ダークソウル3を進めていくと、カーサスの地下墓を抜けた先に突如として広がる美しい雪景色の都市、冷たい谷のイルシール。
その圧倒的なビジュアルに心を奪われたのも束の間、敵の強さが一段階跳ね上がり、多くのプレイヤーがここで大きな壁にぶつかります。
加えて、複数のNPCイベントが複雑に絡み合い、進行順序を誤ると取り返しのつかない事態を招くこともあるエリアです。
この記事では、冷たい谷のイルシールの基本情報から攻略ルート、ボス戦のコツ、見落としやすい隠し要素、そしてNPCイベントの注意点までを網羅的に解説します。
初見プレイの方はもちろん、周回プレイで取りこぼしを防ぎたい方にも役立つ内容となっています。
冷たい谷のイルシールとは?エリアの基本情報
冷たい谷のイルシールは、ダークソウル3の本編で必ず通過しなければならない必須エリアです。
英語名は「Irithyll of the Boreal Valley」で、雪に覆われた荘厳な市街地が広がっています。
頭上には決して沈むことのない永遠の月が輝き、尖塔のそびえる建物群と相まって、シリーズ屈指の美しい景観を誇るエリアとして広く知られています。
進入するためには「小さな人形」というアイテムが必要です。
これは深みの聖堂のボス「深みの主教たち」を撃破すると自動的に手に入ります。
持っていない場合、大橋の先にある透明な結界に弾かれて先に進めません。
推奨レベルはSL45から65程度で、武器の強化値は+5から+7が目安となります。
生命力は20から35程度確保しておくと、このエリア特有の凍傷ダメージにも対応しやすくなるでしょう。
エリア内には篝火が複数設置されており、順番に発見していけば基本的に一本道で迷うことは少ない構造です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア正式名 | 冷たい谷のイルシール |
| 英語名 | Irithyll of the Boreal Valley |
| 進入条件 | 「小さな人形」の所持(深みの主教たち撃破で入手) |
| 推奨レベル | SL45~65 |
| 推奨武器強化値 | +5~+7 |
| エリアボス | 法王サリヴァーン |
| 隣接エリア | アノール・ロンド、イルシールの地下牢 |
| 篝火の数 | 5箇所(冷たい谷のイルシール、イルシール市街、ヨルシカ教会、街はずれの廃屋、法王サリヴァーン) |
冷たい谷のイルシールの攻略ルートと篝火の場所
冷たい谷のイルシールの攻略ルートは大きく二つに分岐します。
一つはボスである法王サリヴァーンを撃破してアノール・ロンドへ向かうメインルート、もう一つはエリア途中からイルシールの地下牢を経由して罪の都へ至るルートです。
どちらも正規の攻略ルートですが、NPCイベントを失敗させないためには進行順序が極めて重要になります。
篝火「冷たい谷のイルシール」から「イルシール市街」まで
覇王ウォルニールを撃破した先の階段を進むと、最初の篝火「冷たい谷のイルシール」に到着します。
ここからアーチをくぐって大橋を渡り始めると、背後からサリヴァーンの獣が出現します。
非常に攻撃力が高く素早い強敵で、雷のブレス攻撃も使用してきます。
出血耐性が低いため、カーサスの緋刃などの出血武器が有効です。
顔面に攻撃を集中させると大きくひるんで致命の一撃を狙えるチャンスが生まれます。
なお、大橋の先にある結界を獣は通過できないため、走り抜けてしまえば獣は消えます。
ただしスキップした場合、後半の水場エリアで再び出現するため、安全策を取るなら大橋で倒しておくのがおすすめです。
結界を抜けるとすぐに篝火「イルシール市街」が見つかります。
