ダークソウル リマスター 小ロンド遺跡を攻略するための全知識

ダークソウルリマスターを進めていると、火継ぎの祭祀場から降りた先に広がる暗い水没都市に足を踏み入れることになります。

小ロンド遺跡は、通常の攻撃が一切通じない幽霊のような敵「亡霊」が徘徊し、エリア内に篝火が存在しないという極めて過酷な構成のステージです。

序盤から入れるにもかかわらず、攻略できるのは終盤という特殊な立ち位置にあるため、多くのプレイヤーが「いつ行けばいいのか」「どう準備すればいいのか」と迷いやすいエリアでもあります。

この記事では、小ロンド遺跡の基本情報から攻略チャート、ボス「四人の公王」の倒し方、見逃しやすいアイテム、素材稼ぎの方法まで、必要な情報をすべて網羅しています。

初見プレイヤーから周回勢まで、攻略の手引きとしてお役立てください。

目次

小ロンド遺跡とは?基本情報と特徴を解説

小ロンド遺跡(英語名:New Londo Ruins)は、ダークソウルリマスターに登場するエリアの一つで、火継ぎの祭祀場からエレベーターで下降した先に広がる水没した廃墟都市です。

かつてはグウィン王から王のソウルを分け与えられた四人の公王が治める繁栄した都市でしたが、公王たちが闇の力に魅入られた結果、三人の封印者によって住民もろとも大量の水で封印されたという悲劇的な歴史を持っています。

ゲーム開始直後から進入できるものの、実際に攻略を完了できるのはストーリー終盤になるという独特のエリアです。

ほかのエリアとの大きな違いは、篝火がエリア内に一つも存在しないこと、そして通常の武器では一切ダメージを与えられない亡霊が大量に出現することの2点に集約されます。

接続エリアは火継ぎの祭祀場、飛竜の谷、そしてボスエリアである深淵の3か所です。

水門を開放する前と後でエリアの姿が大きく変わるのも特徴で、水門開放後は水が排出されて下層への道が開かれ、ダークレイスという新たな強敵が出現するようになります。

小ロンド遺跡に行くべきタイミングと前提条件

小ロンド遺跡の本格攻略に適したタイミングは、アノール・ロンドのクリア後かつ黒い森の庭のクリア後です。

この2つの条件がそろっていないと、エリアを最後まで攻略することができません。

まず、アノール・ロンドをクリアして「王の器(Lordvessel)」を入手していなければ、小ロンド遺跡のNPC「癒し手イングウァード」から先に進むための「封印の鍵」を受け取ることができません。

次に、黒い森の庭のボス「灰色の大狼シフ」を倒して「アルトリウスの契約」という指輪を入手していなければ、ボスエリアである深淵に降りた瞬間に即死してしまいます。

全体の攻略順序の中では、最後から2番目から5番目あたりに攻略するのが一般的とされています。

ただし、序盤でもエリアの入り口付近には有用なアイテムやNPCが存在するため、以下の目的であれば早期に立ち寄る価値があります。

序盤に立ち寄る目的 詳細
鍛冶屋リッケルトへの訪問 エレベーターを降りた先の牢屋にいる。武器の魔法・魔力強化や魔術の購入が可能
火防女の魂の回収 橋を渡って右手の水面下にある細い足場の先で入手できる。エスト瓶の強化に使用

上記の2点だけ済ませたら、亡霊が出現するエリアには踏み込まずに引き返すのが賢明です。

亡霊に攻撃を通す方法と一時の呪いの使い方

小ロンド遺跡で最も多くのプレイヤーがつまずくのが、通常の武器攻撃がまったく通じない亡霊の存在です。

亡霊は壁や床、天井を貫通して移動・攻撃してくる特殊な敵であり、何も対策をしていない状態では一方的に攻撃を受けるだけになってしまいます。

亡霊にダメージを与える方法は大きく分けて4つあります。

アイテム「一時の呪い」を使用する方法(推奨)

