ドラクエモンスターズ3はひどい?炎上の理由5選と購入判断ガイド

「ドラゴンクエストモンスターズ3(DQM3)」は、シリーズファン待望の新作として発売されましたが、ネット上では「ひどい」「クソゲー」といった厳しい評価も散見されます。

25周年記念作品でありながら、なぜこれほどまでに賛否両論が巻き起こってしまったのでしょうか。

この記事では、実際にプレイしたユーザーの不満点や炎上の経緯を徹底的に分析し、ストーリーの矛盾点からシステム面の問題まで、具体的な理由を包み隠さず解説します。

批判的な意見だけでなく、本作を「神ゲー」と評価する声や、どのような人なら楽しめるのかという購入判断の基準もあわせて提示します。

これから購入を検討している方や、クリア後のモヤモヤを解消したい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ドラクエモンスターズ3が「ひどい」と言われる5つの決定的な理由とは?

結論から言うと、本作が酷評される主な原因は、ストーリーの整合性のなさと、ユーザーにストレスを強いるシステム仕様にあります。

多くのプレイヤーが感じた決定的な不満点は、大きく分けて以下の5つに集約されます。

ストーリーの矛盾とキャラクター崩壊が「ドラクエ史上最低」と評される原因

もっとも多くの批判を集めているのが、メインストーリーの脚本とキャラクター描写です。

本作は「ドラゴンクエスト4(DQ4)」のもう一つの可能性を描いた物語ですが、原作の設定や展開を無理やり改変したことで、多くの矛盾が生じています。

特に主人公ピサロの行動原理が支離滅裂であったり、ヒロインや相棒の倫理観がプレイヤーの感覚と乖離していたりと、感情移入を拒む要素が多々あります。

原作ファンからは「思い出を汚された」という悲鳴にも似た声が上がっており、シナリオの質がシリーズ最低レベルと評される大きな要因となりました。

モンスターのタマゴ厳選が「苦行」と呼ばれるシステムの問題点

ゲームプレイにおける最大のストレス要因として挙げられるのが、「モンスターのタマゴ」システムです。

配合の頂点を目指すために必須となる特定のモンスターが、フィールド上のタマゴから低確率でしか入手できない仕様になっています。

しかもタマゴの配置場所はランダムで数も限られているため、目当てのモンスターが出るまで延々とリセット&ロードを繰り返す「リセマラ」を強いられます。

この作業があまりにも虚無で時間がかかるため、「苦行」と呼ばれ、多くのプレイヤーの心を折る結果となりました。

DLC(追加課金)商法が「炎上」した背景と価格設定の是非

発売直後から炎上したのが、ダウンロードコンテンツ(DLC)の売り方です。

過去作ではゲーム内に標準実装されていた「一度仲間にしたモンスターと再戦・スカウトできる機能(めぐりあいの扉など)」が、本作では「追憶のモグダンジョン」という有料DLCとして切り売りされました。

