ダークソウル3を進めていくなかで、「ステータスの振り方を間違えた」「別のビルドを試したい」と感じる場面は少なくありません。
本作にはステ振り直しの仕組みが用意されていますが、場所がわかりにくかったり、回数に制限があったりと、事前に把握しておくべきポイントがいくつも存在します。
この記事では、ステ振り直しができる場所への行き方から、必要なアイテムの集め方、知っておくべき注意点、さらにはビルド変更時に役立つキャップ値の知識まで、網羅的に解説していきます。
初心者の方はもちろん、エルデンリングから本作に入った方や、対人戦用にビルドを再構築したい方にも役立つ内容です。
ダークソウル3のステ振り直しとは|基本の仕組み
ダークソウル3におけるステ振り直しは、ゲーム内では「能力の生まれ変わり」と呼ばれるシステムです。
現在のキャラクターレベルはそのままに、各ステータスに割り振ったポイントだけを再配分できます。
具体的には、選択した素性の初期ステータスまですべてリセットされたうえで、現在のレベル分のポイントを自由に振り直す仕組みになっています。
たとえばレベル100の騎士であれば、騎士の初期ステータスに戻った状態から、残りのポイントをゼロから好きなように配分し直せるわけです。
ただし、レベル自体を下げることはできません。
「レベルを上げすぎてPvPの帯域から外れてしまった」という場合は、残念ながらステ振り直しでは解決できず、新しいキャラクターを作るしかないという点は覚えておきましょう。
また、キャラクターの名前や性別、素性といった要素も変更の対象外です。
変更できるのは、あくまで各ステータスへのポイント配分と、外見(顔のパーツなど)に限られます。
ステ振り直しの場所はどこ?ロザリアの寝室への行き方
ロザリアの寝室がある深みの聖堂
ステ振り直しを行えるのは、エリア「深みの聖堂」の奥にある「ロザリアの寝室」という場所です。
ここにいるNPC「生まれ変わりの母、ロザリア」に話しかけることで、能力の生まれ変わり(ステ振り直し)と外見変更が利用可能になります。
深みの聖堂は、生贄の道のボス「結晶の古老」を倒した先に広がるエリアです。
ゲーム序盤から中盤にかけてたどり着くエリアですが、ロザリアの寝室は聖堂内でもかなり入り組んだ場所に隠されています。
篝火「清拭の小教会」からのルート
ロザリアの寝室へ向かうルートは、篝火「清拭の小教会」がスタート地点になります。
まず、ショートカットとして開通済みの左の扉から外に出ましょう。
扉の近くにエレベーターがあるので、これに乗って聖堂の上層へ移動します。
エレベーターを降りた先で外壁の梯子を見つけたら、上に登ってください。
梯子を登りきった場所には壁が崩れた箇所があり、そこからジャンプまたはダッシュで下の屋根に降りられます。
落下ダメージを受けるため、事前にHPを回復しておくと安心です。
屋根の上を伝って建物内部に入ると、梁の上を歩けるエリアに到達します。
梁の中央付近から下の足場にジャンプで降り、蛆虫型の敵が大量にいるエリアを進むと扉があります。
この扉を開ければ、ロザリアの寝室に到着です。
初回到着時のポイント
ロザリアの寝室には篝火が設置されているため、一度到着すれば以降は転送で直接向かえるようになります。
初回にロザリアへ話しかけると誓約「ロザリアの指」に加入でき、加入後にステ振り直しの機能が解放される流れです。
なお、加入後に別の誓約へ変更しても、ステ振り直しの機能は引き続き利用可能なのでご安心ください。
ステ振り直しのやり方と必要アイテム「青ざめた舌」
ステ振り直しの手順
ステ振り直しの手順はシンプルです。
ロザリアに話しかけ、メニューから「能力の生まれ変わり」を選択します。
「青ざめた舌」を1個消費すると、素性の初期値まで全ステータスがリセットされ、ポイントの再配分画面に移行します。
配分が完了したら確定を押せば、新しいステータスが適用されます。
確定後のキャンセルはできないため、振り直す前にビルド構成をしっかり決めておくことが大切です。