最も手軽で推奨されるのが、一時の呪いというアイテムを使用する方法です。

使用すると一定時間だけ亡霊に攻撃が通るようになり、亡霊の攻撃をガードすることも可能になります。

効果時間は約5分と短いため、時間配分に注意しながら進む必要があります。

一時の呪いの入手方法は複数あり、以下のとおりです。

入手場所 個数 備考
橋手前の壺(死体) 2個 最序盤で入手可能
橋を渡った先の階段付近の壺 2個 亡霊の出現エリア手前
亡霊のドロップ ランダム 発見力を上げると入手率が向上
癒し手イングウァード 無制限 1個1,000ソウルで購入可能
水路の商人(不死街下層) 最大4個 1個4,000ソウル。品切れあり

拾える分だけでは心もとないため、イングウァードに到達するまでは節約しながら使うことが重要になります。

なお、一時の呪いが有効かどうかはアイテムスロットに装備することで確認できます。

アイコンがグレーアウトしている間は効果が持続中というサインです。

専用武器「亡霊のギザギザ刃」を使う方法

亡霊がまれにドロップする「亡霊のギザギザ刃」は、一時の呪いを使わなくても亡霊にダメージを与えられる武器です。

両手持ちにすればガードも可能ですが、カット率が低くダメージの半分程度しか防げません。

一時の呪いの在庫が尽きた後半部分で使う場合にはコストパフォーマンスに優れていますが、メインの対策としてはやはり一時の呪いの方が安定します。

呪い状態になる方法(非推奨)

最下層や大樹のうつろに出現するバジリスクの攻撃を受けて呪い状態になると、時間制限なく亡霊を攻撃できるようになります。

しかし、呪い状態では最大HPが半分に減少するという深刻なデメリットがあるため、一般的には推奨されていません。

呪いの解除も手間がかかるため、特別な事情がない限りこの方法は避けるべきでしょう。

ローリングで全スルーする方法(上級者向け)

