『CODE VEIN II(コードヴェイン2)』について、「ひどい」「つまらない」「理不尽」といった評価が気になっている人もいると思います。
結論からいうと、コードヴェイン2が全面的に不評という状況ではありません。2026年9月20日時点で確認できるMetacriticのMetascoreは70点、Steamの日本語レビューは好評率74%で「やや好評」です。
一方、発売時のレビューではフレームレートの不安定さ、オープンフィールドの作り、敵との戦闘が繰り返しになりやすい点などが批判されました。ビルドの自由度やキャラクター、ストーリーを高く評価する声もあり、何を重視するかで印象が大きく変わる作品です。
また、発売後は複数回の最適化が行われており、2026年9月20日時点の最新バージョンはVer.2.0.2です。発売直後のレビューと現在のゲーム内容は完全には同じではない点にも注意してください。
コードヴェイン2はひどい?現在の評価とメタスコア
コードヴェイン2の評価は、「非常に高評価」でも「圧倒的に不評」でもなく、良い部分と不満点がはっきり分かれている状態です。
Metacriticでは70点となっており、Steamでも日本語レビューの7割以上が好評となっています。「ひどい」という検索ワードだけを見て、購入者の大半が低く評価していると考えるのは実際の集計とはズレがあります。
| 評価指標 | 2026年9月20日時点で確認できる内容 |
|---|---|
| Metacritic | Metascore 70点 |
| Metacriticの批評家レビュー数 | 85件 |
| Steam日本語レビュー | やや好評 |
| Steam日本語レビュー好評率 | 74% |
| Steam直近30日の評価 | やや好評・好評率7割強 |
| GameSpot | 6/10 |
MetacriticやSteamの数値は今後のレビュー追加によって変動する可能性があります。
特にSteamでは、発売直後だけでなくアップデート後にもレビューが追加されます。そのため、発売時のメディアレビューと現在のユーザー評価は分けて見るのがおすすめです。
コードヴェイン2が「ひどい」と言われる主な理由
低評価側で目立つのは、戦闘システムそのものよりも、パフォーマンスやフィールド設計を含めたゲーム全体の完成度に対する不満です。
海外レビューでも、ビルドシステムには高い評価を与えながら、技術面や探索部分を理由に総合評価を下げているケースがあります。
発売時はフレームレートや最適化への批判が目立った
コードヴェイン2で特に批判されたポイントの一つがパフォーマンスです。
発売時のレビューでは、PS5を含めてフレームレートが安定しない場面や、戦闘中の処理落ちなどが指摘されました。ボス戦のように回避タイミングが結果へ直結するゲームでは、フレームレート低下や入力感覚の変化が「理不尽」と感じる原因にもなります。
ただし、発売後はそのまま放置されているわけではありません。
Ver.1.0.4~1.0.7では、敵やボスの処理負荷、エフェクト、NPCの物理処理、敵出現時の処理などに複数の最適化が入りました。Steam版でファストトラベル後に一時的にフレームレートが低下する問題なども修正されています。
Ver.2.0.1でもフィールド上のNPC・敵・オブジェクト・UIなどの処理負荷を軽減する調整が行われています。
そのため、発売当初の「最適化がひどい」というレビューを、そのまま現行Ver.2.0.2の状態だと考えない方がよいでしょう。
一方で、現在あらゆる環境でパフォーマンス問題が完全になくなったと断定できるわけでもありません。
オープンフィールドが広い割に薄いという評価がある
探索部分も評価が分かれるポイントです。
コードヴェイン2では広いフィールドを探索でき、バイクを使った移動も用意されています。一方、海外レビューでは「広くなったことが必ずしも面白さにつながっていない」「似た景観や敵との遭遇が続く」といった意見が見られます。
GameSpotも、フィールドやダンジョンの視覚的な変化が弱いことや、敵との遭遇が繰り返しになりやすい点を低評価要素に挙げています。
前作の比較的コンパクトなエリア構成が好きだった場合、コードヴェイン2の広域探索は好みが分かれやすい部分です。