青ざめた舌の入手方法
ステ振り直しに必要な「青ざめた舌」は、以下のような方法で入手できます。
| 入手方法 | 詳細 |
|---|---|
| フィールドで拾う | 不死街(炎のデーモン付近)、深みの聖堂(巨人がいる沼地帯)などに配置 |
| 敵からのドロップ | ファランの城塞「城塞外縁」付近のダークレイスが低確率でドロップ |
| 対人侵入の報酬 | 闇霊として他プレイヤーの世界に侵入し、ホストを倒すと入手 |
| 青ざめた二枚舌 | 侵入時に青の守護者・暗月の剣の霊体を倒すと入手(舌2枚分) |
フィールドで拾えるものだけでは数が限られるため、オフラインプレイ中心の場合はダークレイスのマラソンが主な稼ぎ手段になります。
ファランの城塞の篝火「城塞外縁」から出てすぐの場所にダークレイスが2体いるため、このルートが効率的とされています。
ドロップ率は低めなので、貪欲な金の蛇の指輪や錆びついた銅貨でアイテム発見力を上げると効果的でしょう。
ステ振り直しの回数制限|1周5回までのルール
能力の生まれ変わりは5回が上限
ダークソウル3のステ振り直しには、1周(1つのNGサイクル)につき最大5回という回数の制限が設けられています。
ここで注意すべきなのは、この5回は「能力の生まれ変わり(ステ振り直し)」と「外見変更(整形)」の合計でカウントされるという点です。
たとえば、ステ振り直しを3回行い、外見変更を2回行うと、合計5回に達するため両方とも利用できなくなります。
ステ振り直しだけに5回使えるわけではないので、外見変更も考えている方は配分を計画的に行いましょう。
周回プレイで回数がリセットされる
NG+(2周目以降)に進むと、5回の制限はリセットされ、再び5回利用可能になります。
ただし、使い残した回数が繰り越されることはありません。
そのため、周回直前には残りの回数を使い切っておくのが効率的な活用法として広く知られています。
対人戦用のビルドに組み替えたり、マラソン用に一時的に「運」を上げたりといった使い方が考えられるでしょう。
なぜ5回制限があるのか
コミュニティでは「なぜ無制限にしないのか」という議論がたびたび起きています。
一般的な見解としては、ビルドの選択に重みを持たせるためのデザイン意図だとされています。
自由に何度でも変えられると、各ステータスへの投資に対する「覚悟」や「計画性」が薄れてしまうという考え方です。
後続作品であるエルデンリングでは回数制限がほぼ撤廃されており、このあたりの設計思想の変遷も興味深いところでしょう。
回数制限を回避する裏技は存在する?
コミュニティにおいて広く知られている方法として、回数制限を消費せずにステ振り直しを適用できるグリッチが存在します。
手順としては、ステ振り直しの確定後にロザリアのメニュー画面を閉じず、そのままクイックメニューからゲームを終了するというものです。
再起動すると、ステータスの変更は反映されているにもかかわらず、回数のカウントが消費されていない状態になります。
これにより、実質的に無限にステ振り直しが行えるようになるわけです。
ただし、あくまでも非公式のバグ利用であり、セーブデータの破損といったリスクが伴います。
公式にサポートされた方法ではないため、利用する場合は完全に自己責任となる点を理解しておく必要があるでしょう。
なお、このグリッチは発見から長期間にわたって修正されることがなかったため、「開発側が暗黙的に容認しているのではないか」という推測もコミュニティ内では根強くあります。
ステ振り直し時に知っておくべき注意点とデメリット
シーリスのイベントとの関係
NPC「薄暮の国のシーリス」は、ロザリアの指と敵対関係にあるキャラクターです。
ロザリアに「青ざめた舌」を誓約アイテムとして捧げる(誓約レベルを上げる)行為を行うと、シーリスとの敵対フラグが成立し、イベントが進行不可になります。
一方で、能力の生まれ変わりや外見変更のために舌を使う場合は「捧げる」扱いにはなりません。