モンスターズシリーズにおいて、配合のために同じモンスターを何度も仲間にする機能は必須級です。

フルプライスのソフト代金を支払った上で、快適に遊ぶためにはさらに追加課金を求められるという仕様が、ユーザーの不信感を招きました。

過去作からの劣化?配合システムとランク・サイズの仕様変更

シリーズの根幹である「配合」システムにも、過去作と比較して劣化したと感じられる変更が加えられています。

特に「位階配合」の廃止により、同じランク同士の配合では新しいモンスターが生まれにくくなり、図鑑埋めの楽しさが半減しました。

また、モンスターのサイズに関しても、かつての巨大な3枠・4枠モンスターが廃止され、SサイズとLサイズのみになりました。

Lサイズになっても見た目の迫力が乏しいことや、サイズ変更の仕様が複雑で直感的でないことも、育成のモチベーションを下げる要因となっています。

グラフィックとパフォーマンス(ロード時間・エラー落ち)の評価

Nintendo Switch専用ソフトとして発売されましたが、グラフィックの質やパフォーマンス面でも厳しい評価が見られます。

フィールドのテクスチャが粗かったり、遠くのオブジェクトが表示されなかったりと、最新作としては映像表現が物足りないという意見が多いです。

さらに、エリア移動ごとのロード時間が長いことや、プレイ中に突然ゲームが強制終了するエラー落ちの報告も相次ぎました。

快適なプレイ環境が損なわれたことも、「ひどい」という評価に繋がっています。

【ネタバレ考察】シナリオ・ストーリーが「おかしい」と感じる具体的箇所

ここでは、多くのプレイヤーが違和感を抱いたストーリーの詳細について、ネタバレを含みつつ考察します。

なぜこれほどまでにシナリオが批判されるのか、その具体的な場面と理由を深掘りします。

主人公ピサロの行動原理が支離滅裂?「喋らない」ことによる弊害

ドラクエシリーズの伝統である「主人公は喋らない」という演出が、本作では完全に裏目に出ています。

ピサロは魔族の王を目指すという明確な意志を持ったキャラクターですが、プレイヤーへの説明なしに唐突に「人間を滅ぼす」と決意したり、逆にコロッと改心したりします。

ピサロ自身の心情や葛藤が言葉で語られないため、プレイヤーは彼が何を考えているのか理解できず、ただ物語の都合で動かされている操り人形のように見えてしまいます。

結果として、プレイヤーは主人公に全く共感できず、置いてけぼり感を味わうことになります。

ドラクエ4原作の改変と「ピサロの罪の漂白」に対するファンの怒り

本作では、DQ4の悲劇の象徴である「勇者の村の焼き討ち」に関する設定が改変されています。

原作ではピサロが指揮したとされるこの惨劇が、本作ではピサロの兄である「暴将ディオロス」が勝手に行ったことであり、ピサロは無実であるかのように描かれています。

これはピサロを善人として描くための措置と思われますが、原作ファンからは「ピサロの罪を安易に漂白している」と強い反発を招きました。

悪役としてのカリスマ性や、罪を背負った上での悲哀といったピサロの魅力が損なわれたと感じる人が多いのです。

ロザリー死亡回避と「時の砂」によるご都合主義展開の是非

中盤の山場であるロザリーが人間に襲われるシーンにおいて、プレイヤーの選択を無視した強制的なバッドエンド展開が挿入されます。

その後、「時の砂」という便利アイテムを使って時間を巻き戻し、事なきを得るという展開になります。

この一連の流れが、「プレイヤーの選択肢に意味がない」「ご都合主義で命が軽くなっている」と批判されています。

悲劇を乗り越えるドラマ性がなく、安易なタイムリープで解決してしまう脚本の浅さが指摘されています。

リュノやホイミンなど新キャラ・既存キャラの扱いは雑なのか?

新キャラクターであるピサロの弟「リュノ」や、DQ4でお馴染みの「ホイミン」の扱いも物議を醸しました。

リュノは世界をリセットするというラスボス級の思想を持ちながら、本筋にはあまり絡まず、最後はなあなあで許されるという中途半端な立ち位置です。

ホイミンに関しても、人間になった経緯が希薄で、物語上重要な役割を果たすわけでもなく、単なるファンサービス要員として消費されている印象を与えました。

既存キャラへのリスペクト不足や、新キャラの掘り下げ不足が目立ちます。

シナリオライターは誰?藤澤仁氏の作風と過去作(DQ10等)との比較

本作のシナリオを担当したのは、ドラゴンクエスト10の初期ディレクターなども務めた藤澤仁氏です。

藤澤氏の過去の担当作でも見られた、「胸糞の悪い展開」や「説明不足のまま進むストーリー」、「詐欺師的なキャラクターの多用」といった手癖が、本作では悪い方向に作用したと言われています。