逆に、各地を回って装備や術式、ブラッドコードなどを集めながらビルドを試す遊びが好きなら、探索範囲が広がったことをプラスに感じやすくなります。
通常の敵との戦闘が単調に感じることがある
「コードヴェイン2はつまらない」という評価では、通常戦闘の反復性も挙げられます。
本作には7系統の武器、ブラッドコード、術式、ジェイル、ブースター、バディなど多数のシステムがあり、プレイヤー側の戦闘手段はかなり豊富です。
その一方で、敵側の種類や遭遇パターンに対して「同じような戦闘が続く」と評価するレビューがあります。
つまり、自分のビルドを作る部分は豊富なのに、それを試す通常戦闘側の変化が物足りないと感じるケースがあるわけです。
ビルド作成そのものを楽しめる人と、敵やステージ側のバリエーションを重視する人で評価が変わりやすいポイントでしょう。
前作にあったオンライン協力プレイがない
『CODE VEIN II』は1人プレイ専用で、オンラインマルチプレイやフレンドとの協力プレイには対応していません。
NPCのバディを召喚して一緒に戦うことはできますが、人間のプレイヤーと攻略するシステムではありません。
前作でフレンドとの協力プレイを楽しんでいた人からすると、マルチプレイ非対応そのものがマイナス評価になり得ます。
これはバグや未完成機能ではなく、本作のゲーム仕様です。
コードヴェイン2で高く評価されているポイント
否定的な評価がある一方、コードヴェイン2には複数のレビューで共通して評価されている部分もあります。
特にビルドの自由度は本作の大きな特徴で、武器だけを変更する一般的なアクションRPGよりも構成変更の幅が広くなっています。
ブラッドコードを中心としたビルド自由度は高評価
コードヴェイン2では、ブラッドコードをビルドのベースにして、武器、術式、ジェイル、ブースター、バディなどを組み合わせます。
ブラッドコードを変更することで能力値や特性も変化するため、一つのキャラクターを作り直さなくても異なる戦闘スタイルを試せます。
GameSpotも、コードヴェイン2の長所としてビルドの柔軟性を挙げています。
片手剣や双剣で素早く戦う構成、両手剣や大槌を使う高火力構成、銃剣を軸にした遠距離型、術式を重視した構成など、攻略に詰まった時に装備そのものを組み替えられるのは本作の強みです。
「強い装備を一つ手に入れたら最後まで使う」というゲームではなく、敵やプレイスタイルに合わせて構成を変えるのが好きな人ほど楽しみやすくなっています。
ストーリーとキャラクターは評価する声がある
ストーリー評価も一方向ではありません。
コードヴェイン2では現在と約100年前の過去を行き来し、英雄たちの歴史へ介入していきます。時間移動と歴史改変をゲーム進行そのものに組み込んでいる点が特徴です。
レビューではストーリー全体への評価が分かれる一方、キャラクターとの小さなエピソードや人物描写を評価する声があります。
バディも単なる戦闘用NPCではなく、召喚して共闘するか、憑依によって主人公を強化するかを切り替えられます。
キャラクターとの関係がブラッドコードなどの成長要素にもつながっているため、ストーリーとビルドシステムが完全に独立していないのも特徴です。
キャラメイクの自由度も本作の魅力
前作からキャラクタークリエイトを重視していたシリーズだけに、コードヴェイン2でもキャラメイクは大きな魅力です。
髪型や衣装、アクセサリーなどを細かく変更でき、自分で作った主人公を長時間使って攻略できます。
ゲーム発売前にはCharacter Creator Demoも配信されており、外見を作って製品版へ引き継げる仕組みが用意されました。
戦闘性能だけでなく、アニメ調のキャラクターを細かく作り込みたい人とは相性の良い作品です。
コードヴェイン2は理不尽?「クソボス」という評価について
コードヴェイン2には「理不尽」「クソボス」といった検索もありますが、ボス戦そのものが一貫して低く評価されているわけではありません。
GameSpotでは通常の敵との戦闘を批判する一方、主要ボスについてはプレイヤーの装備や戦闘システムを活用させる戦いとして長所に挙げています。
問題になりやすいのは、敵の攻撃だけではありません。
