「どーもくんの不思議てれび」というゲームボーイアドバンスのソフトをご存知でしょうか。
NHKのマスコットキャラクター・どーもくんを主人公としたこのミニゲーム集は、発売から20年以上経った今でも「神ゲー」と称されることがあります。
しかし、本当に神ゲーなのか、実際の評価はどうなのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
また、現在プレイするには中古で入手するしかなく、内蔵電池の問題など購入前に知っておくべき注意点も存在します。
この記事では、どーもくんの不思議てれびの魅力から実際のユーザー評価、中古価格の相場、購入時の注意点まで、プレイを検討している方が知りたい情報をすべて網羅してお伝えします。
どーもくんの不思議てれびが神ゲーと呼ばれる理由
どーもくんの不思議てれびが「神ゲー」と呼ばれる最大の理由は、キャラゲーの枠を超えた圧倒的なクオリティにあります。
単なるキャラクター商品ではなく、ゲームとしての完成度が非常に高いことが、発売から20年以上経った今でも語り継がれる所以です。
ミニゲーム1つ1つの作り込みが異常に高い
本作最大の特徴は、収録されているミニゲームの作り込みの深さにあります。
開発スタッフが「1つ1つをバラバラにしても売れるゲーム」というコンセプトで制作したと語っているように、各ミニゲームは単品でも成立するほどのボリュームと完成度を誇ります。
たとえば「剣豪!!みねうちどーも」は、時代劇をモチーフにしたアクションゲームで、3章仕立てのストーリーに加え、100人抜きの百人組手モードまで搭載されています。
「聖なる館」はゾンビが徘徊する洋館からの脱出を目指すホラーアクションで、隠し部屋や収集要素など、やりこみ要素が豊富に用意されています。
ミニゲーム集でありながら、1つのゲームに何時間も熱中できる奥深さがあることが、高い評価につながっています。
21種類のミニゲームはジャンルも難易度も多彩
本作には21種類のミニゲームが収録されており、ジャンルの幅広さも大きな魅力となっています。
アクションゲームを中心に、リズムゲーム、シューティング、パズル、クイズ、スポーツゲームなど、多種多様なジャンルが揃っています。
ミニゲームは6つのチャンネルに分類されており、ドキュメンタリーチャンネルではアクション系、Dサイトスポーツではスポーツ系、ミュージックネットワークではリズムゲームというように、テレビ番組の構成を意識した作りになっています。
難易度もバラエティに富んでおり、手軽に楽しめるものから、上級者でも苦戦するような歯応えのあるものまで幅広く用意されています。
クリア後には追加難易度やステージ選択機能が解放されるミニゲームも多く、長く遊び続けられる設計になっています。
お助けアイテムと必殺技で初心者から上級者まで対応
本作は難易度が高めに設計されていますが、初心者への配慮も十分になされています。
ゲーム内のショッピング番組「どーもコレクション」では、各ミニゲーム用のお助けアイテムを購入できます。
アイテムを使用すると難易度が下がり、ゲームが苦手な方でもクリアを目指せるようになっています。
購入後はいつでも使用・非使用の切り替えが可能なため、慣れてきたらアイテムなしで挑戦することもできます。
また、一部のゲームでは必殺技システムが搭載されており、Rキーを押すとどーもくんが「おなら」で強力な技を繰り出します。
体力に相当する「肉じゃが」を消費するため多用はできませんが、ピンチを切り抜ける手段として役立ちます。
このように、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめる懐の深さが、本作の評価を高めている要因の1つです。
BGMの評価が高く特にどーもライブは必聴
本作はBGMの評価も非常に高く、多くのプレイヤーから好評を得ています。
特に「どーもライブ」というリズムゲームで流れるオリジナル曲は、良曲揃いと評判です。
飛んでくる音符に合わせてボタンを押し、観客のテンションを維持しながら曲の最後まで演奏するというゲーム内容ですが、楽曲のクオリティが高いため、ゲームとしてだけでなく音楽としても楽しめます。
「どーも交響楽団」では楽譜に合わせてボタンを押して指揮を行い、演奏の出来が音程に反映されるという凝った作りになっています。