亡霊には接触による衝突判定がなく、プレイヤーはすり抜けることができます。

この仕様を利用してローリングを連打しながら一切戦わずに駆け抜けるという方法も存在しますが、成功率は低く上級者向けの手段です。

小ロンド遺跡の攻略チャートを順番に解説

ここからは、小ロンド遺跡の入り口からボス前までの攻略手順を順を追って解説します。

火継ぎの祭祀場から橋を渡るまで

火継ぎの祭祀場の火守女がいる場所の近くにある階段を下り、エレベーターで降下すると小ロンド遺跡に到着します。

正面にいる亡者たちは何もしなければ攻撃してこないため、無視して先に進んで問題ありません。

橋を渡る前に、まず右手にある階段を降りると鍛冶屋リッケルトの牢屋があります。

魔法系の武器強化や魔術の購入ができるので、必要があれば立ち寄っておきましょう。

橋を渡る前のエリアには一時の呪いが入った壺があるため、忘れずに回収してください。

橋を渡ってからイングウァードまで

橋を渡ると本格的に亡霊が出現し始めます。

ここからは一時の呪いを使用した状態で進む必要があります。

亡霊は壁や床から不意に現れるため、慎重に進みながら1体ずつ確実に倒していくのが安全です。

特に狭い建物内では大量の亡霊が一斉に湧くポイントがあるため、部屋に突入せず手前で待機し、おびき寄せてから各個撃破するのが有効な戦術です。

赤い目をした亡霊女(バンシー)は遠距離の雷攻撃を使う上位種なので、優先的に倒しましょう。

建物を抜けて階段を上った先では、梯子を蹴り落としてショートカットを開通させることを忘れないでください。

このショートカットはボスリトライ時の時間短縮に直結します。

最終的に、建物の奥にある暖炉の中の梯子を登ると屋上に出ます。

ここに佇んでいるのがNPC「癒し手イングウァード」です。

イングウァードから封印の鍵を入手する

イングウァードに話しかけると、王の器を所持している場合に限り「封印の鍵」を渡してもらえます。

この鍵がなければ水門を開放できず、ボスエリアに進むことができません。

イングウァードは一時の呪いを1個1,000ソウルで無制限に販売してくれるほか、人間性1つで呪い状態を解除してくれるサービスも提供しています。

殺害しても封印の鍵は手に入りますが、販売や呪い解除のサービスが永久に利用できなくなるため、基本的には生かしておくことを強く推奨します。

水門開放からボス前まで

封印の鍵を入手したら、螺旋階段の塔にある扉を開けて水門のレバーを起動します。

水が排出されるムービーが流れ、下層エリアへの道が開かれます。

ここからは亡霊の代わりにダークレイスが主な敵として出現します。

ダークレイスは通常武器でダメージを与えられますが、掴み攻撃には十分な注意が必要です。

掴み攻撃はガード不能で、食らうとステータスの人間性を1つ奪われ、取り返しがつきません。

下層エリアにはダークレイスのほか、死体の山(スライム状の敵)も出現します。

死体の山のゲロ攻撃に当たるとガードしていても移動速度が低下しダメージを受け続けるため、先にダークレイスを排除してから対処するのが安全です。

最終的に建物を抜けた先にある霧の壁に入ると、ボスエリアへの螺旋階段に到着します。

四人の公王の攻略法とおすすめ装備

小ロンド遺跡のボスである四人の公王は、深淵と呼ばれる真っ暗な空間で戦う異色のボス戦です。

純粋な火力勝負(DPSチェック)の性質が強く、素早く敵を倒し切れるかどうかが勝敗を分けます。

戦闘前の必須準備

深淵に降りる前に、必ず「アルトリウスの契約」を指輪スロットに装備してください。

この指輪を外した状態で深淵に落下すると即死します。

装備し忘れによる即死は非常に多く報告されているミスなので、霧の壁に入る前に装備欄を確認する習慣をつけておきましょう。

また、螺旋階段の最上部から勢いよく落ちると途中の出っ張りに衝突してダメージを受けてしまいます。

階段を歩いて降り、2つ目の出っ張りから静かに落下するのが正しい手順です。

四人の公王の攻撃パターン

四人の公王は最初は1体のみですが、約40秒ごとに増援が出現し、最大4体まで同時に戦うことになります。

4体揃うと攻撃が激しくなるため、1体に火力を集中して増援が来る前に数を減らすことが最も重要な戦略です。

主な攻撃パターンと対処法は以下のとおりです。

攻撃パターン 特徴 対処法
縦振り・突き 最も頻度が高い基本攻撃 右方向に移動して回避
横振り2連続 左右への広い攻撃範囲 ローリング2回で回避
360度範囲攻撃 紫のオーラを溜める予備動作あり 距離を取るか魔法カット率の高い盾でガード
掴み攻撃 ガード不能。人間性を奪われる 予備動作を見たら即座に離脱
魔法弾 遠距離での追尾弾 移動しながら回避

公王の攻撃には魔法属性が付与されているという点も見逃せません。

物理カット率だけでなく、魔法カット率の高い盾を持参することで被ダメージを大幅に軽減できます。

推奨装備と戦い方

四人の公王との戦闘で一般的に推奨される装備構成は以下のとおりです。

装備枠 推奨品 理由
武器 ガーゴイルの斧槍(雷強化) リーチと火力のバランスに優れる
紋章の盾(魔法カット80%) 公王の魔法属性攻撃を大幅カット
指輪1 アルトリウスの契約 必須装備。外すと即死
指輪2 寵愛と加護の指輪 or ハベルの指輪 HP・スタミナ増強 or 装備重量増加