篝火「イルシール市街」から「ヨルシカ教会」まで
イルシール市街の広場から緩い階段を上っていくと、白く透けた長身の幻影がゆっくりと歩いてくる場面に出くわすことがあります。
これは実体ではなく攻撃してこないため、気にせず先に進みましょう。
ここから出現する法王の騎士は、曲剣による連続攻撃や回転切り、追尾する遠距離攻撃など多彩な攻撃手段を持つ強敵です。
攻撃力は高い反面、強靭度が低くほとんどの攻撃でひるむため、一対一に持ち込んで攻撃後の隙を狙うのが基本戦術となります。
花の咲いた円形広場を過ぎ、さらに階段通路を進むと二手に分かれます。
左のカーブした階段を上って建物に入ると、篝火「ヨルシカ教会」に到着です。
途中にある幻の柵を攻撃で消すと隠し階段が出現し、奇跡「ドーリスの蝕み」や杖「妖木の枝」を入手できるため、見逃さないようにしましょう。
篝火「ヨルシカ教会」から「街はずれの廃屋」まで
ヨルシカ教会の裏口から出て左の階段を降りると、暗い建物内部に入ります。
ここにいるイルシールの奴隷は、近づくまで透明で見えにくい敵です。
頭部がかすかに光っているので、それを目印にしながら慎重に進みましょう。
建物を抜けて階段を降りると広い水場に出ます。
大橋でサリヴァーンの獣を倒していない場合、この水場付近で再戦となります。
水場では移動速度が低下する上に、雷ブレスが水面で広範囲に散らばるため危険度が増します。
特別な理由がなければ、やはり大橋で先に倒しておく方が安全です。
水場の左奥にある建物に入るとすぐに篝火「街はずれの廃屋」があります。
ただし、マルチプレイ中はこの方面に霧がかかっており進入できない点に注意が必要です。
篝火「街はずれの廃屋」からボス戦まで
街はずれの廃屋から水場に戻り、下水道へ向かいます。
下水道内には汚水ムカデが徘徊しており、積極的に攻撃を仕掛けてきます。
下水道を抜けた先の厨房にはエストスープの入った鍋があり、飲むとHPが30%回復します。
ロードを挟めば何度でも利用できるため、エスト瓶の節約に役立ちます。
ただし、カタリナのジークバルドのイベントを進めている場合はエストスープを飲まずに話しかける方が安全です。
厨房から先は銀騎士が配置された絵画部屋を経て、法王サリヴァーンのボス部屋へ至ります。
途中でヨルシカ教会へ戻るショートカットを2箇所開通できるため、必ず開通させてからボス戦に挑みましょう。
法王サリヴァーンの攻略法と弱点
法王サリヴァーンは、冷たい谷のイルシールのエリアボスであり、ダークソウル3全体を通しても屈指の強敵として知られています。
右手に魔力の剣、左手に炎の剣を持つ二刀流の剣士で、凄まじい連続攻撃を繰り出してきます。
弱点は刺突攻撃で、各種状態異常に対する耐性もありません。
第1形態の戦い方
戦闘開始直後、サリヴァーンは猛スピードで突進斬りを仕掛けてきます。
この開幕の突進攻撃は、パリィを狙う絶好のチャンスとして多くのプレイヤーに知られています。
基本的な立ち回りとしては、反時計回り、つまりサリヴァーンの右手側に歩きながら戦うと攻撃を回避しやすくなります。
攻撃の隙は短いため、一度に狙うのは1回から2回の反撃に留めるのが安全です。
串刺し攻撃など一部を除き、大半の攻撃はパリィが可能です。
ただし連続攻撃のどのタイミングでパリィを取るかの見極めには練習が必要でしょう。
盾で受ける場合は、炎と魔力の二重属性によりスタミナを大きく削られるため、受け続けるのは危険です。
第2形態の戦い方
体力がおよそ半分以下になると、サリヴァーンは翼を広げて飛び上がり、自身の分身を召喚します。
この第2形態が法王戦の最大の山場です。
分身は本体の次の攻撃を先行入力で繰り出す性質があるため、分身の動きを観察することで本体の次の行動を予測できます。
