先的に修正する傾向があり、発見から修正までの期間が比較的短いのが特徴です。
カーリアの返報バグ(自演返報)
カーリアの返報バグは、エルデンリング発売初期に最も大きな問題となったバグ技の一つです。
盾に装備できる戦技「カーリアの返報」は、本来は敵の魔術や祈祷をパリィして反撃する能力を持っています。
ところが、自分自身が発動した魔術や祈祷に対してもパリィが発動するという不具合が存在しました。
高威力の魔術を自分で撃ち、即座にパリィすることで、異常な火力の輝剣を生成できたのです。
この輝剣はボスを瞬殺できるほどの威力を持ち、PvPでも猛威を振るいました。
多くのプレイヤーから対人戦における深刻な問題として報告が相次ぎ、パッチ1.04(2022年4月)で「不具合」として修正されています。
乱撃バグ・無敵バグ・ボーラススワップ
乱撃バグは、戦技「乱撃」「回転撃」「終わりなき舞い」などが意図しない多段ヒットを発生させ、通常の数倍以上のダメージを叩き出す不具合です。
パッチ1.13前後で確認され、後のアップデートで修正が告知されました。
無敵バグは、Ver.1.10前後で発見された、特定の手順を踏むとプレイヤーが被ダメージゼロの状態になるグリッチです。
聖杯瓶を無限に使用できるバリエーションも存在しました。
こちらは複数回のパッチにわたって段階的に修正されています。
ボーラススワップは、消費アイテム(保全のボーラスなど)の使用アニメーション中にインベントリ操作で装備を解除し、本来は不可能な武器に別の戦技や属性を付与するテクニックです。
パッチ1.16.1(2025年8月)で「誤った武器に属性攻撃力や状態異常を付加できる不具合」として修正されました。
戦闘系バグ技がPvPに与えた影響
戦闘系のバグ技は、シングルプレイ以上にPvP環境に深刻な影響を与えてきました。
カーリアの返報バグが発見された当初は、侵入者がこのバグ技を多用するケースが頻発し、通常のプレイヤーとの公平な対戦が成り立たない状況が生まれました。
海外の大手ゲームメディアがPvPガイド動画内でグリッチと見られる挙動を紹介した際には、コミュニティから強い批判が寄せられた事例もあります。
フロム・ソフトウェアはPvPに影響するバグを比較的迅速に修正する傾向があり、カーリアの返報バグは発売から約2か月で対処されました。
一方で、ボーラススワップのように修正まで長期間を要したケースもあります。
コミュニティでは「シングルプレイでのバグ技使用は個人の自由だが、PvPでの使用は不正行為」という認識がほぼ共通しています。
稼ぎ系バグ技の一覧と効率比較
ルーンやアイテムを効率よく集めるための稼ぎ系バグ技は、エルデンリングの検索需要のなかでも特に高いカテゴリです。
レベル上げに時間がかかるゲーム性のため、多くのプレイヤーが効率的な稼ぎ方法を求めています。
アイテム増殖バグのやり方と条件
アイテム増殖は、セーブデータのバックアップ機能を利用した手法です。
厳密にはゲーム内のバグではなく、セーブデータの巻き戻しを応用したテクニックにあたります。
基本的な手順は以下の通りです。
まず、PS Plusのクラウドセーブやローカルストレージにセーブデータをバックアップします。
次に、協力プレイヤーの世界に参加し、増殖したいアイテムやルーンを床に落として渡します。
アイテムを渡した後、バックアップからセーブデータを復元すると、渡す前の状態に戻り、アイテムが手元に残った状態になります。
一方、受け取った側にもアイテムが存在するため、結果として同じアイテムが2つに増えるわけです。
この方法には協力してくれるフレンドが1名必要です。
ゲーム内のプログラムを改ざんするわけではないため、直接的なBAN対象にはなりにくいとされていますが、公式に推奨される行為ではありません。
ルーン稼ぎグリッチの最新事情
ルーン稼ぎに関連するグリッチは、パッチごとに修正と新手法の発見が繰り返されてきました。
DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」配信に伴うパッチで、崖を利用した一部のルーン稼ぎグリッチが修正された際には、コミュニティから不満の声も上がりました。
2026年初頭の時点でも動作が報告されている手法としては、ジャンプしながら祈祷ボタンを押すことで特定スポットの効率を上げる方法などがあります。
ただし、これらはパッチで修正される可能性が常にあるため、安定した稼ぎ方法とは言い切れません。
バグ技を使わない正規の稼ぎ方法としては、モーグウィン王朝の崖上からカラスを遠距離攻撃で落下させる方法が最も広く知られています。