戦い方のポイントは、公王に密着した状態で攻撃し続けることです。

公王の近接攻撃は武器の剣先に近いほどダメージが大きくなる仕様があるため、至近距離に張り付くことで被ダメージを最小限に抑えられます。

両手持ちにして火力を最大化し、1体を40秒以内に撃破することを目標にすると、増援に圧倒されることなく戦い抜けるでしょう。

紫のオーラを溜め始めたら360度範囲攻撃の合図です。

この攻撃だけは密着していると回避が困難なため、予備動作を確認したらすぐに距離を取ってください。

小ロンド遺跡で入手できる重要アイテム一覧

小ロンド遺跡には、ゲーム進行において見逃すと大きな損失になるアイテムが複数配置されています。

特に重要度の高いアイテムを以下にまとめます。

アイテム名 入手場所 重要度と用途
火防女の魂 橋を渡って右の水面下にある細い足場の先 エスト瓶の強化に使用。見落とすプレイヤーが非常に多い
封印の鍵 イングウァードから入手 水門開放に必須。王の器所持が条件
とても大きな種火 水門開放後の宝箱(階段を上った奥) 通常武器を+15まで強化可能にする最重要アイテム
呪い咬みの指輪 建物内の階段を下りた奥の外の足場 呪い耐性を大幅に上昇させる
コンポジットボウ 水門レバー手前の塔の上 技量系ビルドで有用な弓
楔石の塊 幻の壁の先の宝箱ほか 武器強化の必須素材
貴い犠牲の指輪 イングウァードのいる建物の屋根 死亡時にソウルと人間性を保持。ジャンプで到達

特に「とても大きな種火」は、鍛冶屋アンドレイに渡すことで通常武器を+15まで強化できるようになる極めて重要なアイテムです。

ゲーム終盤の火力に直結するため、必ず回収してください。

見逃しやすい隠し要素とショートカット

小ロンド遺跡には、初見では気づきにくい隠し要素がいくつか存在します。

幻の壁(イリュージョンウォール)

水門開放後のエリアにある建物の手前の壁を攻撃すると、隠し通路が出現します。

狭い通路の奥にはダークレイスが待ち構えていますが、楔石の塊が入った宝箱が配置されているため回収する価値は十分にあります。

貴い犠牲の指輪の入手方法

イングウァードのいる建物の屋上で人間性が落ちている地点から、隣接する屋根にジャンプまたはローリングで飛び移ると「貴い犠牲の指輪」を入手できます。

落下のリスクがあるため、ソウルを消費してからチャレンジするのが安全です。

ショートカットの開通

橋を渡って階段を上がった先にたたまれた梯子があり、蹴り落とすことでショートカットが開通します。

この梯子を展開しておくと、ボス戦で敗北した後の再挑戦ルートが大幅に短縮されます。

さらに、水門開放後には別のエレベーターによるショートカットも利用可能になりますが、実際にはボスリトライ時にはあまり使われません。

最速のボスリトライルートは、火継ぎの祭祀場から橋を渡り、階段を上らずにそのまま直進して落下する方法です。

わずかな落下ダメージを受けますが、ダークレイス3体と亡霊2体のみでボスの霧前に到達できます。

小ロンド遺跡のNPC情報と関連イベント

小ロンド遺跡には複数のNPCが存在し、それぞれ固有のイベントや取り返しのつかない要素が絡んでいます。

癒し手イングウァード

建物の屋上に佇む封印者の一人です。

封印の鍵の提供、一時の呪いの無制限販売(1個1,000ソウル)、呪い解除(人間性1つ)、そして呪い抵抗の魔術「呪い抵抗」の販売を行っています。

四人の公王を撃破した後に話しかけると、火継ぎの祭祀場に移動します。

殺害するとこれらのサービスがすべて失われるため、生存させておくのが原則です。

ヴィンハイムのリッケルト

エレベーターを降りた先の牢屋に閉じ込められている鍛冶屋です。

武器の魔法強化・魔力強化が可能なほか、触媒やソウルの矢といった魔術を販売しています。

小ロンド遺跡の亡霊エリアに入る前にアクセスできる安全な場所にいるため、序盤から利用可能です。

心折れた戦士

城下不死教区とクラーグの住処の2か所の鐘を鳴らした後、火継ぎの祭祀場で2回話しかけると、小ロンド遺跡の橋の手前に亡者として出現します。

戦闘力はそれほど高くないため、苦戦することはないでしょう。

異端の魔女ビアトリス(白霊)