特に、プレイヤーの感情を逆なでするような展開や、整合性よりもインパクトを重視した構成が、従来のドラクエファンには受け入れがたかったようです。

キャラクターへのヘイト?「ロザリー」と「ベネット」が不評なワケ

ストーリーの評価を下げる大きな要因として、メインキャラクターであるロザリーとベネットへの不快感が挙げられます。

本来なら愛されるべきヒロインと相棒が、なぜこれほど嫌われてしまったのでしょうか。

ヒロイン「ロザリー」がサイコパスと呼ばれる言動と倫理観のズレ

ロザリーは「心優しいエルフ」という設定ですが、作中での言動には多くの矛盾が見られます。

彼女は人間やエルフが傷つくことには過剰に反応し、魔族であるピサロを責め立てますが、一方で仲間の魔物が倒されたり、魔界で魔物が殺し合ったりすることには無関心です。

また、自分を助けてくれたピサロに対して「人間を傷つけるなんてひどい」と礼も言わずに非難するなど、その倫理観がダブルスタンダードであると指摘されています。

こうした言動が「サイコパスのようだ」と評され、ヒロインとしての魅力を損なっています。

相棒「ベネット」がうざい・嫌いと言われる理由と盗みへの抵抗感

ピサロの相棒となる人間「ベネット」は、魔法研究家を自称していますが、その実態は頻繁に「盗み」を働くキャラクターです。

彼は盗みを悪いことだと思っておらず、むしろ自分の手柄のように誇らしげに語ります。

さらに、ストーリー上でも彼の盗みのおかげで助かる展開が用意されており、犯罪行為が正当化されていることに生理的な嫌悪感を抱くプレイヤーが続出しました。

「心の清い人間」として扱われる場面もあり、制作側とプレイヤーとの倫理観のズレが浮き彫りになっています。

勇者ソロ一行が「親の仇」であるピサロに加勢する謎展開へのツッコミ

終盤、DQ4の勇者一行が登場しますが、彼らの行動原理も不可解です。

本来なら村を焼いた仇としてピサロを憎んでいるはずですが、なぜかピサロと共闘し、ディオロスを倒す手助けをします。

ピサロが誤解を解く描写もないまま、なんとなく協力関係になる展開は、あまりにも不自然です。

原作の勇者たちの心情を無視したご都合主義的な展開に、多くのファンが首を傾げました。

システム面での改悪?「クソゲー」評価につながった要素の深掘り

ストーリーだけでなく、ゲームシステムに関しても「改悪」と感じられる要素が多く、プレイの快適性を損なっています。

配合の楽しみが減少?位階配合の廃止と「同じモンスターばかりできる」問題

従来のシリーズにあった「位階配合」というシステムが廃止されました。

これにより、適当なモンスター同士を配合しても、ランクの高い新しいモンスターが生まれにくくなりました。

同じランク同士を配合すると、親と同じモンスターが生まれることが多く、「配合しても代わり映えしない」「図鑑が埋まらない」という不満が生じました。

配合のワクワク感が減少し、作業感が増してしまったと言えます。

Lサイズモンスターが小さい?サイズ変動の仕様と迫力不足への不満

本作ではモンスターのサイズがSとLの2種類になりましたが、Lサイズになってもグラフィック上の大きさがあまり変わりません。

過去作の「ギガボディ」のような画面を埋め尽くすほどの巨大さや迫力が失われ、ボス戦などの臨場感が薄れました。

また、サイズを変えるための配合条件もブラックボックス化しており、狙ったサイズにするのが難しい点も不評です。

スカウト成功率の低さと「機嫌が悪くなる」システムへの批判

モンスターを仲間にするスカウトシステムにもストレス要因があります。

全体的にスカウト成功率が低く設定されている上に、スカウトに失敗するとモンスターの「機嫌が悪くなる」という新要素が追加されました。

機嫌が悪くなるとさらにスカウト成功率が下がるため、リセットを余儀なくされる場面が増え、テンポの悪さに繋がっています。

必須級ダンジョン「追憶のモグダンジョン」が有料DLCであることの問題

前述した通り、育成効率を劇的に上げる「追憶のモグダンジョン」が有料DLCとして販売されたことは、システム面での最大の不満点です。

これを買わない場合、配合素材を集めるために広大なフィールドを走り回らなければならず、育成にかかる時間が数倍に膨れ上がります。

実質的に「快適さを人質に取った課金」と感じられ、ゲーム単体での完成度を疑わせる結果となりました。

ドラクエモンスターズ3は「神ゲー」という意見も?評価が分かれるポイント