分身は本体と比べて耐久力が低いので、まず分身を優先して攻撃し消滅させる戦法が有効です。
分身を放置したまま本体を攻撃しようとすると、二体からの同時攻撃で回避が困難になります。
どうしても勝てない場合は、ボス部屋前の床に置かれた召喚サインを活用しましょう。
NPC「黒い手のゴットハルト」は常時召喚可能で、クエスト進行状況に応じて「ロンドールの白い影」や「アストラのアンリ」も呼び出せます。
| 法王サリヴァーン攻略情報 | 詳細 |
|---|---|
| 弱点属性 | 刺突が最も有効 |
| 状態異常耐性 | なし(出血・毒・冷気すべて有効) |
| パリィ | 可能(串刺し攻撃等の一部を除く) |
| バックスタブ | 不可 |
| 召喚可能NPC | 黒い手のゴットハルト(常時)、ロンドールの白い影(条件付き)、アストラのアンリ(条件付き) |
| 第2形態移行 | HP約50%以下で分身召喚 |
冷たい谷のイルシールのNPCイベントと注意点
冷たい谷のイルシールは、複数のNPCイベントが同時進行する複雑なエリアです。
進行順序を誤ると取り返しのつかない失敗を招くケースがあり、初見プレイで全てのイベントを完遂するのは非常に困難とされています。
アストラのアンリ関連イベント
篝火「ヨルシカ教会」内にアンリが待機しています。
話しかけるとジェスチャー「静かな意志」を入手でき、カーサスの地下墓でまだ受け取っていなければ「邪眼の指輪」ももらえます。
ここで重要なのが、教会内の左隅に石像に擬態して隠れているロンドールの老婆の存在です。
この老婆を倒すと魔術「擬態」を入手しアンリを救うことができますが、代わりにロンドールのユリアのクエストラインが即座に終了します。
逆に老婆を放置すると、アンリは暗い穴ルートへ進行し、別のエンディングに関わる展開になります。
どちらのルートを選ぶかで物語の結末が大きく変わるため、事前にどのエンディングを目指すか決めておくことが重要です。
グレイラットの救出条件
不死街のグレイラットにイルシールへの盗み出しを依頼している場合、特定の条件を満たさないとグレイラットが下水道で死亡してしまいます。
救出の条件は、篝火「街はずれの廃屋」付近の厨房でカタリナのジークバルドに話しかけることです。
ジークバルドに話しかけずに法王サリヴァーンなどのエリアボスを撃破すると、グレイラットは確定で死亡します。
グレイラットは貴重な消耗品や装備を販売してくれる重要な商人であるため、生存させたい場合は必ず先に厨房を訪れましょう。
推奨される攻略順序
NPCイベントを保全するための最も安全な進行順序は以下の通りです。
まずイルシール本編を進めて厨房でジークバルドに話しかけ、法王サリヴァーンを撃破してアノール・ロンドを先に攻略します。
アノール・ロンドまで完了した後に、改めて篝火「街はずれの廃屋」からイルシールの地下牢へ進み、罪の都へ向かうのが理想的です。
イルシールの地下牢に先行してしまうと、ジークバルドの厨房イベントやグレイラットの救出が不可能になる恐れがあるため十分注意してください。
見落としやすい隠し要素と重要アイテム
冷たい谷のイルシールには、幻の壁や隠し通路が複数存在します。
気づかずに通り過ぎてしまうと、貴重なアイテムや誓約を取り逃すことになるため、ここでまとめて紹介します。
幻の壁とその先のアイテム
ヨルシカ教会へ向かう途中の祭壇エリアでは、祭壇の右側の壁を攻撃すると幻の壁が消え、奥に「魔力の奇手の指輪」が隠されています。
また、法王サリヴァーン撃破後に進める建物の1階左奥にも幻の壁があり、長い梯子を降りると水没した部屋に出ます。