ゲーム全体を通じて、各ミニゲームの世界観に合った印象的なBGMが用意されており、サウンド面でも手抜きのない丁寧な作りが感じられます。
どーもくんの不思議てれびの基本情報とゲーム内容
本作の魅力を理解するためには、ゲームの基本的な情報と内容を把握しておくことが重要です。
ここでは、製品スペックからゲームシステム、人気ミニゲームの紹介まで、基本情報を詳しく解説します。
発売日・価格・開発元などの製品スペック
どーもくんの不思議てれびは、2002年2月21日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用ソフトです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | どーもくんの不思議てれび |
| 発売日 | 2002年2月21日 |
| 発売元 | 任天堂 |
| 開発元 | 株式会社朱雀 |
| ジャンル | 番組アクションゲーム |
| 定価 | 4,800円(税別) |
| プレイ人数 | 1人 |
開発を担当した株式会社朱雀は、本作がデビュー作となった会社です。
親会社のTYOがNHKとともにどーもくんの共同著作権者であったことから、開発が決定しました。
朱雀が任天堂に企画を持ち込んだ際は当初門前払いだったそうですが、最終的に任天堂から高い評価を受け、発売に至りました。
任天堂が発売したゲームの中でもバグが最も少ない部類だったと言われており、開発力の高さがうかがえます。
テレビ番組をモチーフにした6チャンネル構成
本作は、NHK衛星放送10周年記念および普及促進を目的として制作されました。
ストーリーは、隕石によってパラボラアンテナが破壊され、テレビが見られなくなってしまったうさじい家から始まります。
どーもくんはテレビの中に吸い込まれた「アンテナのかけら」を集めるため、テレビの世界へ飛び込んでいきます。
テレビの中では番組表のような画面が表示され、各番組がそれぞれミニゲームになっているという構成です。
番組は6つのチャンネルに分類されています。
| チャンネル名 | 主なジャンル |
|---|---|
| ドキュメンタリーチャンネル | アクション系 |
| Dサイトスポーツ | スポーツ系 |
| カルチャーステーション | 料理番組系 |
| ザ・バラエティー | クイズ・アクション等 |
| ホーム劇場 | シューティング・アクション |
| ミュージックネットワーク | リズムゲーム |
ミニゲームをクリアするごとに選択できる番組枠が増えていき、すべてのアンテナのかけらを集めることが最終目的となります。
基本的には好きなミニゲームを好きなときに遊べる自由度の高い設計になっています。
人気ミニゲームの紹介と遊び方
本作に収録されているミニゲームの中から、特に人気の高いものをいくつか紹介します。
「自然スペシャル鳥の成長」は、どーもくんを操作して鳥のヒナを育てるゲームです。
卵を温め、孵化したヒナにエサを運び、蛇や鳥などの外敵から守りながら、無事に巣立たせることを目指します。
後半のステージはかなり忙しく、やりごたえのある内容になっています。
なお、このゲームの企画者はどーもくんの生みの親である合田経郎氏です。
「剣豪!!みねうちどーも」は、「肉じゃがのダンナ」こと浪人どーもが江戸時代の悪を斬るアクションゲームです。
3章仕立てのストーリーは王道ながらクオリティが高く、クリア後には百人組手モードも楽しめます。
「魔女っちたーちゃん」は、たーちゃんが主役のシューティングゲームです。
歌詞付きのオープニングが用意されているなど、ミニゲームとは思えない豪華な作りになっています。
「どーもライブ」は、飛んでくる音符に合わせてボタンを押すリズムゲームで、曲の終わりまで観客のテンションを維持することが求められます。
オリジナル曲のクオリティが高く、本作を代表する人気ミニゲームの1つです。
ストーリーとクリア条件
本作にはミニゲーム集でありながら、しっかりとしたストーリーが用意されています。
物語は、どーもくんがうさじい、しのぶさん、もりおくんと暮らすうさじい家でくつろいでいる場面から始まります。
突然隕石が落下し、パラボラアンテナが破壊されてしまいます。
さらにどーもくんはテレビの中に吸い込まれ、バラバラになった「アンテナのかけら」を集める冒険が始まるのです。