発売初期にはフレームレートの変動が戦闘へ影響するという批判もありました。回避やガードのタイミングがシビアな場面では、パフォーマンス問題まで重なると「攻撃が理不尽」と感じやすくなります。
また、本作はバディ、ブラッドコード、武器術式、ジェイルなどを組み替えられるため、特定の構成に固執すると難しいボスでも、ビルド変更によって戦いやすくなる場合があります。
Ver.2.0.1以降は従来の「オリジナル」に加えて「ストーリー重視」モードも追加されました。発売初期の「難易度を下げられない」という情報は現在の仕様とは異なります。
発売時の評価と現在のコードヴェイン2は同じではない
コードヴェイン2のレビューを見る際に気を付けたいのが、レビューされた時期です。
Metacriticなどに掲載されている主要メディアレビューの多くは発売前後に公開されたもので、2026年9月時点までに行われたアップデートをすべて反映した評価ではありません。
| 項目 | 発売初期からの主な変化 |
|---|---|
| パフォーマンス | 複数回の処理負荷軽減・最適化を実施 |
| Steam版 | 一部フレームレート低下やクラッシュ問題を修正 |
| 敵・NPC処理 | AIや出現処理などを最適化 |
| 難易度 | Ver.2.0.1で「ストーリー重視」を追加 |
| クリア後 | Ver.2.0.1で「融和の時代」などを追加 |
| 最新バージョン | 2026年9月14日配信のVer.2.0.2 |
Ver.2.0.2は主に不具合修正のアップデートで、発売後にはそれ以前から複数回にわたって最適化が続けられています。
また、2026年9月9日には有料拡張DLC「Mask of Idris」も配信されました。ただし、これは有料DLCであり、本編の発売時評価と混同しない方がよいでしょう。
無料アップデートで追加された機能と、有料DLCの追加コンテンツも別物です。
コードヴェイン2が合いやすい人・合いにくい人
コードヴェイン2は、何をアクションRPGに求めるかで評価が変わりやすいゲームです。
特に相性が良いのは、キャラクターを作り込みながら、多数の装備や能力を組み合わせて戦い方を変えることが好きな人です。
合いやすい人
- アニメ調のキャラクターデザインが好き
- キャラメイクを細かく楽しみたい
- 装備やスキルを組み替えるのが好き
- ソウルライク系の戦闘が好き
- NPCバディと一緒に攻略したい
- ストーリーやキャラクターイベントも重視したい
- 一つのビルドに固定せず色々な戦い方を試したい
合いにくい可能性がある人
- フレンドとのオンライン協力を最優先したい
- 常に安定したパフォーマンスを最重要視する
- 密度の高いフィールド探索を求めている
- 通常敵にも大量の種類や独自ギミックを求める
- ビルド構築よりシンプルな育成を好む
特にオンライン協力プレイが目的なら注意が必要です。コードヴェイン2のバディはNPCであり、他プレイヤーとの協力プレイには対応していません。
コードヴェイン2は「ひどい」で片付けるより長所と欠点が明確な作品
コードヴェイン2には、発売時のパフォーマンス、フィールドの密度、通常敵との戦闘の反復性など、実際に複数のレビューで批判されている部分があります。
そのため、「ひどい」「つまらない」という評価がまったく根拠のないものとは言えません。
一方、2026年9月20日時点のMetacriticは70点、Steam日本語レビューは好評率74%で「やや好評」となっており、作品全体が一方的に低く評価されているわけでもありません。
ブラッドコードを中心としたビルド自由度、武器や術式の組み合わせ、キャラクター、キャラメイクなどは評価されている部分です。
さらに、発売後は何度もパフォーマンス最適化や不具合修正が行われ、Ver.2.0.1では新しい難易度やクリア後コンテンツも追加されました。現在は発売初期レビュー時点からゲーム内容が変化しています。
コードヴェイン2の評価を見るなら、「ひどいか、神ゲーか」の二択ではなく、ビルドとキャラクターを重視するなら魅力があり、パフォーマンスやフィールド密度を重視する場合は不満が出やすい作品と捉えると実際のレビュー傾向をつかみやすいでしょう。

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