この部屋にはサリヴァーンの獣が2体同時に待ち構えており、ゲーム全体でも最難関クラスの通常戦闘と広く認識されています。
弓で1体ずつ釣り出して戦う方法が一般的に推奨されており、2体を撃破すると「寵愛の指輪」が手に入ります。
さらにこの部屋の隅には大主教マクダネルがおり、話しかけると誓約「エルドリッチの忠臣」に加入できます。
太陽の長子の指輪の入手方法
祭壇の中央に「太陽の長子の指輪」が見えますが、下からは取れない位置に配置されています。
入手するには、法王サリヴァーンのボス部屋前の高台から飛び降りて祭壇の上に着地する必要があります。
奇跡の威力を大幅に向上させる強力な指輪なので、信仰ビルドのプレイヤーは必ず回収しておきましょう。
ヨルシカの塔と見えない橋
法王撃破後、アノール・ロンドへ向かう回転塔の途中に、一見すると行き止まりに見える場所があります。
ここから実は透明な橋が伸びており、渡った先のヨルシカの塔にいるヨルシカ隊長に話しかけると、誓約「暗月の剣」に加入できます。
塔内では下の足場を慎重に伝っていくことで「絵画守りの曲刀」と「絵画守りシリーズ」の防具一式も回収可能です。
透明な橋の存在に気づかないプレイヤーが非常に多く、見落としやすい要素の代表例として知られています。
凍傷の仕組みと状態異常への対策
冷たい谷のイルシールは、ゲーム中で本格的に凍傷の脅威と向き合うことになる最初のエリアです。
それまでは一部のボスや外征騎士など限られた場面でしか遭遇しなかった凍傷が、ここでは多くの敵の攻撃に付与されています。
凍傷が発生するとどうなるか
凍傷のゲージが蓄積して発症すると、即座に一定量のダメージを受けます。
加えて、一定時間スタミナの回復速度が5%低下し、防御力にあたるカット率も7%減少します。
スタミナ回復やカット率の低下自体はそれほど致命的ではありませんが、発症時の即時ダメージが問題です。
回避や回復の動作中に凍傷が発動して追加ダメージで倒されるという事態は珍しくありません。
壺の破壊に最大の注意を
エリア内に点在する壺を破壊すると、凍傷液が周囲に散布されます。
戦闘中の回避行動でうっかり壺に接触し、壺が割れて凍傷が一気に蓄積するパターンが極めて多く報告されています。
対策としては、戦闘前にあらかじめ周囲の壺を安全に処理しておくか、壺から離れた場所に敵を誘導して戦うことが有効です。
万が一凍傷が発症した場合は、「凍青の苔玉」で解除できます。
なお、凍傷に対する耐性は持久力ではなく生命力で上昇する点も覚えておくとよいでしょう。
アノール・ロンドへの道と銀騎士マラソン
法王サリヴァーンを撃破した後、さらに奥へ進むとダークソウルシリーズの象徴的な場所であるアノール・ロンドに到達します。
初代ダークソウルをプレイした人にとっては、かつて冒険した場所が時を経て変貌した姿を目撃するという、シリーズならではの感慨深い体験となるでしょう。
アノール・ロンドへのルート
法王撃破後の広場を進み、巨人が出現するエリアを抜けて建物内に入ります。
ここから屋根を伝って銀騎士の射撃をかいくぐりながら進み、回転塔のレバーを操作してアノール・ロンドの篝火へたどり着きます。
途中の屋根上ルートでは、銀騎士の大弓による狙撃が非常に厄介です。
走り続けて射線を切りながら一体ずつ処理していく戦法が基本となります。
アノール・ロンドの篝火から大階段を上った先の大聖堂がエルドリッチの待つボスエリアです。
銀騎士を利用したソウル稼ぎ
アノール・ロンドの篝火周辺に配置された銀騎士は、ダークソウル3で最も有名なソウル稼ぎスポットとして知られています。
篝火から出発して銀騎士3体を倒す周回で、1周あたり約10,000ソウルを獲得できます。
副産物として楔石の欠片や楔石の大欠片がドロップするほか、誓約アイテム「約定の証」も低確率で入手可能です。