ゲームクリアの条件は、すべてのアンテナのかけらを集めることです。
ただし、全ミニゲームをクリアしなくてもエンディングを見ることは可能です。
完全クリアするとトロフィーがもらえますが、こだわらなければ一部のミニゲームはスキップすることもできます。
うさじいの家にはいつでも戻ることができ、シナリオの進行度に応じて部屋の小物やうさじい達との会話内容が変化するなど、細かい演出も凝っています。
実際の評価は?神ゲーか良作かユーザーの声を検証
「神ゲー」という評判を耳にして興味を持った方も多いかもしれませんが、実際の評価はどうなのでしょうか。
ここでは、レビューサイトの評価データやユーザーの声をもとに、本作の評価を客観的に検証します。
レビューサイトの平均点と評価傾向
本作は、ゲームレビューサイトで総じて高い評価を獲得しています。
| 評価項目 | 結果 |
|---|---|
| 総合評価 | 76点 |
| 中央値 | 74点 |
| 基準以上率 | 100% |
| Amazon評価 | 4.6/5.0(24件) |
| ゲームカタログWiki判定 | 良作 |
レビューサイトでの評価を項目別に見ると、以下のような傾向があります。
| 評価項目 | 点数(5点満点) |
|---|---|
| 熱中度 | 4.00点 |
| 満足感 | 4.00点 |
| オリジナリティ | 3.75点 |
| 快適さ | 3.63点 |
| 音楽 | 3.63点 |
| グラフィックス | 3.25点 |
熱中度と満足感が高得点を獲得しており、ゲームとしての面白さが評価されていることがわかります。
一方でグラフィックスの評価は相対的に低く、GBAの性能的な限界もあってか、映像面では他の項目ほど高い評価を得られていません。
高く評価されているポイントまとめ
多くのユーザーが高く評価しているポイントを整理すると、以下のような傾向が見られます。
まず、ミニゲームの完成度の高さが最も多く挙げられています。
キャラゲーにありがちな「とりあえず作った」感がなく、1つ1つのゲームが丁寧に作り込まれている点が好評です。
次に、ジャンルの多彩さも評価されています。
アクション、リズム、シューティング、パズルなど様々なジャンルが揃っており、飽きずに長く遊べるという声が多いです。
BGMの良さも頻繁に言及されており、特に「どーもライブ」の楽曲は高い人気を誇っています。
また、お助けアイテムによる難易度調整機能も好評で、初心者でもクリアを目指せる配慮がなされている点が評価されています。
キャラゲーでありながら、どーもくんを知らなくても十分に楽しめるという意見も多く、万人におすすめできるソフトとして認識されています。
低評価や不満点として挙がる内容
一方で、低評価や不満点として挙げられている内容もあります。
最も多い不満は、料理系ミニゲーム「どーもクッキング」の単調さです。
朝・昼・夜の3回ほぼ同じ内容を繰り返す必要があり、ゲームとしてはやや退屈だという声が目立ちます。
献立や調理方法が固定されているため覚えゲーの側面が強く、やりこみ要素に欠けるという指摘もあります。
難易度の高さを指摘する声もあります。
キャラゲーの外見から子供向けの簡単なゲームを想像していた方にとっては、予想以上に難しいと感じる場合があるようです。
「はたらくどーも」の最高難易度は要求ノルマがかなり高く、中断セーブができないため、クリアまでに非常に長い時間を要します。
お助けアイテムの使用・未使用で部門別ランキングが分かれていない点も、やりこみ派のプレイヤーからは不満として挙げられています。
最初に選べるゲームが限られており、ある程度やりこまないと新しいゲームが解放されない点も、ミニゲーム集の気軽さを損ねているという意見があります。
神ゲーではなく良作という意見も多い
「神ゲー」という評判がある一方で、冷静な評価として「良作ではあるが神ゲーや傑作とまでは言えない」という意見も少なくありません。
ゲームカタログWikiでの判定も「神ゲー」ではなく「良作」となっています。
高い評価を受けているのは事実ですが、すべてのミニゲームが文句なしに面白いわけではなく、料理系など評価の低いゲームも含まれています。
「知る人ぞ知る隠れた良作」という表現が最も適切だという意見が多く、過度な期待を持って購入すると肩透かしを食らう可能性もあります。