黒い森の庭のボス「月光蝶」戦でビアトリスを白霊として召喚し、共に撃破した実績がある場合にのみ、ボスの霧前に白サインが出現します。

月光蝶をソロで先に倒してしまうとビアトリスを呼べなくなるため、召喚を希望する場合は月光蝶戦の前に条件を満たしておく必要があります。

闇撫でのカアスとダークレイスの誓約

小ロンド遺跡のボスである四人の公王の撃破は、ゲーム内で最も重要な分岐イベントの一つに関わっています。

王の器をフラムトに渡す前(火継ぎの祭壇に置く前)に四人の公王を倒すと、深淵に「闇撫でのカアス」という巨大な蛇のNPCが出現します。

カアスは「闇の時代」の到来を望む存在で、プレイヤーに対して火を消すエンディング(闇の王エンド)へと導く役割を担っています。

カアスと会話して「ダークレイスの誓約」を結ぶと、報酬としてダークハンドを入手できます。

さらに人間性を捧げて誓約ランクを上げると、ダークソードや闇の装備が手に入ります。

しかし、先に王の器を火継ぎの祭壇に捧げてしまうと、カアスには会えなくなります。

この点は取り返しのつかない要素であるため、カアスに会いたいプレイヤーは攻略の順序に細心の注意を払う必要があります。

素材稼ぎスポットとしての小ロンド遺跡活用法

小ロンド遺跡の下層エリアは、武器強化に必要な貴重素材を効率的に集められる稼ぎスポットとしても広く知られています。

水門開放後に出現するダークレイスは、楔石の塊を通常ドロップし、低確率ながら楔石の原盤もドロップします。

楔石の塊は武器を+14まで強化するために必要で、楔石の原盤は+15への最終強化に1個必要となる非常に貴重な素材です。

効率的な周回ルートでは、1周あたり約4分で最大10体のダークレイスを狩ることができます。

ソウル収入は1周あたり約14,000~19,000ソウルとなり、素材稼ぎとソウル稼ぎを同時にこなせるのが大きな魅力です。

ドロップ率を上げるためには、「貪欲な金の蛇の指輪」を装備し、さらにステータスの人間性を高めてアイテム発見率を上昇させるのが有効です。

ボス「四人の公王」への再挑戦ルート上にダークレイスが配置されているため、ボスに挑むたびに素材を回収するという運用ができる点も、このエリアの実用性を高めています。

オンラインプレイの制限と注意点

小ロンド遺跡には、ほかのエリアにはない特殊なオンラインプレイの制限が存在します。

水門を開放するまでの間、協力プレイ(白サインの設置・読み取り)や敵対プレイ(侵入)がすべて制限されます。

つまり、亡霊が大量に出現するエリア前半部分は、必ずソロで突破しなければなりません。

白霊を呼んで協力プレイで攻略する戦略を考えていたプレイヤーにとっては、想定外の壁になりやすいポイントです。

水門を開放した後は通常どおりオンラインプレイが可能になります。

なお、ダークソウルリマスター版ではオンラインの同時プレイ人数がオリジナル版の最大4人から最大6人に拡張されています。

小ロンド遺跡の世界観とロアを深掘り

攻略情報だけでなく、小ロンド遺跡の背景にある物語を知ることで、このエリアの重さと深みがより鮮明に感じられるようになります。

四人の公王の堕落と水没封印の真相

四人の公王は、もともとグウィン王から王のソウルを分け与えられた優秀な統治者でした。

しかし、深淵に棲む闇撫でのカアスに唆されて闇の力に魅入られた結果、「生命狩り」の力を得ておぞましいダークレイスへと変貌してしまいます。

公王に仕えていた騎士たちも同様にダークレイスと化し、人間性を奪い始めました。

この事態を受けて、三人の封印者が小ロンドの住民もろとも都市を大量の水で水没させるという壮絶な決断を下します。