銀騎士は闇属性が弱点であるため、闇属性の武器を使用するとさらに効率が向上します。
「貪欲な銀の蛇の指輪」や「渇望の盾」を装備すればソウル獲得量を底上げでき、レベル上げや装備購入の資金稼ぎに最適な場所といえるでしょう。
PvPの聖地「法王サリヴァーン後の広場」
法王サリヴァーン撃破後の広場は、ダークソウル3のPvPにおいて最も象徴的な場所です。
通称「ポンティフアリーナ」や「法王前広場」と呼ばれ、プレイヤー間で自然発生的に生まれた決闘文化の中心地となりました。
ファイトクラブの文化
この広場では、赤サインを設置して1対1の決闘を楽しむ「ファイトクラブ」がゲーム発売当初から活発に行われてきました。
半円形のバルコニー状になった地形が闘技場として機能し、観戦者は階段の上から見下ろすという独自の文化が定着しています。
多くのプレイヤーから「フロム・ソフトウェアのゲーム史上で最も印象的なPvP体験」と評されることも少なくありません。
PvPの推奨レベルはSL80から120程度で、特にメタレベルとされるSL120から125の帯域が最も活発です。
エルドリッチの忠臣と侵入対策
誓約「エルドリッチの忠臣」に加入すると、イルシールからアノール・ロンドにかけてのエリアで自動的に他プレイヤーの世界に侵入するようになります。
逆に言えば、残り火を使用した状態でこのエリアを通過する際は、エルドリッチの忠臣からの侵入を頻繁に受けることになります。
侵入を回避したい場合は、残り火状態を解除するのが最も確実な方法です。
篝火付近でわざと死亡して残り火を消す手法がコミュニティでは一般的に知られています。
PvPを楽しみたい場合は逆にチャンスでもあるため、目的に応じて使い分けましょう。
冷たい谷のイルシールの世界観と考察
冷たい谷のイルシールは、攻略面だけでなく、ダークソウル3のストーリーを読み解く上でも極めて重要なエリアです。
アイテムテキストやNPCの台詞、環境の描写から多くの物語が浮かび上がります。
イルシールの成り立ちと支配者の変遷
イルシールは古代都市アノール・ロンドの廃墟の下に築かれた都市です。
暗月の神グウィンドリンが新たな神々の王として統治し、月を崇拝する神々の末裔たちが暮らしていました。
しかし、絵画世界の出身であるサリヴァーンがこの都市に入り込み、やがて法王を僭称して全てを支配下に置きます。
グウィンドリンは神喰らいのエルドリッチに捧げられ、ヨルシカは塔に幽閉されるという悲劇が生まれました。
サリヴァーンはまた、政治的に邪魔な存在を外征騎士として追放し、呪いの指輪を嵌めて獣へと変貌させるという残酷な支配を行っています。
幻影の正体とファンの考察
エリア内を歩いていると、白く透けた長身の幻影がゆっくり歩く姿を目にします。
これらの幻影は過去のイルシールの住人たち、特に獣化する前の外征騎士たちの姿ではないかとコミュニティで広く考察されています。
ヨルシカ教会前で寄り添うように歩く二体の幻影は、冷たい谷の踊り子とボルドが変異前の姿で歩いているのではないかという説が有力です。
このように直接的な説明がないまま環境描写で物語を語る手法は、フロム・ソフトウェア作品の特徴として多くのファンに愛されています。
エルデンリングや他作品との比較
冷たい谷のイルシールは、フロム・ソフトウェア作品全体の中でどのような位置づけにあるのでしょうか。
他のエリアや作品との比較を通じて、イルシールの特色をより明確にしてみましょう。
シリーズ屈指のビジュアルインパクト
カーサスの地下墓の暗い洞窟を抜けた直後に、一面の雪景色と月光に照らされた都市が目の前に広がる演出は、シリーズ全体を通して最も印象的な場面転換の一つとして高く評価されています。