とはいえ、ミニゲーム集としては間違いなく高水準の作品であり、キャラゲーとしても満足できる内容になっていることは確かです。
総合的に見て、GBAのミニゲーム集の中では最高峰に位置する良作として評価するのが妥当でしょう。
購入前に知るべき注意点とデメリット
本作を購入する前に、知っておくべき注意点がいくつかあります。
特に内蔵電池の問題は重要なので、購入を検討している方は必ず確認してください。
内蔵電池切れでセーブできない可能性がある
本作は2002年発売のソフトであり、20年以上が経過しています。
カートリッジ内にはセーブデータ保持用のバックアップ電池が内蔵されていますが、経年劣化により電池が切れている可能性が高いです。
電池が切れている場合、ゲームを進めてもセーブデータが保存されず、電源を切るとすべてのデータが消えてしまいます。
中古で購入する際は、電池切れの可能性があることを念頭に置いておく必要があります。
一部の中古ショップでは「電池切れの可能性あり」「セーブデータの保持は保証できません」といった注意書きがされている場合があります。
任天堂による電池交換修理サービスはすでに終了しているため、メーカーに修理を依頼することはできません。
電池交換にははんだ付け作業が必要
電池が切れている場合、自分で電池交換を行う必要があります。
ただし、電池交換にははんだ付け作業が必要となるため、ある程度の技術と道具が求められます。
必要な道具は、Y型ドライバー、はんだごて、はんだ、そしてタブ付きのボタン電池です。
作業手順としては、まずY型ドライバーでネジを外してカートリッジを開け、基板を取り出します。
次に、はんだごての熱で古い電池を固定しているはんだを溶かし、電池を取り外します。
新しいタブ付き電池をはんだ付けして固定し、カートリッジを元に戻せば完了です。
はんだ付けの経験がない方にとっては難易度が高い作業となるため、不安な場合は電池交換済みの商品を購入することをおすすめします。
最近では「FRAM化」と呼ばれる、電池不要でセーブデータを保持できるように改造された商品も流通しています。
キャラゲーの外見に反して難易度は高め
本作は、どーもくんという可愛らしいキャラクターを主人公としているため、子供向けの簡単なゲームだと思われがちです。
しかし実際には、近年のカジュアルゲームと比較するとルールが細かく、難易度も高めに設定されています。
特にリズムゲーム系のミニゲームは難易度が高く、慣れるまで何度も失敗することも珍しくありません。
お助けアイテムを使用しても難しいと感じるゲームがあるという声もあり、ゲームに不慣れな方や小さなお子様には難しい可能性があります。
また、最初に選べる「自然スペシャル鳥の成長」というゲームは、比較的とっつきにくいゲーム性のため、最初の段階でつまずいてしまう可能性もあります。
コアなゲーム好きにとってはやりごたえがあって魅力的ですが、気軽なミニゲーム集を期待していると肩透かしを食らうかもしれません。
料理系ミニゲームは単調で評価が低い
本作に対する数少ない不満点として、料理系ミニゲームの単調さが挙げられます。
「どーもクッキング」は、先生の手本を参考にしながら調理道具と工程を選んで料理を作るゲームです。
しかし、朝・昼・夜の3回ほぼ同じ内容を繰り返す必要があり、ゲームとしての面白みに欠けるという評価が多いです。
献立や調理方法が完全に固定されているため、一度覚えてしまえばただの作業になってしまいます。
ランダム出題モードなども用意されておらず、やりこみ要素がほとんどありません。
料理に興味がある方であれば参考になるかもしれませんが、純粋にゲームとして楽しむには物足りない内容となっています。
本作の評価を下げている主要因の1つであり、この点については事前に認識しておいた方がよいでしょう。
中古価格の相場と購入時の選び方
本作は新品での入手は困難であり、中古市場で購入することになります。
ここでは、最新の中古価格相場と購入時のポイントを解説します。
2026年最新の中古価格帯一覧
2026年2月時点での中古価格相場は以下の通りです。
| 販売元 | 価格帯 |
|---|---|
| Yahoo!オークション(落札相場) | 平均約1,982円 |
| メルカリ | 1,480円〜4,980円 |
| 駿河屋 | 約1,950円 |
| 楽天市場 | 約4,494円(送料込) |