ここまで批判的な意見を中心に紹介しましたが、一方で本作を「神ゲー」「面白い」と評価するプレイヤーも一定数存在します。

どのような点が評価されているのでしょうか。

配合中毒性は健在?ゲーム部分だけを見れば「面白い」という意見

ストーリーの粗やシステムの不便さに目を瞑れば、「モンスターを配合して強くする」というシリーズ本来の楽しさは健在です。

新しいスキルを組み合わせたり、ステータスを極限まで上げたりする育成の奥深さは変わらず、配合に没頭してしまう中毒性はあります。

「シナリオはスキップして配合だけ楽しんでいる」というプレイヤーからは、比較的好意的な意見が聞かれます。

ドラクエ4ファンへのファンサービス要素とBGMの評価

DQ4の世界観をベースにしているため、原作のフィールド曲や戦闘曲がアレンジされて使われており、懐かしさを感じられる点は好評です。

また、原作に登場したモンスターやボスが3Dモデルで動く姿を見られることも、ファンにとっては嬉しい要素です。

原作のオマージュ要素を純粋なファンサービスとして受け取れる人にとっては、魅力的な作品と言えるでしょう。

対戦環境やモンスター育成の奥深さはどうなっているのか

オンライン対戦においては、環境の変化が激しく、様々なモンスターに活躍の機会があります。

ランクによるステータス上限の差が撤廃されたため、低ランクのモンスターでもスキル構成次第で対戦の第一線で戦えるバランスになっています。

好きなモンスターを愛でて勝つことができる点は、対戦重視のガチ勢から一定の評価を得ています。

結局、ドラクエモンスターズ3は買うべき?過去作と比較した結論

最後に、これまでの評価を踏まえて、本作を購入すべきかどうかの結論をまとめます。

シリーズ未経験者なら楽しめる?購入をおすすめできる人の特徴

ドラクエモンスターズシリーズやDQ4を未プレイの方であれば、本作のストーリーの矛盾や原作改変に気づきにくいため、純粋に育成RPGとして楽しめる可能性があります。

また、「細かいことは気にせず、とにかくモンスターを配合したい」「Switchで手軽にモンスターズを遊びたい」という方にはおすすめです。

ただし、システム面の不便さはある程度覚悟する必要があります。

過去作ファンなら「イルルカSP」を買うべき?シリーズ比較と推奨タイトル

もしあなたが過去作のファンで、ストーリーの整合性やシステムの快適さを重視するなら、スマートフォン等で配信されている「ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SP(イルルカSP)」をおすすめします。

イルルカSPはモンスター数が圧倒的に多く、システムも洗練されており、シリーズ最高傑作との呼び声も高い作品です。

DQM3と比較しても、ボリュームや完成度の面で勝っている部分が多く、満足度は高いでしょう。

新品・中古の値段推移と「完全版」が出る可能性について

発売から時間が経過し、中古市場では価格が下落傾向にあります。

新品価格で購入するにはリスクが高いと感じる場合は、安くなった中古品を狙うのも一つの手です。

また、モンスターズシリーズは過去に「プロフェッショナル版」などの完全版が発売される傾向がありました。

現時点では未定ですが、不満点を解消した完全版が将来的に出る可能性もゼロではないため、それを待つのも賢明な判断かもしれません。

まとめ:ドラクエモンスターズ3 ひどいと言われる理由と購入ガイド

  • ストーリーはDQ4の改変や矛盾が多く、原作ファンほど違和感を抱きやすい
  • ピサロやロザリーなどの主要キャラが感情移入しにくい言動をとる
  • モンスターのタマゴ厳選やスカウト率の低さがプレイの快適性を損なう
  • 必須級の便利機能が有料DLC化されており、追加課金前提の作りである
  • 配合システムの仕様変更により、図鑑埋めの楽しさが減退している
  • グラフィックやロード時間などの技術面でも品質不足が指摘されている
  • 一方で、配合の中毒性や対戦の面白さは健在で評価する声もある
  • シリーズ未経験者であれば、先入観なく楽しめる可能性がある
  • 完成度を求めるなら過去作「イルルカSP」の方が満足度は高い
  • 購入を迷う場合は、価格の下落や完全版の発表を待つのも選択肢である
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