住民は全員が命を落とし、水門開放後にエリア各所で見られる死体の山は、まさにこの封印時に犠牲となった人々の亡骸です。

封印者たちのその後

三人いた封印者のうち、現在も生存しているのはイングウァードただ一人です。

ほかの二人の封印者は既に死亡しているとされ、イングウァードだけが遺跡の屋上で封印を守り続けているという孤独な姿が描かれています。

封印者たちが身に着けていた仮面には「永遠に封印を保つ決意と、犠牲になったすべての人々への想い」が込められているとアイテムテキストで語られています。

ダークソウル全体のテーマとの関係

小ロンド遺跡の物語は、ダークソウルの根幹テーマである「火の時代 vs 闇の時代」に直結しています。

グウィン王は人間の中から闇の王が生まれることを恐れ、自らの時代(神の時代)を維持するために火継ぎを行いました。

四人の公王の堕落は、闇のソウルを持つ人間たちの力が膨張した結果であり、グウィンが恐れた未来の一端を示しています。

プレイヤーが四人の公王を倒した後、カアスの提案に従って火を消すのか、それともグウィンの意志を継いで火を継ぐのかという選択は、この遺跡で垣間見た歴史を踏まえることで一層の重みを増すでしょう。

コミュニティでの評判と他エリアとの比較

小ロンド遺跡は、プレイヤーコミュニティにおいて賛否が分かれるエリアとして知られています。

ネガティブな評価として最も多く挙がるのは、通常攻撃が通じない亡霊のストレス、篝火が存在しないことによるリトライの面倒さ、そして暗く視認性の低いマップ構造の3点です。

「嫌いなエリア」「最も難しいエリア」を議論する場面では、病み村(Blighttown)やセンの古城と並んで頻繁に名前が挙がります。

一方で、ポジティブな評価も少なくありません。

水没した都市の退廃的な雰囲気、ロアの深さ、ダークレイスが暗闇から迫ってくる恐怖演出は、フロム・ソフトウェアのレベルデザインの妙として高く評価されています。

ボスの四人の公王については、「DPSチェック型の純粋な火力勝負」という点で好みが分かれる傾向にあります。

ビルドによって体感難易度が大きく変わるため、高火力のビルドでは比較的楽に突破できる反面、低火力ビルドでは増援に圧倒されて詰みやすいという指摘が一般的です。

2025年以降も攻略動画や初見プレイ配信が継続的に投稿されており、リマスター版のプレイヤーコミュニティは依然として活発に活動しています。

まとめ:ダークソウルリマスター小ロンド遺跡攻略の要点

  • 小ロンド遺跡は火継ぎの祭祀場からエレベーターで降りた先に広がる水没した廃墟都市である
  • 本格攻略のタイミングはアノール・ロンドクリア後かつ黒い森の庭クリア後が推奨される
  • 亡霊には通常攻撃が通じないため、一時の呪いの使用が最も安定した対策となる
  • エリア内に篝火が一切存在せず、最寄りの拠点は火継ぎの祭祀場の篝火である
  • 水門開放にはイングウァードから封印の鍵を入手する必要があり、王の器の所持が条件となる
  • ボス「四人の公王」戦ではアルトリウスの契約を装備しないと深淵で即死する
  • 四人の公王は約40秒ごとに増援が出現するため、1体への火力集中と速攻撃破が攻略の鍵である
  • 水門開放前はオンラインの協力・敵対プレイが制限されるため、前半は完全ソロ攻略が必須である
  • 下層のダークレイスは楔石の塊・原盤をドロップするため、終盤の素材稼ぎスポットとして非常に優秀である
  • 王の器を火継ぎの祭壇に置く前に四人の公王を倒さないとカアスに会えなくなるという取り返しのつかない分岐が存在する
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