| ブックオフ(箱説なし) | 約1,650円 |
価格は商品の状態や付属品の有無によって大きく変動します。
ソフトのみの場合は比較的安価に入手できますが、箱・説明書付きの完品は流通量が少なく高値になる傾向があります。
電池交換済みやFRAM化済みの商品は、通常の中古品よりも高めの価格設定になっていることが多いです。
電池交換済み・FRAM化済み商品を選ぶべき理由
中古で購入する際は、可能であれば電池交換済みまたはFRAM化済みの商品を選ぶことをおすすめします。
前述の通り、発売から20年以上が経過しているため、多くのカートリッジで内蔵電池が切れている可能性が高いです。
電池が切れている商品を購入した場合、自分ではんだ付け作業を行って電池交換するか、専門業者に依頼する必要があります。
はんだ付けの経験がない方にとっては難易度が高く、失敗するとソフト自体を壊してしまうリスクもあります。
電池交換済みの商品であれば、すぐにセーブ機能を使ってプレイを開始できます。
FRAM化済みの商品は、電池の代わりにフラッシュメモリを搭載しているため、今後電池切れの心配がなく、半永久的にセーブデータを保持できます。
多少価格が高くても、長く安心して遊びたい方は電池交換済みやFRAM化済みの商品を選ぶとよいでしょう。
動作確認できるゲーム機の種類
本作はゲームボーイアドバンス専用ソフトですが、以下のゲーム機でプレイすることができます。
| ゲーム機 | 対応状況 |
|---|---|
| ゲームボーイアドバンス | ○ |
| ゲームボーイアドバンスSP | ○ |
| ゲームボーイミクロ | ○ |
| ニンテンドーDS(初代) | ○ |
| ニンテンドーDS Lite | ○ |
| ゲームボーイプレーヤー(GameCube用) | ○ |
| ニンテンドーDSi | × |
| ニンテンドー3DS | × |
ニンテンドーDSiおよびニンテンドー3DSシリーズにはGBAスロットが搭載されていないため、プレイすることができません。
すでに対応機器を持っていない場合は、本体の購入も必要となります。
テレビ画面でプレイしたい場合は、GameCubeとゲームボーイプレーヤーの組み合わせが必要です。
箱・説明書なしでも問題なく遊べる
中古市場では、箱や説明書のない「ソフトのみ」の状態で販売されていることが多いです。
結論から言えば、箱・説明書なしでも問題なくプレイできます。
本作は、ゲーム内のニュース番組で攻略のヒントやどーもくんの豆知識が紹介される仕組みになっており、説明書がなくても遊び方を理解できるよう設計されています。
各ミニゲームの操作方法もゲーム内で確認できるため、説明書が手元になくても困ることはありません。
コレクションとして保管したい方や、完品にこだわりたい方を除けば、ソフトのみの購入で十分でしょう。
ソフトのみの方が価格も安く、入手しやすいというメリットもあります。
Switchや配信で遊べる?移植・リメイクの可能性
「現行機で遊べないのか」という疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、本作の移植やリメイクの可能性について解説します。
バーチャルコンソールやSwitch配信は未定
2026年2月現在、本作がNintendo SwitchのオンラインサービスやバーチャルコンソールWで配信される予定はありません。
Nintendo Switch Onlineでは、GBAソフトの一部が追加パック加入者向けに配信されていますが、本作はラインナップに含まれていません。
今後配信される可能性についても、公式からのアナウンスは一切ありません。
版権がNHKのため配信の可能性は低い
本作が配信されていない理由として最も大きいのは、版権の問題です。
どーもくんはNHKのマスコットキャラクターであり、本作の権利関係にはNHK、TYO、任天堂の3社が関わっています。
NHKが関与するコンテンツをゲーム配信サービスで提供することには、様々なハードルがあると考えられます。
過去のバーチャルコンソール配信においても、版権の問題で配信されなかったソフトは数多く存在します。
本作も「版権モノのため配信困難」というカテゴリに分類されており、今後もデジタル配信される可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