1回あたり約11,000ルーンを数秒で獲得でき、祝福からの距離も近いため効率が高く安定しています。
バグ技を使った稼ぎと正規の稼ぎの比較
バグ技を使った稼ぎと正規の方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。
| 比較項目 | バグ技(増殖・グリッチ) | 正規の稼ぎ方法 |
|---|---|---|
| 効率 | 極めて高い(短時間で大量のルーン獲得可能) | 中〜高(場所と方法による) |
| 安定性 | パッチで修正されるリスクがある | パッチに左右されにくい |
| 必要条件 | フレンドの協力やバージョン制限あり | 特定エリアへの到達のみ |
| リスク | セーブデータ破損、BAN可能性(低い) | ほぼなし |
| ゲーム体験 | 達成感が薄れる可能性あり | プレイの一部として楽しめる |
多くのプレイヤーからは「ルーン稼ぎ目的ならバグ技よりもモーグウィン王朝のカラス落としが安定する」という意見が聞かれます。
バグ技は短時間で圧倒的な成果を得られる一方、修正リスクがつきまとう点を理解しておく必要があります。
バグ技使用のリスクと注意点
バグ技の使用には、ゲーム進行やアカウントに影響を及ぼすリスクが複数存在します。
事前にリスクを正しく把握することで、取り返しのつかないトラブルを避けることができます。
オンラインBANのリスクと公式の対応方針
フロム・ソフトウェアは2022年8月10日、公式ツイッターおよびニュースページにおいて、不正行為に関する明確な方針を発表しています。
「ゲームのプログラムやキャラクターデータの改ざんなど、不正な改ざん行為は利用規約違反となり、警告/ペナルティの対象となります」という内容です。
ペナルティの段階は、警告、記録データの削除、利用一時停止、永久停止の4段階が設定されています。
ここで注意すべきなのは、一般的なゲーム内バグ技(Wrong WarpやZip Glitchなど)を使用しただけでBANされた事例は広く確認されていないという点です。
BAN対象となるのは主に「データ改ざん(チートツールの使用)」「不正アイテムの所持」「MODを使用した状態でのオンラインプレイ」です。
とはいえ、公式の利用規約には「不正な改ざん行為」という広い表現が使われているため、グレーゾーンが存在することは否定できません。
違法アイテムとセーブデータ破損の危険性
2022年4月に発生した「違法パンツ事件」は、バグ技とは異なる角度からプレイヤーに大きな教訓を与えました。
ゲーム内にデータは存在するものの通常プレイでは入手できない非実装アイテム「Deathbed smalls」を、悪質なプレイヤーが他者の世界に配置したのです。
知らずにこのアイテムを拾ったプレイヤーが、不正アイテムの所持としてシステムに検出され、180日間のBAN警告を受ける被害が発生しました。
PC版とPS5版の両方で被害が確認されています。
バンダイナムコの案内によると「全ゲームファイルを削除して再インストールする以外にBAN回避の方法はない」とのことでした。
この事件は、見知らぬプレイヤーが落としたアイテムを安易に拾うことの危険性を示す象徴的な出来事として、コミュニティに広く記憶されています。
セーブデータの破損については、バグ技の実行中にゲームが予期せず終了した場合に発生するリスクがあります。
Wrong Warpのようにゲームの強制終了(プロロ)を繰り返す手法では特にリスクが高まります。
バグ技を試す前には、必ずセーブデータのバックアップを取ることが強く推奨されています。
トロフィー・実績への影響はあるか
バグ技やグリッチを使用しても、PS版のトロフィーやSteam版の実績が無効になることはありません。
Wrong Warpでエリアをスキップしてボスを倒した場合でも、該当するトロフィーは通常通り取得できます。
また、MODを使用した場合でもSteam版では実績の取得が可能であるとの報告が多くのプレイヤーから寄せられています。
ただし、MODを使用した状態でオンラインに接続するとBAN対象となる可能性があるため、MODプレイ時はオフラインでの使用が推奨されます。
トロフィーや実績のコンプリートを目指すうえでは、バグ技の使用は直接的な障害にはなりません。
バージョン別のバグ技対応状況
エルデンリングのバグ技は、パッチのバージョンによって使えるものと使えないものが大きく異なります。
旧バージョンに意図的に戻してプレイするユーザーも一定数存在しており、バージョン管理の知識は重要です。