つまり、ステ振り直しや外見変更だけを利用する分にはシーリスイベントに影響はないということです。
シーリスのイベント報酬を確実に入手したい場合は、誓約レベルを上げるタイミングに注意しましょう。
パッチのイベントとの競合
ロザリアの寝室に向かう途中の屋根裏エリアは、NPC「不屈のパッチ」のイベントとも関連しています。
ジークバルドに変装したパッチと会話する前に屋根裏へ到達してしまうと、パッチのイベントが進行不可になる場合があります。
初回到達時はパッチとの会話を優先してから、ロザリアの寝室へ向かうのがおすすめです。
ロザリアが死亡してもステ振り直しは可能
薬指のレオナールのイベントが進行すると、あるタイミングでロザリアが殺害されます。
しかし、ロザリア死亡後も能力の生まれ変わり、外見変更、青ざめた舌の捧げ物はすべて利用可能です。
ロザリアのソウルを使って復活させてもさせなくても、機能面に変化はありません。
イベント進行を気にしてステ振り直しのタイミングを逃す必要はないでしょう。
振り直し後の取り消しは不可
ステ振り直しの配分を確定した後は、やり直しがききません。
5回しかない貴重な機会を無駄にしないためにも、事前にビルドの構成をしっかり計画しておくことが重要です。
オンラインで公開されているビルドシミュレーターを活用し、各数値を確認してから実行すると安心でしょう。
振り直しを活かすためのステータス知識|キャップ値一覧
ステ振り直しを行う際に不可欠なのが、各ステータスの効率が変化する分岐点(キャップ値)の知識です。
ポイントを無駄なく配分するために、以下の数値を把握しておきましょう。
| ステータス | ソフトキャップ | ハードキャップ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 生命力 | 27(HP1000) | 50(HP1300) | 39でHP1200。50以降はほぼ伸びない |
| 集中力 | 14〜18(物理系) | 30〜40(魔法系) | 灰瓶回復量200に合わせるなら27以上 |
| 持久力 | 40 | 40 | 40以降はスタミナがほぼ増加しない |
| 体力 | なし | なし | 均一に1.0ずつ増加。装備重量70%以下に調整 |
| 筋力 | 40 | 66 | 両手持ち1.5倍で27が実質40、66が実質99相当 |
| 技量 | 40 | 50(詠唱速度) | 詠唱速度の短縮は50で打ち止め |
| 理力 | 40 | 60 | 魔法威力は60まで大きく伸びる |
| 信仰 | 40 | 60 | 奇跡・呪術の威力は60まで有効 |
| 運 | 通常は不要 | 40(特化時) | 出血や毒の蓄積量に影響。マラソン時に一時的に上げる活用法も |
物理ビルドであれば生命力27以上、持久力40、メイン火力ステータス40を基準に考えると、ポイントの配分がスムーズになります。
魔法系ビルドの場合は理力や信仰を60まで伸ばすことも視野に入れつつ、生命力や持久力とのバランスを調整してください。
素性選びがステ振り直しの自由度を左右する
ステ振り直しでは、素性ごとに決まった初期ステータスより下には数値を下げられません。
つまり、使わないステータスが高い素性を選んでいると、振り直しても無駄なポイントが生じてしまいます。
この仕組みを理解したうえで、代表的な素性の特性を確認しておきましょう。
| 素性 | 特徴 | 適したビルド |
|---|---|---|
| 騎士 | 運が最低値。理力・信仰の合計も低く無駄が出にくい | 物理ビルド全般、上質戦士、信仰戦士 |
| 呪術師 | 運が最低値タイ。理力・信仰のバランスが良い | 呪術、信魔、闇術ビルド |
| 傭兵 | 技量と集中力が高い。体力が低い | 軽装の技量特化、技量寄り魔術戦士 |
| 持たざるもの | 全ステ10のレベル1。最低値のステータスがない | 運特化、レベル1縛り限定 |
多くのコミュニティで「迷ったら騎士を選ぶべき」という定説が広まっています。