プレイするためには、当面の間は中古カートリッジを入手するしか方法がないでしょう。
北米DSiウェア版は日本未配信
本作の一部ミニゲームは、北米でニンテンドーDSiウェアとして配信されました。
2009年10月19日より、各200ポイント(約2ドル)で以下の5作品が配信開始されています。
| 北米版タイトル | 日本語タイトル |
|---|---|
| Crush-Course Domo | ツール・ド・どーも |
| Hard-Hat Domo | はたらくどーも |
| White-Water Domo | 激流カヌーカップ |
| Rock-n-Roll Domo | どーもライブ |
| Pro-Putt Domo | どーもオープンゴルフ |
これらはGBA版に収録されていたミニゲームのリメイク版であり、開発スタッフが語っていた「1つ1つをバラバラにしても売れるゲーム」というコンセプトが実現した形です。
しかし、これらの北米DSiウェア版は日本では配信されておらず、日本のユーザーがプレイする手段はありません。
DSiウェアのサービス自体も終了しているため、今から北米版を入手することも困難な状況です。
メイドインワリオなど他のミニゲーム集との違い
GBAのミニゲーム集といえば「メイドインワリオ」シリーズが有名ですが、本作とはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、他のミニゲーム集と比較した本作の特徴を解説します。
1ゲームあたりのボリュームと深さの比較
メイドインワリオと本作の最大の違いは、1つのミニゲームにかける時間とボリュームです。
| 比較項目 | どーもくんの不思議てれび | メイドインワリオ |
|---|---|---|
| ミニゲーム数 | 21種類 | 200種類以上 |
| 1ゲームの長さ | 数分〜数十分 | 約5秒 |
| ゲームの深さ | 単品でも成立するレベル | 瞬間的な判断力重視 |
| やりこみ要素 | 追加難易度・隠し要素あり | ハイスコア狙い |
メイドインワリオは約5秒で終わる「プチゲーム」を次々とこなしていくスタイルで、瞬間的な判断力と反射神経が求められます。
一方、本作は1つのミニゲームにじっくり取り組むスタイルで、各ゲームに深みとやりこみ要素があります。
どちらが優れているというわけではなく、求めるゲーム体験によって好みが分かれるところです。
難易度とやりこみ要素の違い
難易度の設計思想も両作品で大きく異なります。
メイドインワリオは、最初は簡単なゲームから始まり、徐々にスピードが上がって難易度が増していく設計です。
失敗しても次のゲームにすぐ移行するため、テンポよく遊べる反面、特定のゲームをじっくり練習する機会は限られます。
本作は、最初から難易度が高めに設定されているゲームが多く、クリアには練習と試行錯誤が必要です。
お助けアイテムで難易度を下げることもできますが、基本的には骨太なゲーム性となっています。
やりこみ要素としては、本作は各ミニゲームにクリア後の追加難易度、ステージ選択機能、タイムアタックモードなどが用意されています。
「剣豪!!みねうちどーも」の百人組手、「聖なる館」の隠し部屋や収集要素など、クリア後も長く楽しめる要素が充実しています。
どんな人に向いているゲームか
本作が向いている人と向いていない人の特徴を整理すると、以下のようになります。
本作が向いている人は、じっくりとゲームに取り組みたい方です。
各ミニゲームの奥深さを楽しみたい、やりこみ要素が豊富なゲームが好き、レトロゲームに興味があるという方には特におすすめできます。
キャラゲーでありながらゲームとしての完成度が高い作品を探している方にも最適です。
一方、サクサクと多くのゲームを遊びたい方、難しいゲームが苦手な方、電池交換などの手間をかけたくない方には向いていない可能性があります。
メイドインワリオのような瞬発力重視のゲームを期待していると、テンポの違いに戸惑うかもしれません。
ゲームに不慣れな小さなお子様にとっては難易度が高すぎる可能性もあるため、購入前に検討が必要です。
どーもくんの不思議てれびに関するよくある質問
本作に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
完全クリアまでのプレイ時間は?