旧バージョン(v1.00)と最新バージョンの違い
コンソールのパッケージ版ディスクには、初期バージョン(v1.00)のデータが収録されています。
アップデートを適用せずにプレイすれば、修正前のバグ技をすべて利用できる状態でゲームを遊ぶことが可能です。
v1.00で使用可能な主なバグ技は、ペガサスグリッチ、旧式のWrong Warp、カーリアの返報バグなどです。
さらに、v1.00ではボスのバランス調整も異なっており、マレニアがDay 1パッチ適用前のより強力な状態で存在しているほか、NPC配置やアイテムドロップにも差異があります。
ダウンロード版の場合、旧バージョンへの巻き戻しはできません。
また、再プレス版のディスクにはv1.10が収録されている場合があるため、必ずしもディスク版ならv1.00とは限りません。
旧バージョンでプレイする場合、多くの不具合が未修正のまま残っているため、動作が不安定になるリスクも理解しておく必要があります。
主要パッチで修正されたバグ技の一覧
エルデンリングの主要パッチにおけるバグ技の修正履歴を時系列で整理します。
| パッチ | 配信時期 | 修正されたバグ技 |
|---|---|---|
| 1.04 | 2022年4月 | カーリアの返報バグ、ペガサスグリッチ |
| 1.06 | 2022年8月 | 旧式Wrong Warpの一部ルート |
| 1.09 | 2023年3月 | 一部の攻撃力バフ永続バグ |
| 1.12 | 2024年6月 | Zip Glitch、一部ルーン稼ぎグリッチ |
| 1.13 | 2024年7月 | 乱撃バグ(多段ヒット) |
| 1.16 | 2024年10月 | ステータス上昇永続バグ |
| 1.16.1 | 2025年8月 | ボーラススワップ(属性付与不具合) |
パッチ1.16.1が本編の最新アップデートであり、2025年8月以降は新規パッチの配信が確認されていません。
フロム・ソフトウェアの修正傾向として、PvPに影響するバグは優先的に修正される一方、シングルプレイのみに関わる挙動バグや表記不一致は長期間放置されるケースが多いという特徴があります。
RTAスピードランとバグ技の関係
RTA(リアルタイムアタック)は、ゲームをいかに速くクリアするかを競う遊び方であり、エルデンリングのバグ技文化と密接に結びついています。
バグ技の発見がRTA記録の更新に直結し、RTA走者の検証がバグ技の理解を深めるという相互関係が成り立っています。
Any%カテゴリの世界記録の変遷
エルデンリングのRTAで最も注目されるAny%カテゴリは、エンディングに最速で到達することを目指すルールです。
バグ技の使用が許可されており、グリッチの発見によって記録が劇的に更新されてきた歴史があります。
発売直後の2022年3月には約30分だったクリアタイムが、Wrong Warpの発見で20分台に突入しました。
さらにZip Glitchの発見後は12分台にまで短縮され、2022年7月には5分を切る記録も報告されています。
ギネス世界記録には、Any%(PC)カテゴリで19分49秒が公式認定されています(speedrun.comの認証基準による)。
DLC配信後のバージョンではZip Glitchが修正されたため、最新パッチ対応のチャートは大きく変わっており、RTA走者たちは新たなルート構築の研究を続けています。
グリッチあり・なしのカテゴリの違い
RTAには、バグ技の使用を認めるカテゴリと認めないカテゴリが明確に分かれています。
Any%はあらゆるグリッチの使用が許可されるカテゴリです。
一方、「Any% Glitchless」はバグ技を使わないカテゴリで、純粋なプレイスキルとルート知識が問われます。
Glitchlessカテゴリでは1時間前後のタイムが上位に並んでおり、バグ技ありのカテゴリとは10倍以上の差が開くこともあります。
「Any% No Wrong Warp」というカテゴリも存在し、Wrong Warpのみを禁止しつつ他のグリッチは許可するという中間的なルールが採用されています。
日本国内でも「RTA in Japan Summer 2024」などのイベントでエルデンリングのAny%が披露され、グリッチの仕組みが解説付きで配信されました。
RTAにおいては、バグ技は「ズル」ではなく「ゲームの新たな可能性を引き出す技術」として位置付けられています。
エルデンリング ナイトレインのバグ技事情
2025年5月に発売されたスピンオフ作品「エルデンリング ナイトレイン」においても、発売直後から複数のバグ技やグリッチが発見されています。