エルデンリングの王都レイルーデルや永遠の都ノクローンとの比較がコミュニティでは頻繁に行われています。
一般的に、初到達時のビジュアルのインパクトではイルシールが最高峰とする声が多い一方、ロアの深さや物語との連動性ではレイルーデルに軍配が上がるという意見もみられます。
レベルデザインの評価
ビジュアルの美しさに対して、レベルデザインの構造そのものについては「一本道寄りで探索要素がやや弱い」という指摘も存在します。
同じダークソウル3の深みの聖堂やロスリック城のような複雑な立体構造と比べると、ルートの分岐が少ないのは事実です。
しかし、ショートカットの配置や篝火の間隔は適切に設計されており、難易度の急上昇を篝火の近さでバランスを取っているという好意的な評価も一般的です。
ブラッドボーンのヤーナムや初代ダークソウルのアノール・ロンドと並んで、「フロム・ソフトウェアを代表するエリア」として名前が挙がることの多い場所であることは間違いありません。
ダークソウル3リマスター版の噂と最新動向
2025年以降、ダークソウル3に関する大きな話題としてリマスター版の可能性が浮上しています。
イルシールを含むエリアのグラフィック向上にも期待が集まっている状況です。
コードネーム「FMC」の情報
2025年7月頃から、フロム・ソフトウェアの未発表プロジェクトにコードネーム「FMC」と呼ばれるタイトルが存在するという情報が複数の情報筋から報じられました。
2026年はダークソウル3の発売10周年にあたることから、記念リリースとしてリマスター版が登場するのではないかとの推測がコミュニティで広がっています。
ただし、2026年2月時点でフロム・ソフトウェアからの正式な公式発表は確認されていません。
「ダークソウル3は現時点でも十分な完成度であり、リマスターの必要性は低い」とする声がある一方で、60fpsの安定動作やロード時間の短縮を望むプレイヤーも多く、意見は分かれています。
変わらないプレイヤーコミュニティの活発さ
発売から約10年が経過した現在も、ダークソウル3のプレイヤーコミュニティは活発に活動を続けています。
攻略Wikiは2025年から2026年にかけても継続的に更新されており、初見プレイ動画や考察動画の投稿も途絶えていません。
エルデンリングのDLCをきっかけにダークソウル3に回帰するプレイヤーも一定数いるとされ、オンラインでの協力プレイやPvPも継続されています。
イルシールの美しさと手応えのある難易度は、年月を経ても新規プレイヤーを惹きつけ続ける魅力を持っているといえるでしょう。
まとめ:冷たい谷のイルシール攻略の要点
- 進入には「小さな人形」が必須で、深みの聖堂のボス撃破で入手できる
- 推奨レベルはSL45~65で、武器強化値は+5~+7が目安である
- 大橋のサリヴァーンの獣は出血が有効で、大橋上で先に倒しておくのが安全である
- エリアボスの法王サリヴァーンは刺突が弱点で、大半の攻撃にパリィが有効である
- サリヴァーン第2形態では分身を先に倒すことで戦闘が安定する
- NPCイベント保全のため、イルシールの地下牢よりアノール・ロンドを先に攻略すべきである
- グレイラットを生存させるには厨房でジークバルドに話しかけてからボスを倒す必要がある
- ヨルシカ教会のロンドールの老婆を倒すかどうかでエンディングルートが分岐する
- 幻の壁が複数存在し、寵愛の指輪やエルドリッチの忠臣の誓約など重要要素が隠されている
- 凍傷対策としてエリア内の壺を不用意に破壊しないことが最も重要である

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