騎士は不要になりやすい運が最低値であるうえ、理力と信仰の合計も低いため、物理ビルドではほぼ最適解となります。
持たざるものは一見すると全ステータスが均等で自由度が高そうに見えますが、最低値のステータスが存在しない分、ほとんどのビルドでポイントの無駄が生じてしまう点に注意が必要です。
ステ振り直しのおすすめタイミングと活用例
攻略途中でのビルド変更
ゲーム進行中に新しい武器を手に入れ、筋力寄りから技量寄りに変えたくなった場合などが典型的な活用場面です。
深みの聖堂に到達した段階でステ振り直しが解放されるため、中盤以降であれば自由にビルドを切り替えられます。
PvP用ビルドへの再構築
ストーリークリア後に対人戦へ参入する際、攻略用のステータス配分からPvPに最適化されたビルドへ組み替える使い方が一般的です。
PvPのマッチング帯はSL120〜125前後が主流とされており、この範囲内で最大限の効率を発揮できるよう調整するわけです。
マラソン用の一時的な調整
レアアイテムのドロップ率を上げるため、一時的に「運」へ大量にポイントを振り直すテクニックもあります。
マラソン終了後にもう一度振り直して元のビルドに戻す流れになるため、振り直し回数を2回消費する点は計算に入れておきましょう。
周回直前の最終仕上げ
NG+に突入すると回数がリセットされるため、残り回数をそのまま持ち越しても意味がありません。
周回直前に残りの回数を使い切り、次の周回に最適なビルドに調整しておくのが賢い活用法です。
シリーズ作品とのステ振り直し比較
ステ振り直しの仕様はシリーズ作品ごとに大きく異なります。
本作の仕組みをより深く理解するため、他作品との違いを整理しておきましょう。
| 作品名 | ステ振り直しの可否 | 方法 | 回数制限 |
|---|---|---|---|
| ダークソウル1 | 不可 | そもそも機能が存在しない | ─ |
| ダークソウル2 | 可 | アイテム「ソウルの器」を使用 | 入手数に依存(有限だがマラソン可) |
| ダークソウル3 | 可 | NPC「ロザリア」に青ざめた舌を捧げる | 1周あたり5回まで |
| エルデンリング | 可 | NPC「レナラ」に涙雫の幼生を捧げる | 実質無制限(素材の入手数に依存) |
ダークソウル1ではステ振り直し自体ができなかったことを考えると、本作の5回制限付きでも大きな進歩といえます。
一方、エルデンリングでは回数制限がほぼ撤廃されたため、エルデンリングから本作に移行したプレイヤーの間では「5回は少ない」という声も多く聞かれます。
こうした仕様の変遷には、「キャラクター育成の選択に対する責任の重さ」というフロム・ソフトウェアのゲームデザイン思想が反映されているといえるでしょう。
まとめ:ダークソウル3のステ振り直しを使いこなすために
- ステ振り直しはエリア「深みの聖堂」のNPC「生まれ変わりの母、ロザリア」に話しかけて実行する
- 実行には「青ざめた舌」が1個必要で、ダークレイスのドロップや対人侵入の報酬で入手できる
- 1周あたりの回数は能力の生まれ変わりと外見変更を合わせて最大5回までに制限されている
- 周回プレイに入ると5回の制限がリセットされるため、周回前に使い切っておくのが効率的である
- レベル自体を下げることは不可能で、あくまで現在のレベル内でのポイント再配分に限られる
- 素性の初期値以下にはステータスを下げられないため、素性選びが振り直しの自由度に直結する
- 物理ビルドなら素性「騎士」が最も無駄が少なく、多くのプレイヤーに推奨されている
- ロザリアへの誓約加入は必要だが、ステ振り直しだけの利用ならシーリスイベントに影響しない
- ロザリアがイベントで死亡しても、ステ振り直し機能は引き続き利用可能である
- 生命力27以上、持久力40、メイン火力ステ40をキャップ値の基準として覚えておくと配分がスムーズになる

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