本編とは異なるゲーム設計のため、ナイトレイン固有のバグが多く報告されています。
ナイトレインで発見されたバグ技
ナイトレインで大きな話題となったのは、アイテム無限増殖グリッチです。
マッチメイキングサーバーの仕組みを利用して、複数のプレイヤーが同じ武器やタリスマンを取得できるバグが2025年6月に発見されました。
IGN、PC Gamer、Kotakuなど大手ゲームメディアでも取り上げられ、国際的な注目を集めています。
「深夜徘徊」と呼ばれるグリッチも確認されています。
これは特定の条件下でゲーム進行の時間制限を回避し、夜の探索パートを通常以上に長く継続できるバグです。
そのほか、復活用のグレース(祝福)が正常に出現しない復活バグや、敵の挙動がフリーズするバグなど、プレイに直接影響する不具合も報告されています。
ナイトレインのアップデートと修正状況
ナイトレインは本編とは独立したアップデートサイクルで運営されています。
2025年12月に配信された大型アップデートでは、高難度モード「深き夜」の追加と同時に多数の不具合修正が行われました。
アイテム増殖グリッチについても修正が施されたとの報告がありますが、2026年1月のDLCアップデート後に「バランサーの遺物が本来2つのところ3つ使用可能になる」という新たなバグが報告されています。
ナイトレインはオンライン前提のゲーム設計であるため、バグ技の影響が他のプレイヤーに及びやすいという特性があります。
本編以上に迅速な修正対応が求められる環境と言えるでしょう。
バグ技に対するコミュニティの評価と見解
エルデンリングのバグ技に対するプレイヤーコミュニティの意見は、使用する場面によって大きく分かれます。
シングルプレイでのバグ技使用に対する評価
シングルプレイにおけるバグ技の使用については、「個人の自由であり、他者に迷惑をかけない限り問題ない」という寛容な意見が多数を占めています。
特にルーン稼ぎ系のバグ技に対しては、「レベル上げに膨大な時間がかかるゲームだからこそ、効率化の手段として理解できる」という声が一般的です。
一方で、「バグ技に頼ると達成感が薄れる」「正規のプレイで困難を乗り越えてこそエルデンリングの醍醐味」という意見も根強く存在します。
初心者向けの一般的な助言としては、「バグ技は修正されるリスクがあるため、正規の攻略法を覚える方が長期的に有益」とする見解が多く見られます。
PvPでのバグ技使用に対する批判
PvP(対人戦)でのバグ技使用は、コミュニティにおいてほぼ一貫して批判の対象です。
カーリアの返報バグやボーラススワップが対人戦で悪用されていた時期には、侵入者や闘技場でバグ技を使用するプレイヤーに対して多くの苦情が投稿されました。
「バグ技を対人に持ち込む行為はチートと同等」という認識が広く共有されており、フロム・ソフトウェアもPvPに影響するバグを優先的に修正する姿勢を見せてきました。
オンラインでバグ技を使わないこと、見知らぬプレイヤーからのアイテムを拾わないことが、コミュニティにおけるセキュリティ上の基本原則として広く認知されています。
まとめ:エルデンリングのバグ技の全体像と活用判断
- エルデンリングのバグ技は移動系・戦闘系・稼ぎ系の3カテゴリに大別される
- Zip Glitchは126フレームの精密入力でキャラクターを超高速移動させるPC版限定のバグ技である
- Wrong Warpは祝福とプロロの組み合わせで本来到達不可能なエリアへワープするグリッチである
- カーリアの返報バグやボーラススワップなど戦闘系バグ技はPvPへの影響が大きくパッチで優先修正される傾向がある
- アイテム増殖はセーブデータのバックアップを利用した手法でありフレンド1名の協力が必要である
- バグ技の使用でトロフィーや実績が無効になることはないが、不正アイテムの所持やMODのオンライン使用はBAN対象となる
- 違法アイテムを拾うだけで180日のBAN警告を受ける事例が報告されており、見知らぬプレイヤーからの贈り物には注意が必要である
- ディスク版v1.00ではペガサスグリッチやカーリアの返報バグなど修正済みのバグ技が使用可能である
- 本編の最新パッチはVer.1.16.1(2025年8月)であり以降の更新は確認されていない
- バグ技を試す前にはセーブデータのバックアップを取り、リスクを理解したうえで自己責任で判断することが重要である

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