レビューサイトのデータによると、エンディングまでのプレイ時間は10時間から30時間程度が多いです。
すべてのアンテナのかけらを集めてエンディングを見るだけであれば、20時間前後でクリアできるでしょう。
ただし、全ミニゲームの追加難易度をクリアし、隠し要素もすべて回収する完全クリアを目指す場合は、50時間以上かかることもあります。
「はたらくどーも」の最高難易度は特に時間がかかり、廃人レベルのプレイ時間を要するという声もあります。
どこまでやりこむかによってプレイ時間は大きく変わりますが、ミニゲーム集としてはかなりのボリュームがあると言えます。
攻略本や攻略サイトは必要?
基本的には、攻略本や攻略サイトがなくてもクリアは可能です。
本作には、各チャンネルのニュース番組で攻略のヒントやどーもくんの豆知識が紹介される仕組みが用意されています。
クイズゲームの答えに関する情報も、ゲーム内のニュースで確認できるようになっています。
お助けアイテムを使えば難易度を下げることもできるため、行き詰まっても救済手段があります。
ただし、「聖なる館」の隠し部屋や収集要素など、攻略情報がないと見つけにくい要素も存在します。
完全クリアを目指す場合は、攻略サイトを参照した方が効率的でしょう。
攻略サイトは現在も複数存在しており、インターネットで検索すれば見つけることができます。
子供でも楽しめる難易度?
どーもくんという可愛らしいキャラクターを使用していますが、本作の難易度は全体的に高めです。
ゲームに慣れた大人でも苦戦するミニゲームがあり、小さなお子様には難しいと感じる可能性があります。
特にリズムゲーム系や「自然スペシャル鳥の成長」の後半ステージは、かなりの難易度となっています。
お助けアイテムを使用すれば難易度を下げることができますが、それでも難しいと感じるゲームも一部存在します。
ゲームに慣れている小学校高学年以上であれば楽しめる可能性が高いですが、低学年以下のお子様には難しいかもしれません。
親子で一緒に遊ぶか、大人がサポートしながらプレイするのが良いでしょう。
続編やシリーズ作品はある?
本作の続編やシリーズ作品は存在しません。
「どーもくんの不思議てれび」は1作のみで完結しており、2026年現在まで続編は発売されていません。
開発を担当した朱雀は、その後「F-ZERO ファルコン伝説」などのゲームを手がけましたが、どーもくんのゲームを再び制作することはありませんでした。
前述の通り、北米ではDSiウェアとして一部ミニゲームのリメイク版が配信されましたが、新作ではなく移植作品です。
どーもくん自体は2025年12月に27周年を迎え、現在もNHKの広報キャラクターとして活躍を続けています。
しかし、ゲームソフトとしての新作が発売される見込みは、現時点ではありません。
本作の高い評価を考えると続編を望む声もありますが、版権の問題もあり実現は難しいと考えられます。
まとめ:どーもくんの不思議てれびは神ゲーか良作かを総括
- どーもくんの不思議てれびは2002年に任天堂から発売されたGBA用ミニゲーム集である
- 開発は朱雀が担当し、本作がデビュー作となった
- 21種類のミニゲームはそれぞれ単品でも成立するほどの作り込みを誇る
- ゲームカタログWikiでは「神ゲー」ではなく「良作」判定となっている
- レビューサイトの平均点は76点で、基準以上率は100%を達成している
- お助けアイテムと必殺技で初心者から上級者まで対応した設計になっている
- 料理系ミニゲームの単調さが主な不満点として挙げられている
- 内蔵電池が切れている可能性が高く、電池交換にははんだ付けが必要である
- 版権がNHKのためSwitch配信やバーチャルコンソール配信の可能性は極めて低い
- 中古価格の相場は約1,500円から5,000円程度で、電池交換済み商品は高めの傾向がある

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